プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

情報弱者・生活弱者としての「外国人」施策

■前便「【転載】第11回日本言語政策学会大会(昭和女子大学)」つながりのリンク集をつくっておく。【「“”」でくくったものは、Google検索結果】

“外国人労働者問題関係省庁連絡会議”
□ 根拠・構成員

□ 資  料
“外国人労働者問題関係施策について”

□ 取りまとめ
平成21年 1月16日   「「生活者としての外国人」に関する総合的対応策」の実施状況について
              「生活者としての外国人」に関する総合的対応策 関係予算(平成21年度予算案)
平成20年 9月11日 「「生活者としての外国人」に関する総合的対応策」の実施状況について
              「生活者としての外国人」に関する総合的対応策 関係予算(平成21年度概算予算)
平成20年 2月15日 「「生活者としての外国人」に関する総合的対応策」の実施状況について
              「生活者としての外国人」に関する総合的対応策 関係予算(平成20年度予算案)
平成19年 9月 7日 「「生活者としての外国人」に関する総合的対応策」の実施状況について
              「生活者としての外国人」に関する総合的対応策 関係予算(平成20年度概算要求)
平成18年12月25日 「生活者としての外国人」に関する総合的対応策 〔概要本文
平成18年 6月20日 「生活者としての外国人」問題への対応について(中間整理) 〔概要本文

“ 「生活者としての外国人」問題への対応”(平成18年6月20日 外国人労働者問題関係省庁連絡会議)
“「生活者としての外国人」のための日本語教育事業”
“ 「生活者としての外国人」に対する日本語教育の内容”(文化庁日本語小委 H20.11.27)

“定住外国人施策”(内閣府共生社会政策統括官
 →“定住外国人支援に関する当面の対策について”(内閣府)

“外国人研修・技能実習制度の現状と課題”衆議院調査局法務調査室

“CLARINETへようこそ”(文部科学省)
“初等中等教育における外国人児童生徒教育の充実のための検討会”
“外国人児童生徒教育の充実方策について”(文部科学省)
”日本語能力の測定方法及び体系的な日本語指導のガイドラインの研究”
“日本語指導が必要な児童・生徒”
 
“ブラジル人学校等の実態調査研究結果について”(文部科学省)

”地域における日本語教育の体制整備について”(文化庁)

“日本企業における外国人留学生の就業促進に関する調査研究”(経済産業省)
→『平成18年度 留学生の就業促進に関する調査研究」について』(経済産業省/文部科学省)
“アジア人財資金構想共通カリキュラムマネージメントセンター事業”“海外技術者研修協会”
 =経済産業省委託事業
 →「平成20年度 アジア人財資金構想共通カリキュラムマネージメントセンター事業報告書
 →「平成19年度 アジア人財資金構想共通カリキュラムマネージメントセンター事業報告書

“多文化共生の推進に関する研究会 報告書”

“外国人材受入問題に関する第二次提言”日本経済団体連合会


“やさしい日本語”弘前大学人文学部社会言語学研究室
“新版・災害が起こったときに外国人を助けるためのマニュアル”

田尻英三ほか“外国人の定住と日本語教育”ひつじ書房
●田尻英三 〔編〕“日本語教育政策ウォッチ 2008―定住化する外国人施策をめぐって” (ひつじ書房)
春原憲一郎〔編〕“移動労働者とその家族のための言語政策”(ひつじ書房)
●外国人研修生問題ネットワ-ク『“外国人研修生権利ネットワ-ク”“外国人研修生 時給300円の労働者”』(明石書店
●田中慎也・木村哲也・宮崎里司〔編〕“移民時代の言語教育”“ココ出版”
---------------------------------------------
■票田にならないということで、こしがおもい「政」界はともかく、「官財学」は、1990年代から 無策ではなくなっている。すくなくとも、「会議」「作文」「施策」、そして それらをささえる「予算」が講じられてきている。■「企業での社会保険加入率が低かったり、住宅、日本語研修、安全衛生等に関する外国人という特性を勘案しての特別な措置を、企業の責任で対応しているところが少ないので、現状では、雇用に伴うコストが日系人労働者のほうが日本人労働者より低い…『これらの費用をすべて支払った場合の日系人労働者の一人一カ月当たりの労働コストは、日本人の場合に比して高くなる』」(労働省職業安定局『外国人労働者受入れの現状と社会的費用』,労務行政研究所 1992)といった指摘をすでにしている報告書とか、つい最近の財界の「公式見解」であるはずの“外国人材受入問題に関する第二次提言”日本経済団体連合会)と、「時給300円」みたいな現場実態という、ものすごいミゾがあろうとね(“外国人研修生権利ネットワ-ク”“外国人研修生 時給300円の労働者”』)。

