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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「漢字検定」騒動、その後【その4】

■「「漢字検定」騒動、その後」「【その2】」「【その3】」など、「漢字検定」関連記事の続報。



漢検協会:前理事長、強制捜査へ 広告取引で背任容疑

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇前理事長(73)と長男の大久保浩前副理事長(45)が、関連の広告会社「メディアボックス」の取引を巡り協会に損害を与えた疑いが強まったとして、京都地検特別刑事部は近く、背任容疑で強制捜査に着手する方針を固めた。

 前理事長はメ社代表、前副理事長は役員。協会関係者らによると、06~08年度のメ社の帳簿上、協会はメ社に約8億2500万円の広告企画や機関誌製作業務を委託していた。ところがメ社には実体がなく、実際の業務は協会職員が広告代理店などに直接発注。メ社は代理店などから請求された代金に利益を上乗せして協会に請求していた。

 地検は、前理事長らの関連会社4社の中でも、利益を吸い上げるだけの「ペーパー会社」の疑いが強いとみてメ社に注目
。前理事長と前副理事長が自らの利益を図るためにこうした仕組みを確立し、協会に実際よりも高い価格での発注を繰り返させることで損害を与えたと判断した模様だ。



 協会が設置した調査委員会の調査では、関連会社4社から前理事長一族へは08年度だけでも、報酬や株式配当、不動産賃料として3億円近くが流れていたことが分かっている。

 関連会社との取引は理事会に諮られず、特にメ社との取引は昨年12月まで文部科学省にも隠していた。調査委は今年4月、関連会社との不透明な取引を前理事長親子が主導したとみて背任の可能性を指摘。協会は刑事告訴を検討している。

 前理事長は4月の会見で「(関連会社は)漢検ができるまで貢献してきた。私物化と言われても答えようがない」と話していた。【熊谷豪、木下武、広瀬登】

【関連記事】
漢検:前原氏ら民主党3議員が返還へ 関連会社の政治献金
漢検協会:取引額の9割を温存 前理事長の関連会社と
漢検協会:「理事長らが背任、取引で資産流出」調査委報告
漢検協会:文科省の検査結果 8カ月間も理事に隠す
漢検協会:理事辞任の大久保氏が会見 陳謝、強弁…3時間
毎日新聞 2009年5月14日 2時30分

関連記事
5月14日 漢検協会:前理事長、強制捜査へ 広告取引で背任容疑
      漢検協会:前理事長、強制捜査へ 広告取引で背任容疑--京都地検
5月12日 漢検協会:関連会社資料、京都地検に任意提出
5月2日 漢検協会:民主3議員、献金返金 3年間で計350万円
      漢検協会:前理事長一族側に年間3億円 関連4社や協会から、報酬や株式配当など

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■当初「教育現象」に分類したので、そのまま つづけているが、「政官財の潔癖さ」に分類した方が適当だったかもしれない。なにしろ、前理事長おやこらは、この事業を文化振興・教育事業とみなすよりは、完全に収益装置として位置づけ、ビジネスとして 運営していただろうことが、うかがわれるからだ。でなければ、カーレースに「利潤」をつぎこんだり、それにかこつけて ナンパなどはできなかっただろう(「「漢検レースクイーン」(『週刊ポスト』)」)。
■「(関連会社は)漢検ができるまで貢献してきた。私物化と言われても答えようがない」といったセリフなどは、まさに、「漢字検定という試験制度に、『投資』していた。採算があい、収益がでるまで、ガマンしていた」と、みずから白状しているようなものだろう。なにしろ、財団法人は利潤をあげる装置ではなく、公益に寄与するという目的ゆえに 税制などの特権をあてがわれているのに、事実上もうかるようになると、関連会社にドンドンカネがながれこむカラクリになっていたし、どうみても私用としかおもえない流用がめだつからだ。

■ただ、大久保おやこなどは、世襲政治家などが くりかえしたきた 集金事業・脱法行為などからすれば、かわいいものなのかもしれない。■自民党や民主党首脳部のスキャンダルの印象をうすめるため、大衆の視線をそらすための 「まきえ」かもしれないことも、こころにとめておこう。



