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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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在日米軍再編でウソ・デタラメをくりかえす日米政府

■『毎日新聞』の署名記事を転載。

“中曽根外相:沖縄を初訪問 米軍グアム移転で協定締結方針”
 中曽根弘文外相は1日、就任後初めて沖縄県を訪れ、在日米軍再編について仲井真弘多(なかいまひろかず)知事と会談した。米軍再編の一環で、日本が28億ドルを上限に費用を拠出する在沖米海兵隊8000人のグアム移転に関し、中曽根外相は「国際契約を結ぶ必要があり、しっかりとしたものを作りたい」と、日米間で協定を締結する方針を沖縄側に初めて説明した。

 在沖米海兵隊グアム移転は、再編に伴う普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設とセットとなっている。協定の締結は、予算の適正使用や目的外使用の禁止などで米側に義務を課し、透明性を高めるのが狙い。日米間で2月上旬にも署名される見通しだ。

 普天間飛行場の移設に関し、仲井真知事は「地元の意向と環境に配慮する必要がある」と改めて訴えた。だが中曽根外相は会談後の会見で「政府案は最も適切な形として決定した。合理的な理由なく変更は困難だ」と修正は難しいとの見方を示した。一方で環境影響評価(アセスメント)が現在実施されていることを挙げ、「客観的なデータが収集される過程を通じて地元の意見をさらに聞きたい」と含みを持たせた。

 外相の沖縄訪問は、05年11月の麻生太郎外相(当時)以来。会談に先立って中曽根外相はキャンプ・シュワブや普天間飛行場を視察。会見で「沖縄県民に大変な負担がかかっていると改めて実感した」と語った。【大谷麻由美

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■旧ブログの最晩期の記事「公共事業としての軍事=「ムダ」とはなにか16」(2007年10月30日)でかいた文章の ごく一部を はりつけておく。


■それにしてもだ、この糖分にむらがるアリのように参集した業者たち、それを当然のように報じる防衛省って組織の神経は、どうなっているだ。「「逆風」発生源の守屋前防衛次官(東京新聞)」という文章で、巨大迷惑施設である軍事基地に翻弄されるひとびとの存在にふれ、ともかく、「超巨大迷惑施設を政治/ビジネスのネタにするな」と批判しておいた。■実際、普天間飛行場の機能の移転問題≒辺野古の騒動だって、この海兵隊のグアム移転という構想が浮上することで、根底から趣旨が崩壊したわけだ。『なごなぐ雑記』などが一貫して批判してきたとおり、グアムに海兵隊が移転することで普天間飛行場の機能がそっくりうつるんなら、辺野古に基地を新設する大義名分は消滅するのに、いまだに「調査事業」を軍艦出動つきでやったりしている防衛省とかの姿勢はナンセンスなんだからね。
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■いま一度確認しておこう。(1) 「グアムに海兵隊が移転することで普天間飛行場の機能がそっくりうつるんなら、辺野古に基地を新設する大義名分は消滅する

(2) 環境影響評価(アセスメント)は、アリバイ工作にすぎず、なんら合理性がないものであり、むしろ調査対象地点の環境破壊をすすめ、かつ 平和的に反対する市民たちへの人権蹂躙がたびたびくりかえされている。■「政府案は最も適切な形として決定した。合理的な理由なく変更は困難だ」などと、シャアシャアと いってのけられるのは、さすが保守政治家のドン、中曽根元首相ご子息「枯葉剤機密カルテル[第28回 ナパーム弾も日本製(1)」「(2)」)。

(3) 名護市の辺野古沖への 施設の新設も、グアムへの海兵隊の移転も、すべて利権がらみであり、かつ、そこには日本政府がかきあつめた国税の不当な支出を意味している。移転するのは米軍の事情であり、それは全部アメリカ国民がになうべき性格のものなのだから。■その意味では、「協定の締結は、予算の適正使用や目的外使用の禁止などで米側に義務を課し、透明性を高めるのが狙い」なんて、もっともらしげな正当化は、きかされる こちらがわが、はずかしくなってくる。もともと、まっくろな利権の分配=不当な拠出と分捕り合戦にすぎない茶番劇を、こうもコーティングするとは…。ま、連中に羞恥心やら倫理観をもとめる方がまちがっている。選挙民の民度そのものなんだから。

(4) 「沖縄県民に大変な負担がかかっていると改めて実感した」などと、こころにもない 偽善的な外交辞令をくちにするのではなく、実効性のある負担軽減の具体策がなければ、政権政党などと主張するたちばにない。すくなくとも、自民党は結党以来、一貫して、NIMBYの典型として沖縄への米軍基地集中政策を維持・保管してきたのであって、外務省ともども、“天皇メッセージ”の忠実な実行者にして、アメリカ帝国主義の走狗として はたらいてきたことを、再確認しておこう。


■大谷記者という人物については、全然しらないので、別にうらみつらみなどはないが、署名記事をかいたからには、責任をとる勇気があるんだろう。というか、『毎日新聞』の方針なのか?(十勝毎日新聞は、「1995年10月より記事に記者名を併記する署名記事を原則化し、全国の新聞業界に影響を与えた」そうだが、別会社) いや、署名記事でなるべくかくことで、責任をもった記事作成ができるとはおもうので、それ自体は評価したい。■しかし、これは、うえでかいたような論点を全部ほおっかむりした政府当局からのタレながし記事にすぎない。沖縄県首脳部の異論は併記されているにせよ、所詮は、政府の広報担当をになっただけの記事をかいているという自覚があるんだろうか?■記者クラブづめ、ないし番記者になることは、こういった宿命をかかえこむってことなんだろう。


●ウィキペディア「在日米軍
●ウィキペディア「思いやり予算
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テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 米軍再編 普天間飛行場 海兵隊 グアム移転

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オバマ政権というと、カネのはなししか、でないが…

●「クリントン長官と小沢代表とが辺野古について会談!」(http://atsukoba.seesaa.net/article/114048063.html
●「辺野古での法的根拠となりかねない日米条約!」(http://atsukoba.seesaa.net/article/113553204.html
●「辺野古とグアムの基地建設について約束する異常な日米協定」(http://atsukoba.seesaa.net/article/114396424.html
●「沖縄の負担は「軽減されつつある」のか?」(http://atsukoba.seesaa.net/article/114688811.html

●「民主党が「辺野古の計画は白紙に」」(http://atsukoba.seesaa.net/article/113187935.html)って、うごきもあったが、麻生政権の末期状態をみてとったアメリカ政府は、民主党をまるめこみにやってきと。麻生・小沢政権という意味では、アメリカ政府にとって、大差ないと。

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