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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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柳川喜郎『襲われて 産廃の闇、自治の光』(岩波書店)

「御嵩町」関連記事



産廃:闇の恐怖生々しく 御嵩前町長が手記


 自宅アパートのエレベーターを降りた時、男2人が棒状のもので殴りかかってきた。骨が折れる音が聞こえ、血が噴き出した--。96年10月に襲撃され、瀕死(ひんし)の重傷を負った柳川喜郎岐阜県御嵩(みたけ)町前町長(76)が、事件を振り返った初の手記「襲われて 産廃の闇、自治の光」が、岩波書店から24日に刊行される。産業廃棄物処分場建設を巡ってうごめく闇の力の恐怖を、生々しく再現した。【栗原俊雄】
柳川喜郎さん
襲撃され、命を落としかけた経験を振り返る
前御嵩町長の柳川喜郎さん
=名古屋市内で、兵藤公治撮影


 元NHK記者の柳川さんは95年、町長選に当選。民間企業による処分場建設計画が進んでいたが、経緯が町民に十分知らされていないことなどから反対した。その後、自宅の電話が盗聴されていたことが判明。また、当時柳川さんが交際していた現在の妻の写真や、個人情報が記された資料が出回った。
 そうした「脅し」の末の襲撃。頭蓋骨(ずがいこつ)陥没、右腕骨折などの重傷を負った。「処分場問題以外、襲われる理由がない」と思ったが、手を引くどころか「ますますやる気になった」という。97年6月、建設計画を巡る全国初の住民投票を実施。約8割が反対票だった。襲撃事件は未解決だが、計画は中止された。
 07年に退任。「エレベーターを降りる時に身構えてしまう」など、今も残る衝撃に耐え、筆を執った。
 「同様のトラブルは全国にある。行政担当者や住民が危険にさらされていることを、多くの人に知ってほしい」
 柳川さんはそう話している。


【関連記事】
◇襲われた政治家◇長崎市長、銃撃される(07年4月17日)
◇襲われた政治家◇浅沼社会党委員長が刺殺される(60年10月12日)
◇襲われた外交官◇ライシャワー米大使刺される(64年3月24日)
◇言論機関への襲撃◇中央公論社社長宅襲撃事件(61年2月1日)
◇言論機関への襲撃◇朝日新聞阪神支局襲撃と週刊新潮手記問題
御嵩町の産廃処分場建設:柳川・前町長、河村・名古屋市長に土地購入持ちかけ /岐阜
栗東の産廃処分場跡地問題:嘉田知事「期限内完了、厳しい状況」 /滋賀
ヒマワリ:反「産廃」の象徴、700本満開 25日に「祭り」--伊賀 /三重
柳川・前御嵩町長:産廃処分場計画の土地、名古屋市に購入要請 /愛知
毎日新聞 2009年7月11日 2時30分(最終更新 7月11日 2時30分)

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■「エレベーターを降りる時に身構えてしまう」というのはトラウマなわけだが、かならずしも 特定されてねらわれているわけではない われわれも、自衛策として 注意をきらさない方がいいのかもしれない。■事実、なにかの理由で つけねらわれるばあいも なくはないわけだし。
ベネディクト・アンダーソンは、アナーキストたちのテロリズム=政治的デモンストレーションが 世界史をうごかしたことに着目しているが、テロリズムにかぎらず、権力犯罪とか、さまざまな物理的暴力への自衛策をとった方がいい時代にいきている(たとえば、被差別的な少数者であるという属性自体が、リスク要因となってしまう)。たまたま当局や特定の組織にとって つごうのわるい人物になってしまったり、ストーカーなどの標的になったり、たとえば高齢者・女性・小児・ホームレスであるといった理由からだけで暴力の標的になったりとか。
■組織的な運動とか、個人の突出した行動によって、世界・社会がかわってしまうことに対しては、個人は無力だ。しかし、組織的な運動とか、個人の突出した行動の標的に自分がおかれてしまうというリスクは、現実的な「ふりかかる火の粉」であり、現実的な自衛策をとるよりほかない。サスペンスものアクションものの映画やドラマの舞台設定にとどまらず、われわれがおかれている「リスク社会」という文脈のなかでの、具体的・現実的リスクとして。
■まあ、こういったことを強調すると、“監視社会”としての、さまざまな装置や制度が強化されそうで、それはそれで、別種のリスクなのだが…。


朝日新聞名古屋社会部町長襲撃 ―産廃とテロに揺れた町―』(風媒社
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タグ : 安全 1984年 産廃処理 テロリズム

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