社説:鴻池副長官辞任 こんな官邸で大丈夫か

 鴻池祥肇官房副長官が13日辞任した。同日発売された「週刊新潮」に自身の女性問題が掲載されたのが理由だったのは明らかだ。本人も報道を否定していないという。麻生政権そのものの大失態である。にもかかわらず、麻生太郎首相は「健康上の理由でやむを得ない」「事実関係を知らない」などと人ごとのような受け止め方だ。この対応にも驚く。
 同誌によれば鴻池氏は4月28日から2泊3日で静岡県熱海市のホテルに女性と宿泊。この間、ゴルフなどをしていた。新幹線での往復は国会議員の公務用に支給されるJRの無料パスを使用したという。
 28日は世界保健機関(WHO)新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ4に引き上げ、政府は対策本部を設置して航空機の機内検疫などに本格的に乗り出した日だ。
 官房副長官は官邸と国会との連絡調整役を担うほか、官房長官を補佐し、時に代役を務める重要ポストだ。鴻池氏は対策本部に出席した後、熱海に向かったとされるが、その後の政府のあわただしい動きを、どう見ていたのだろうか。
 今回の新型インフルエンザの対応については麻生首相も「国家の危機管理の問題だ」と強調している。ところが官邸の中枢を担うはずの官房副長官には緊張感も危機感もなかったということだ。危機管理を担う資格はなきに等しい。
 国会議員の公務のため支給される無料パスを使った点も許されまい。官房副長官というより、国会議員としての資質が問われる事態だ。鴻池氏の弁明が聞きたいところだ。鴻池氏は12日夜、循環器系内科に入院したというが、辞任したから済む話ではない。官邸として事実関係をきちんと確認すべきだ。
 今年1月にも、鴻池氏が同じ女性を東京都内の参院議員宿舎に宿泊させていたとの記事を同誌は掲載している。この時も麻生首相は「個人の問題だ」と擁護した。そうした甘い対応が今回につながったのではなかろうか。鴻池氏は麻生派に所属し、いわば首相の「お友だち」だ。女性問題だけでなく、これまで放言も目立った。首相の任命責任は避けられないとの考えを示した河村建夫官房長官の方が首相よりまともな感覚だ。
 あきれるほどの緊張感の欠如という点では、記者会見でろれつが回らない姿を世界にさらした中川昭一前財務・金融担当相にも通じる。
 新型インフルエンザの今後の広がり次第では、国民生活にも大きな影響が出てくる事態も想定される。麻生政権に果たして危機管理を任せられるか。国民にそんな不安を抱かせた責任を、麻生首相はまるで感じないのだろうか。

【関連記事】
鴻池副長官辞任:後任に浅野勝人参院議員
鴻池副長官辞任:内閣支持率回復に冷水
鴻池副長官辞任:首相「任命責任ない」
鴻池官房副長官:「女性と宿泊」報道 責任取り辞任の意向
鴻池官房副長官:女性問題報道で辞任 後任は浅野勝人氏
毎日新聞 2009年5月14日 0時14分

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新型インフルエンザ騒動が、インフルエンザ・ヒステリーであるという印象は、ますます つよまるばかりだが、このオッサンが 私的に特権を悪用していたころ、関係者がテンテコマイであり、すくなくとも、感染がうたがわれたひとびとが、公的に拘束をうけていたことには、かわりがない。■密会していた(週刊誌記者にカンづかれていた以上、「お忍び」でさえないのか?)、ふたりの関係は、そういったことを かまっていられないほどの、依存症的なものだったのか?……■著書に『お天道さんは見てござる』があるというのだが、これ自体、トホホな現実というほかない。

■保守政治家の近辺からは、このての、トホホなスキャンダルがたえたことがない。清廉潔白な政治家がいると、それだけで 特筆されるような時代が何十年もつづいているのだ。まともな神経をしていたら、このての はじさらしを、末代までのこされて、自殺したくなりそうなものだが、そこは厚顔無恥の鉄面皮ぞろい。全然こたえないようだが。■いずれにせよ、これによって「政局」が一変したりするのが、「政界」らしいので、そうなると、政界以外の世界でのスキャンダルが芸能界やプロスポーツ界にかぎらず、陸続とでてくれることを、保守政治家たちは、まちのぞんでいるようにさえ みえてくる。
■それにしても、この手の鉄面皮議員たちを、また タイミングよく ひきうけて、適当な診断名で入院させる病院があるというのも、おさだまりで、苦笑を禁じえない。■安倍もと首相の退陣劇だって、かなり あやしいものだったが、この ほとぼりが さめるという「装置」は、選挙民やメディアが、完全になめられているという現実を象徴しているといえるだろう。自民党や民主党の このての議員が政治的に完全引退においこまれた例がどのぐらいあっただろう。

■それはそうとして、この大久保おやこも、ほとぼりがさめると、また「事業」をやらかしているかもしれない。そのときも、ちゃんとメディアは、監視できるだろうか? ■すくなくとも、今回の一連のスキャンダルが露見するまで、メディアは、取材しなかったんだろうか? なにも、うわさを ききつけなかっただろうか? まあ、「今年の漢字」なんて、ほんのすこしまえまで はしゃいでいたんだから、完全にしらなかったか、問題化すべきだとは、つゆおもわなかったんだろう。■いや、政治家のスキャンダルなどと同様、重々わかっていながら、商売ネタとして「完熟」するまで、虎視眈々とねらっていたのか? だとしたら、それはそれで、犯罪的だろう。不正が巨大化するまえに、ジャーナリズムは機能すべきなんだから。
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タグ : 日本漢字能力検定協会

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