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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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メタ言語論(素描力・批評力・反撃力1)

■記述主義的な、言語表現の出典・用例をあげることはできないが、「メタ言語」って表現は、本来言語学あたりのやっていることを、記号学的に説明するための術語だったとおもう。コンピューター業界あたりの用法ではなくて。■「記述されるがわの対象言語/記述するがわのメタ言語」という関係性としてね。英和辞典のばあいなら、「英語表現=対象言語」「日本語記述=メタ言語」って感じ。

■とりあえず、もっとも包括的・体系的に説明しているとおもわれる文章を一部転載。

メタとは何か? 自己言及の世界の危険と不思議そして語ることの重要性

……
<メタとは何か>
 メタ(meta)は、古代ギリシャ語のmetaに由来する接頭語であり、以下のような複数の意味を持ち、かつ複数の意味を結び合わせたものになっている。
(1) 後ろの、背後の(after, later, behind)
(2)~を超えた、高次の、包括的な(beyond, higher, transcending)

(3) ~ついて〔記述する〕(about, descriptive)
(4) 変化(change, transformation) 
(5) 〔化学において使われて〕メタ… ←"~の間(between)"
いくつかの接頭語メタ(meta)のつく言葉をあげて、上記の意味合いを考えてみる。
メタフィジックス〔metaphysics〕:アリストテレスの著作のうちで、哲学の基礎的な領域(第一原理〔第一の哲学〕、存在論〔オントロジー〕)に関するものは、『自然学(φυσικ? 〔physika〕、英語ではphysics)』の後に配置されていたことより、アリストテレスが命名したのではないが、ТΑ ΜΕТΑ ТΑ ФΥΣΙΚΑ  (自然学の後の巻)と呼ばれた。その後、ギリシャ語の接頭語メタが上記の(1)の意味以外に(2)の意味を持つことから、アリストテレスの哲学の基礎領域という意味を汲んで、「自然学を超えたもの」(超自然学)と理解され、日本語では形而上学と呼ばれている。

上記の(2)の意味をもとに、「ある対象について記述するもの」という(3)の意味で、メタ言語、メタフィクション(〔metafiction〕:フィクション〔小説〕についてのフィクション)、メタ文法(文法を記述する文法)、メタ数学(〔metamathematics〕:ヒルベルトが提唱した形式主義の数学で、数学自体を対象としてある数学を展開する数学〔超数学〕)等において、メタが使われている。
また、(4)の意味で、metamorphosis(変形、変容、著しい変化) metabolism(新陳代謝、物質交代、同化作用) があり、化学用語として使った(5)の例として、メタ化合物([meta-compound]:メタ位〔ベンゼン環の1位と3位の間を一つ置いた位置〕に置換基をもつ化合物)がある。
……
---------------------------------
■ここでまず整理しておきたいのは、「~ついて」「記述する」ってことの意味。■なにか、ちまたで「メタな●●」といった用法をみるかぎり、「(記述するがわの)●●」は、「記述されるがわより 形式的な関係性のうえで上位にある(高次に位置する)だけでなく、優位にたって言及する」って含意があるようにおもえる。■もちろん、「裁判制度では原告・被告よりも判事のたちばが絶対的にエラい」といった次元と、メタ言語という とらえかたが無縁なわけではないが、もともとの構造は「形式的な関係性のうえで上位にある(高次に位置する)」ってことにすぎない。■「英和辞典で英語表現を記述している日本語による説明はエラい」なんてことにならないようにね(笑)。むしろ、「●●英和辞典は▲▲などの記述で、日本語利用者に誤解をあたえる」といった、メタ・メタ言語によって批判される宿命をかかえる。

■そのうえで、つぎに整理していきたいのは、素描・批評・反撃の位置づけ。■まず、「素描/批評」は、「記述するがわ」の行為であり、「反撃」は「記述されるがわ」の行為なので、論理階梯がことなる。■さらに、「素描/批評」は、記述の粗密の次元での差異ではない。「素描」は、評価行為をふくまない紹介であり、「批評」は位置づけを目的とする評価行為をさす。■新刊書紹介と文学賞の選評をおもいうかべればよい。

■言語学や人類学などでの文化現象の記述=本来的なメタ言語は、それがどんなに精密な作業であろうと、「素描」にあたる。言語学・人類学等にかぎられないが、記述対象を記述が完璧にうつしとることは原理的にありえないのだから。文法書や辞書が典型例のように、それは利用者の便のために「素描」されるのである。
■ちなみに、文化現象の記述は、言語系統や文化項目の伝播などでの位置づけるかもしれないが、それらが批判となることはありえない(価値判断としての非難でないことは、もちろんだが)。それらが、周囲の文化現象と記述対象との布置関係を記述することをふくむことはあっても、善悪・美醜などいった価値序列をくわえること(評価行為)は「記述」の次元をはみでている。
【つづく】
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『DAYS JAPAN』の広河隆一さんからの緊急メール

