プロフィール

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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連合が「原発新設」容認へ 民主シフト鮮明に(産経)

連合が「原発新設」容認へ 民主シフト鮮明に
2009.9.16 01:34

 民主党最大の支持団体、日本労働組合総連合会(連合)が、原子力発電所の新設を容認する方針を固めたことが15日分かった。17日の中央執行委員会で了承される見通し。原子力政策では、民主党はマニフェスト(政権公約)で「着実に取り組む」と推進を明言。一方、連合傘下の自治労などが支持する社民党は「脱原発」が党是で、連合はこれまで原発への態度を明確にしていなかった。
 連合の新原子力政策で民主党シフトが明確化し、社民党との距離が広がった形だ。民主党の鳩山由紀夫代表は「2020年までに1990年比で25%減」とする温室効果ガスの削減目標を掲げており、二酸化炭素を排出しない原発新設も環境対策を後押しする有効な手段だとされる。
 昨年夏の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)では、温室効果ガスの「2050年までの排出量半減」を目指すことで一致した。これを受け、連合も温室効果ガス削減に向けた対策やエネルギー政策のあり方を検討。自治労などの各産業別労組からメンバーを迎えて、「エネルギープロジェクトチーム(PT)」を昨年秋に発足させ、議論を続けてきた。
 その結果、温室効果ガスの削減が見込める原子力発電所について「新増設の着実な推進」を政策方針とすることを決めた。17日の中執に報告書を提出する。
 連合ではこれまで、原子力利用について、反原発の姿勢をとる自治労などの旧総評系と、推進派の電力総連などの旧同盟系が対立。双方に配慮し運動方針が定まらず「現状の原発は維持する」と妥協してきた
 民主、社民両党を支持する自治労はPTの報告書について「安全確保と住民の合意は譲れないという考えに立った上で、新設を推進する」としている。



原発関連記事
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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

タグ : ハイパー独裁

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コメント

与党内の原発政策の対立

原発行政 福島氏の見直し発言に、直嶋経産相「ノー」
9月17日11時41分配信 毎日新聞

 原子力発電所の推進と規制の双方を経済産業省が担う行政組織について、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は17日未明の就任会見で「党として提案したい」と見直しに言及した。一方、民主党の直嶋正行経産相は「すぐ見直しは考えていない」と否定。原発政策でずれが表れた。

 原発の安全規制を担う原子力安全・保安院は、推進する経産省資源エネルギー庁の下部機関になっている。民主党も02年、内閣府の下に原子力安全規制委員会を設置して保安院を吸収し、推進と規制を分離する法案(後に廃案)を提案した経緯がある。

 福島氏は「耐震性や安全性の確保は誰もが賛成のはず。経産省と保安院の関係を党として提案していきたい。脱原発政策は変えない」と話した。これに対し、直嶋氏は「同じ経産省にあるのでは安全チェックが機能しないという意見はあるが、すぐ見直して何らかの形にすることは考えていない」と表明。「社民党が脱原発の中でどうしようというのか存じ上げない。必要なら考えを聞くが、我々は安全性を確保した上で推進する立場だ」と述べた。【山田大輔】

連合は原発ジプシーを搾取するのか

なんだか自社さ政権のときの社民の迷走を思い起こす連合の変化です。
いや、笹森元会長が86年に派遣を容認したときと体質が変わっていないと言うべきでしょうか。
ほかに職がなく原発の危険な現場作業をになう「原発ジプシー」とも呼ばれる人たちを連合は切り捨てると言うのです。
原発現地の空洞化や環境破壊とともに。
これは短視眼的な政策決定です。きっと歴史に残る過ちを連合はまた始めたのです。
笹森さんが頭をまるめもしないで派遣村を訪れたのだから、原発容認もこの組織らしいと言えばいいのでしょうか。
里山を守って小川で小規模発電、または太陽光発電などを無視するのもおかしなことではないでしょうか。

労働貴族たち

■崩壊した・いまも残存中の旧社会主義体制(エセ・コミュニズム指向体制)の官僚たちは、自称「労働者の代表者」たちでした。■しかし、資本主義体制にあっても、労働貴族の基本的体質は同質だったとおもいます。「自動車絶望工場」(鎌田慧)や「トヨタの労働現場」(伊原亮司)を黙認・容認してきたのが、労働組合だったように。■巨大労組や厚生労働省に、一部こころある層が実在するにせよ、かれらの大半は、「労働者のみかたを僭称する詐欺師集団」なのだとおもいます。労災つぶしとか、その典型ですよね。

