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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「漢字検定」騒動、その後【その2】

■「「漢字検定」騒動、その後」の続報。


“文科省、損害賠償の検討を指導 漢検新理事長に”

鬼追明夫新理事長


 文部科学省は20日、日本漢字能力検定協会(京都市)の鬼追明夫理事長に、大久保昇前理事長らの関係する親族企業2社との取引解消と、既に取引をやめた別の親族企業2社に対する損害賠償の検討をするよう求め指導した。

 指導事項によると、協会と親族企業との不透明な取引は「漢字に関心を持ち学習する児童生徒の信頼を裏切る」と指摘。業務運営方法を再検証し「公益法人としての原点に立ち返り、うみを出し切るべきだ」とした。

 問題解決にめどが立つまでの間、検定事業の停止・延期を含め検討するよう求め、事業への文科省後援名義の使用も取り消した。

 元日弁連会長で16日に就任した鬼追理事長は、先に提出した改善報告書などに基づき「100日以内にできることはすべて改革する」と伝え、「大久保色は残さない。検定業務は続けさせてほしい」と要望した。

 会見した鬼追理事長は、15日に理事辞任を表明した前理事長と長男の浩前副理事長は後任が決まった段階で辞めると説明。2社との取引解消については「好ましくないと思っても短絡的にやるわけにはいかない部分もある」と述べた
2009/04/20 19:56 【共同通信】

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■あれれ。はっきりしないね。 ■「時事通信」の記事も。

“「大久保色は残さない」=6月検定、実施の方向-漢検新理事長があいさつ・文科省”
 ファミリー企業との巨額取引が問題となった財団法人日本漢字能力検定協会(京都市)の鬼追明夫新理事長が20日、就任あいさつのため文部科学省を訪れた。鬼追理事長は取材に「大久保色は残さない」と述べ、大久保昇前理事長らとの決別を強調。次回の検定については、予定通り6月に行う方向で検討することを明らかにした。
 文科省の清水潔生涯学習政策局長に面会した鬼追理事長は、協会職員11人とプロジェクトチームをつくったことを報告し、「できる改革を100日間で全部やりたい」と表明。清水局長は「抜本改革を行ってほしい」と語り、次回検定の中止を含めた検討を求めたという。
 鬼追理事長はその後取材に応じ、大久保前理事長と息子の浩副理事長が代表を務める企業4社との過去の取引に関して「協会の損害が明確に把握できれば、裁判や交渉で回復しないといけない」と述べた。(2009/04/20-17:08)

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■いくら、「大久保色は残さない」といいはっても、関連企業を全部きらないかぎり、信用されないだろう。


“「法律上許されない」と指摘=関連4社との取引-漢検協会の調査委”
 財団法人日本漢字能力検定協会(京都市)の不透明な運営問題で、大久保昇前理事長と息子の浩前副理事長が代表を務める4社との取引について、協会が設置した調査委員会が「法律上、許容されない」と指摘していたことが18日、分かった。京都地検は、大久保前理事長らがファミリー企業との取引で協会に損害を与えた疑いがあるとみて、背任容疑での立件を視野に捜査を進めている。
 調査委員会は弁護士や公認会計士らで構成され、2月に設置された。今月3日に協会に報告書を提出しており、17日協会のホームページ(HP)に公開された。(「時事通信」2009/04/18-21:47)




“漢検前理事長に退職金=5300万、在任中の07年に-京都”
4月21日0時34分配信 時事通信

 財団法人日本漢字能力検定協会(京都市)の不透明運営問題で、大久保昇前理事長(73)=15日付で辞任=が、退職してないにもかかわらず、2007年に退職金約5300万円を受け取っていたことが20日、分かった。
 関係者によると、大久保前理事長は在任中の07年9月、理事会の承認を得ずに、退職金を受け取っていた。その後、今年1月までの間に、数回に分け、協会に全額を返済したという。

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■『毎日』が報ずる情報も、惨状をよくあらわしているとおもう。


