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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
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【位置 リベラル左派】

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アイヌ民族など先住者を利用する政治家

■だいぶまえの記事だけど、大事な情報なので、コピーしておく。


アイヌ民族「北方四島にも先住」
 中曽根外相が見解表明

2008.10.09 Thursday 新聞記事 20:05 comments(0) trackbacks(0) by namako
北海道新聞より記事の転載です。

◆アイヌ民族「北方四島にも先住」 中曽根外相が見解表明(10/09 07:19)

 中曽根弘文外相は八日の衆院予算委員会で、アイヌ民族について「日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住する民族と認識している。『北部周辺』には北方四島も含まれる」と述べた。アイヌ民族が北方四島についても先住民族であるとの見解を政府が公式に示したのは初めて。

 新党大地鈴木宗男代表への答弁。河村建夫官房長官は、北方四島を除く千島列島サハリンに関しては「アイヌ民族が先住民族であるかどうか判断する立場にない」と述べるにとどめた。

 鈴木氏は「北方領土の返還も『この島はアイヌ民族が先住民族。アイヌ民族は日本国民だから島を返して』というアプローチが(ロシアに)できる」と主張した。

 衆参両院は今年六月、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を可決した。

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■何年もまえからというか、“日本には少数民族はいないと失言した鈴木宗男”代議士が、「一転して新党大地の副代表にアイヌ民族女性」にすえたころから、これは早晩政治利用されるとはおもっていたが、アイヌ民族をめぐる政治性は、かなり きなくさい性格に変質した。■おそらく メディアの大半はもちろん、国民のほとんどは、その政治的意義について全然無自覚だとおもう。
■ちなみに、「北方四島を除く千島列島とサハリンに関しては「アイヌ民族が先住民族であるかどうか判断する立場にない」」という、セリフは、歴史学的にはナンセンスな責任のがれにすぎない。千島列島とサハリンには、アイヌ民族など北方少数民族が先住者として実在していたことを否認できる歴史家など皆無だろう。そして、そこに和人やロシア人たちは、絶対に先住者としては、実在しなかった。
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タグ : 真理省ナショナリズム1984年ハイパー独裁

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コメント

弱者の政治利用つながりで

今回の件は「ネット工作員~」(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-243.html)のなかの拙稿「非対称性をふまえて、あげあしとりを事前に予期すると」(2008/05/03 07:30)において懸念をしめした様な意味での弱者の政治利用とは異質かもしれませんが、上記の拙稿での指摘も今後やくにたつことがあるかもしれないので、参考までにどうぞ。本当はそんなものがやくにたたないでいてくれる方が、つまり弱者の政治利用という問題自体が生じない方がよいにきまっているのですが、ユーラシア大陸の最辺境に位置し、野蛮人が政治権力を牛耳った歴史しか存在しない、某「創造の共同体」においては、その様な政治利用が生じないという希望を一瞬でもいだくことでさえ、弱者を皆殺しにする結果につながるほど危険な行為だとおもいますので注意を事前にうながしておきます。

「北方領土」問題に対する唯一の解決策

>“日本には少数民族はいないと失言した鈴木宗男”代議士が、「一転して新党大地の副代表にアイヌ民族女性」にすえたころから、これは早晩政治利用されるとはおもっていたが、

などというマイノリティころし…もといころがしによる政治利用を一切みとめず、「北方四島」は一括してアイヌ民族に変換すべきだにょ。

返還とかくべきだったが変換ミスをしてしまったにょ。
漢字に意味などないのは理解しているが、一応「ただしい」漢字表記にこだわって、漢字に敬意をしめしているふりをしておく如。

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