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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「しゅうち心なくした妻は…」サラリーマン川柳10傑(朝日)

■旧ブログ「サラリーマン川柳とレジスタンス川柳」などの関連記事

「しゅうち心なくした妻は…」サラリーマン川柳10傑

『朝日』2009年5月22日20時24分

 第一生命保険は22日、会社員の悲哀を詠む「サラリーマン川柳コンクール」で共感を集めた10作品を発表した。1位は「しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ」(4119票)。話題をさらったユニットとアニメ映画が掛け合わさり、2位に700票以上の差をつけた。

 昨年12月に募集した2万1455作品から入選100作品を決定。そのうえでホームページなどで投票を呼びかけたところ、計10万4117票が寄せられたという。
 入選作は世相を反映して雇用情勢や給料減を風刺する作品が多かったが、上位にはダイエットや家族にからめた作品が目立った。同社広報は「職場の雰囲気が深刻だからこそ、明るい作品が人気を呼んだのかもしれない」。

 ベスト10は以下の通り。

 (1)しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ

 (2)久しぶり ハローワークで 同窓会

 (3)ぼくの嫁 国産なのに 毒がある

 (4)朝バナナ 効果があったの お店だけ

 (5)やせたのは 一緒に歩いた 犬の方

 (6)「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因

 (7)コスト下げ やる気も一緒に 下げられる

 (7)「パパがいい!」 それがいつしか 「パパはいい」

 (9)胸よりも 前に出るなと 腹に言う

 (10)篤姫に 仕切らせたいな 国会を

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ウィキペディア「サラリーマン川柳」

 サラリーマン川柳(-せんりゅう)とは、第一生命の企画コンクール。また、ここで詠まれた川柳自体も指す。

概要
 コンクールは1987年(発表は1988年)に始まり、以降毎年、募集選考が行われている。
 内容は、好不景気や流行語など、その年の流行や世相を反映しながら、サラリーマンの悲哀や夫婦関係をユーモアや皮肉たっぷりに読んだものが多い。
 日本漢字能力検定協会今年の漢字住友生命の創作四字熟語、東洋大学現代学生百人一首自由国民社新語・流行語大賞と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として使われることが多く、入選作が発表されると各メディアで取り上げられる。

最近の傾向
 しかし最近では企業のリストラ進行や景気低迷によるうつ病や自殺の増加、「勝ち組」「負け組」の言葉に代表される格差社会の拡大、税負担の更なる増加やホワイトカラーエグゼンプションなどサラリーマンを更に苦しめる政策、熟年離婚の増加またはそれを推進させるような年金分割化などから、ユーモアといえなくなり、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの声もある。事実マスコミでは川柳を通して、サラリーマンを晒し者にするような報道をしている。(例:読売新聞2005年5月9日付記事)。また中日新聞2005年2月8日付のサラリーマン川柳を報じる記事では子守をする夫を嘲笑していたが、同紙は一貫して男女共同参画を支持しその一環として「男性の子育て」を主張しており、マスコミのダブルスタンダードが現れた報道との見方もある。

伝統的"川柳"愛好者からの批判と、"川柳"との相違について
 月刊川柳マガジンの、サラリーマン川柳特集では、「サラリーマン川柳は、社会風刺やブラックユーモア、短絡的な韻や駄洒落に偏るあまり詩(ポエム)としての要素がおざなりになっている」とするなど、伝統的"川柳"愛好者からの根強い批判がある。サラリーマン川柳が川柳の一ジャンルにとどまらず、半ば独立したひとつの表現形式として定着している証左といえよう。

選考方法
・まず応募作の中から第一生命が100首を選定。これは2月頃発表される。その後、一般投票によりベスト10首を選ぶ形式となっている。
・優秀作品は、毎回第一生命のサイトで公開される他、書籍化も行われている。また毎日新聞の経済面で週1回連載される(募集・発表の都合で休載される時期あり)。
……

----------------------------------
■「中日新聞2005年2月8日付のサラリーマン川柳を報じる記事では子守をする夫を嘲笑していたが、同紙は一貫して男女共同参画を支持しその一環として「男性の子育て」を主張しており、マスコミのダブルスタンダードが現れた報道との見方もある」なんてのは、「サラリーマン川柳」の本質的問題じゃなくて、中日新聞など大メディアの自己矛盾だろう。そして、こういったなんくせ(これは、「サラリーマン川柳」自体を記述するためには、全然必要のないネタのはず)をつけている編集者が、「同紙は一貫して男女共同参画を支持し」などとかいている口調こそ、「男女共同参画」とか「男性の子育て」などの擁護論に対して感情的反発をかかえた保守層であることが、すけてみえて、わらえる。■まあ、「中日新聞」をはじめとしたメディアは、エリをただすべきだが。
■それと、「「サラリーマン川柳は、社会風刺やブラックユーモア、短絡的な韻や駄洒落に偏るあまり詩(ポエム)としての要素がおざなりになっている」とするなど、伝統的"川柳"愛好者からの根強い批判」というのは、なにか 自分たちの趣味を「伝統」だと カンちがいしている層の非難というもので、それを「サラリーマン川柳が川柳の一ジャンルにとどまらず、半ば独立したひとつの表現形式として定着している証左」とながしている記述は、実に冷静でよろしい。■「最近では企業のリストラ進行や景気低迷によるうつ病や自殺の増加、「勝ち組」「負け組」の言葉に代表される格差社会の拡大、税負担の更なる増加やホワイトカラーエグゼンプションなどサラリーマンを更に苦しめる政策、熟年離婚の増加またはそれを推進させるような年金分割化などから、ユーモアといえなくなり、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの声もある」というのは、要するに、世相を反映して、もはやユーモアとはいいがたい毒性をもった表現形式になっているといいたいらしいが、社会状況の現実的な残酷さと、その記述スタイルとは、別個の問題。現実社会の酷薄さを、洒脱ないし痛烈に風刺できなければ、それは単にヘタというにすぎず、毒があることをもって非難するとは、すじちがい。
■「サラリーマン川柳とレジスタンス川柳」でものべたとおり、もともと「人気投票で上位にくるは、批評性にかけ、川柳が本来もっていたはずの戦闘性がにぶったものになりがちだということだろう」。「「川柳作家鶴彬」撮影中(読売)」でとりあげた反戦川柳作家のような存在を「伝統」のなかにかかえる川柳が、サラリーマン川柳程度の ひねりで、こんな いいかたをされるというのは、批判精神の方向性として まとハズレ。■作品の質は、修辞のたくみさと、批判精神のラディカルさ、そして意表をついたヒネリだろう。「残酷すぎる」とかいうが、自虐的・自嘲的な作品であるなら、なんら 外野がさわぐような たぐいのものではない。「同病あいあわれむ」の気分になれない「同業者」が ケチをつけるなら、問題外。■くやしければ、もっと秀逸な風刺を開拓すればいいだけのこと。非難するばかりで、実作でのりこえられないような読者は、よまねばいいだけのこと。

■このウィキペディアは、川柳の実作者たち(保守的部分)の あせりをしめしているとも うたがわれる(たとえば、ケータイ短歌などに 異論をかかえているだろう短歌愛国者たちみたいに)。だとすれば、はやく 川柳作者主流部が活性化し、こういった くだらん非難がきえるよう、そして こういった はずかしい非難というべき記述が さっそく編集されるよう、期待したい。

●ウィキペディア「鶴彬
●Google「崖の上のポニョ
●「サラリーマン川柳」(第一生命)
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テーマ : 日本文化 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 川柳 日本語

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