“<漢検協会>前理事長在職時に5300万円退職金 全額返却”
4月20日22時37分配信 毎日新聞

 公益法人として不適切な運営が指摘されている財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の大久保昇前理事長が1年半前、在任中にもかかわらず、理事会や評議員会に諮らないまま約5300万円に上る退職金を受け取っていたことが分かった。また、前理事長は協会名義のクレジットカードを使用したり、自宅などの警備費用を協会に負担させたりしていたことも判明した。協会が20日明らかにした。
 退職金はその後全額返却され、カード使用分は関係会社オークが協会に支払っているが、前理事長は15日の記者会見で協会の私物化や資金の私的流用を強く否定しただけに批判が集まりそうだ。
 協会によると、退職金が支払われたのは07年9月。前理事長は▽08年6月に約4400万円▽同10月に約700万円▽09年1月に約200万円を協会側に返却した。在任中に退職金が支払われた理由や返却の経緯は協会が調査している。
 また、協会は02年11月9日から退任する今月15日まで、京都市西京区の前理事長宅などの警備費用を負担。
 協会名義のクレジットカードの使用では、前理事長が負担すべき使用分について協会から請求を受けたオークが支払っていたという。オークの売り上げの78%は協会との取引が占め、約11億7100万円を内部留保している。
 大久保前理事長は会見で「私は無給。退職金なんてないんじゃないの」と話し、私的流用については「ございません。漢検にお金を出すことしか考えていなかった」と否定していた

【木下武、広瀬登】




“<漢検協会>関連会社、再委託で利益率50%”
4月20日15時1分配信 毎日新聞
 「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保浩前副理事長を代表とする情報処理会社「日本統計事務センター」が、協会から業務委託された日本漢字能力検定(漢検)の事務を他社へ再委託した際の利益率が50%に上っていたことが分かった。業務を右から左へ「丸投げ」しただけで、受注額の半分を手にしていたことになる。

 協会の外部調査委員会の調べなどによると、同社は08年度、協会から約11億9000万円の業務を受注。このうち▽漢検の受け付け業務▽採点業務▽決済業務--で計10億円近くに上り、採点業務のごく一部を除いて他社に再委託していた。

 協会から受け取る手数料は、受検者1人当たりの採点作業料が180円などと単価が決められており、それに受検者数を掛けた金額を協会に請求。別の会社に低い価格で再委託することで、おおむね50%の利益率を保っていたという。

 漢検業務そのもの以外のシステム開発でも、協会から9000万円で受注した業務を2000万円で再委託したケースもあったことが既に判明している。

 調査委は受け付けや採点業務の外部委託自体は合理性があるとしているが「日本統計事務センターが別の会社に再委託している事実をみると、同社に委託する必然性はない」としている。【木下武、広瀬登】


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■大久保前理事長らの いい分は、ほとんど信用ならないとおもう。■それと、以前もかいたとおり、かれらのくりかえしたことは、横領など犯罪にあたるものであって、文部科学省や調査委員会よりも、もともと京都地検とか国税当局の職分に位置するはずだ。



【「産経」の特集記事】

“[会見](1)「手順を踏まなければ」”
“[会見](2)「漢検検定料は大変安い」”
“[会見](3)マスコミに責任?「報道で不信感」”
“[会見](4)スポーツカーで「車へんの漢字紹介」”
“[会見](5完)「今の気持ちを漢字で」「難しい」”
“【漢検】前理事長ら一族へ協会と親族企業から年間3億円超”
“漢検 親族企業1社 売上高100%依存”
“【漢検】墜ちた全国ブランド資格 受検者半減、検定延期も”
“大久保・漢検協会理事長に脅迫状”
“「説明責任果たさず疑問」文科相が漢検協に苦言”


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タグ : 日本漢字能力検定協会

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コメント

漢字といえば…

寺沢武一先生の代表作である『コブラ』のうち、「マジックドール」という長編だったとおもうんですが、漢字がカギになるエピソードがあったように記憶しています。
まあ、寺沢御大の漢字ネタといえば『武(TAKERU)』(http://www.nttsolmare.com/comic_cmoa/controller.php?fwd=preview&tid=202)がネタとしては最強だとおもいますが。(いずれにしてもイタいですが…)
つーか、漢字イデオロギーが寺沢御大の思考をぬけでていないのみならず、実在しないはずの「国家」ごとの行動原理も『ゴクウ』(http://www.buichi.com/works/goku/index_goku.html)に匹敵する紋切り型なとらえかたで理解できてしまう状況がいまだに世界全体に蔓延しているままのような気がします。

おやおや 新理事長まで

漢検の鬼追理事長を懲戒請求へ 「弁護士の品位損なう」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090423/crm0904230125003-n1.htm
産経 2009.4.23 01:24

