プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

現代日本語における恣意的漢字表記の実例5(山武)

■「現代日本語における恣意的漢字表記の実例1(麻生)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例2(角田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例3(富山)」のつづきで、“和英/英和辞典 - Japanese⇔English Dictionary”に「山武」をうちこんで検索。

Search Results
word-starting-with-pattern search of text 山武 in the main and name dictionaries.

14 Matches Found
山武【さんぶ】
Sanbu (p,s)

山武郡【さんぶぐん】
Sanbugun (p)

山武郡大網白里町【さんぶぐんおおあみしらさとまち】
Sanbugun'ooamishirasatomachi (p)

山武郡横芝町【さんぶぐんよこしばまち】
Sanbugun'yokoshibamachi (p)

山武郡蓮沼村【さんぶぐんはすぬまむら】
Sanbugunhasunumamura (p)

山武郡九十九里町【さんぶぐんくじゅうくりまち】
Sanbugunkujuukurimachi (p)

山武郡松尾町【さんぶぐんまつおまち】
Sanbugunmatsuomachi (p)

山武郡成東町【さんぶぐんなるとうまち】
Sanbugunnarutoumachi (p)

山武郡山武町【さんぶぐんさんぶまち】
Sanbugunsanbumachi (p)

山武郡芝山町【さんぶぐんしばやままち】
Sanbugunshibayamamachi (p)

山武町【さんぶまち】
Sanbumachi (p)

山武町飛地【さんぶまちとびち】
Sanbumachitobichi (p)

山武【やまたけ】
Yamatake (s)

山武農高農場【やまたけのうこうのうじょう】
Yamatakenoukounoujou (p)
……

Enamdict
Enamdict is the same type of file as edict above, except that it is dedicated to people, place and other names.
Here are the special tags used within enamdict:

s
family or surname (i.e. a ``last'' name)
p
a place name
u
a person's name (not yet classified as to being given or family)
g
a given (``first'') name (not yet classified by gender)
f
a given name known to be used by females
m
a given name known to be used by males
h
a full (family plus given) name of a historical person
pr
product name
co
company name



----------------------------------------
■しかし、実際には、山武市(さんむし)が、2006年3月末に誕生し、たとえば、山武郡山武町【さんぶぐんさんぶまち】 などは、過去の地名として消滅するなど、このデータは、ふるくなっている。■また、“株式会社山武”(やまたけ)が、記載モレになっているもの致命的。

■ま、それはともかく、近年の市町村合併の悲喜劇は、地名変動もふくめていろいろきくが、「合併以前は山武郡・山武町とも読みは「さんぶ」であったが、現在の山武市の読みは「さんむ」である。山武中央合併協議会によると「さんむ」の方が古い歴史的な読み方であり、1975年あたりから何時の間にか「さんぶ」に変わってしまったので、重い歴史を持った「さんむ」の方が新しい市に相応しいためであるという。」(ウィキペディア「山武市」)だとか、「山武郡は山辺郡(やまべぐん)と武射郡(むしゃぐん)が合併して発足したので「さんむぐん」が正式な読みであった。しかし1970年代後半にかけて「さんぶぐん」という読みが広まり、いつのまにか「さんぶぐん」が事実上の正式な読みに置き換わってしまった。最近の出来事であるにもかかわらず事の経緯は不明である。ただ山武町の読みが(さんぶまち)であり、同じ字である山武郡の読みが混同されていくうちにすり変わってしまったというのが有力な説である。……山武市発足の際、読みを「さんむし」としたのは上記の理由により重い歴史をもった「さんむ」の方が新しい市にふさわしいためとのことである。」(ウィキペディア「山武郡」)などといった、もっともらしい「経緯」がのべられているのも、ものがなしい。■もし、「山辺郡(やまべぐん)と武射郡(むしゃぐん)が合併して発足した」という、成立経緯が、そんなに重要なら、「山武郡」は、「やまむぐん」でなければならなかったはずなのに。

■「京浜」だの「京阪神」などに典型的なように、日本列島の近代の地名の成立は、音訓短縮自在だったのであり、恣意性のカタマリなのだから、「正式な読み」とかいうのは、行政上の、あるいは、NHKなど文化的権威すじの呼称だけしか、根拠など、ないのだから。■琉球列島や旧蝦夷地の地名が、漢字表記と標準語体系の圧迫によって、劇的にかわったこと、それは、日本列島の両端だけではなくて、半世紀ほどまえなら“尾鷲”のような地名でもおきたこと(現地呼称の「オワシェ」が、「オワシ」「オワセ」のいずれに解釈されるべきかで、問題化したこと)などなどは、ましこ『イデオロギーとしての「日本」』にくわしい(2-8-3 恣意的な漢字システムの固有名詞への圧力)。

■いずれにせよ、千葉県というのは、恣意的地名の宝庫みたいなところかもしれない。たとえば、「匝瑳市」「富津市」「八街市」「我孫子市」などは、あきらかに「難読地名」にはいるだろうし、「東金市」「印西市」「茂原市袖ケ浦市」などだって、よそものにとっては自明でなど全然ない。


【つけたし】恣意性とは関係なく、むしろ合理性というべきだろうが、匝瑳市のなかには、「八日市場イ 」といった、「イロハニホ」、旭市の中心部は、「イロハニ」という地名があるようだ(たとえば、「千葉県旭市ロ1番地(郵便番号:289-2516)は日本一短い地名といわれている」ウィキペディア「旭市」)。

●「一音地名探訪-旭市&八日市場市イロハ編」『つかんぼやと

●「現代日本語における恣意的漢字表記の実例4(もと)【加筆あり】
スポンサーサイト

テーマ : 日本文化 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 日本語

<< <難民保護費>外務省、支給を厳格化 今月から100人以上打ち切りへ(毎日) | ホーム | なかなか うまくいかない ネパール共和制 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。