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No834】
                         転送歓迎です

たんぽぽ舎も参加している『9・30臨界ヒバク事故10周年
東京圏行動実行委員会』よりご案内です。

     今年は臨界事故10年目の年-参加しよう
    9月30日(水)広瀬隆さん、山崎久隆さんが講演

テーマは、東海村臨界事故の原因と責任、
     日本の原発の危機的状況について

1.今年の9月30日(水)は、茨城県東海村で起きたJCO臨界ヒバク
 事故10周年となります。
  2度と原子力事故をおこさせないために、当日は2つの行動=イ.
 朝10時より11時まで経済産業省別館前の追悼と抗議行動、ロ.18時
 より21時まで文京区民センターでの講演集会がおこなわれます。
 ご参加下さい。

  当日の講演者、1人目の山崎久隆さんのテーマは、2つ-◎東海
 村臨界事故の原因と責任、◎核兵器を阻止するには非核3原則では
 足りない。
  2人目の広瀬隆さんのテーマは、日本の原発の危機的状況につい
 て-定期検査の延長、原子炉の出力アップ、出力調整運転の強行な
 どの大問題を批判する。
  3人目の大泉昭一・恵子さん夫妻(JCO健康被害裁判原告)は、
 「ヒバクして10年間の闘いと想いについて」です。

2.9月19日に臨界事故10周年全国集会開かる(東海村で)
 9月19日(土)に東海村・文化センター大ホールで「問い続けよう!
 JCO臨界事故」東海村臨界事故10周年集会が行われた。参加者は
 400名。たんぽぽ舎からは5名が参加。
  シンポジウムでは、七沢潔さんが「東海村臨界事故とは何であった
 か?」事故の直接原因と隠された要因(システムとして安全設計に欠
 陥)を指摘。
  相沢一正さんから「臨界事故から10年・今東海村は」JCO事故に
 よって多くの人の人生が変えられた。東海村で臨界事故前のアンケー
 トでは、原子力施設の安全性で安全が62.6%、危険が32.2%だった。
 臨界事故後は安全が14.6%、危険が78.2%と逆転した。
  大泉昭一さん(JCO健康被害裁判原告)は、事故で病院通いになり
 工場も手放した。伴英幸さんより「臨界事故・その後の原子力政策」
 電力の規制緩和で経済性重視の方向へ。
  集会終了後、村内デモへ出発。10年前東海村で起きた臨界事故を風
化させないように、原子力政策の見直しをはかるべく9・30東京圏
集会に多くの方の参加を呼びかけます。日本は原子力事故が起きても
住民は見殺しで補償もしない。原子力は止めよう。 杉嶋拓衛

 9月30日(水) 東海村臨界ヒバク事故10周年、風化させない集会
朝10:00~11:00 経産省別館前
 18:00~21:00 文京区民センター
主 催:9・30臨界ヒバク事故10周年東京圏行動実行委員会
    連絡先:たんぽぽ舎(TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797)

──────────────────────────────
   ホームページと電子メールアドレス変更のお知らせ
 ホームページアドレスは次のように変更となっております。
 http://www.tanpoposya.net/
 メールアドレスは、次のように変更となっております。
新アドレス:nonukes@tanpoposya.net
今後ともよろしくお願い致します。

歴史の皮肉か?

■本日、更新した別記事でかきましたが(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-960.html)、あの重大事故をふりかえる かっこうの日をまえに、「地球温暖化」を いいわけにした原発依存の方針を推進しようという新政権が成立したというのは、歴史の皮肉というほかありません。


温室ガス削減「原発フル活用を」…環境相が意見書
9月29日7時40分配信 読売新聞
 小沢環境相は28日、九州電力が鹿児島県薩摩川内市の川内原子力発電所に計画している3号機増設について、温室効果ガス削減のために3号機を最大限活用するよう求める意見書を直嶋経済産業相に提出した。

 意見書は環境影響評価法に基づく手続きの一つ。これまでは自然保護の観点で書かれてきており、原発活用が盛り込まれたのは初めて。温室効果ガスの1990年比25%削減を中期目標に掲げた新政権の姿勢が反映した。

