プロフィール

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新型インフルエンザ騒動の怪23=原田和明「豚インフルエンザ報道を検証する 第17回 死者続出もタミフルの副作用?(2)

「インフルエンザ」関連記事のつづき。「新型インフルエンザ騒動の怪22=原田和明「豚インフルエンザ報道を検証する 第16回 死者続出もタミフルの副作用?(1)【訂正版】」の続報。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
世界の環境ホットニュース[GEN] 728号 09年09月16日
・・・・・・

      豚インフルエンザ報道を検証する(第17回)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

第17回 死者続出もタミフルの副作用?(2)

 タミフルによる突然死について、浜氏によれば「タミフルをインフルエンザのかかりはじめに飲むと睡眠薬を大量に飲んだときのような反応が出る。タミフルが脳中に蓄積して突然死させたり、異常行動を引き起こすことは明らかだ」と述べています。浜氏は2005年11月、第37回日本小児感染症学会(三重県)で「タミフルと突然死、異常行動死との関連に関する考察」を発表しました。学会発表後の数日間は、メディアが取り上げたこともあって、タミフルと異常行動との因果関係は、人々に印象づけられました。しかし、浜氏としては突然死の方が被害者も多く、問題があると考えていたので、タミフルと突然死の関係について広く知ってもらいたいと思っているのですが、ほとんどのメディアは異常行動しか取り上げないため、「なかなか叶わないでいる」とのことです。(浜六郎「やっぱり危ないタミフル 突然死の恐怖」2008(株)金曜日)


 その突然死というタミフルの副作用問題を新型インフルエンザの恐怖にすり替える。これが現在進行中のワクチンキャンペーンの実態ではないかと推測されます。死亡例の検証を続けます。



 ●6例目
 女性、60歳代、肺癌、鹿児島県枕崎市
 27日に発熱。
 28日に近医受診、入院。迅速診断でA・B型とも「陰性」にも関わらず
 主治医がPCR検査依頼。人工呼吸器を装着、タミフル投与開始。新型
 インフルエンザの感染が確認された。
 29日0時40分に急性呼吸器不全(成人呼吸促迫症候群)で死亡した。


 インフルエンザかどうかわからない段階でタミフルを投与され、その直後に死亡しています。そして、この女性の場合も、厚労省プレスリリースでは、簡易検査で「陰性」判定にも関わらず、鹿児島県環境保健センターでPCR検査が行なわれ、新型インフルエンザ「陽性」と確認されています。ここでも、簡易検査「陰性」なのに詳細検査(PCR検査)に進み、遺伝子解析なのに「陽性」判定という奇妙な記述が並んでいます。彼女もインフルエンザだったかどうかの疑問も残りますが、タミフル投与後数時間で亡くなっていますので、タミフルによる突然死の可能性は疑っておくべきだと考えられます。

 ●7例目
 女性、38歳、兵庫県たつの市
 28日、前日より発熱や咳、倦怠感などの症状があり、自宅近くの医院
 で受診。簡易キットでA型陽性の診断を受け、タミフルの処方を受けた。
 29日午前1時30分頃、自宅で容体が急変し、姫路市内の病院に搬送
 されたが、午前4時過ぎ呼吸停止、死亡が確認された。


 この女性の場合はPCR検査を受けないままタミフルを処方されています。そして、数時間後に容態急変、呼吸停止となっています。深夜の呼吸停止はタミフルの代表的な副作用です。

 ●8例目
 女性、40歳代、高血圧、北海道利尻町
 29日に 38.7度の発熱があり、午後4時頃稚内市内の医療機関を受診
 した。簡易検査で陽性と診断されたため、抗インフルエンザウイルス薬
 の投与を受けた。(※厚労省プレスリリースには「タミフル」とは書かれ
 ていない。)この日は同市内のホテルに宿泊。
 30日午後2時ごろ、ホテルの室内で 意識がなくなった状態の女性を
 従業員が発見、医師が死亡を確認。女性の死因は急性心不全。女性
 の死後、詳細(PCR)検査を行い、新型への感染が確認されたが、病
 理解剖を担当した医師の診断によると、新型インフルエンザと死亡の
 因果関係は特定できないとのこと。女性は新型インフルエンザ患者の
 聞き取り調査などに従事していた。医療従事者の死者は初めて。


 2009.8.31 20:55 MSN産経ニュースには「抗ウイルス薬、タミフルの投与を受けた」と明記されていますし、他紙もほとんど「タミフル投与」と報道していますので、プレスリリースの「抗インフルエンザウイルス薬」とはタミフルのことと推測されます。厚労省は、この女性もタミフル服用後数時間で急死したことを隠したかったのかもしれません。ところが各紙とも「タミフル投与」と報道。『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No130(2009.9.1号)にも、「公式発表では死因は「急性心不全」とされていますが、典型的な「タミフルによる睡眠中の突然死」と考えられます」と掲載されました。

 睡眠中の突然死はタミフルで起きる典型的な害のひとつにあげられています。1~2回の服用後に起きる「短期突発型」と呼ばれるものです。睡眠中に突然死した場合には、おそらくチアノーゼの状態(血液中の酸素濃度が低下)を経て心肺停止となり、死に至ると考えられています。(浜六郎「やっぱり危ないタミフル 突然死の恐怖」2008(株)金曜日)

