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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「捜査は妥当」「残念」 足利事件で元県警幹部(下野新聞)

■「「DNA鑑定」の精度神話と、密室としての取調べ室」の続報。


「捜査は妥当」「残念」 足利事件で元県警幹部
(「下野新聞」6月4日 15:39)
 足利事件で●●●●さん(62)の釈放が決まった4日午前、1990年の事件捜査にあたった元県警幹部らは「捜査は妥当だった」と強気の姿勢を示す一方、「事件のことは思い出したくない」と複雑な表情をみせた。
 「えっ、そうなの」。県警職員は庁舎内で●●さん釈放決定のニュースを見ると、絶句。刑事部長室の隣の刑事総務課では、声をひそめて話し合う職員の姿も。
 当時の刑事部長(75)は「無罪が確定したわけではない。問題はこれから。法律に基づいて妥当な捜査をし、自供も得ている。(●●さんが)やったと信じている」と話した。
 当時の足利署長(75)は「残念だ。当時は手を尽くしてやったが、どういう捜査が足りなかったのか」と言葉少な。
 別の捜査幹部は●●さんの釈放決定を県警関係者から4日朝、電話で知らされたという。自宅前で記者に「何も言うことはない」と繰り返し、いらだちを隠せない様子。「もう思い出させないでくれ」と記者の質問をさえぎった。







足利事件「慎重に判断した」 担当元裁判官

 足利事件で無期懲役がいったんは確定した●●●●さん(62)が釈放され、再審開始が決定される見通しになったことについて、有罪とした判決や決定に関与した元裁判官は4日、取材に対し「慎重に判断した結果だった」などと話した。

 2000年に上告を棄却した元最高裁判事の一人は「当時の証拠や全体の審理を踏まえた上で慎重に出した決定だったという思いは変わらない。新しく出てきた証拠で劇的に状況が変化し、検察が対応したということは理解できる」と話した。

 別の元判事は「当時の判断は判決理由に書いてある。それ以上のことは言うべきではない」と言葉少なだった。

2009/06/04 18:13 【共同通信】

……
捜査段階からの全過程調査へ 足利事件で最高検【下野新聞】
●●受刑者、異例の釈放へ 足利事件、再審無罪の公算大【共同通信】
「捜査は妥当」「残念」 足利事件で元県警幹部【下野新聞】
「よかったのひと言」 喜ぶ支援者、弁護団【下野新聞】
足利事件の●●●●さん釈放 逮捕から17年半ぶり【共同通信】
●●●●さん釈放 逮捕から17年半ぶり 足利事件で無罪公算大【下野新聞】
……
もっと知りたい ニュースの「言葉」

裁判官(2000年9月11日)刑事・民事の裁判や各裁判所の管理、運営事務を担当する国家公務員で、法律上は最高裁長官、最高裁判事、高裁長官、判事、判事補、簡裁判事の六種類。憲法はいわゆる「裁判官の独立」を規定しており、国会の弾劾裁判など憲法の手続き以外は罷免されず、意に反する異動、職務停止、減給なども受けない身分保障がある。現行は原則として、法曹資格を取得当初から判事補に任官、十年後判事に昇任する「キャリアシステム」が採られている。

足利事件(2009年6月4日)1990年5月、栃木県足利市のパチンコ店に父親と来ていた保育園女児=当時(4)=が行方不明になり、近くの河川敷で遺体が見つかった。県警は91年12月、店の客だった●●●●(●●●・●●●●)受刑者(62)を逮捕。●●受刑者は一審途中から無罪を主張。物証が乏しく、自白やDNA鑑定の信用性が争点となった。最高裁は2000年、一、二審に続きDNA鑑定の証拠能力を認め、無期懲役が確定。再審請求は宇都宮地裁が08年に棄却し、即時抗告を受けた東京高裁が職権でDNA型の再鑑定を実施していた。

無期懲役(2008年7月5日)期間を定めない懲役刑で、死刑に次ぐ刑罰。2006年に一審で無期懲役を言い渡された被告は99人。刑法の規定により、服役が10年を経過し改悛(かいしゅん)の情がある場合、地方更生保護委員会が再犯の恐れがないことや社会の感情(被害者の意見含む)などを審理し、仮釈放を許可することができる。仮釈放を申請するのは刑務所長で、受刑者が求めることはできない。