 原発は火力発電所のように化石燃料を使わないため、二酸化炭素(CO2)排出量を低く抑えられる。2019年度の運転開始を目指す3号機は計画中を含む原発では国内最大の出力159万キロ・ワット。九電が3号機を最大限に稼働させ、火力発電所の出力を抑えると、九電の年間のCO2排出量の約3分の1にあたる700万~900万トンが削減できる見込みだ。

 意見書は建設予定地の海岸はアカウミガメの産卵場所であることから、夜間工事の自粛など、適切な環境保全措置も求めている。



上関原発について会合がある様です

1月10日、13:30~16:30、広島国際会議場「ヒマワリ」
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No886】
                       転送歓迎です

たんぽぽ舎が、読み合わせ会員に限定配布している
「原発いっしょになくそう よせあつめ新聞」に隔号連載されている
「今月の原発」の文章を転載します。(No383-「2月前半号」掲載)
ご参考になれば幸いです。

     ☆☆★ 果てしない恐怖感 ★☆☆

          《たんぽぽ舎 山崎久隆》

火山島九州

 地球上で過去1万年間に起きた火山噴火で最も大規模だったのはどこか。この
問いの答えは「九州南方海上で7,300年前(暦年補正後)の鬼界(きかい)カル
デラの噴火」だ。この噴火により生じた火砕流は九州から山口県をのみこみ、一
帯の縄文文化を消滅させた。また噴出した物質(テフラ)は日本列島を覆い尽く
し、網走でも数ミリが存在している。
 九州南部の海底にあるカルデラは、全て鹿児島湾内に北から「姶良(あいら)」
「阿多(あた)」「鬼界」と並ぶ。地上にある阿蘇、加久藤などとともに九州が
火山地帯そのものであることを物語っている。
 姶良カルデラの外輪山にあるのが今も噴煙を上げている桜島だ。姶良カルデラ
自身が活火山である。なお姶良カルデラは幾つもの火山噴火の結果できたもので、
複合カルデラである。
 九州のカルデラ火山はどれをとっても世界有数の大噴火を起こしており、12万
年前以降に起きたマグニチュード7以上の噴火を6度も起こしている。
 日本中で一万年に一度の頻度で起きるマグニチュード7以上を九州だけで12万
年で6度というのだから、とてつもない火山地帯だ。(火山マグニチュードとは
噴出した物質量を常用対数で表したもの)

「死都日本」の教訓

 「死都日本」という小説がある。30万年前に大噴火をした宮崎県の加久藤カル
デラが再活動し、破局的な大噴火を引き起こすというストーリーである。
現在の霧島火山群がその一部だ。2002年に発表され、宮沢賢治賞など文学賞を受
賞したほか、その科学的正確さも相まって地質学会により表彰されている。石黒
さんの小説では他に「震災列島」では、浜岡原発の原発震災を扱っている。
 石黒さんが「死都日本」を書いたきっかけは、宮崎県中部に住んでいた頃、鹿
児島県の姶良カルデラによる大噴火で発生した火砕流によって形成された「溶結
凝灰岩」を知って驚いたことだという。「死都日本」のシンポジウムに寄せた文
章で石黒さんは「東海地震という巨大地学事件が迫った現在、日本人とはどうい
う地学条件の元に繁殖した生物種なのかということを根本的に考える」ことが必
要と説いている。

何故のHLW(高レベル放射性廃棄物)誘致

 さて前置きが長くなったが、この南九州で地下数百メートルに高レベル放射性
廃棄物(HLW)ガラス固化体を埋め捨てにする「地層処分」候補地に名乗りを
上げるかもしれない町があると聞いて驚愕した。
 一度、2007年にも同じ誘致話が持ち上がったが鹿児島県知事の否定見解を受け
て立ち消えになった。しかしなぜか昨年また再燃しはじめたというのだ。
 誤解を恐れず言うならば、誘致推進派は無知の極みとしかいいようがない。
 この町を「南大隅町」という。場所は鹿児島県大隅半島の南端、自然が豊かで
農業、漁業、観光の町である。
 しかし地下に目を転ずれば、この地が地球全体にも影響を与える規模を持つ巨
大カルデラ、阿多カルデラの縁であることが分かる。
 北は姶良カルデラ、南は喜界カルデラに挟まれた鹿児島湾の入り口にある阿多
カルデラもまた複合カルデラで、指宿、肝属などのカルデラを複合させたものだ。
開聞岳や池田カルデラなど陸地でも多くの火山活動が確認できる。
 これらの火山が再活動をしたとき、その近傍ないし直ぐ上に高レベル放射性廃
棄物ガラス固化体が存在したらどうなるか。
 まともに直撃をすれば、放射性廃棄物はまさしく火山灰を死の灰に変えて世界
中に拡散する。直撃を免れたとしても地下の貯蔵施設は大損傷を受けて放射性廃
棄物が地中に拡散をすればいずれ地表面を汚染し取り返しの付かない災害になろ
う。
 破局噴火だけでは済まず、世界規模の放射能災害になってしまうことに、南大
隅町で高レベル放射性廃棄物処分場誘致を進めている人々には想像さえ付かない
のだとしたら、それは単なる無知である。

