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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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『つくる会』歴史教科書 横浜市教委、8区で採択 自由社版で初(東京新聞)

「新しい歴史教科書をつくる会」関連記事の続報。

『つくる会』歴史教科書 横浜市教委、8区で採択 自由社版で初
2009年8月4日 『東京新聞』夕刊

 横浜市教育委員会は四日、同市内の一部の市立中学校で授業に使われる歴史教科書について「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)が主導し、自由社(東京)が発行する教科書を採択した。二〇一〇、一一年度に市内十八区のうち港北、都筑、青葉区など八区の七十一中学校で用いられる。同社の教科書採択について、文部科学省は「四月の検定合格以降、他自治体では把握していない」としている。 
 つくる会は、従来の歴史教科書を「自虐的」と批判する学者らで構成。二〇〇〇年度の検定に合格した扶桑社版の執筆にかかわったが、その後、編集方針をめぐり対立し、発行元を自由社に乗り換えた。
 自由社版は、昨年度の同省の検定で、五百十六カ所の記述で誤記などの検定意見が付き再申請を経て合格。扶桑社版と内容の約八割が共通している。両教科書をめぐっては「愛国心を盛り込んだ改正教育基本法に基づくもの」「戦争を美化、正当化している」と、国内外で賛否両論が起きていた。

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■東京都も 右翼がばっこする ひくい「民度」で突出した地域だが、となりの横浜市も、ひどいみたいだ。採用しなかった10区は、すこしマシなのかな?
■まさか、『1984年』(オーウェル)の「真理省」みたいな 情報の恣意的加工を批判的に検討するための素材としてとか、数百箇所にもおよぶ訂正をもとめられた原稿とつきあわせて、どこがどのように「修正」されたのか? 「教科書検定」の調査官の指摘はホントに妥当で、適切な記述になっているのか? 再検討するための素材として 中学生に提供するなんて、高級な実践をしようっていう実験じゃないよね?(笑)

■「特集 原爆をいかに語り継ぐべきか」といった運動には、基本的に反対しないが、重慶爆撃など 日本軍の戦争犯罪も、等価のあつかいで 「反省」しないと、「自由主義史観」の なおれというべきだろう。■アメリカによる戦争犯罪をとうっていう、ナショナリズムとは一旦きりはなした 歴史的な再検討作業が必要なのに(「元米兵ら広島・長崎懺悔の旅へ 国内批判受け謝罪はせず(朝日)」)

■もと親米派が、なんらかの「挫折」「失望」によって 反米派に転向するという「成長物語」は、左翼思想にカブれて、右派に転向する「成長物語」同様、それは、「成長」「脱皮」ではなくて、単なる「老化」「知的動脈硬化」にすぎないことが 大半だ。当人たちが、「自由」「解放」という気分にひたっているだけで。■でもって、そういった右派オジサンたちによる、洗脳テキストを 批判力が不充分な世代のときに あてがわれたんでは、たまらんわけだ。実証史学のマネごとでいいから、史料批判の精神をコピーして、「新しい歴史教科書」も デタラメだらけの トンデモ本のたぐいだという、科学的位置づけができるような段階に達した時点でないと、教育的には、はなはだ まずいと。ま、他社の教科書も、本質的には、大同小異なんだけど。「日本通史という虚構の解体」にまで、ラディカルに 知的冒険をつづける気概があるかどうかってこと。



●「教科書検定 事実誤認も見逃す杜撰さ(琉球新報)」(2009/04/12)
●旧ブログ「新しい歴史教科書をつくる会」関連記事
●日記内「原爆投下」関連記事
●旧ブログ「原爆投下」関連記事
●旧ブログ『夕凪の街 桜の国』関連記事
●旧ブログ「日本通史」関連記事
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タグ : 真理省 ナショナリズム

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『つくる会』扶桑社版教科書 都教委 中高一貫全10校に(東京新聞)

