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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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小沢党首が いかに腐敗していようと、これまで強制捜査しなったのは?

■『情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)』の先日の記事「小沢民主党党首秘書逮捕は政治的なものだという批判をなぜメディアはしないのか?」冒頭で、紹介されている『読売』による図解(クリックによって全体が表示される)。

小沢一郎秘書逮捕2

■ヤメ蚊(ブン)氏の解説も、主要部分を大部分転載。




 昨日…各紙は、小沢代表の秘書の行為が実質的に問題があることを説明できていない、と指摘した。そして、ついに、小沢代表の秘書の行為が実質的には問題がなかったことが読売新聞の記事で裏付けられた。

 その記事とは、【小沢代表は4日の記者会見で西松側からの献金について、「政党支部で受領すれば何の問題もなかった」と述べたが、実際に政党支部で受ければ、金額的にかなり目立ったことになる。】、【仮に、ダミー団体経由の献金をすべて西松建設からの企業献金として、政党支部の収支報告書に記載した場合、西松建設からの献金は、他の企業からの献金に比べて金額的に突出することになる。】というものだ(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090306-OYT1T00048.htm)。冒頭の表でいかに突出したかを説明しようとしている。

 しかし、読売の意図とは異なり、この記事は、小沢代表秘書への捜査が国策捜査であったことを裏付けるものとなった。

 この記事は、政党支部で受けた場合、金額的に突出することになったので、それを避けるために、迂回をしたのだろう、ということしか述べていない。逆にいえば、読売新聞があれこれ調べてはみたが、結局、政党支部で受け取ることには、法的には何らの問題もなかったということを吐露した記事になっているわけだ。

 西松建設関係の寄附を政党支部で受け取ることが違法であるため迂回したというならば問題だろうが、この読売の記事でそのような問題はないことがはっきりしたわけだ。

 目立つのを回避するために迂回寄附をさせたから問題だ、ということは、何か、目立つ行為防止が罪だとでもいうのか。政党支部への献金自体が違法ではない以上、小沢氏はさかのぼって修正申告をすればいいだけのことだ。

 仮に修正申告がもはやできないとしても、次年度からの申告を政党支部で受ければいいだけのことで、検察が税金を投入して行うようなことではない。

 むしろ、かんぽの宿を巡る莫大な利権を暴くようなことに全力を挙げるべきだろう。

 繰り返すが、企業献金自体に問題がないなどというつもりはない。しかし、現時点で企業献金が可能であり、西松建設関連の寄附も政党支部で受け入れることが何らの法律にも触れないのであれば、逮捕してまで捜査するようなことではないことも明白だ。

 形式的な違法を利用して、特定の団体や人物をつぶすこと、これぞまさしく国策捜査なり!

 なぜ、読売はここまで調べて何ら問題がないことが分かったのに、国策捜査批判をしないのか?

-----------------------------------------
■『朝日』をはじめとして、小沢一郎は、腐敗そのものというイメージを、これでもかと、各紙こぞって注入・定着をはかろうとしているとおもわれる。
■小沢一郎という人物が、防衛族としてだけでなく、さまざまな意味で、ヤミをかかえている政治家であることは、論をまたない。だから、この件が、かりにシロであれ、それらのヤミが ほうむられていいはずがない。
■しかし、だからといって、今回の一連の検察のうごきは、政局がらみであることを露呈しているというほかない。メディアも一部さわいでいるとおり、「いま、なぜこの時期に」である。
■結局のところ、東京地検特捜部をはじめとして、検察当局は、有力政治家のヤバいネタを、かなり以前から周到に収集ずみなのではないか? そして、なんらかの「政治的判断」(それが、どういった てあいのものかは、わからないが)がからんだばあい、単なる「形式的違反」を理由に、実質的に社会的にほうむりさる権限をにぎっていると。メディアもそれを重々承知のうえ、こぞってキャンペーンをはり、国民を洗脳すると。
■実際、沖縄返還時の日米間の密約のときもそうだった。あいては政治家ではなく、新聞記者だったが。■しかし、保守政治家が体質的に清廉潔白でありつづけることが困難である以上、検察当局にとっては、その身辺のヤミをあらうことぐらい、簡単なことなのだとおもわれる。
■そして、これまた「陰謀論」的にうつるかもしれないが、安倍もと首相を いとめた『週刊現代』のスクープ(安倍晋太郎の政治資金の「相続」による、脱税疑惑)のようなもののリークでさえ、記者・ノンフィクションライターたちは、自力で、あるいは偶然に特ダネをひろいあげたつもりでいても、その「流出」自体が、なんらかの権力によるリークの可能性は否定できない。■おおくのスキャンダルが内部告発であることは、よくしられているが、沖縄の密約が ほうむりされたように、内部告発が政治的にいつも成功するわけではなく、しばしば黙殺され、しりつぼみにおわることは、ふりかえると、よくわかる。■つまり、スキャンダルが、キャンペーンとして成立するかどうかに、権力の介在がどうみてもからんでいる。