“日本語教育政策ウォッチ 2008―定住化する外国人施策をめぐって”“移動労働者とその家族のための言語政策”という本にいたっては、日経連幹部に「不法滞在者対策も必要となってきているが、ただ単に入管法に違反して滞在している者を摘発するというのではなく、素行が良く日本国内で生活基盤が確立しているような不法滞在者には個別に合法的な滞在を認めるという、在留特別許可などの合法的措置をとることも重要である」(2文献それぞれ、p.99,p.60)といった発言までさせている(井上洋「経済社会に活力をもたらす外国人の力―外国人受け入れ問題に関する日本経団連の考え方」)。■これが法務省などの見解とぶつかることは、いうまでもないが、もし財→政→官という方向での圧力が法制化されれば、カルデロンさん一家の問題や先年のイラン人一家をめぐる騒動など、発生しようもなかったことになる。
“外国人材受入問題に関する第二次提言”日本経済団体連合会 p.13)から「経済社会に活力をもたらす外国人の力―外国人受け入れ問題に関する日本経団連の考え方」に転載されている「図表8 外国人住民への生活支援(イメージ図)」(p.70)であげられるとおり、「国・自治体・地域の民間企業」が本気で責任を分担してきていたら、ほとんどの問題は発生しなかったような気もする(ゴミ収集とか、ちいさな問題はおきたにせよ)。

■「官財」が、ひたすら社会問題化をさけようとしていること、「外国人看護師」導入といった問題で、「政官」がうごくほかなくなってきたこと、それをネタにする「学」の面々が急増中というのも、事実。■だから、「生活者」の「権利保護」という風に、そのまま 字句どおり うけとめるわけにはいかない。“パターナリズム”とよばれる、父権主義的保護=管理主義支配にもとづいた施策がちらつくし、これまで 充分な日本語能力をもっていない方が つごうがいい、といったホンネを「労働最前線」がかかえつつ、文化的な適応・定着の保証を行政・大企業等がしてこなかった(「コスト」問題から逃避しつづけてきた)体質、いまごろになって、「充分な日本語能力があるかどうか判定して、入国をみとめる」だとか、「入国まえに充分な日本語能力をみにつけてくるのは、当然の前提」だなどと、急に「関税障壁」みたいな方針転換をはかるのは、きたないというものだろう。
■というか、低賃金労働力がないと たちいかない「現場」(≒国際市場における全時代的業界)と、おなじく「コスト」負担はせずに「安全安心空間」を維持したいなどと、ごつごう主義の入管体制や警察・司法の、うめがたい対立もすけてみえる。■「労働力輸入」という施策次元では、正反対の結論をみちびきだすんだが、「コスト・カット」という論理では、そっくりというのも、実にものがなしい「経済大国」の 内実を象徴している。
■ともあれ、“生活者としての外国人”という表現には、監視が必要なようだ。


【関連記事】
“「生活者としての外国人」の管理強化がねらわれている”(livedoorニュース 2008年01月18日)
●日記内「研修生」関連記事
●旧ブログ内「研修生」関連記事
●日記内「多文化」関連記事
●日記内「入国管理」関連記事
●日記内「田尻英三」関連記事
●旧ブログ内「田尻英三」関連記事
“寺倉憲一”“我が国における留学生受入れ政策―これまでの経緯と「留学生30万人計画」の策定―”
“留学生30万人計画”
“平成21年度国際化拠点整備事業”
スポンサーサイト

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 日本語 多文化 外国人労働者 入国管理

<< 新型インフルエンザ騒動の怪7 | ホーム | 【転載】第11回日本言語政策学会大会(昭和女子大学) >>


コメント

色々検索しておりまして、

日本経済で検索していたらここにたどり着きました。

とても興味深い記事を書かれていますね。

私の友人ですが、こちらも面白い記事を書いているので、是非遊びに来てくださいね。

http://blog.livedoor.jp/yume2323/


ありがとうございます

小林哲人さま

■コメント・リンクありがとうございました。
■当方、いわゆる「経済人」ではありませんし、入国管理行政や 外国人労働力を要する業界にも属しておりませんが、経済的・文化的・法的な諸次元で、さまざまな賛否がわきあがり、それが、あまり整理されていない感情論であったりとか、自分たちの利害のために つごうよく合理化された議論ばかりだったりして、ゲンナリしているものです。

■ちなみに、過去記事をいくつかおよみいただけばわかりますが、当方は、(1) 財界や石原東京都知事のように、「自分たちにとって つごうのよい労働力を国外から調達するのは当然」、というたちばに賛同しませんし、同時に、(2) 文化的・経済的な両面から、外国人労働力は「おやとい外国人」「すけっと」的に、高度な専門人だけを少数厳選していれるべきで、あとは実質「鎖国」し、低賃金労働は「国外」で(≒ニセ「観光客」も、きびしく監視)…的な排外主義にも批判的です。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


厳選リンク集2

【法律】 ・民法ハイパーリンク(http://saini-office.web.infoseek.co.jp/free/6-law-min/min-all.htm)  ←ハイパーリンク法律情報web(http://saini-office.web.infoseek.co.jp/abc/index1.htm)


シンポジウム 「あすの日本語教育と留学生政策を考える」

シンポジウム 「あすの日本語教育と留学生政策を考える」 ―前文科副大臣と文化庁長官を招いて―


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。