 財団法人・日本漢字能力検定協会(京都市)の新理事長に就任した鬼追(きおい)明夫・元日本弁護士連合会(日弁連)会長(74)について、兵庫県の会社役員の男性(61)が23日、弁護士の品位を損なう「非行」に当たるとして大阪弁護士会に懲戒処分を請求する。

 鬼追氏が整理回収機構(RCC)の社長当時に債権回収対象の会社から受領した顧問料に絡み同会から戒告処分を受け、現在も日弁連で審査が続いていることを理由に挙げている。

 鬼追氏は平成5年9月~19年4月、RCCが債権を持つ大阪府枚方市の不動産会社と法律顧問契約を結び、月10万円の顧問料を受領。この期間中の11年8月~16年3月までRCCの社長を務めていた。今回と同じ男性からの懲戒請求を受けて大阪弁護士会は「相反する双方から利益を受けたのは職務規程違反」として、昨年9月に戒告処分を決定。鬼追氏は同11月、処分を不服として日弁連に審査請求、男性も「処分が軽い」として異議申し立てをしている。

 男性は、協会が15年7月に購入した京都・南禅寺近くの土地が、RCCの根抵当権が設定された土地だったことなど不自然な経緯も指摘。「鬼追氏は日弁連の審査が終わるまで理事長就任を辞退すべきだった」としている。


『コブラ マジックドール』(メディアファクトリー)かいました。

で、27~8ページでした、漢字がカギになるエピソードは。
で、同書でコブラは「ジョン・レノンが好きなやつに悪いやつはいないさ」と発言していますが(177ページ)、「ジョン・レノンを神格化するオノ・ヨーコのジョン暖簾”カルト”」という記事をかかれたオノ・ヨーコについては良いやつだとはおもえません(『紙の爆弾』2008年1月号62~71ページ参照)。

ビートルズ・ファンの相当部分は、レノン・ファン

なので、団塊の世代~1960年前後うまれ(≒アニキ/アネキがファンだった世代)の相当数が「悪いやつ」でないことになってしまいます。■経験的に、それは完全に反証されているといえそうです(笑)。

■オノ・ヨーコって御仁は、よくしりませんが、家族・親族の神格化に意図的にからんでいく人物に、善人などいないでしょう。■最近は、漱石先生の肖像を管理する団体が子孫たちによってつくられ、また騒動がおきているようです。ほかにも、長嶋ブランドの攻防とかも、きこえてきましたね。■自分自身ではなく、親族の表現物とかブランドとかに たかっている御仁たちって、それだけで、セコいとおもってしまいます。ステージ・ママとか、「●●父」とかも同様に。

■ブランドといえば、「さいとうたかをプロ」みたいな分業制が近年 はやりすぎて、ご本人がずいぶんまえになくなっても、どんどんキャラが再生産されるってのも、不気味な現象ですね(「サザエさん」とか、虫プロとか)。■今後 さいとう先生が、おなくなりになっても、「デューク東郷」は、何十年も再生産されるのでしょうか? これだけ ひっぱっただけで、巨大なマンネリなのに…。「コブラ」シリーズもそうかな?

■歌舞伎とか、よくできた古典には、かなわない、というのは、高橋源一郎先生の指摘で、それ自体は、残念ながら ただしいとおもうんですが、複製技術が極度に発達した現代、「古典」のコピー・コラージュ・デフォルメだらけになったら、大衆全体がアホになるような気がします。■実際、もの かんがえないで、ダラダラみられる テレビとか、大衆の知力をうばっているじゃありませんか? ネット文化が、所詮マニア文化である現在(ケータイは、しらんけど)、「一億総白痴化」と痛罵した言論人は、ものすごい先見の明があったような気がします。当時は、「電気かみしばい」などと、映画・ラジオ制作関係者にバカにされていた時代であったし(1950末)、テレビの所有率がものすごくひくかった時代での発言ですが、おそろしく本質をみぬいていたのかもしれません。■「白痴」という、知的障碍者を全否定した差別表現の問題性、書物をよめばいいのか、という根源的な問題を とりあえずおくとすれば、巨大な再生装置(マスメディアに通底する本質です)で、かつ、時間を一方的に拘束してやまない本質(http://tactac.blog.drecom.jp/archive/394 http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-628.html)をかんがえると、テレビは充分依存症維持装置だとおもうし、それを「自己責任」論で放置している政府は、意図的に「愚民(≒B層)」化をはかっているんじゃないかと、「陰謀」論にくみしたくなります。

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