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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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施行まで1年、課題山積 臓器移植法改正法く(中日新聞)ほか

■「優先順位/存在証明/自己実現/自己満足2」「優先順位/存在証明/自己実現/自己満足3」などでかいたことが、まともな論議もつくされないまま、国会をとおってしまった。


施行まで1年、課題山積 臓器移植法改正法
2009年7月14日 朝刊

 「脳死は一般的に人の死」と位置づけ、本人の意思が不明な場合でも家族の同意があればゼロ歳からの臓器提供を可能にし、13日に参院で可決、成立した改正臓器移植法(A案)は1年後の施行までに、解決すべき課題が山積している。
 「やっとスタートラインに着けたが、これからが大変だ。まず移植医療の意義や重要さを、国民や救急現場の医師に理解してもらわなければ」と、日本移植学会で臓器提供推進担当の常務理事を務める藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)の星長清隆院長は話す。
 現在でも、心停止後の腎臓や角膜の提供は家族の同意だけで可能だが、受諾率は10~20%と低い。脳死移植ではさらに家族の抵抗感が強くなるとみられ、同学会は今後さらに、意思表示カードの普及を図る方針だ。
臓器移植法改正

 医療現場も問題を抱える。救命を最後まで尽くしたという病院側の姿勢が、家族が提供に同意する上での大きな要素となるが、日本の救急医療現場は医師不足で疲弊し、専門医も少ない。小児の救急搬送を24時間体制で受け入れる小児集中治療室(PICU)を備えた施設は、全国に4カ所しかないといわれる。
 患者家族のケアや移植者の選定をする臓器移植コーディネーターも、全国でわずか約70人しかいない。コーディネーターの育成に加え、「家族のケアを専門にするコーディネーターも新たに養成しなければならない。それには、国の予算措置などが必要だ」と、星長院長は話している。


改正臓器移植法成立 柳田邦男さんに聞く
2009年7月14日 朝刊
 脳死は人の死を前提とする改正臓器移植法(A案)が成立した。脳死状態と診断後に亡くなった次男の腎臓を移植のために提供した経験を持ち、厚生労働省の「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」のメンバーでもあるノンフィクション作家、柳田邦男さん(73)に聞いた。
 今回の採決では、ドナー家族への十分なケアや支援をしっかり盛り込んだA案の修正案が否定されたことが重要な意味を持つ。これまでに行われた八十一例の脳死者からの臓器提供を検証し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病になるなどドナー家族が現実に抱える問題が分かった。A案は臓器の数を増やしたいという一点に絞られてつくられたが、参院では、A案提案者自身にドナー家族に配慮する修正条項を加えてほしかった。
 だが、A案推進派のすさまじいロビー活動で、ドナー家族を守ってこそ、よりよい移植医療が行われるという配慮が吹き飛んでしまった。「自分たちは臓器さえもらえばいい。ドナー家族がどんな問題を抱えようと私たちは臓器だけあればいい」と言っているに等しい、ものすごいエゴイズムだ
 とはいえ、法律ができてしまったので、いくつか提案がある。
 臨床現場では脳死になって逝く人の家族に脳死判定や臓器提供などの決断を迫ったり、せかすような場面をつくらないでほしい。あくまでもゆとりのあるみとり、別れが成立するようにしてほしい。「脳死は死」というのは人間が決めたことで、科学的事実などという大うそはつかないでほしい。臓器提供や脳死判定を拒否するのは、悪いことだとか、臓器提供を待つ人に対して犯罪的なことをしているような後ろめたさを抱きかねない。こういうことのないよう、現場の医療態勢や医師らの心得を十分に成熟させてほしい。
 子どもの場合は親・きょうだいへの手厚いケアが必要だ。子どもの終末期のケアや悲嘆に暮れる親への心のケアは遅れており十分な態勢をとってほしい




香川県内の反応/臓器移植法成立
「香川ニュース」(『四国新聞』2009/07/14 09:41)

 臓器提供年齢の制限撤廃などを盛り込んだ改正臓器移植法が13日、成立した。香川県内では「臓器提供者(ドナー)が増える第一歩」と歓迎する声がある一方、「脳死を人の死というのは受け入れられない」との訴えも。提供を待つ側と提供する側、そしてドナー家族が、それぞれの立場で改正法を受け止めた。
【→関連記事】

 全国心臓病の子どもを守る会県支部の山下孝子さん(56)=坂出市=は「やっと一歩前進」と胸をなで下ろす。ただ、「もっと早く国内で子どもの移植ができていたら、息子も素晴らしい人生があったかも」。先天性の心臓病と闘い、2年前に24歳で亡くなった息子の姿が脳裏をよぎる。
 同会では現在、幼い子どもの患者家族らが将来の夢などを語り合う。「子どもを助けたい親の声に耳を傾け、全ての人が命について考えてほしい」と願う。

 一方、「脳死は人の死」と定義したことに対する抵抗感も根強い。
 「心臓は動き、体のぬくもりもある。必死で生きようとしているんです」。4月、1歳9カ月の姉の長男悠希ちゃんが「脳死の可能性がある」と宣告されたという大山未稀さん(19)=観音寺市=は、姉の思いを代弁する。
 ある朝、突然、悠希ちゃんの呼吸が止まり、駆け込んだ病院で医師から聞かされた。ただ、子どもの脳死判定は非常に難しいとされ、現に悠希ちゃんは今も入院先で少しずつ成長。背は6センチも伸び、時にはよだれを垂れ、涙も流すという。
 「正式に脳死と判定されても絶対に受け入れられない」と未稀さん。「笑顔がなくても、そこにいてくれるだけで幸せ。今にきっと元気に泣き出すはず」と希望をつなぐ。

