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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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とうとう沖縄にも「人体の不思議展」上陸?【追記あり】

「人体の不思議展」関連記事の続報。■『風のまにまに(by ironsand)』(2009-01-23)の記事(「人体の不思議展が沖縄県立博物館・美術館の会場を借りて行われる」)、主要部を転載(ハテナkeywordは、Googleにさしかえなど、かってにリンク)。



■[人権]人体の不思議展が沖縄県立博物館・美術館の会場を借りて行われる

人体の不思議展については,2006年10月7日のエントリー「違法状態の人体の不思議展サイト」でも,同サイトの特商法上の問題や興業自体の運営体制,展示資料の出所,redfoxさんのブログ(米国での類似の展覧会の抱える問題)等について触れたところです。

その人体の不思議展が今年3月20日から5月17日まで,何と沖縄県立博物館・美術館を会場として実施されるとのことです。(情報は,まちなか現在webさんのサイト)

この沖縄県立博物館・美術館は沖縄県教育委員会が所管する博物館で,文化の杜共同企業体(株式会社沖縄タイムス社,株式会社沖縄文化の杜,株式会社国際ビル産業)が指定管理者として管理運営がなされています。

しかし,人体の不思議展については,主催が人体の不思議展実行委員会琉球新報社沖縄テレビ放送),後援が沖縄県/沖縄県教育委員会/那覇市/那覇市教育委員会沖縄都市モノレールラジオ沖縄エフエム沖縄週刊レキオ,総合運営・企画がマクローズ という実施体制になっています。そのため,まちなか現在webさんのサイトに掲載されている人体の不思議展問合せ電話番号も,主催の琉球新報社になっています。
ちょっと横道です。
 沖縄タイムス社と琉球新報社は,ある意味ライバル会社です。沖縄タイムス社が県立博物館・美術館の指定管理者となれば,ライバル社の琉球新報社は同館の事業への参加や協力は困難かなと思っていたのですが,必ずしもそうではないのかもしれません。ただ,現在のところ,沖縄県立博物館・美術館のwebサイトには人体の不思議展についての記載がありませんので,組織としての県立博物館・美術館は無関係の催事で,あくまで貸会場としての扱いなのかもしれません。



さて,それにしても,人体の不思議展・沖縄展の主催,後援は意外ときらびやかな名前が並んでいます。現在開催中の川崎展では,主催が人体の不思議展実行委員会とあるのみで,その他の団体はまったく入っていません。これは,人体の不思議展に関する批判が国内でも多く見られるようになったことや,米国でのプレミア社による類似の興業に対して議会や検察,マスコミの批判が強まってきたからと思っていました。しかし,残念ながら,沖縄展では行政がずらずらと後援に名前を連ねる結果となってしまいました。

まあ,今後,県内でも批判が出てきて,行政や企業が後援を降りるということもでてくるかもしれませんけれども。



以下,整理用に,同展の各地での主催:後援の状況等を列挙します。
 なお,1996年から1998年まではハイデルベルク大学プラスティネーション研究所も主催に入っている(旧)人体の不思議展が開催されていましたが,ここではいわゆる新:人体の不思議展のみ取り扱います。

それにしてもずいぶんな数の展覧会がこの数年のうちに行われています。前の会場が終わってから次の会場のスタートまで中3日しかないところもありますし,よく見ると,2005年の夏以降は,金沢と新潟,岡山と郡山,埼玉と神戸&高知,長野&富山と札幌&大分&大阪のように,2系統で回していたようですね。

以下,調べ途中ですが,列挙します。主催のうち,(新)人体の不思議展実行委員会及び日本アナトミー研究所イノバンスは原則として記載を省きました。また,(財),(社)の標記も省略しました。不明なところもあります。ご存じの方,ぜひコメント欄等からお教えください。