 すると、さっそく厚労省と北海道は「女性から採取したウイルスが変異したものかどうかを調べる検査」の合同調査で合意。翌2日に、北海道が 追跡調査を実施してところ、ホテルの部屋から未使用のタミフルが発見されたため、「タミフルを使用しなかったため症状が悪化し、急性心不全を引き起こした可能性あり」と発表されました。北海道健康安全室では「タミフルの服用は、新型インフルエンザの早期治療に有効で、医療従事者でもある保健師がなぜ使用しなかったのかわからない」としています。(9.3 読売新聞)

 厚労省の迅速な対応が却って不自然さを感じさせます。それに、亡くなった女性は新型インフルエンザの感染経路を追跡していた医療関係者でした。タミフルが必要ないと思えば拒否したでしょうし、受け取ったなら服用するのではないかと思います。女性の対応も中途半端で解せません。それに、ほとんどの新聞が第一報で「タミフル投与」と書いたこととの整合性にはまったく触れないのもヘンです。

 それに、未使用のタミフルが発見されたといっても、「タミフルを使用しなかった」とは限りません。「タミフルを投与され、市内のホテルに1人で宿泊」(9.1 朝日新聞)しているのですから、すでに稚内市内の医療機関で受診時にタミフルを服用したのかもしれません。それにホテルの部屋に未使用のタミフルがあったとしても、数日分が処方されていれば、まだ服用されていない分があるのは当然です。

 プレスリリースに「タミフル」と表記するのを避けたり、新聞で「タミフル」と報道されると、「未使用のタミフル発見=タミフルを服用しなかった」と短絡的に決め付けたりして、かえって厚労省の焦りを感じます。

 それにしても、「タミフルを飲んでいたら助かったかもしれない」と思わせるには効果抜群、まさに一発逆転ホームランの報道でした。この追跡調査によって、「タミフルで死んだかもしれない」との疑惑が「タミフルを服用しなかったから死んだ」と結論がまったく逆になりました。
 
 ●9例目
 男性、69歳、肺気腫、慢性心疾患。京都府木津川市
 8月21日から木津川市内の病院に肺気腫で入院。
 25日発熱、簡易検査でA型陽性、タミフル投与。
 26日にPCR検査で「新型」と確定、解熱。
 31日に心疾患治療のため、京都府南部の医療機関に転院。 
 9月1日、容態急変。2日18時半死亡(劇症型心筋炎の疑い)。


  この男性もタミフルの投与を受けています。ただし、服用後短時間で突然死というケースではないため、関連は不明です。転院後に容態が急変していますので、他の薬との 複合的な効果の 可能性を考えた方が いいのかもしれません。「アスピリンなどの解熱剤やステロイド剤使用により感染症が悪化したため、タミフルの害が 強まったと思われる 例があることが最近わかった」(浜六郎「やっぱり危ないタミフル 突然死の恐怖」2008(株)金曜日)とありますし、アスピリンは心筋梗塞予防薬として世界的に定評があるとのことです。転院先の病院が男性にアスピリンを投与してしまったということはなかったでしょうか?

 ●10例目
 男性、70代、慢性閉塞性肺疾患(在宅で酸素療法中)、糖尿病。高
 知県7月20日より慢性閉塞性肺疾患で高知市内の病院に入院。
 8月31日発熱(38℃)。
 9月1日朝、簡易検査でA型陽性、タミフル投与。20時呼吸不全で死亡。


 このケースもタミフル投与直後に突然死しています。

 ●11例目
 男性、90代、非結核性抗酸菌症。宮城県
 8月13日 加美郡内の医療機関に転院。食欲低下、栄養状態の低下。
 8月27日 中心静脈栄養開始。
 8月30日 発熱(38.5℃)
 9月3日  迅速検査でA型(+)、タミフル処方。
 9月6日  午後6:10死亡。


 9月7日のプレスリリースではPCR検査の結果、新型インフルエンザではなかったとのことです。さらに翌日8日に再検査しても やはり新型ではないとの結果でした。「この結果をもって、新型インフルエンザへの感染が否定されたわけではありません。また、明日以降、PCR検査をさらに実施する予定はありません」(2009.9.8厚労省プレスリリース)ということは、この男性はA香港型インフルエンザに感染していたということでしょう。死因も非結核性抗酸菌症の悪化ということですし、高齢でもあり、そもそもPCR検査の前に「11例目」として厚労省が発表を急ぐ必要があったのでしょうか?