●●受刑者、異例の釈放へ 足利事件、再審無罪の公算大

 栃木県足利市で1990年、保育園女児=当時(4)=が誘拐、殺害された事件で、東京高検は4日、●●●●受刑者(62)=殺人罪などで無期懲役確定=の再審開始を認めるとの意見書を東京高裁に提出した。●●さんを服役先の千葉刑務所から同日午後にも釈放する。
 2000年の刑確定から9年ぶりとなる再審開始が決定的で、無罪が言い渡される公算が極めて大きくなった。
 検察側の判断で、再審請求中の受刑者の刑の執行を停止するのは極めて異例。有力物証とされたDNA鑑定の信用性を否定した再鑑定結果を容認する形となり、会見した東京高検の渡辺恵一次席検事は「審理の途中だが、このような事態になったことを厳しく受け止めている」と述べた。
 最高検は同日、伊藤鉄男次長検事を筆頭に最高検の検事数人によるチームを作り、捜査段階から公判までの全過程について問題点を調査することを決めた。
 再審開始が決定されれば、無期懲役か死刑が確定した事件では、87年3月の「島田事件」以来、約22年ぶりとなる。
 高検提出の意見書は、検察側推薦の鑑定人による結果に対するもの。●●さんと女児の着衣に付着していた体液のDNA型が一致しなかったとの再鑑定結果について「無罪を言い渡すべき明らかな証拠に該当することは争わない」と指摘した。

 再鑑定は高裁の職権で行われ、検察側と弁護側双方がそれぞれ推薦した鑑定人2人が異なる方法で分析、いずれも不一致の結果が出た。高裁は検察側、弁護側双方に12日までに意見書を提出するよう求めていた。

 ●●さんは一審公判途中から無罪を主張。捜査段階の自白やDNA鑑定の信用性を争ったが、一、二審に続いて最高裁は00年、DNA鑑定の証拠能力を初めて認定、上告を棄却する決定をした。

2009/06/04 14:31 【共同通信】

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■めずらしく、いさぎよい自己批判をおこなった検察に対して、警察官たちと判事たちの、往生ぎわのわるさというか、卑劣な心性は、あきれたものだ。こういった連中がのこるかぎり、自浄作用はまともにはたらかず、ぬれぎぬ事件は、なくなるまい。


逮捕から17年「判断遅すぎる」 足利事件・刑執行停止

『朝日』2009年6月4日16時10分

 90年代初頭に実施されたDNA型鑑定の結果が再鑑定で覆されていた「足利事件」をめぐり、東京高検は受刑者の刑の執行停止という異例の判断に踏み切った。冤罪を訴え、早期の釈放を求めてきた弁護団からは評価する声が出る一方、判断が遅すぎるとの反発の声も上がった。
 東京・霞が関の東京高検では4日午前、渡辺恵一次席検事が、「刑の執行を停止する」などとしたコメントを淡々と読み上げた。
 「再審で無罪論告をするのか」と問われ、「釈放措置がすべてを物語っている」と否定しなかった。刑の執行停止については「厳しく受け止めている」と述べた。
 再審請求審では、検察側と弁護側がそれぞれ推薦した鑑定人2人が、どちらも「DNA型が一致しない」とする鑑定結果を出した。検察側は刑の執行は停止したものの、弁護側が推薦した本田克也・筑波大教授(法医学)の鑑定については「信用性に欠ける」と主張している。本田教授は「釈放は大変結構なことだ。しかし、なぜこのタイミングなのか。20ページ余りの鑑定書を読んで結論を出すのに、なぜ1カ月もかかるのか全く納得がいかない」と批判した。
 ●●●●受刑者(62)の弁護人を務める渋川孝夫弁護士は「良かったのひとことだ。検察にも良識があったのかと思う。ただ、本当なら、再鑑定の結果が出た時点で釈放すべきだった」と語った。佐藤博史弁護士は「誠に一方的で唐突な釈放。17年半も自由を奪った人に対し、自らの責任の重さを自覚しない行動だと思う」と声を荒らげた。

 弁護団によると、●●受刑者は先月8日、「DNA型は不一致」とする鑑定書を千葉刑務所でガラス越しに見せられ、涙を流した。「一日も早く再審開始をしていただいて、一刻も早く出してもらって両親のお墓参りをしたい」と語ったという。
 4月11日付で、朝日新聞記者に寄せた手紙にも「私は無実」と繰り返し書かれていた。「再審開始になると信じて毎日すごしております」ともつづられていた。