【以下略】
--------------------------------------
■「臓器など標本160点――人体の不思議展(『朝日新聞』マイタウン神奈川)」で、朝日新聞社の見識をうたがうと批判しておいたが、こと、こういった話題については、沖縄県の自治体やメディアも、ダメのようである。■はっきりいって、あとで、キズとして ずっとずっと ひきずらないように、企画を中止することをすすめる。つよく。

■とおもっていたら、『沖縄タイムス』に、つぎのような記事が。

2009年02月04日 【朝刊】 社会

“人体展示の後援辞退 県教委と那覇市「国内法懸念」”

 共産党那覇市議団は三日、三月二十日から県立博物館・美術館で開催される「人体の不思議展」が本物の遺体を加工して展示するなど「人道上、医療倫理上問題がある」などとして、同市教育委員会の桃原致上教育長に後援を取り消すよう申し入れた。県教育委員会と那覇市は一月三十日付で後援を辞退する意向を示している。

 那覇市健康推進課は「死体解剖保存法など国内法に対応していない懸念がある」と説明。桃原教育長は「子どもたちへの教育効果が本当にあるのかということを慎重に検討したい」とし、辞退する方向。ただ、すでにパンフレットが完成しており、その分の刷り直しなどは求めない方針。

 同企画展では、「プラストミック」という技術で固められた本物の成人の遺体のほか、三―十カ月の胎児の標本展示などがあるという。


 主催する琉球新報社は展示される遺体は展示会を企画する「マクローズ社」が中国の政府系研究機関から借り受け、献体同意書を確認した上で輸入しており、法的問題はないと説明。琉球新報事業局の米須清光開発事業部長は「展示を通して健康増進と命の尊さを再認識してほしいという趣旨で開催する。後援の辞退はそれぞれの団体の判断だと思う」としている。
--------------------------------------
■良識が機能するか、メンツが まさってしまうか、まさに正念場だ。


●「沖縄での「人体の不思議展」興業について」『風のまにまに(by ironsand)』(2009-02-05)
●「『人体の不思議展』の不思議
●『「人体の不思議展」に疑問をもつ会
●旧ブログ「「人体の不思議展」主催・後援団体の人権意識・知性の不思議
●Google「プラスティネーション
●はてなキーワード「人体の不思議展

【追記】
●「人体の不思議展沖縄展で那覇市・市教委が後援取消
●「人体の不思議展の後援取消について」(那覇市 福祉おしらせ掲示板)
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 人体の不思議展 プラスティネーション

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コメント

肉汁

「人体の不思議展」の情報です

中国人死刑囚を闇で売買して加工し皮をはいで見世物にして金儲けしています。

★献体同意書は盗用偽装だった

http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-186.html

★カリフォルニア州で人体展禁止法案が可決されました★
http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-181.html

★★日本語字幕のPart1,Part2がRedFoxサイトにあります★★
 http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-174.html
・「死体」の写真があります。ABCnewsのPart2の7分52秒のシーンで使われている「死刑囚」の写真のサイト 

 http://www.observechina.net/info/artshow.asp?ID=47822
   検索:唸声中国/死刑囚の遺体を人体標本に、  のなかの2番目URL


一応、慎重に

「人体」さま

■旧ブログ(http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1545)のコメント欄に(http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1545#comments)にはりつけた記事と作成者がおなじですよね。■全部、以前にみたことがあります(どこかに、リンクしたかもしれませんが、いまは不明)。
■ですから、これらの告発・疑義提出が妥当な可能性はたかいんですが、当方としては、反中国(政府)キャンペーンの一環の可能性もあると、ちょっと警戒的に この件はあつかっています。■何度もこのブログでかいていることですが、政治運動・権力闘争・情報戦の時空では、「敵の敵は みかた」という普遍的構図が作動するので、慎重にならずにはいられません。
■このブログは、中国政府批判はしますが、反中国キャンペーンとは一線を画しています。反中国キャンペーンには、データをあげて批判をくわえてきましたので。■そのヘンの、こちらの たち位置をご理解のうえで、おつきあいくださいますよう。