いいかげんなNUMOの姿勢

 NUMO(原子力発電環境整備機構)のHPには、南大隅町の評価について、
第四期火山(約180万年前から現在)の15キロ圏内には入っていないから文献調
査の対象となり得るとされている。しかし南九州のカルデラ火山から15キロ離れ
たくらいで影響のない範囲とする考えそのものが常軌を逸している。
 対岸の指宿市には開聞岳や池田カルデラなど有数の火山がひしめきさらに北方
海底は阿多カルデラがある。およそ日本中でも最も適さない地域が九州から四国
にかけての一帯であろう。そのど真ん中の南大隅町で誘致活動をするなど何か悪
い冗談でも聴かされてるようだ。
 「死都日本」では、火山活動を予測した日本政府が緊急対応「K作戦」を発動
させるが噴火の速度に間に合わないという描写がある。
 南大隅町に高レベル放射性廃棄物ガラス固化体を貯蔵する施設を作ってしまえ
ば、火山活動を予測できたとしても再搬出に間に合わないだろう。
 絶対に「ここに作ってはならない場所」なのだ。

福島第一原発プルサーマルの危機

 東京電力が福島第一原発3号機のプルサーマル計画について福島県知事に申し
入れを行い、2月16日、佐藤雄平知事が「1、福島第一原発3号機の耐震安全性
の確認 2、福島第一原発3号機の高経年化対策の確認 3、福島第一原発3号
機に10年貯蔵のMOX燃料の健全性の確認が満たされれば受け入れ」を表明した。
 1999年には実施予定だったプルサーマル計画が、東電不祥事などにより県が白
紙撤回し、今に至っている。
 河北新報は14日に、白紙撤回をした佐藤栄佐久前知事にインタビューを行った。
佐藤前知事は「「1999年の燃料データ捏造(ねつぞう)に始まり、茨城県東海村
の臨界事故、再処理工場の度重なる計画延期、2001年の東京電力の一方的な電源
開発凍結宣言…。結局、4項目の条件は一つも守られなかった。とてもプルサー
マルを実施する状況ではなく、2002年の東電の原発トラブル隠し発覚で大爆発し
た。」「1995年に事故を起こした『もんじゅ』を、また動かすという最近の結論
をみても疑問が残る。原子力安全・保安院を経済産業省から分離していないとい
う問題もある。分離は原子力の安全を語る際の大前提だ」「原子力をどう扱うか
は、その国の民主主義の尺度となる。原子力政策は国民が決定に絡み、了解しな
いと動かない。押しつけでは国民的合意が出てこない。最終処分場の問題が非常
に難しくなっているのは、そこに原因がある」と語っている。
 改めてプルサーマル計画の問題点を挙げれば次の通り。

1 原子炉の安全性を低下させる
2 万一の事故の際に放射能汚染の規模が拡大する
3 使用済み燃料の維持管理が困難になる
4 コストが大きく増大する
5 プルトニウム社会の危険性が増大する

 次回はこれらを解説する。

移動車内につき

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E9%BB%92%E8%80%80
http://www.flintstone.co.jp/20050320.html
http://www.stop-hamaoka.com/2004/sinsai-rettou.html
http://blog.livedoor.jp/stop_hamaoka/archives/18002001.html
http://www.amazon.co.jp/%E9%9C%87%E7%81%BD%E5%88%97%E5%B3%B6-%E7%9F%B3%E9%BB%92-%E8%80%80/dp/4062126087

