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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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検定透明化 審議の全面公開が必要だ(琉球新報・社説)

“検定透明化 審議の全面公開が必要だ”


琉球新報』社説(2008年12月5日)

 教科書検定手続きの透明化に向けた具体的な改善策を、教科用図書検定調査審議会(検定審)の作業部会が了承した。
 文部科学省の教科書調査官が作成した「調査意見書」の原案を公開の対象に加えるなど一定の前進は見られるが、会議自体は非公開のままだ。教科書検定の在り方が大きく改善されるわけではなく、根本的な解決策には程遠い。
 教科ごとの中身を審議する部会や小委員会は、開催日、出席委員、付議事項、決定事項、審議概略を検定審査終了後に公表するが、個々の委員の意見ややりとりは伏せる方針だという。
 これでは形式的に公表の体裁を整えただけだ。文科省などにとって都合の悪い意見は割愛される可能性が大きい。
 高校日本史教科書検定で沖縄戦「集団自決」の日本軍の関与が削除・修正された問題を通して浮かび上がったのは、検定過程の密室性だった。
 沖縄戦を研究する委員が一人もいない中で、教科書調査官が示した意見書に沿って結論を出した。審議会とは名ばかりで、ろくに議論もなされていない。
 同じ轍(てつ)を踏まないためには、審議内容を全面的に公開することが不可欠だ。部会、小委員会に所属する全委員の氏名、専門分野を事前に公表すると同時に、委員に委嘱した理由もつまびらかにすべきである。



 委員の人選に際し、学術的実績よりも政治的背景が優先されることは決してあってはならない。教科書が誤った方向に改変され、歴史をゆがめる恐れがあるからだ。
 どんな人が教科書の内容を決めているかという、基本的な事項さえ事前に公表しないのは到底納得できない。
 少なくとも、偏った考え方を持つ人物が検定に携わっていないか、国民があらかじめチェックできるようにすべきだ。審査が終わってからでは後の祭りだ。まず、教科書調査官や検定審委員の人選過程から透明化するよう強く望む。

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■ごくまっとうな意見。しかし、「本土」メディアとなると、そうともかぎらない。


“教科書検定 「信頼性」国民が監視”

2008.12.4 23:27
 教科書検定手続きの見直しで、文部科学省は審議内容の公開について「検定後」の概要公表にとどめ、信頼性と透明性の両立を図った。検定制度に詳しい識者からは外圧や政治的配慮などに左右されない教科書検定を求める声が強い。
 文科省は審議内容について「公開すると委員の自由な議論を妨げる」などとして公表してこなかった。しかし、「審議会のまとめすら作っていないのは少数派」(文科省)という行政の情報公開の流れもあり、“落としどころ”を探った形だ。
 教科書検定をめぐっては、歴史教科書の記述に対し、中国や韓国から反発が起きるなどさまざまな圧力の存在が懸念されてきた。審議内容公開を検定後としたのも、静かな環境での公正な検定に配慮したからだ。
 高橋史朗・明星大教授は「信頼性確保には透明性が必要だが、公開によって審議に影響を与えることは断固として避けねばならない」とし、「事後に概要を公表する文科省の判断は妥当」との認識を示す。
 教科書検定では、手続きと並行して、教育基本法改正を踏まえた新しい学習指導要領に基づく検定基準の見直しも行われている。
 教科書には依然、誤りや信憑(しんぴよう)性の薄い記述が目立つ。審議概要の公表で検定が正常に行われているかどうかを国民がチェックできる効果もある。教科書会社にも正確な記述など信頼性の高い教科書づくりが求められる。(鵜野光博)

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■審議過程を透明化すると、東アジア諸地域から「内政干渉」されるといわんばかりの姿勢。そういった「圧力」のせいで、「依然、誤りや信憑(しんぴよう)性の薄い記述が目立つ」といいたいようだ。■政府がタカ派的なときだけ支持する姿勢をつらぬくというのは、リッパではあるが、「「審議会のまとめすら作っていないのは少数派」(文科省)という行政の情報公開の流れもあり、“落としどころ”を探った」なんて、不明朗な過程自体が、あやしげ。
■基本的に御用学者というべき人選をしてきた経緯を政府もメディアもおしかくし、国内外の「圧力」に屈して、ヘンな教科書ができあがってきた、といった論理を平然とだせる右派の知性が、よくわかる。■沖縄戦での事実の経緯について責任をもてる研究者をまぜないくせに、事実や学説について、うんぬんした教科書検定は、学術的にも破綻した制度だと、みずから白状したようなものなのだが、自浄作用がはたらかない、非知性的な政治空間では、『琉球新報』のような論調は、「県民をマインドコントロール…うんぬん」といった、拒否反応しか、よばないんだろう。「依然、誤りや信憑(しんぴよう)性の薄い記述が目立つ」というのは、“従軍慰安婦”問題や“集団自決”問題などを、歴史的事実ではないなどと、まともに記述することをこばんできた教科書検定の体質にこそ、あてはまる。国内の左派勢力や、東アジア諸地域からの「圧力」なんかの産物ではなくてね。■学習能力を欠落させているというより、防衛機制上、絶対に直視拒否なんだろう。
■「大阪、奈良ではシェア20%を超える主要な新聞であり、この2地域で発行部数全体の半分近く(大阪本社版は総発行部数219万部のうち116万部)を占める」(ウィキペディア「産経新聞」)なんてのをよまされると、近年の府知事のラインナップも、なんとなくわかる。


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タグ : 琉球新報 産経新聞 ナショナリズム 真理省 1984年 教科書検定

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