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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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「鏡の中では左右だけ逆転?」(『朝日』2006/12/17)

■以下は、2年以上まえの『朝日新聞』の科学系啓発記事“鏡の中では左右だけ逆転?”の図解。


鏡の中では左右だけ逆転?

■でもって、これについては、“鏡像の左右逆転:後退し偏った朝日紙の説明 / Science & Scientists (科学と科学者)”だのといった、はげしい非難があり、あるいは、“なぜ鏡像は左右だけ逆なのか”みたいな、やたらと こむずかしい議論があるんだが、ちっともわからない。
■おそらく、ハラナが典型的な「相対的愚者」なんだとおもうが、鏡像の左右問題が、なんで専門家たちを動員した真剣な論争になりえるのか自体が、全然わからない。
■こういった知識人のみなさんは、”「賢者の表現」と「相対的愚者の理解力」問題”あたりの、メタ言語問題・知識量の大小/知力の深浅問題などを熟考のうえ、わかりやすい解説をしてもらいたいものだ。

■ハラナのような単純オツムからすれば、『朝日』の図解の ①と②をみくらべたときに、左右が逆転しているなんて、全然おもえない。


 ◆先生 絵(え)を見て。(1)を鏡に映すと、(2)になるでしょ。(1)の左側(ひだりがわ)の丸(まる)は、(2)でも左だし、右(みぎ)の四角(しかく)は、(2)でも右にきているわ。左右逆転なら、(3)のようになるはずよ。

 ◇ののちゃん うーん、ありえないね。そうか、左右は逆転してないんだ!

 ◆先生 ののちゃんが(1)の手前(てまえ)、白(しろ)いほうから見ると、(2)で見えてるのは黒(くろ)い側、つまり(1)の裏(うら)でしょ。鏡の作用(さよう)は、向(む)こう向きのものを、こっち向きに変(か)えることなの。逆転させてるのは「前後(ぜんご)」。「奥行(おくゆ)き方向(ほうこう)」と言(い)ってもいいわ。

 ◇ののちゃん そうかぁ。でも、あれ~? 鏡の前(まえ)で手(て)を「左がグー、右がパア」にすると(4)でしょ。これが鏡に映ると(5)で、「左がパア、右がグー」。ほら、左右が逆転したよ。

 ◆先生 そうかな?ののちゃんはまず、鏡の前の人(ひと)にとっての左右で「左がグー、右がパア」と言ったでしょ。ところが次(つぎ)には、“鏡の中(なか)の人”になり代(か)わって、その左右で「左がパア、右がグー」と言ったじゃない。

 ◇ののちゃん それが、何(なに)かまずいの?

 ◆先生 ものを観察(かんさつ)するとき、途中(とちゅう)で自分(じぶん)の「見る位置(いち)」を変えてはダメよ。たとえば、一(いっ)カ所(しょ)に立(た)って川(かわ)を見れば水(みず)が流(なが)れていくのがわかるけど、水と一緒(いっしょ)に下流(かりゅう)に走(はし)り出(だ)したら、止(と)まって見えちゃうでしょ。これは「首尾一貫(しゅびいっかん)」という大事(だいじ)なことよ。あくまで鏡の前の人から見れば、(5)も「左がグー、右がパア」でしょ。

 ◇ののちゃん そうかぁ。私(わたし)は途中から、鏡の前の人が回(まわ)れ右して鏡の中に入(はい)ったみたいに考(かんが)えちゃった。

 ◆先生 (2)は「物(もの)」だったから、そういうことは起(お)きなかったのに、(5)は「人」だから、思わず、見る位置が鏡の中に引(ひ)き込(こ)まれちゃったのね。

 ◇ののちゃん なっとく。それにしても、鏡の中の「左右」については、逆転したと錯覚(さっかく)したのに、どうして「上下(じょうげ)」では同(おな)じ錯覚が起きなかったんだろう。

 ◆先生 鏡の前の人にとっても“鏡の中の人”にとっても、上下は同じ。だから、見る位置が鏡の中に引き込まれても間違(まちが)わずにすんだのね。そもそも、鏡はどの方向にも同(おな)じ作(つく)りになっているんだから、「左右は逆転するけど、上下は逆転しない」なんて、左右と上下で別(べつ)のことが起きるはずないわ。「上下、左右とも逆転しない。逆転してるのは前後」よ。

------------------------------------
■こういった説明が適切で、かしこいものかどうかは、わからない。■しかし、以前ブログの どこかでも のべたとおり(おもいだせないが)、「鏡の作用(さよう)は、向(む)こう向きのものを、こっち向きに変(か)えること…逆転させてるのは「前後(ぜんご)」。「奥行(おくゆ)き方向(ほうこう)」」という認識には、異論をはさめないはずだ。■なんで
一般紙は、今更?とか、いまだに?という見解の解説を良く載せますね…。
科学的思考がここまで退化するものならば
先人の努力は 何だったのだろうと
無力感が募ってきたり(-_-;)。

教育の無軌道ともかかわるのか
無知不勉強に恥を感じる事は無いようです。

といった、いかにも こばかにした、そして、いかにも エラそうな非難をのべられるのか、全然わからない。■そんなに かしこいのなら、それこそ われわれ 相対的愚者にも すんなりわかるような 啓発的解説文ないし、図解をしてもらいたい。

■ハラナがかんがえるに、鏡像とは、鏡面からの距離を線対称的に反転させる。鏡面にもっとも ちかい鼻先は、鏡像の世界のなかで、一番てまえに うつり、もっとも とおくうつるだろう頭頂部と 対極に位置する。■いわば、デスマスクのように こちがわの 実体世界が コピーされ、ウラがえされて 再現される。われわれが鏡像として知覚する自己像とは、そういうカラクリの産物のはず。■だからこそ、左右非対称が はっきりしている、ぬいぐるみなどの鏡像には、おどろかされるのだ。「デスマスク」が反転しているから、ひごろみなれた左右と全然ちがった像をみせつけられて、ぎょっとすると。■だから、アッソー首相など、非対称的なおかおのもちぬしは、モニターカメラになれたらなれたで、鏡像としてなれてきた自己像と、知覚上の衝突がおきていると、おもうぞ。




【関連ないけどリンク】
●「地図上の左右上下
●「時間的前後・空間的前後
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