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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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意外でもなんでもない展開としての、東国原氏の言動

東国原宮崎県知事関連の記事をひさしぶりに。■毎日新聞宮崎版の政治コラムから。


だれやみ日記:知事への出馬要請 /宮崎

 「私を総裁候補として戦う覚悟はあるのか」

 テレビで人気の東国原英夫知事を選挙の看板に利用しようとする自民党の古賀誠選対委員長に、知事が突きつけた破天荒な条件に「傑作なジョークだなあ」と感心した。ところが、実はジョークではなかったらしい。

 「私を総務相にしてくれれば、宮崎県知事を辞め、自民党から立候補します」とでも東国原氏が言えば、途端に生臭くなる。しかし「自民党総裁候補にしてくれ」という話は、あまりに非現実的だから出馬要請を断るジョークでも通用する。

 だがよく考えれば、総裁ポストよりも一見現実味がありそうな総務相ポストも、国交相ポストも、自民党は東国原氏に用意できない。なぜなら各種の世論調査によれば、与党政権の存続を望む国民は少数派だからだ。党のルール変更で用意できる総裁ポストの方が、少しは現実味がある。権力の座から転落する時は、これほど無力なのである。

 ともあれ、知事に出馬を要請した自民党は、政権維持のためなら宮崎県民の都合など何も考えていないことが分かる
。同時に、宮崎県知事ポストも握りたいのだろう。

 「私は本気だ」と言う東国原氏も、自民党が要求をのんだ場合、知事を辞めると宣言した。「政治のしろうとでも、情熱があれば日本を変えられる」という理想を突き詰めれば、本人の中では、そういう結論になるのだろう。県民も覚悟を決めておいた方がいい。

 今回の知事の要求は、自民党の権威を相当程度破壊した。「ここまで足元を見られるとは」と感じた国民は多いはずだ。虫のいい魂胆で知事に近づいた古賀氏はジレンマに陥った。要求をそのままのめば「選挙のためなら何でもありか」と軽く見られ、逆に要求をければ旧態依然の体質と見られる。まあ、要求通り総裁「候補」にさえしておけばいい、という作戦もあり得るだろうが……。<宮崎支局長・大島透>
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毎日新聞 2009年6月28日 地方版

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■当人のシナリオどおりにいくと、「現在まで、歴代で唯一内閣総理大臣に就任していない自民党総裁となっている」、河野洋平衆議院議長の二の舞になる→「現在まで、歴代で内閣総理大臣に就任していない自民党総裁は、河野洋平と東国原英夫の二人だけである」といった記述にかきかえられる→…といった、かなり皮肉な展開になるはずなのに、なんでかなぁ?と、おもっては いた。だが、総務大臣ポストの要求は、妙になまぐさいだけでなく、すくなくとも 次期内閣でのポストとして現実性にかけるのだった。それからすれば、大島透氏のいうとおり、「自民党総裁候補」ポストの方が、「党のルール変更で用意できる」という意味で、ずっと実現性があると。■テレビ同様、というか、テレビという広告媒体あっての人気を充分ふまえた「出世すごろく」を上昇中の おわらいタレントとしては、宮崎県知事ポストも自民党総裁ポストも全部、「めだって なんぼ」の ふみ台にすぎない。しかも、「政権維持のためなら宮崎県民の都合など何も考えていない」自民党首脳部が、「虫のいい魂胆」でもって ちかよってきてくれた千載一遇の機会をみすみすすてるはずもない。「タレント政治家」として何年もつか、それ自体不透明な存在であることは重々承知している、ご当人。ダメもとで知事選にのぞんだのと同様、ダメもとで自民党総裁選に出馬できたとしたら、それだけで、「出世すごろく」の「あがり」といってもいいかもしれない。
■冷静にふりかえってみれば、自民党総裁ポストは、近年ずーっと、最大派閥の領袖が多数派の代表としてつくという構造をこわしたままだっただろう。どいつも こいつも、「キング・メーカー」とやら、黒幕数人の密議の結果、たなボタ式に ころがりこんだポストだった気がする。宇野宗佑もと首相あたりからずっとね。いや、竹下登もと首相などを例外とすると、多数派工作を自力でやってのけて首相ポストをかちえた人物の方が少数派かもしれない。佐藤栄作田中角栄福田赳夫といった大物政治家数人を例外としてね。■どうせ「たなボタ総裁」なら、おわらいタレントの「あがり」だって、問題ないのかもしれない。「ワンフレーズポリティクス」をはじめとして、テレビうけするパフォーマンスで「民意」をみかたにつけて、ねまわし政治をおさえこんでしまうという意味では、「ポピュリズム (Populism)」を意図的に利用する政治家として、当然の選択肢だろう。■その意味では、意外にみえて、必然的展開だったともいえそうだ。
■しかし、意外でもなんでもない展開だとはいえ、「政権維持のためなら宮崎県民の都合など何も考えていない」自民党に なめられ、そういった ごつごう主義の政党を またいいように利用しようとするタレント知事にも二重になめられている選挙民。■去年「宮崎の緊急事態」???でかいたとおり、選挙民は、かなりの程度、自己責任で現在の事態をまねきいれたことを自覚しなければなるまい。すくなくとも、棄権もふくめて、「死票」となった層以外はね。



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