■してみると、今回の「事件」も、これで小沢一郎という人物の政治生命がおわり、民主・自民の逆転劇が消失するなどとなれば、これは、自民党の解党をふくめた、あるいは、巨大なガスぬきのための、周到な計算・演出の産物であり、もし、これが いつのまにか さたやみになって、スキャンダルがわすれられるとか、かすんでしまうなどの事態へと展開していくのなら、小沢一郎という政治家のヤミは、半永久的にほうむられてよいという政治判断がどこかでなされているということだろう。■後者のばあい、いつのまにか、メディアは問題をぼやかすような、フェードアウトの姿勢に転ずるとかね…。

■いずれにせよ、検察が、これまで問題を把握していなかったような演出をするのは、クサすぎる。そして、そんなサルしばいを共犯として演出しつづけるメディアは、それこそ、業界全体として茶番劇というべきだろう。■それに コロっとダマされる観客のまぬけぶりもね。



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タグ : ハイパー独裁 真理省 1984年

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コメント

選挙前に野党に言いがかりをつけて治安機関を使って弾圧する手法は発展途上国の政府ならどこでもやっています。政府高官発言がその証明です。佐藤外務事務官、三井検事の例でもわかるとおり、国策捜査、恣意的捜査を堂々とやる検察に正義など期待すべくもありません。つまり西松事件は日本の政治がトルコ、ロシアやその他の発展途上国並みのレベルにすぎないことを暴露しました。マスコミも上層部は総理番経験者で占められ、政府与党と深く癒着し、常に体制翼賛報道しかしません。結果として大手マスコミと政府自民党は結托して国民をミスリードしてきたのです。国民は大手マスコミや政府にこれ以上騙されてはいけません。小沢はクロでしょうが、自民党もマックロです。この一件で民主党の支持率を下げ、与党の支持率を上げて次期衆院戦を有利にしようという政府与党の陰謀に国民は騙されてはいけません。政権交代、政界再編で自民党を潰して、官僚機構を改革しなければ日本再生はあり得ないのです。そのための特攻兵器として民主党がまだ必要なのです。

農家が自民党支持だった時代も終わりました

さほど効果は無かったと思います。
これで、小沢が退いたり、体調不良で休みでもしたら、逆効果ではないかと・・・・・。

地方の農家は大概自民党支持です。
現に佐賀の田舎の農協前のポスターは大概自民党です。
でも、農家の家の前にあるポスターは自分が見る限り、自民党の倍近く民主党が占めております。
数年前まで考えられなかった現象です。
60歳から下の農家は圧倒的に民主支持だそうです。
当然の如く、これらの情報は自民党も知っているでしょう。

小泉改革は、不充分そのものですが…

ナンバさま
■政官とメディアによる情報統制と、それによる「ハイパー独裁」(田中宇)という巨視的構図はありますが、メディア・リテラシーが不充分で容易に操作可能ということは、それが この列島住民の平均的民度といえるのではないでしょうか? ■きっかけはともかく、民度さえあがれば、こういった愚劣な構図も雲散霧消するような気がします。マス・メディアの あしなみの みだれた報道をパッチワークしただけでも、情報統制は、みえかくれしますし。「9・11テロ以降」報道などが、その典型例でした。



Mさま
■茨城県の医師会なども民主党にくらがえとかいうはなしですが、愛知県や岩手県などの動静をみればわかるとおり、民主党は基本的に第二自民党にすぎない体質をぬぐいきれていないとおもいます。■ですから、今回与野党逆転が達成されても、官僚支配の序曲がはじまるか、はなはだあやしいとおもいます。■「自民党をぶっこわす」とタンカをきりながら、対米追従と世襲を深化させただけにおわったとおり(農村政党から、都市政党への変質は、すすめましたが)、民主党が官僚支配に本格的に対峙し、病理を退治できるか、疑念をぬぐえません。

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