傍観しようと思っておりましたが

タカマサさま
お世話になっております。
うちのURLが100ほどのブログにポストされているようで、何と言っていいものか困っておりますが、あちこちからアクセスがあるのでどうしても気付いてしまいます (笑)

うちとしましては「大手メディアの報道など幅広い複数のソースを総合したらこういう構図が見えて来た」という特集をやっただけであって、それを反中国キャンペーンだろうが中国の人権問題であろうが、中国の死刑や臓器移植問題、それから日本の『人体の不思議展』への抗議運動であろうが、うちが提供したのは材料に過ぎないのでどのようにでも使って頂いても結構と考えております。

ただし情報の出所の一部はご存知の通り米国の反中共華僑団体であり、米国における人体展反対運動には反中国共産党キャンペーンとしての性格は一部含まれる事になりますが、実際問題中国の公安局が死体調達に関与しているというNY検事総長の調査結果が出ており、日本の『人体の不思議展』における不透明性や人権問題を追求しようとした場合に、中国 (当局・民間含む) のいずれの何かに対する「反」という形になるのを避けるのは難しい問題かとは思います。

『サンデー毎日』(2.15号)98ページより

「『中国の今』を理解するために」と題して『皇帝たちの中国史 連鎖する「大一統」』(稲畑耕一郎・中央公論社)という本の著者インタビューが掲載されています。
わたしは普段、日中に関しては、『サンデー毎日』における「政経外科」(佐高信氏の連載)と「インサイド中国」(上村幸治氏の連載)をよむことで、両国の病理をみすえる様にこころがけているのですが、2.15号の蒸気インタビューは、中国に関して一層ふかい洞察をしめしてくれていると感じます。

こまかい点ですが訂正します。

「蒸気インタビュー」を「上記インタビュー」に訂正いたします。いや、漢字に意味などないことは知ってはいるんですが、念のため。

こちらも まとめて

Red Foxさま
■おこしくださいまして、ありがとうございます。
■冷静なアナーキズムのスタンス、安心いたしました。その点では、当方と おおむね おなじ方向性とおもわます。■当方のブログには、ときどきではありますが、そちらさまと同水準の ヤバいネタがあがり、また当方自体が、強権国家であれば、当然強制収容所ゆきの宿命となるだろう ヤバい論調を維持しております(笑)。■にもかかわらず、当局遊撃隊はもちろん左右両翼ほかからも、 ほとんど攻撃がおしよせないのは、存在がマイナーであることもありますが、コメント・リンクするにも、きりばりするにも、ヤッカイな存在と 認識されているからでありましょう。
■ただ、当方は、こまったさんが ごつごう主義的な つまみぐいをして、全体の文脈を正反対の政治的意味を正当化するのに援用してしまう悪用にだけは、注意をはらいたいとおもっています。■ネタがヤバいばあいは、やはり、「これがデータだ」では、すまないとおもいますので。



貝枝さま
■いつも、ありがとうございます。■現在移動中なので、売店で購入しようとおもいます。

「人体の不思議展」サイト 「NEWS & TOPICS一覧」

http://www.jintai.co.jp/news.html
2009.05.17
沖縄展は5月17日を持ちまして終了いたしました。多数のご来場誠にありがとうございました。



名古屋展11月14日開催決定!!

http://www.jintai.co.jp/index_top.html
http://www.jintai.co.jp/outline.html
開催期間 : 愛知県産業労働センター WINC AICHI8階
開催期間 : 2009年11月14日(土)~ 2010年1月11日(月・祝)
休館日:2009年12月29日~2010年1月3日
開催時間 : 10:00~18:00(最終入場17:30)
問合せ先 : 人体の不思議展事務局:(TEL)03-5444-2010
人体の不思議展会場事務局 (開催期間中):(TEL)052-589-8050 
チケット販売 : 詳細はこちら
クーポン : 詳細はこちら
主催     : 人体の不思議展実行委員会



http://sky.geocities.jp/jbpsg355/
09年10月5日愛知県民主医療機関連合会より「人体の不思議展」に関する声明が発表されました。(http://sky.geocities.jp/jbpsg355/aichiseimei.mht
関係各位

