プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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天災・人災、いろいろ記銘すべき1月17日

■ウィキペディア「1月17日」から

1893年 - ハワイ王国でアメリカ人が支援する革命が起こり、女王リリウオカラニが退位。カメハメハ王朝が倒れる。
……
1961年 - ドワイト・D・アイゼンハワー米大統領が退任演説の中で軍産複合体が国家におよぼす影響力について警告。
1966年 - 水素爆弾を搭載したアメリカのB-52爆撃機がスペインパロマレス沖でKC-135空中給油機と衝突、水爆を搭載したまま墜落(パロマレス米軍機墜落事故)。
1971年 - 精進湖で氷が割れ、スケート客9人が死亡。
1973年 - フィリピンのマルコス大統領によって新憲法発布、同時に戒厳令の無期限延長を発表。
1979年 - 第二次オイルショック
1991年 - 多国籍軍の空爆により湾岸戦争の端緒が開かれる。
……
1993年 - 陸上自衛隊にミサイル部隊発足。
1994年 - ロサンゼルスでマグニチュード6.8規模の「ノースリッジ地震」発生。
1995年 - 午前5時46分、「兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」発生。
……
2006年 - ライブドア・ショック発生

----------------------------------
■単なる偶然のいたずらではあるが、天災・人災、すくなくない日のようである。すくなくとも、これらの事件のうち、人類がいますこしかしこければ、被害がかなりくいとめられたもの、愚行にいたらないですんだものが、いくつもありそうだ。
■たとえば、「阪神・淡路大震災)」をきっかけに制定された「防災とボランティアの日」という緊迫感のない命名は、なんだろう?■対照的に、全国で自治体や学校などが防災訓練など、さまざまな行事をくりかえしてきた「防災の日」は、単に「関東大震災」を教訓化するという意味だけでなく、制定前年の伊勢湾台風が意識され、9月1日ごろが、二百十日とかさねあわされていたそうだが、そんな歴史的経緯が、どの程度自治体や学校等に周知徹底・継承されてきただろうか…。
■まず、(1) 地震・津波のように、季節性がなく直前対策がたてづらいもの、(2) 台風などのように時期が予想され、事前に気象情報がつたえられるなど対策がたてやすいもの、(3) 戦災のように、どうみたって人災というほかないもの、これらは、整理して 危機管理がなされねばならない。
■さらに、(4) 行政組織の初動態勢の不充分さを、たとえば自衛隊への救援要請のおそさなどにしぼりこんで非難する論調があるなど(阪神・淡路大震災のばあいは、村山政権や兵庫県政が非自民系だった=実は、貝原県政は非共産党系準オール与党体制だったんだが=ことからだと推測される)、「防災のための軍隊」といった、治安維持的イデオロギーに、これら震災被害を援用する策動にも注意する必要がある。■たとえば、石原都知事の過去の暴言は、個人的責任にとどまらず、半永久的に記銘すべき汚点だろう(「自衛隊出動要請「遅れた」 阪神大震災で石原知事再び(共同)=マッチョでネオリベしか東京の首長になれないというが」「あきれた政治家とその「ブレイン」2=マッチョでネオリベしか東京の首長になれないというが8」ほか)。
■(5) それと、関西地域では大震災がおきないなどと、科学的根拠もなしに対策をおこたってきた行政の責任がある以上、耐震化工事は、私的な自衛策ではなく、予算の最優先課題として拠出されるべき性格のものであることが、いまだに自覚されないのは、げせない。■その意味では、耐震能力の欠落した老朽家屋に集住していた高齢者層・貧困層が、ある意味瞬時に大量圧死してしまったことを、単に自衛隊出動のおくれに帰する暴言がまとはずれであることは自明として、いまだに犠牲者の死の意味をすくいとっていない行政の姿勢こそ、正面から批判されるべきだろう。
■(6) また、高齢者を中心に、被災者むけアパートなどを機械的に設営し、コミュニティーの解体などによって体調悪化や孤独死などを大量にまねいたことの責任も、まともにとわれていない。■これらは、かなり はやい段階から、医療・福祉関係者・ジャーナリストによってあきらかにされていたはず。■むしろ、行政の無策を難ずるならば、これら事後的な福利厚生についての、およびごし、ケチぶりではないか?
■(7) 前項・前々項とのからみであるが、兵庫県政を個人攻撃もふくめて非難した石原都知事は、これら個人住宅などの震災対策や、震災発生時・発生後のきめこまやかな対策を全部、シミュレーションしているのであろう。■震災などのための軍事パレードやら、オリンピック誘致やら、はではでしいイベントがあれほど大好きである以上、その背後に当然用意されている、具体的な有事対策は万全なはずだから。
■(8) われわれは、1月17日や9月1日、あるいは、3月10日など、それぞれの地域性に応じた避難訓練などをおこなうだろうが、これら過去の被災地を、これら「記念日」の前後だけ急におもいだして、しみじみかんがえこんだりするのではなく、失敗学的になにかまなんだのか、被災地の存命のひとびとや、その地をはなれてもトラウマなどをしょっているひとびととかのその後の人生を、まともにかんがえたきたのか、もし おこたっているとしたら、「どんどん わすれる、なさけない われわれの知性・品性は、どのようにして もたらされるのか?」「もし、それらから解放されることが必要だとするなら、具体的にできること、最初にすべきことは、なにか?」……等々を、かんがえ、整理、議論すべきではないか?
■テレビ・ラジオやらの、アリバイ的な「記念日式特集番組」を、ほうけたようにみて、またすぐわすれるなら、マスゴミのアリバイ工作の共犯者にすぎない。■耐震対策だけしか 「記念日式特集番組」から まなばないのなら、あまりに利己的というか、非知性的というべきだろう。そんなことでは、家族はまもれても、隣人をすくえないし、隣人からもすくってもらえないだろう。■まあ、「自分と家族だけいきのびるのが、せいいっぱい」っていう人生観なら、それはそれでしかたがないが。


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『原子力と地域社会』という本が出ました。

『原子力と地域社会―東海村JCO臨界事故からの再生・10年目の証言』という本が出ました(文眞堂 (2009/03))。みぎ、おしらでまで。

同名「原子力と地域社会」

■移動中なので、みじかくネタだけ(笑)。

http://www.fepc.or.jp/present/chiiki/nuclear/index.html

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