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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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結局批判にこたえきれない 全数調査としての全国学力テスト

■何度もかいてきた全国学力テストの続報。

時事通信出版局 教員採用試験対策サイト
2009年04月20日13時08分

“●全国学力テスト、教員が独自に採点=犬山市”

 愛知県犬山市教育委員会は20日までに、2009年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、業者とは別に全14校の小中学校の教師が独自に採点する方針を固めた。生徒の解答用紙をコピーして、各校ごとの方法で担当教師が採点、授業改善に生かすという。
 採点結果が文科省から送られるまで約4カ月かかるため、授業改善に生かすには、担当教師が早期に採点すべきだと判断。抽出か全員かも含め、採点方法や授業改善への生かし方などの具体的な方策は、各校に任せる。
 同市教委は、学校間の競争や序列化を招くことなどを理由に、07、08年度は全国の市町村で唯一、学力テストに不参加だったが、今年度は参加を決めた。
 市教委は「参加する立場から全国学力テストの有効性について検証したい」と話している。(了)



『中日新聞』【社説】
“学力テスト 一斉の目的が見えない”
2009年4月21日

 二十一日の全国学力テストは愛知県犬山市が参加に転じ、国公立は全校で実施される。だが、私立校の参加は減る一方だ。文部科学省がこだわる「一斉」にならないのは、目的が見えないからだ。
 小学六年と中学三年が対象の全国学力テストは今年で三回目だ。全国の自治体が初回から参加したなかで、犬山市は「競争で学力向上を図ろうというテストは教育理念に合わない」と過去二回とも不参加だった。
 しかし、三月の市教委で今年は参加を決めた。不参加に批判的な田中志典市長は教育委員を増員し、任期切れとなる参加反対派委員を賛成派委員に入れ替えた。多数派工作が実った結果といえる。
 保護者のなかには「なぜ犬山だけが不参加なのか」「テストを受けさせ、結果を知りたい」といった疑問や反発があった。市長はそんな声に耳を傾けたのだろう。
 市教委が不参加を貫いてきたのは、瀬見井久教育長の強い個性と指導力もあったろうが、独自に進めている教育改革への自信と自負があったからにちがいない。
 点数ばかりに注目が集まる学力テストを教育現場でどう役立てるのか。学校別の成績公開はしないとみられるが、市としてデータをどのように活用していくのか。
 ここで参加に転じるなら、そこまで踏み込んだ議論をしてほしかった。犬山市の努力は全国から注目されていただけに、「横並び」と落胆させてしまう。
 国公立は全校参加となるが、私立はテスト離れが進む。参加校は一昨年62%、昨年53%だったが、今年は48%とさらに下がる。
 不参加の理由はいくつかある。結果が届くのが遅くて活用しにくい▽学校の学習進度と合わない▽学校や生徒の客観的な学力は民間の模擬試験で十分-などだ。
 いずれも児童生徒にとって役立たないという判断だ。文科省はテストの目的を「全国規模で結果を分析し、学力向上に活用する」というが、私立の減少傾向はテストがその目的に合致していないことを裏付けているのではないか。
 義務教育なのに公私間で対応に差があれば「一斉」の意味は薄い。国公立実施校も半分程度の抽出調査に変えてはどうか。一回五十億円以上の費用も削減できる。
 学力テストは競争原理による学力向上が図られ、結果を通じて各教委を監督できる。国が一斉に固執するのはそんな狙いと思惑があるのでは、と勘繰ってしまう。
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■別の特集記事では、行政統計としての学力調査なら、抽出調査で充分。といった、前教育長らの、もっともな正論=反対理由がのべられていた。それを、社説だからといって、サラっとかいたのでは、公立校にかよわせる住民が、なんで参加をのぞんだかもふくめて、議論がスッキリみえないとおもう。■それと、私学が参加しないのは、託児機能を最小限にしぼりこんだ、準受験塾体制だからであって、それをもちだすのは、論点がボケるだけだろう。
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タグ : 全国学力テスト

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