 ドナー家族の思いも複雑だ。これまで県内では、心停止後の腎臓提供が15件あったが、県臓器移植コーディネーターの藤本純子さんは「摘出後、正しい選択だったかどうか心の葛藤(かっとう)を抱える人は多い」という。
 昨年、事故で命を落とした弟の腎臓を提供した県内の会社員男性も「家族で悩み抜いた末の決断だった」と明かす。ただ、摘出から1年後、弟の腎臓で2人が助かったことを聞き、「弟は形を変えて生き続けている。後悔はない」。
 患者家族と向き合う医療現場には「負担の大きい仕事だと思うが、一つでも多くの命をつないでほしい」と期待を寄せた。



「脳死は人の死」、改正法成立
京の関係者 反応二分【京都新聞
 「脳死は人の死」とする改正臓器移植法が13日、成立した。海外渡航に頼っていた小児の心臓移植に道が開け、臓器提供が増えるとの期待の一方で、負担が増える小児医療や救急医療の体制整備の道筋はついていない。脳死判定による「患者の切り捨て」を懸念する声も強い。

 京都の関係者は、法改正をそれぞれの立場から受けとめた。

 ■「道筋できた」、「患者切り捨て」

 「心臓病の子どもを守る京都父母の会」の杉本寿一会長(53)は「衆院での可決から一カ月間、本当に長く感じた。衆院解散とならないよう、ずっと祈っていた」と法成立を喜んだ。「これからが本当のスタート。15歳未満の臓器提供が本当に進むのかはまだ分からない。子どもの命を救うために臓器提供の年齢制限の撤廃が不可欠であることを広く社会に認知してもらうことが大切だ」と話した。

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)は今月、改正法の下での脳死判定や増加が見込まれる脳死移植手術への対応を検討する「移植医療体制委員会」を立ち上げた。上本伸二教授(肝胆膵(すい)・移植外科)は「臓器提供は家族の判断に委ねたいという人の善意を生かす道ができた。移植を待ち続ける患者が希望を持てるようになる」と期待した。「本人や家族の意志を確認し、尊重することがますます重要。子どもの脳死判定は、虐待の有無も含め慎重な判断が求められる。法が施行される1年後までに病院の体制整備と医師の教育をきちんと行いたい」と気を引き締める。

 一方、「頭部外傷や病気による後遺症をもつ若者と家族の会」京都府支部の牧圭子支部長(61)は「脳死判定と臓器提供を義務付けるような風潮になるのが怖い」と危ぶむ。「子どもをはじめとする脳死判定については、医師の間でも意見が分かれている。脳死とされた人でも、体の一部分が動いていたり、温かかったりする。あいまいな判定で、大きな病気やけがを乗り越えて生きることを断念させられることは絶対にあってはいけない」と話した。

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■高村薫氏も のべていた(『週刊現代』)が、まともにかんがえる能力・責任感のない連中が、政局がらみで、拙速にとおしてしまった法案であることは、確実だ。■あとは、運用面で、暴走しないように監視していくしかなくなった。

■ちゃんと かんがえぬいている ひとびとは実在する。しかし、かれらの議論は、まともにかんがえる能力・責任感のない連中によって無視される。あるいは、きいたフリだけされる。■愚劣な 間接民主制という、茶番がくりかえされる。後世、冷笑と憤怒によって検証されるだろう。そういった愚劣さは、きづいた層が、運用面で暴走阻止にまわるほかない。


http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php7月7日厚生労働委員会
●てるてる日記
http://terutell.at.webry.info/200907/article_1.html
●キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/23017.html
●脳死・臓器移植2009
http://www.arsvi.com/d/ot2009.htm

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タグ : 真理省 1984年 安全 ハイパー独裁

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かんがえているフリしている連中の所業

「国民の命、置き去りに」=患者3団体、肝炎基本法廃案に抗議
7月15日17時22分配信 時事通信

 B型、C型肝炎ウイルス感染者が求める医療費助成などを盛り込んだ肝炎対策基本法が、国会の事実上の閉会で廃案となることを受け、患者らでつくる3団体が15日、厚生労働省で会見し、「政党間の争いで踏みつぶされた。国会は命より政局を優先するのか」などと抗議した。
 薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は「肝炎患者は見殺しにされたも同然」と痛烈に批判。B型肝炎訴訟の原告女性は「集めた30万人分の署名がむなしいものとなった」と肩を落とした。
 




肝炎対策基本法、廃案も「あきらめるわけではない」

 肝炎患者に対する医療費助成を盛り込んだ肝炎対策基本法が今国会で廃案になるのを受けて、患者3団体が7月15日、厚生労働省内で記者会見を開き、患者支援法の早期成立のために運動を続ける決意を述べた。
 日本肝臓病患者団体協議会の村田充監査は廃案について、「非常に残念でならない」と述べ、「毎日120人にも上る尊い命が、肝硬変、肝臓がんで亡くなっている。患者や家族にとって待ったなしの状況だ」とした。薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は、「国会に問いたい。優先するは政策より政局か」と批判。医療問題弁護団の鈴木利廣代表は、「廃案になったからといってあきらめるわけではない。新しい国会でわれわれは運動を続ける」と述べた。
更新:2009/07/15 21:45   キャリアブレイン

『紙の爆弾』(10月号)の58~61ページには

佐藤雅彦さんというひとによる、脳死臓器移植批判がのっています。参考までにどうぞ。

『再生医療』という雑誌があるそうですが

その最新号(2010年2月号)では「移植医療と再生医療」という特集をくんでいます。

http://www.m-review.co.jp/magazine/mag40/map_40.htm

みぎ、おしらせまで。

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