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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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にほんごを アルファベットで かくこと3

■「にほんごを アルファベットで かくこと2【加筆あり】」などの つづき。

■(10)前項で、「…「99式ローマ字」のように、現行の「かなづかい」「ローマ字入力」方式を まるのみして、ローマ字をつづろうという方針…は、はっきりいって、現行のかなづかいに習熟した人間にだけ便利なシステムであり、「外国人」などへの配慮がまったくかけている。■たとえば、「せ(ー)が のびる ほーほー」や「そーゆーよーに」を“se(e)-ga nobiru hoohoo”や“soo yuu yooni”ではなく、“sei-ga nobiru houhou”とか“sou iu youni”などと しるすのは、現行かなづかいが ひきずっている あしき「伝統主義」であって、外国人などに無用な混乱をあたえるし、学習上の障害となるだろう」とのべておいたが、ながい母音の あつかいは、99式にかぎらず、混乱をきわめている。ウィキペディア「ローマ字」によれば、

長音
/e/の長母音のうち「エ段+イ」でカナ表記されるものは、カナ表記どおり「ei」で表す。
そのほかの長音のローマ字表記は極めて混乱している。→長音符#ローマ字表記を参照。
・アクサン付き母音字を使う。マクロンやサーカムフレックスが使われる。(公式)
・完全に無視する。(通用)
・母音字の後に「h」を付ける。(外務省)
・カナ表記どおりに表す。(振り仮名式)
これらが混用されることもある。


などと、まとめられているが、混乱のきわみといえそうだ。■正書法が成立していないといえる(現実に、「利用者」が恣意的に原則をかえるから)。

■でもって、ウィキペディア「長音符」によれば、

ローマ字に長音符に該当するものはない。そのかわり長音を表す綴り方はいくつかある。例として「東京」のローマ字表記を挙げる。
1.母音字の上にサーカムフレックス(山形記号)をつける。(訓令式) 例:Tôkyô
 ・正式な記法だが、日本語環境のコンピュータでは表示や入力に難があることが多いためあまり使われない。
 ・iの長音はドットの上にサーカムフレックスをつけるため、îとは異なる。
2.母音字の上にマクロン(横棒)をつける。 (日本式) 例:Tōkyō
 ・前項と同様の事情がある。ただ、駅名の表示ではこの記法が多く使われる。
 ・iの長音はドットの上にマクロンをつけるため、īとは異なる。
3.同じ母音字を続けて書く。 例:Tookyoo
 ・便利だがあまり用いられない。特に、"oo"は英語では「ウー」と読まれることが多く、正しく伝わりにくい。ただし、イ段の長音では"i"の上の点がサーカムフレックスやマクロンをつけるのに支障をきたすため、しばしば"ii"と表記される。(例:Niigata)
4.現代仮名遣いをそのままローマ字に綴る。 例:Toukyou
 ・仮名表記になじんでいる日本人が主に使う。とくに、コンピュータのローマ字入力と同じ方式であることから、近年多用される傾向にある。特に、読み仮名を「えい」と書く場合は、ローマ字でもそのまま"ei"で綴る(後述)。
 ・しかし、仮名遣いになじみのない外国人には意図したとおりに伝わるとは限らない(あるいは、仮名遣い通りに書いてくれるとは限らない)ので注意が必要である。
5.母音字の後にハイフン(-)を書く。 例:To-kyo-
 ・非標準的な方法で、西欧諸言語のハイフンの使用と間違える可能性がある。
6.hを母音字に後続させる。 例:Tohkyoh
 ・ドイツ語表記風でもあり、パスポート用のローマ字に許された綴り方の一つ。後に母音や"y"が続く場合、は行との混同を避けるためハイフンかアポストロフィーを入れるのが望ましい。例:choh-on, choh'on(長音)
 ・固有名詞のオ段長音に限ってはよく見られる。それ以外の場合には他の方法によるのが一般的である。
7.何も書かない。 例:Tokyo
 ・この記法も駅名の表示やドメイン名で多く使われる。

正確にローマ字で表記した意味として伝えたい場合は、1あるいは2の方法の手段を取ることがよい。例えば、上記それぞれの場合において「ちょうおん『長音』」という言葉をローマ字で表記する場合、意図どおりに理解が可能になる表記は「Chôon」および「Chōon」である。(Chooon、Chohon、Choonでは正常に発音する困難である。)

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■おおむね 妥当な記述だが、「"oo"は英語では「ウー」と読まれることが多く、正しく伝わりにくい」といった論理は、無自覚なヘボン式採用者などにも 潜在していそうだが、要するに、日本語のうち、固有名詞を 「外国人」に発信するために やっつけで しるすという意識しかない。そして、かれらの無自覚に意識する「外国人」とは、アメリカ人などをイメージした、イングランド語使用者なのだ。■皮肉っぽいいいかたをすれば、かれらにとって 発信すべき「外国人」とは、≒「アメリカ人+その他」なのである。
■しかし、実際問題として、1.2.の方式がとりづらい情報環境にあるばあい、当座としては、3が現実的なのである。
■もちろん、「かみおーおか」という地名を、「kamioooka」としるすのでは、「かみおおおか」と誤読される危険性がなくせない。「kamiôoka」「kamiōoka」とは、やはり 質的にちがうという問題はのこるのだが。


■(11)前項につけくわえるなら、「駅名の表示やドメイン名で多く使われる」とされる“Tokyo”などの用法をどう位置づけるかも、整理しておかねばならない。■結論からいえば、これは「トキョ」としかよめないはずで、それなのに、「文脈に応じて、トーキョーとよめ」と利用者に要求するのは、ゴーマンというものだ。■いや、現実問題として、こういった 恣意的な省略は、かなりの 誤解を生じさせるはずだ。たとえば、人名の「大野/小野」をどちらも“Ono”でかまわない、というのは、かなり粗雑な神経の人物といってよい。別に漢字表記が「大小」だから ヘンだという問題ではなく、ながかろうが、みじかかろうが、どうでもよいという発想で固有名詞はもちろん、さまざまな表記をかんがえるなら、現実問題として機能不全が発生するだろう。
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タグ : 日本語 ナショナリズム ローマ字 言語政策

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