「人体の不思議展」に関して(声明)
2009年10月5日

愛知県民主医療機関連合会
会長 矢崎 正一

 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、「人体の不思議展」が2009年10月31日より2010年1月11日まで、愛知県産業労働センター8階にて開催予定であるということを知り、大変驚いています。
 この間、全国各地で行われたこの展示会では、模型ではなく本物の人体を樹脂加工した標本が展示されています。その中には人体をプレート状に水平にスライスしたもの、わざわざ弓を持たせポーズをとらせているもの、さらには人体標本に触るコーナーまでありました。
 こうしたことは倫理上決して許されることではなく、「人体の不思議展」の開催中止を求めるとともに、十分な説明のないまま協力させられることのないように各方面の関係者の方々に呼びかけるものです。

 以下に「人体の不思議展」関しての問題点を整理します。

 第一に、「献体は生前の意志にもとづくもの」と紹介されていますが、上記のような扱いを受けることまで納得しているとは到底思えません。

 第二に、仮に同意が得られていたとしてもすべての人は死後も人間としての尊厳が守られなければなりません。興味本位、儲けの手段として死体を展示することは許されることではありません。

 第三に、法的な問題をさけるためか標本は全て中国人の遺体です。「中国の倫理観では許されている」というのは理由になりません。むしろ人種間差別としてより責任が重いと言わざるを得ません。


 以上のように大変問題の多い展示会です。ドイツでは各地で展示禁止が決定されており、わが国でも日本赤十字社、日本医学会、日本医師会、日本看護協会、日本歯科医師会などが後援を取りやめています。
 この展示会は倫理的に大きな問題があるだけでなく、知らぬ間に広く県民、市民そして多くの子どもたちが人権侵害に協力させられるということです。
 開催にあたっては、各県での開催実行委員会が組織されることになると思いますが、実行委員会への参加、後援、協賛等を行わないようお願い申し上げます。

以上

厚労省見解+京都府警捜査

人体展の標本は「遺体」 厚労省見解、京都府警捜査へ
産経新聞 1月19日(水)2時5分配信

 京都市で開催中の「人体の不思議展」で展示されている標本について、厚生労働省が「標本は遺体」との見解を示していることが18日、産経新聞の取材で分かった。標本が遺体の場合、特定場所以外での保管には自治体の許可が必要になるが、主催者側は届け出をしていなかった。遺体の取り扱いに関する死体解剖保存法に抵触する可能性があり、京都府警も違法性の有無について捜査する方針を固めた。

 一方、標本が中国から日本に持ち込まれた経緯に不透明な部分があるなどとして、京都府保険医協会などが昨年12月、民間団体などで構成する同展実行委員会を京都府警に刑事告発。主催者側や施設利用を許可した京都市に対し、開催中止を求める動きもある。

 同展をめぐっては、中国で「プラストミック」と呼ばれる技術で特殊加工された人体標本を展示物として扱うか、遺体として扱うかで見解があいまいだったが、この問題で同省が一定の基準を示したのは初めて。今後、人の死の尊厳をめぐり議論を呼びそうだ。

 プラストミックは、死亡した人の身体の組織に含まれる水分や脂質をシリコン、ポリエステル樹脂に置き換え、半永久的に保存する技術。主催者側によると、標本はいずれも生前の意思に基づき、中国・大連の研究施設から賃借しているという。

 プラストミック標本についてはこれまで、同省も明確な見解を示していなかったが、同省医政局の担当者は取材に対し「特殊加工されたとはいえ、基本的には遺体にあたる」と説明。自治体の許可なく遺体の保存を禁じた同法に抵触する可能性については「保存行為かどうかの法令解釈は難しく、最終的には司法判断になる」と指摘した。

