■「
築地市場移転問題」「
東京都/「築地メディアセンター」断念へ/16年東京五輪招致、市場移転の遅れで(日刊建設工業新聞)」の続報。
“築地市場移転「14年度に」 都、
予定地汚染除去に目途”2009年1月15日
東京都は15日、築地市場を移転して開設する新市場について、2014年度の開業を目指す方針を固めた。移転予定地の土壌や地下水から大量の有害物質が検出され、汚染除去に1千億円かかるとみられていたが、工法を公募して586億円に圧縮し、除去に道筋をつけた。10年度に着工する予定だ。
老朽化が進む築地市場は、江東区豊洲の東京ガス工場跡地約40ヘクタールへの移転が計画されている。しかし、都が08年に実施したボーリング調査で、最大で環境基準4万3千倍のベンゼンが検出されるなど、4122地点の4割近くで有害物質が見つかった。このため、移転には「食の安全」への不安や多額の公金投入に仲卸業者らから反対の声があがり、12年度開業の計画が先送りされていた。
都は先送りに伴い、16年五輪招致にからんでメディアセンター予定地を市場跡地から臨海部に変更したが、移転は推進する構えだ。
都の専門家会議は昨年7月、食の安全を守るために(1)予定地の土壌を地下2メートルまで入れ替え(2)地下2メートルより下の汚染土壌の環境基準以下への処理(3)地下水の浄化――などを提言。ところが、工費が約1千億円との試算があり、都は昨年8月、専門家がつくる技術会議に工法の検討を委託。技術会議は民間企業に工法を公募し、寄せられた221件から複数を組み合わせる方針をとった。
具体的には、予定地に土壌を浄化するプラントを仮設。有害物質を1回の工程で除去する洗浄処理技術を採り入れ、費用を抑える。きれいになった土は埋め戻すという。
地下水については、専門家会議は建物の建つ場所は着工前に環境基準以下に処理し、建物がない場所は将来的に基準以下にする対策を示したが、技術会議は区別なく浄化する工法を採用。区切るために必要な鋼材を省いて経費削減する。
都幹部によると、「安く、早く、確実な工法」を選んだ結果、約1千億円の試算だけでなく、都が汚染対策費として当初見積もった670億円よりも少なくなった。土壌汚染除去の見通しがついたことで、都は対策工事の入札を3街区に分け、10年度の工事着手、12年度の施設建築開始、14年12月の開場を目指す。
移転に反対する声に対して、都は「汚染対策は徹底し、費用も築地市場跡地の売却で十分まかなえる」としている。(根本理香)-------------------------------------------
■到底、信用できないよね。説明責任をはたしているとは、とてもおもえない。
■まあ、東京都民は、その民度に応じた自己責任で、今後をかぶるほかないけど。【かきかけ】
●ウィキペディア「
築地市場移転計画」
●ウィキペディア「
東京オリンピック構想」
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テーマ : 日本を正常な国に戻したい - ジャンル : 政治・経済
タグ : 築地移転食品安全真理省ハイパー独裁
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