DAYS JAPANという雑誌をご存知でしょうか。その編集長の広河隆一さんからの緊急メールが転送されてきましたので、私からも転送します。他のMLにも転送して頂けたらということです。良心的なメディアを支えるために、どうぞ、よろしくお願いします。丸浜江里子 <重複ご容赦>

ーーーーーーーーー
ぜひ転送をお願いします。-----------------------------

DAYSを支えてくださった、ボランティアの方々、賛同人の方々、定期購読者の方々、かつて定期購読をしていただいていた方々へ。

広河隆一からのお願い(転送歓迎)

 DAYSは12月9日に日本写真家協会賞を受賞しました。
写真界では日本でもっとも権威ある団体から評価を受けてうれしく思っています。
フランスのペルピニヤンでの審査員を務めるなど、海外での評価も高まっています。
世界で今ではほとんど唯一となったフォトジャーナリズムの雑誌を絶やしてはいけないという励ましも、多く受けます。

 東京都写真美術館では、サルガド展開催中に、DAYSのサルガド特集号は300冊以上を売ることができました。
週末の私の大阪講演で、年間定期購読者は19人増え、これでキャンペーン開始からの新規定期購読者は、370人になりました。
私の写真展を開催していただいている三重県の宮西さんのメールが発信されてたった1日半で、21人の方々が定期購読を申し込んでくださいました。これで390人になりました。
(宮西さんのメールは添付しますので、転送歓迎で広めてください)。
DAYSが存続をかけたキャンペーンをしているということを聞いて、朝日ニュースターの上杉隆キャスターは、22日(火)の8時から生放送を準備していただいています。
皆さんのおかげで、DAYSはなんとか6周年に向けて進んでいます。
「500人定期購読者が増えれば、存続できます」というキャンぺーンの500人という数字に、あと110人に迫ってきました。


 しかし正直言いますと、DAYSはまだ6周年を迎える3月以降も存続できるかどうか、確約することはできない状況です。お金が全くないというわけではありません。DAYSはこれまでまったく借金をしないで、6年近く続けてきました。そしてまだ私たちが手をつけていないお金があります。
それはDAYSにもしものことがあって、休刊せざるを得ないことが起こったら、すでに定期購読をしていただいている方々に、残金を返金するためにとってあるお金です。
このお金に手をつけざるを得ない状態になりそうになったら、私は皆さんに事情をお話して、DAYS休刊のお知らせをする覚悟でいます。

 営業や拡販をする立場から言いますと、年末年始の休暇は、恐ろしい時期です。
この時期には書店に行く人は激減し、すべての雑誌の売りあげが低迷するからです。
今出ている12月号は店頭からあと数日で姿を消し、1月号が書店に並びます。
しかし世間はすぐに年末・年始の休暇に入るのです。

 その前にこのメールを出しておきたいと思いました。
「努力すれば続けることができたのに、しなかったから休刊になった」
などと、あとで後悔したくないからです。



 これまでDAYSを支えていただいた方々にお願いします。

 まず定期購読をお申し込みください。
年内の特別キャンペーン中にお申し込みいただけますと、定期購読料は7700円と1000円引きになります。
かつて購読していただいたけれども、最近は購読を止めているという方は、もう一度購読をご検討ください。
すでにご購読いただいているは、周囲の人に広めてください。1人でも2人でも増やしてください。
定期購読期間がまだ残っている方も、継続手続きを今していただけますと、7700円になります。

 あと数日で書店から姿を消す12月号も、読んでいただいた方からは、高い評価をいただいています。
まだお読みになっていない方は、ぜひとも書店でのDAYSを購入してください。
書店の人に、「おや? DAYS販売の流れが変わってきたな」と思わせるような、動きを作りたいのです。

 ボランティアの方々にお願いします。さまざまなイベントでのご支援、本当にありがとうございました。
物販、定期購読拡大、周囲の人へのDAYS購読呼びかけなど、いま一度のご支援をお願いします。


DAYS JAPAN編集長

広河隆一



≪定期購読は下記の方法のいずれかでお願いします≫

方法・
DAYS本誌48ページ綴じ込みの振替用紙、または郵便局備え付け振込用紙にて7700円のご入金
(通信欄に、◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号をご記入ください)

方法・
FAXにてのお申込み
◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号
をご記入頂ければ別用紙でも結構です。
(後日お手元に払込用紙とDAYS JAPAN本誌をお届けします)
FAX 03-3322-0353

方法・
E-mailにてのお申込み

◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号
をご記入の上弊社まで送信ください。
(後日お手元に払込用紙とDAYS JAPAN本誌をお届けします)
E-mail info@daysjapan.net

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