……静岡大学助教授(当時)の小村浩夫が1981年7月に発表した論文…によると原発から8km以内周辺には8本の活断層が知られており…、ほかに3本のリニアメント(活断層の疑いがある)があるが、そのうち2本が原発敷地内を走っている。
 産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の藤原治と北海道大学教授の平川一臣の2007年の発表によれば、2005年から2007年にかけて浜岡原子力発電所東2キロメートル地点計8ヶ所でボーリング調査を実施し堆積物を調査したところ、8000年以上前から100-200年周期で東海地震が起きていることを確認し、それと同時に、従来想定される東海地震とは別タイプの大規模地震が約4800年前、3800-4000年前、2400年前の計3回発生していることを確認したという。さらに、2400年前以降もう一度大規模地震が発生したとみられることから、藤原は「1000年前後に1度、より大きな地殻変動を起こす地震があることが分かった」…としている。
 また、浜岡原発の立地する地盤は相良-掛川層群比木層 という砂と泥からできた地層であり、工学的には軟岩に分類される。
 2009年08月11日午前5時07分頃、駿河湾沖を震源とする地震が発生した。この際、5号機原子炉建屋に設置されている地震計で最大426galの揺れを観測した(1,2号機は109gal、3号機は147gal、4号機は163gal)…。これらは原子炉が自動停止する120galを超えていたため、運転中であった4号機及び5号機については、原子炉が自動スクラム(緊急停止)することとなった。……

 〔ウィキペディア「浜岡原子力発電所  耐震性についての懸念」〕

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No895】
                      転送歓迎です

       「もんじゅ」は地震に耐えられない

 耐震性の審査は不充分~地震の想定は間違っている

 「もんじゅ」の運転再開に、原子力安全委員会や原子力安全・保安院がゴーサ
インを出した。特に最後まで問題となった耐震安全性については、敷地近傍の地
震を再評価した結果「最大想定の地震による加速度」を600から760ガル
に引き上げて評価してもなお安全性が確保できるとして、耐震補強も合わせて
問題なしとされた。(旧耐震指針での限界地震では466ガル)
 しかしここには大きな落とし穴がある。

 想定外を再評価

 若狭湾は、琵琶湖周辺から連なる多くの活断層群に覆われた有数の地震地帯
だ。15世紀から19世紀にかけても、マグニチュード6を超える地震が何度
も発生し、京都を中心に大被害を出してきた。
 しかし近年特に日本原電や関西電力の原発が立地され、「もんじゅ」の建設が
計画された時期を中心にほとんど地震らしい地震が無く、福井地震(1948、
M7.1)から兵庫県南部地震(阪神淡路大震災1995、M7.3)の間はマグニ
チュード7以上の地震は無かったため、耐震設計の基準となる想定地震は極め
て甘かった。その一つが、敦賀半島を突き抜ける断層群の評価だった。
 当初はこの断層群を複数に分割し、一つ一つ独立した地震源と見なし、最大
でもマグニチュード6.9と評価していたが、最終的にはこれらが連動して起
きる可能性を考慮し、差し渡し60キロの断層として評価、マグニチュードは
7.5まで大きくなった。しかしこのような地震を想定すべきとの主張は「もん
じゅ」立地時から既にあり、当時の想定が大きく間違っていたことを国自ら認め
た格好だが、このような「画期的」評価が出来た理由は、断層群は「もんじゅ」
にもっとも大きな影響を与えるものではないと評価されたからだ。
 「もんじゅ」にもっとも大きな影響を与えるとされた断層は、敦賀半島沖にあ
るC断層と呼ばれる長さ約20キロの断層だ。
 以前から指摘されていた、「もんじゅ」直下にある白木丹生断層よりも遠いの
だが、こちらのほうが影響が大きいとされ、主な評価対象とされた。