 主催者側は「正規の手続きに基づく、展示用のプラスチック解剖標本であり、遺体とは考えていない。学術的に配慮している」と説明。展示会場の京都市勧業館(みやこめっせ)を運営する京都産業振興センターも「標本は展示物と認識している。過去にも全国各地で開催された実績があり、特に問題はない」としている。

 死体解剖保存法では、死体標本を保存できる場を大学医学部か医科大、特定の病院と限定し、それ以外の場所での保存は届け出を義務づけている。

産経記事・続報

「人体展で苦痛」提訴へ 京都の名誉教授「会場に死体、生活侵害」
産経新聞 1月19日(水)15時24分配信

 京都市左京区で開催されている「人体の不思議展」(23日まで)について厚生労働省が「標本は遺体」との見解を示している問題で、会場近くに住む生命科学が専門の大学名誉教授が、「死体が展示されているため精神的苦痛を受けた」として、主催する同展実行委員会(大阪市北区)に損害賠償を求め、20日にも京都地裁に提訴することが19日、関係者への取材で分かった。

 提訴するのは、日本科学者会議の生命倫理研究委員会のメンバーでもある京都工芸繊維大学の宗川吉汪(そうかわよしひろ)名誉教授。宗川名誉教授が原告側代理人とともに同地裁を訪れ、訴状を提出する予定。訴状によると、宗川名誉教授は、同展会場の京都市勧業館(みやこめっせ)近くに居住。昨年12月4日から同展が始まり、「会場に死体が多数あるため、平穏な生活を営む権利を侵害され、多大な精神的苦痛を受けた」と訴えている。

 損害賠償額については検討中で、原告側代理人は「今回は違法状態を世間に訴えることが目的」としている。訴状では、同展で展示されている標本を「死体」とし、解剖した死体を同展の開催時間帯以外も会場内に置いておくことが、死体解剖保存法に規定されている「保存」にあたると指摘。死体を保存する場合は、開催地の京都市長の許可が必要だが、「申請がされておらず同法違反にあたる」として、同展の開催自体が違法だと訴えている。

 宗川名誉教授は「展示されている奇抜なポーズをとった標本の場合は、死後硬直前に薬品づけにしなくてはならず、死者の尊厳を冒涜(ぼうとく)している。当初は学術的な要素が強かったが、次第に商業性が強くなり、生命倫理的に非常に問題だ」と指摘している。

 同展をめぐっては近年、輪切りにした人体や臓器などを展示する手法が問題視され、後援を取りやめる企業や団体が相次ぎ、抗議運動も活発になっている。同展実行委は19日午前の産経新聞の取材に「文書で回答する」とコメント。これまでに回答は届いていない。
【引用終わり】



↑「人体の不思議展」は気色悪いが、批判を急にもちあげて攻撃材料にするのも気色悪い。「人体」が中国から来てるからキャンペーン記事にしてるとしか思えないけど・・・

人体の不思議展:「標本は死体」京都府警が捜査

 京都市勧業館みやこめっせで開催されている「人体の不思議展」(同展実行委員会主催)の人体標本が死体に当たり、特定場所以外での保存を規制する死体解剖保存法に抵触する恐れがあるとして、京都府警が捜査していることが19日、府警への取材で分かった。厚生労働省は展示の標本が死体に当たるとの見解を示している。

 同展は遺体を特殊加工した標本など約170点を展示。同法は大学など以外で遺体を保存するには都道府県などの許可が必要と定めているが、京都市に許可申請は出ていない。

 同展は02年から全国35会場で開かれ約650万人が入場。京都展は昨年12月4日に始まり、展示を問題視する京都府保険医協会などが昨年12月、告発状を提出した。府警は受理していないが、厚労省へ照会するなど独自に捜査を進めている。

 厚労省医事課は取材に対し「『保存』の解釈は難しく、展示が違法かどうかは司法判断になる」と説明。同展会場事務局は取材に「答えられる人間がいない」と話している。【林哲平】

