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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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【取捨選択版ウィキペディア】陸軍記念日=祝日の意味再考20

■旧ブログから ひきつがれて、Google検索でも かなり上位に位置づけられるようになった“祝日の意味”シリーズ(日記内旧ブログ内)のつづき。の続編。
■「戦前・戦後の祝祭日の連続性=祝日の意味再考19」で提起した問題とは反対に、戦後は廃止され、右派だけが「復活」をねらっているだろう「戦前の祝日」をひとつ。
■ウィキペディアをひくが、いつもどおり、リンクなど取捨選択してある。


陸軍記念日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2008年9月18日 (木) 09:11; Aki4 (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC)
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陸軍記念日(りくぐんきねんび)は、大日本帝国陸軍の場合、戦前・戦中の休日のことで、3月10日
1905年3月10日、日露戦争奉天大会戦で日本軍が勝利し、奉天(現在の瀋陽)を占領し、奉天城に入場したのがこの日であった。これを記念して翌1906年から休日としたもの。
1945年の敗戦(第二次世界大戦)に伴い廃止された。
1945年東京大空襲は、意識的にこの日を狙って行なわれたと言われている。実際には、当時の日本でこの記念日にアメリカの大規模な攻撃があるとの噂が流布しており、この噂が後になってのも事実であるかのように出回ったものである。日本では、事実とする書籍や資料が存在するが、アメリカ側の資料では確認出来ない。因みに海軍記念日は5月27日。5月27日には空襲はなく、2日前の5月25日に東京大空襲、2日後の5月29日に横浜大空襲があった。
陸軍記念日式典(1944)
1944年の陸軍記念日式典





世界の陸軍記念日

【中略】

関連項目

海軍記念日
戦前の祝日(祝祭日)
軍隊記念日

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■アメリカ軍が、日本政府・軍部が戦意高揚をはかってきた象徴的記念日をたたくというのは、まさに象徴的暴力であり、ある意味当然の戦術だったいえそうだ。■旧ブログ「祝日の意味再考4:みどりの日」のコメント欄でもふれたとおり、「Wikipedia 極東国際軍事裁判」にも、「起訴は1946年4月29日(4月29日は昭和天皇の誕生日)に行われ…」「絞首刑(死刑)の執行は12月23日に行われた。この日は当時皇太子だった明仁親王の誕生日(現天皇誕生日)であったので、見せしめのためとの意見もある」といった記述がある。■軍隊にしろ、国王にせよ、国威発揚の装置として駆使してきた以上、それが象徴的な標的とされるのは、さけられない。
■したがって、「1945年東京大空襲は、意識的にこの日を狙って行なわれたと言われている。実際には、当時の日本でこの記念日にアメリカの大規模な攻撃があるとの噂が流布しており、この噂が後になってのも事実であるかのように出回ったものである。日本では、事実とする書籍や資料が存在するが、アメリカ側の資料では確認出来ない」ことが事実にせよ、それが単なる“都市伝説”である証明にはならない。
■そして、かりに都市伝説にせよ、それが あまりにできすぎたタイミングでの首都壊滅作戦であった以上、沖縄戦などをまたなくても、帝国日本崩壊の終曲のはじまりだという、引導をわたす巨大イベントとして、うけとめられたはずだ。■いや、そういった あまりにできすぎた符合が、“予言の自己成就”をはたすかのように、「都市伝説」がかけめぐっていたとしたら、かりに それが、アメリカ政府国防省などの かく乱戦術の産物であれ、「民心」が「神国日本」神話幻想を維持しえなくなっていた証拠だろう。なんと、無残なことよ。

■沖縄戦自体は、太平洋戦争最大かつ最難関の激戦として米軍にふりかえられるぐらい時間をついやすことになったのは、想定外だったかもしれない。なかでも、水際作戦をとらずに、ひきこんで 単に「時間かせぎ」に徹するという“戦略持久戦”にうってでるという作戦を、暗号解読などによってもできなかったのかもしれない。■しかし、敵地にあったとはいえ、米軍にとっては、人員・装備・後方、それらすべての総合力において、絶好調のヘビー級チャンピオンが、体重半分以下のつかれきったフライ級ボクサーを、リング・コーナーで いたぶるようなものであって、沖縄戦の動向はともかく、5月すえには、いまさら海軍記念日を「象徴的標的」として攻撃をかける必要をみとめなかっただろう。*
■もちろん、大陸戦線(対中ロ)をになっていた陸軍のもつ意味あいより、対米戦略担当としての海軍が制空権(航空優勢)・制海権(海上優勢)をうばわれているという現実を、記念日にみせつける意味の方がおおきかったかもしれない。しかし、当の日本政府=海軍中枢部は、5月すえの局面で、カラ元気をふかす形式的な軍事パレードをもよおすユトリさえ、うしなっていたのではないだろうか?


* まったくの余談だが、この沖縄戦での ドロぬま状態をへた勝利という体験(=「模範生=ニッポン」の誕生)が、のちの ベトナム戦争→アフガン戦争→イラク戦争という、ドロぬま状態に みずから ハマって でられなくなる、米軍にとっての 依存症体験だったのではないか? 初期の おおあたりに 脳内麻薬が大量にでる体験をえてしまったがゆえに、ギャンブル依存症から のがれられなくなる現象と、構造的にはほとんど同質の、無自覚なトラウマによる悪循環のような気がしてならない。
 日本列島のエリート層にとっての、ペリー・ショックが精神的レイプであったとは、心理学者 岸田秀氏の指摘だが、米国にとっては、「オキナワ・ショック」というものを、ひきずっているのではないか? おなじ岸田氏が、日本を生徒とみなしてきた米国が、それをイラクなどに応用しようとして失敗をくりかえすというモデルを提示していた記憶もあるが…(どの著作だったか失念)。






●「祝日の意味再考
●「祝日の意味再考2:文化の日
●「建国神話の政治的意味=祝日の意味再考3
●「祝日の意味再考4:みどりの日
●「増補版Wikipedia 「海の日」=祝日の意味再考5
●「祝日の意味再考6:勤労感謝の日
●「祝日の意味再考7:天皇誕生日
●「祝日の意味再考8:元日=取捨選択版Wikipedia
●「元始祭(増補版Wikipedia)
●「祝日の意味再考9:成人の日=取捨選択版Wikipedia
●「雛祭り(取捨選択版Wikipedia)
●「祝日の意味再考10:昭和の日
●「祝日の意味再考11:昭和の日2 (西村真悟の時事通信)
●「祝日の意味再考12=憲法記念日1
●「祝日の意味再考13=憲法記念日2
●「祝日の意味再考14=みどりの日2
●「祝日の意味再考15=こどもの日
●「冬至・天皇誕生日・クリスマスイブ
●「祝日の意味再考16:成人の日2=取捨選択版Wikipedia
●「祝日の意味再考17:春分の日=取捨選択版Wikipedia
●「取捨選択版Wikipedia「ハッピーマンデー制度」=祝日の意味再考18
●「戦前・戦後の祝祭日の連続性=祝日の意味再考19
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タグ : 都市伝説

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