 もうすでに「新型インフルエンザで死亡」とのニュースには早くも市民が慣れてしまい、マスコミもセンセーショナルな取り上げ方をしなくなっています。ですから、この11例目の「新型とは確認できなかった」との発表をもってもうこれでプロパガンダのシャワーも打ち止めになりそうな気もしたのですが、12例目が出ました。

 ●12例目(厚労省プレスリリースより)
 男性、45歳 基礎疾患なし、大阪府四条畷市
 9月7日 37.2度、その他の症状なしで、近医受診。簡易検査でA(+)、
 タミフル投与され帰宅。
 9月8日 症状消失し、平熱になる。
 9月9日朝、症状なし。妻が外出から帰宅した11時すぎ、自宅で意識不
 明で倒れていたところを発見。12時過ぎ 死亡確認。夕方6時半 PCR
 検査で「新型」に感染と確認。


 この事例のポイントは「厚生労働省によると、インフル以外の病気が確認されていない人が死亡したのは初めて」(朝日新聞 2009年9月10日10時13分)ということです。

 しかし、このプレスリリースもヘンです。そもそもこの男性は、微熱以外に症状はなかったのにタミフル服用後、「症状消失」ってどういうことでしょう?「男性は3日にのどの痛みを訴え」(2009/09/09-21:55 時事通信)とどちらが正しいのでしょうか? 浜氏はタミフルに解熱作用があることは認めています。しかし、「この作用はタミフルがウイルスの活動を抑えたからではなく、単にタミフルが脳に入り込んで、脳の活動を抑えるからだ」と指摘しています。(浜六郎「くすりで 脳症に ならないために」NPO医療ビジランスセンター2008)

 それにしても、関西圏ではちょっとした体調不良があれば会社を休むような指示でもあるのでしょうか? 会社員はもともと微熱以外の症状もなかったし、翌日には「症状 消失し、平熱に」なって いるのです。さらに、平日の9月9日(水曜日=3日目)の朝も「症状はなく平熱だった」のに仕事を休んでいます。用心のためかもしれませんが、なんとなくひっかかります。

 おかしな点は他にもあります。大阪府が 9月9日 午後8時に 発表した時点では「家族が解剖に同意しておらず、死因は不明」(朝日新聞 2009年9月10日10時13分)だったのが、翌日「保健所が家族に聞き取りを行ない、虚血性心疾患との回答を得た」と発表しています(9月10日午後6時厚労省プレスリリース)。しかし、医療関係の方に確認したところ、「解剖なしに虚血性心疾患が原因で死亡という判断は不可能」との回答を得ました。急遽解剖が実施されたかどうかは不明です。

 それにしても、
簡易検査だけでタミフルを投与され、PCR検査は死後に実施して「新型と死後に認定」というパターンがたびたび登場するのは偶然でしょうか?
--------------------------------------------
■もし、ニセ患者にタミフルをあてがって、しなせていたとしたら、業務上過失致死の おもいヤツにあたるわけで、それを、当局・メディアが 全体でかくしとおそうという構図がみとめられるなら、権力犯罪そのものだ。
■もちろん真相は当局によって かくされている。記者クラブ体制に ズブズブ ハマりこんでいるメディアは、それを つつこうとしない。■したがって、原田さんの疑念は、立証がむずかしいわけだが、当局は これらの矛盾にこたえる責務があるというべきだ。メディアも、おもいこしをあげないと、後世、「マスゴミ時代」として、ひとくくりにされかねない。

■それにしても、実名でデータをあげながら告発する医師の発言には、着目をつづける厚生労働省という構図がうかびあがる。■では、原田さんの告発は、当局やメディア関係者は、よんでいないのだろうか? 検索をかけたら、めについてしまうとおもうんだが。■そして、それらを熟知しながら、しらんぷりをきめこんでいるなら、実に悪質。そして、そういった当局・報道の総動員体制に無自覚な市民ばかりなら、まさに「ハイパー独裁」(田中宇)にほかならない。
スポンサーサイト

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 真理省 1984年 ハイパー独裁 安全

<< 「訓読み」幻想 | ホーム | 【転載】しまくとぅばプロジェクト★しまくとぅばの日スペシャル >>


コメント

権力犯罪が拡大する危険性

「感染疑い」でも治療薬投与を…厚労省通知
9月18日20時10分配信 読売新聞
 新型インフルエンザに感染して死亡した横浜市の小学6年の男子児童(12)がタミフルなどの治療薬を投与されていなかったことを受け、厚生労働省は18日、感染の疑いがある患者については、感染が確定していなくても医師の判断でタミフル等の治療薬を投与できることを改めて周知する通知を都道府県などに出した。

 横浜市などによると、男児は2日午前、高熱を出して医療機関を受診、簡易検査を受けたが陰性だった。この医療機関ではタミフルなどの投与を受けず、翌日に容体が悪化して入院した。
最終更新:9月18日20時10分



新型インフルエンザA/H1N1
すべての感染者に抗インフルエンザ薬を投与すべき
感染症学会がガイドラインを発表
久保田文=日経メディカル

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200909/512295.html
-----------------------------------------
■再三のべてきたことだが、この列島では、本来的なリスクのうえに、それを悪化させる方向での権力犯罪というリスクがのしかかる。まったく、やりきれない構造だ。■後世、タミフルなどが、かえって死者をふやしていたと疫学的に立証されても、関係者たちは結局責任をおわない(おえない)のではないか?■アジア太平洋戦争中に、ヒロヒトをはじめとして、おおくの責任者が責任をおわずに天寿をまっとうしていったように。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。