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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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前航空幕僚長:憲法改正論にまで踏み込む「田母神論文」の危うさ(毎日)

■『毎日新聞』の記事から。


前航空幕僚長
:憲法改正論にまで踏み込む
「田母神論文」の危うさ(3止)
 山口大・纐纈さん「制服組の欲求?」


◇山口大教授・纐纈厚さん「制服組の欲求?単独プレーで片付けられない」
 これに対して、「制服組がこれだけ赤裸々に誤った歴史認識を表明した例はなかった」と危機感を募らせる研究者もいる。「文民統制 自衛隊はどこへ行くのか」(岩波書店)などの著書がある山口大教授(日本近現代史専攻)、纐纈(こうけつ)厚さんもその一人だ。

 実は、現役の制服組幹部による「問題発言」は今回が初めてではない。別表をご覧いただきたい。これまで波紋を呼んだ制服組幹部の発言というのは、法制上の問題点に関してのものがほとんどで、歴史認識を直截(ちょくせつ)的に論じたのは今回が初めてといっても過言ではない。それだけに、纐纈さんの危機感はぬぐえない。
現役の制服組幹部による主な問題発言
    現役の制服組幹部による主な問題発言


 「論文後段は、いつまでも米国の従属軍的な立場でなく、自律的な立場を取り戻さねばという趣旨で書かれています。戦前の日本を縛った『アジア・モンロー主義』とも重なる。アジアで日本が単独覇権を握るため、米英に依存せず、自前の軍装備や資源供給地を確保しなければならないという考え方で、政財界にも広がり戦争への道を切り開く一因となった。今の制服組にもそうした欲求があるのかもと思うとぞっとします」

 田母神論文には秘められた狙いがある、とも言う。

 「国会でもメディアでも、彼はとにかく自説を説きたいんですよ。批判も多いが、共感もあると踏んでいる。いずれ自衛隊内外から『よくやった』との反応もあるでしょう。推測の域を出ないが、これは彼の単独プレーでは片付けられない気がしますね」

 作家、半藤一利さんのベストセラー「昭和史 1926-1945」(平凡社)。33(昭和8)年に大阪で起きた兵隊の交通違反をめぐって警察と軍が激しく対立した「ゴーストップ事件」を論じた個所で、半藤さんはこう記す。<日本は決して一気に軍国主義化したのではなく、この昭和八年ぐらいまでは少なくとも軍と四つに組んで大相撲を取るだけのことができたといえます。ただし、軍にたてついて大勝負をかけた事件はこれをもって最後となり……軍が「ノー」と言ったことはできない国家になりはじめる>

 田母神論文の書かれた2008年を、後世の歴史家はどう位置づけるだろう。今のこの国に“いつか来た道”の再現を拒む力は残っているか。問いは田母神氏ではなく、私たちに突きつけられている。


●「前航空幕僚長:憲法改正論にまで踏み込む「田母神論文」の危うさ(1) 無視された5月の「警告」
●「前航空幕僚長:憲法改正論にまで踏み込む「田母神論文」の危うさ(2) 現代史家・秦さん「低レベルで不快」」 
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■「低レベルで不快」とか いっている以上、日本の空軍高官あたりに、もっと まともであってほしいといった、「期待」をかけていたのだろう。”秦郁彦”先生とやらの、認識水準がよくでている。だから、「戦前の日本のシステムと比べれば、今は抑えが利く状態。二、三十年前まで聞かれたクーデターへの不安の声も今はない。総司令官である総理大臣と防衛大臣がしっかりすれば、自衛隊が独走し政治権力を握ることはないだろう」などと、のんきな楽観論が くちにできると。「総司令官である総理大臣と防衛大臣がしっかりすれば」といった仮定が、なぜ万全なのか、その説明が必要だろう。■ともかく、こちらなどは「不快」というより、「気色わるい」。が、まあ、発言者の属性からは、「やっぱりでたか」の方が、どちらかといえば、ちかい。


●日記内「田母神」関連記事
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コメント

田母神さんを見てるとよく分かるのは、
「危機があるから防衛戦力を」って言ってるのもまた逆説的に平和ボケだってことです。
「総理大臣と防衛大臣がしっかりすれば」という言い方を借りれば、彼の頭は「防衛戦力さえあれば、日本は防衛できる」という考え方なんでしょうね。

戦争はカネとモノがなければできません。
なぜアメリカが日本に「ブーツオンザグラウンド」といってきたのかといえば、戦争費用、死傷者への補償に出せるカネがなくなったからというのもひとつの理由なのに。

言い換えれば、カネの力以外に武器の無い日本からカネがなくなればどんな防衛戦力があっても日本は沈没するんです。

おっしゃるとおり、総力戦のカギは「後方支援」の物量ですね

■コメント記入記事を とりちがえていたので、やりなおし。


tri-sgariさま

■ありがとうございます。
■日本軍が まけるべくしてまけたのは、日中戦争も太平洋戦争も、いずれも「後方
支援」の軽視と「情報戦」での敗退でした。■でもって、タカ派的な国防論の見地か
らしても、双方ダメなのが、わがくに。どうせ二流な大国にしかなれないのなら、情
報戦しかありません。
■もともと、国土・資源で 貧弱さすぎる国家は、長期戦にむきません。外交と防
諜・広報で、いきぬくしかないと。
■なんどかのべてきましたが、朝鮮がテロリストや特殊部隊でせめこまないのは、
「後方」が欠落しているという台所事情がありますし、原発という無数の原爆をかか
えこんだ日本列島(テロなどしなくても、いつ原発震災で「自爆」するか、わからな
いようなリスクのカタマリ)を放置しているようにみえるのは、日本列島の労働者
に、シコシコはたらいて、物資を補給してもらいたいからですよね(笑)。
■なので、権力をにぎった右派のみなさんは、トコトン アホなのか、アホをかたっ
て、むさぼるつもりなのか、どちらかでしょう。どちらも寄生虫ですけど。■はや
く、駆除されて、われわれの税金の適性配分を実現したいものです。

『毎日新聞』(4月23日号)5ページより

自民、公明両党が衆院で憲法改正の前提となる憲法審査会の開催を急ぎ始めた。機能停止状態が長く続いていたが、大型連休前にも「憲法審査会規定」を定め、陣容を整える方針。ただ、参院で野党が過半数を占めている現状で、改憲への具体的な展望が描けているわけではなく、次期衆院選を前に、憲法観を巡る野党の足並みの乱れをあぶり出すことに狙いがあるようだ。

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