2009年8月15日 朝刊

 東京都教育委員会(木村孟委員長)は十四日、臨時会を開き、来春開校する四校の都立中高一貫校の中学で使用する歴史教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版を採択した。中高一貫の都立中は十校すべてが同会の歴史教科書を使用することになる。
 新設四校は富士高校付属(中野区)、大泉高校付属(練馬区)、南多摩中等教育(八王子市)、三鷹中等教育(三鷹市)の各中学校。公民は三年生から使うため、今回の採択対象にはなっていない。
 ほかに白鴎(はくおう)高校付属(台東区)と両国高校付属(墨田区)、桜修館中等教育(目黒区)、小石川中等教育(文京区)の各学校で使用する歴史と公民も、四年ごとの採択替えで同会の扶桑社版教科書を再び採択。開設二年目の武蔵高校付属(武蔵野市)と立川国際中等教育(立川市)両学校の新三年生が使う公民も、同会の扶桑社版を新たに採択した。
 特別支援学校は採択替えで二十校一分室について同会の扶桑社版を採択した。
 つくる会の教科書は、会の分裂で扶桑社版と自由社版が併存。採択は教育委員六人の無記名投票で行われ、五人が扶桑社版に、一人は扶桑社でも自由社でもないつくる会以外の教科書に投票した。
 都内では杉並区教委がつくる会の扶桑社版歴史教科書を採択している。今月四日には横浜市が一部の中学校で使われる歴史教科書に同会の自由社版の教科書を採択した。
 今回採択された教科書は、新学習指導要領が実施される二〇一二年度に採択替えを行うため、一〇年度から二年間の使用となる。



都が扶桑社の歴史教科書採択
『産経』2009.8.14 23:53
 東京都教育委員会は14日、臨時会を開き、視覚障害特別支援学校を除く都立中学で来春から使用する歴史教科書として、引き続き扶桑社の教科書を採択した。
 白鴎高校付属中学など6校と来春開校する富士高校付属中学(仮称)など4校、特別支援学校20校1分教室が平成22、23年度の2年間、使用することになった。対象の生徒数は計約2380人。
 この日の臨時会は公開で行われ、教育委員6人が9社の教科書を対象に審議。無記名投票の結果、5人が扶桑社版を支持し、賛成多数で採択された。意見などは出なかった。扶桑社版の採択に反対する市民グループなど20人が傍聴したが、混乱はなかった。
 採択後、木村孟・都教委委員長は「委員は(教科書を)十分読んで、それぞれの判断での多数決なので、(採択結果は)よろしいのではないかとしか言えない」と述べた。
 今回は、新しい歴史教科書をつくる会(藤岡信勝会長)のメンバーらが執筆した自由社の教科書も候補に挙がったが、採択されなかった。自由社版は扶桑社版と記述の8割が共通。扶桑社版とは、「昭和天皇のお言葉」に1ページを割り当て、見開きで昭和天皇について記述し、戦艦大和の戦いについても1ページを割いた点などが異なっている。
 つくる会のメンバーらが執筆陣となった教科書は、扶桑社版が12年と16年に検定に合格。しかし、編集方針の対立からメンバーが分裂した。藤岡会長らは現行の扶桑社版について22年度以降の出版差し止めを求め東京地裁に提訴し、著作権をめぐり係争中。
 都内では杉並区教委が12日の定例会で扶桑社版の継続採択を決定した。一方、自由社の教科書は横浜市の8区が採択している。

 ↑ ■冷静をよそおっているが、うれしくってしかたがないんだろうね。(アメリカという宗教帝国同様)「世界の非常識」が通用するかずすくない ローカルな空間だからこそ「成立」するマーケットに依存する新聞社と、自称「研究者」は、「同志」だろうから。
■あそこの組織には、前近代史のプロはいないも同然の詐欺集団だったね。「会のメンバー内に歴史学者が稀少であり、教科書執筆者にも歴史学者がほとんどいない。しいていえば、公立中学校の現役教諭2名はいるが、日本近代史以前の日本史専攻の大学教員はいない…伊藤隆や大石慎三郎の専攻は日本近代史であるが、明治維新以前の日本史についてはいない」【ウィキペディア「新しい歴史教科書をつくる会」】

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