毎日新聞 2011年1月19日 20時20分

<人体展>立件見送りへ 死体標本展示、法に触れず
毎日新聞 5月30日(月)15時0分配信

 京都市で10年12月~11年1月に開催され、死体解剖保存法に抵触すると告発された「人体の不思議展」(同展実行委員会主催)について、京都府警が立件を見送る方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材でわかった。厚生労働省との協議も踏まえ、人体標本は死体に当たるが、展示行為を同法違反に問うのは難しいと判断した。起訴を求めない意見を付けて関係書類を近く京都地検に送る。

 同展は遺体を特殊な手法で樹脂加工した標本を展示し、02年から全国で少なくとも36回開催され、約650万人を集めた。標本は中国から持ち込まれたとされているが、展示を問題視する府保険医協会などが昨年12月「京都市の許可を得ておらず同法違反だ」などと府警に告発していた。

 同法は、大学と特定の病院が研究や教育用に遺体を標本として保存する手続きを規定。これ以外が遺体を保存する場合、遺族の承諾と都道府県などの許可を義務付けているが、「人体展」では京都市に許可申請は出ていない。府警は、同展を実質的に主催・運営する東京都の医療関連の企画会社関係者に聴取、標本の一部を鑑定。展示期間やその前後に標本を保管する行為は同法上の「保存」には当たらないと判断した。【林哲平】

人体の不思議展、死体保存許可違反容疑(毎日11年3月)

 ◇初開催から10年、違法論浮上 「調査・判断しない」厚労省の怠慢
 「本物の死体」による標本を目玉にした「人体の不思議展」が現在の形での初開催から10年目の今になって、違法性を問われかねない事態となっている。府警は死体解剖保存法(死体保存許可)違反容疑での告発を受理。しかし、背景にはこの法律を所管する厚生労働省や自治体の主体性の欠如が透けて見え、捜査関係者たちはあきれ気味だ。【林哲平、太田裕之】

 京都展は昨年12月4日~今年1月23日、京都市勧業館みやこめっせであった。府保険医協会など告発者側は開幕前、厚労省や市に対し、死体の保存には自治体の許可が必要と定めた同法違反の可能性を指摘。ここで、展示のために人体標本を会場に置くことが「保存」に当たるかどうか判断する必要性が生じた。

 京都市は厚労省に照会したが、当初は回答はなかった。市は「法律を解釈するのは国。自治体は従うだけ」とし、会場の使用は拒めないと判断。主催者側に死体保存の許可申請を求めなかった。

 一方、開幕後に「標本は死体」との見解を示した厚労省医事課は取材に対し、「何が保存に当たるかは社会通念上の判断が必要で、それは許可をする自治体がする」と説明。自治体で判断できないとする京都市の立場を伝えると「では司法判断ですかね」と述べた。

 人体展は過去にも標本の出所が不透明などとして、遅くとも06年ごろから週刊誌などが違法性を指摘。日本医師会や日本赤十字社は途中で後援を下り、医療関係者らから批判声明なども出るようになった。それでも厚労省は「調査が必要と認識したことはない」としてきた。

死体解剖保存法は1949年施行。「保存」は大学病院などで研究・教育目的で行われることを前提としている。人体展のようなケースは想定外で、立件しても罰則は2万円以下の罰金に過ぎない。

 今回のような場合、捜査機関は通常なら行政の指導に従わなければ検挙するというスタンスを取る。それだけに、京都府警の関係者らは厚労省や京都市の態度に「あまりに怠慢」「開いた口が塞がらない」と不快感をあらわにしている。

では、主催者側が許可を申請していたら、認められたか--。京都市は未整備だが、横浜市などいくつかの自治体は同法施行細則と申請書の様式を定めている。それによると、申請には、死者の本籍地▽元住所▽氏名▽生年月日などの記載と、遺族承諾の証明書面が必要だ。提供元が中国とされ、素性が不透明な人体展の標本は申請が受け付けられるかどうか微妙とみられる。

 人体展を実質的に主催・運営しているとみられる東京都港区のイベント企画会社社長は取材に応じていない。

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