 地震の応力に対して裕度がない

 「もんじゅ」の構造は、軽水炉に比べて極めて華奢()だ。原子炉圧力容器は薄
い部分で5センチしかない。PWR型軽水炉では20センチ、BWRでも16セ
ンチだから、その薄さは際だつ。
 軽水炉の場合、内部の圧力はPWRで157、BWRで70気圧あり、それ
をささえるために厚い容器になるが、「もんじゅ」の場合は1.2気圧しかない
ため圧力を支えるためならば1センチあまりで済むという。従って今の厚さはほ
ぼ耐震性能のためである。
 軽水炉は圧力を支えるために容器や管が厚く作られているが、これが結果的
に耐震性に対しても余裕を持つことになった。
 実際に中越沖地震においては、東京電力柏崎刈羽原発は想定地震を超える揺れ
を観測したにもかかわらず主蒸気系配管の場合は震動による応力は許容値(3As)
の約2分の1であった。
 しかし「もんじゅ」の場合、Ss(基準地震動)による発生応力は2次系配管
で許容応力の90%を超える。つまり余裕はほとんど無い。他の配管もおしなべ
て余裕
はない。
 安全委員会などは発生応力を上回る許容値を有するので問題がないとしてい
るが、発生応力など地震の大きさが少し想定と異なったり、想定地震より小さい
地震でも揺れが遙かに大きくなることなどで容易に想定を超える。実例はこれ
まで女川、志賀、柏崎刈羽、浜岡と4連敗状態、にもかかわらず「もんじゅ」は
発生応力を正確に予測できるという根拠は何処にあるのか、安全委員会や専門部
会のワーキンググループの議論を読んでもいっこうに見えない。

 地震の大きさの予測は困難~「もんじゅ」の真下に
 震源断層があることは常識

 地震を予測することは出来るのだろうか。
 起きることさえほとんど予測不可能なこと。なのに起きる地震が「このくら
いで済む」との予測が可能だとする考えに不遜さ(思い上がり)を感じないのだろ
うか。
 地震のメカニズムは近年ようやく分かってきたことであり、原発の立地ラッシ
ュだった頃には知らなかったことばかりだ。特に立地点を決めた根拠に地震の影
響はほとんど考慮された形跡さえない。そうでなければ1944~46年に既
に大規模地震に襲われ、それまでにくり返し巨大地震の発生地点であることは
分かっていた東海、東南海、南海地震の震源域を目の前にして浜岡原発を立地
しようなどと考えるはずがない。
 実際日本で建設された原発のほとんどは巨大地震や津波や火山噴火災害の被
災地域に有る。北の泊原発から南の川内原発まで全てだ。
 「もんじゅ」についても、真下に震源断層があることはほとんど常識となった
今でも、「活断層の真上にはない」とうそぶいているのが動燃から名を変えた日
本原子力研究開発機構である。そういう人々が予測をしているのだから、予測
は極めて怪しいと言わざるを得ない。

 地震の想定は間違っている~「地震を小さく評価する」誤り

 「もんじゅ」の周辺で起きる地震には、マグニチュード7どころか8級のもの
さえ有ると考える研究者も多い。さらに真下にある震源断層が活動をしてマグニ
チュード7以上ともなれば敷地内部の地盤が破壊される可能性もある。既にも
んじゅ直下には破砕帯の存在が確認されており、マグニチュード7以上だと破
砕帯が大きく変位する可能性がある。そうなったら想定そのものが無意味とな
る。地盤が壊れないことが耐震性確保の最低条件だからだ。
 また、7を超える地震になると揺れの継続時間が長くなる。単に地震の加速
度(ガル)による発生応力に耐えるようにしていてもたいした効果はなくなっ
てしまう。
 長時間揺さぶられると震動により発生する揺れの速度が増し、さらに共振現
象も起きるので、それが大きな応力を生む。阪神淡路大震災前にたとえマグニ
チュード7.3の地震を想定していたとしても、それにより阪神高速道路が倒
壊すると評価した人はないだろう。実際に起きえる現象とは、このくらい予測
困難であり、もっと予測できなくなるのがマグニチュード8以上の大地震の時
なので、そのような地震を想定するといまの「もんじゅ」では持たないため、地
震の大きさは直下では6.9止まり、周辺海域でも7級止まりに小さくしたと思
われる。結局現状に合わせて評価をしているだけではないだろうか。

 「もんじゅ」は廃炉に~惨事をさけるため

 未来の話をするのには想像力が必要だ。
「もんじゅ」で起きるかも知れない最悪のシナリオは全世界規模に
放射能災害を拡散させるほど深刻なものだ。このリスクを押してまで
「もんじゅ」の運転にこだわる理由など無い。
即刻廃炉にすべきだ。


「もんじゅ」も当然、疑惑の対象【旧ブログ記事】


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