     ◇

■足利女児殺害事件の経緯

90年5月 栃木県足利市内で女児が行方不明。翌日、渡良瀬川河川敷で遺体が見つかる

91年11月 警察庁科学警察研究所のDNA型鑑定で、●●受刑者のものと「一致」との結論

  12月 ●●受刑者を逮捕・起訴

92年2月 公判で●●受刑者が起訴事実を認める

  12月 ●●受刑者が被告人質問で一転、否認

93年7月 宇都宮地裁が求刑通り無期懲役判決

96年5月 東京高裁が●●受刑者の控訴棄却

00年7月 最高裁が上告棄却、無期懲役判決が確定

02年12月 ●●受刑者と弁護団が独自のDNA型鑑定を新証拠に宇都宮地裁へ再審請求

08年2月 宇都宮地裁が再審請求を棄却。弁護団が東京高裁に即時抗告

  12月 東京高裁がDNA型の再鑑定を決定

09年5月 再鑑定の結果「不一致」との結論

--------------------------------------
■重要なのは、(1)真犯人が別にいるのに、被告が起訴事実をみとめてしまったという現実。(2)DNA型鑑定で「一致」との結論が 最後まで ものをいったこと。(3)17年も、ありもしない犯行をでっちあげて とじこめておきながら、全然反省しない連中が、のうのうと日常生活をおくっているということ。の3点だ。■権力犯罪が何重にもかさねられ、チェック機能が一度もはたらかなかった。そして、無実で20年ちかくも幽閉するという権力犯罪。その下手人たちは、そのとがをとわれることなく、しゃばにいる。エリートとしてね。■こんな理不尽がふるされていいのだろうか? 絶対かえらない17年の消耗と、きずつけられた関係者の名誉。
■メディアは、これら下手人たちの実名を公表すべきではないか? かれらは公人である。権力犯罪を構成した共犯者集団なのだ。受刑者や弁護士はもちろん、しおらしく反省している風情の検察幹部の実名を公表して、なんの意味があるのだ。■いや、ネット上での暴走や、家族をふくめた関係者への攻撃がはじまりかねない、などと懸念をのべるつもりだろう。■だったら、受刑者とその家族が、これまで あじわった屈辱は、どうなるのだ?
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テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 真理省 1984年 安全 ハイパー独裁 警察

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コメント

それならすでにはじまってますよ

http://blog.goo.ne.jp/moririn317

すでにはじまってますよ。あ、わたしはまったくかきこんでいませんよ。よんでいるだけです。
ローマ字問題ではやく、わたしをよびだしていただければとおもいますが、まだですか?

(このコメントはけしてもいいですよ。そちらがしりさえすれば)

ありがとうございました

http://blog.goo.ne.jp/moririn317/e/9bfa919fe6b1e528292a2b207d2e4903
http://b.hatena.ne.jp/entrymobile/13816965

 ↑ 「自爆」ですね。「炎上」は自業自得でしょう。

ブログはきえましたね

ネット時代特有の恐怖をあじわったでしょうね。
M下(75)さんは。
2ちゃん、したらばなどの匿名掲示板からの暇つぶし参戦というかネットイナゴの大群が押し寄せて…。

いじりたくなるのもわかりますが…。
ほとんどの参戦者にとっては、うさばらしの「まと」がほしかったんでしょうね。
気持ちはわかりますけど。

無料アップローダーへの写真の保存や、魚拓(ページ保存)までされて…彼はともかく家族や近隣の人たちは気の毒ですね。

もうどうしようもない状況に追い込まれていますね。
M下さんが現役のころはこんなことはかんがえられなかったのでしょう。

それにしてもホイホイと個人情報をブログに載せまくって…危機管理意識がないのでしょうか?

私は参戦してませんからね。ロム専でしたよ。
仕事がはかどらなくてついつい野次馬しまくりましたけど、書き込みはナシでしたよ(主張したってしょーがないか…)

さてさて、アルファベット話が復活しましたね。
2から4まで、突っ込みを入れたくてウズウズしていますが、よろしいでしょうか?

報道は規制されているようですね…

さて、天下あまねく個人情報を流通させてしまったMさんですが…。

報道には規制がかかっているようですね…いまでは。

それでもおそらく、いまごろは写真週刊誌などの取材者が近くをうろうろしているでしょうね。ああいうのはフリーや編プロの連中が記事売り込むために動いているから…ガツガツした取材になるでしょう。

それにしても住所も電話番号も労せず手に入れた人たちが…。

いまごろどうなっているのでしょうか?

近くには美味しそうな洋菓子店やら有名な暴力団の本部も…これ以上やったらマズいのでやめますが…。

いまごろMさんはハムレットの心境でしょう。
世間に同調する発言すれば、(捜査)仲間や県警の人たちからは裏切り者よばわり。
かといって、否定を続ければ袋だたき…。

行くも地獄、行かぬも地獄。
究極の選択…。

もっとも、ああいう年齢の人たちは、どんな情報を積み上げられても自分にとって気に入らない要素は認めないらしいですからね。

どうにもならないでしょうね。

〔どなたかの「●ー×字」に対する概念みたい(←挑発してみる)〕

公権力の一端をになった人物のばあい

プライバシー保護は、無限定ではありません。■一方、一般市民のばあい(芸能人など有名であっても民間人であれば)、被疑者等には、当然人権が保障されねばなりません。有罪が確定し、再審請求等がでていないばあいだけ、実名報道がゆるされるとおもいます。■公権力にあった人物のプライバシーは、その周辺の家族などにも累をおよぼしますので、一概にはいえませんが、民間人でない人物とその家族は、そういった公人リスクともいうべきものを自覚のうえで、職務・私生活をおくるのが当然かとおもいます。

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