■旧ブログ記事「
安倍首相の文化資本なんぞ、大した問題じゃないはず」など、いわゆる
「慙愧」シリーズの関連記事(笑)。
みぞうゆう?ふしゅう??
…麻生さんは漢字苦手? 麻生首相が最近、言葉遣いの誤りを連発している。
12日午後、日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がない」「(四川大地震は)『みぞうゆう』の自然災害」などと語った。手元に用意した原稿にはそれぞれ「頻繁(ひんぱん)」「未曽有(みぞう)」と書かれており、誤読だったようだ。
7日の参院本会議でも、植民地支配と侵略への反省を表明した村山首相談話を「ふしゅう」すると表明した。首相は「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読む間違いを国会で何度も繰り返しており、12日の衆院内閣委員会では、質問に立った民主党議員が首相に近い甘利行政改革相に、「首相が日本語を正しく発音しないのも何ですから、『とうしゅう』と読むんだと伝えてほしい」と苦言を呈する場面もあった。
◇
秘書官らに指摘を受けた首相は、「おれ、そんな風に言っているかなあ」とこぼしたといい、自覚はあまりないようだ。
12日夜も、間違いの多さを指摘した記者団に平然とこう答えた。
「それは単なる読み間違い、もしくは勘違い。はい」
(2008年11月13日10時10分 読売新聞)--------------------------------------------
■安倍もと首相のばあいは、「慙愧〔ザンキ〕に堪〔た〕えない」という全然必要な慣用句をつかおうとして、失笑をかった。■今回は、漢字のよみまちがいだそうである。
■実にくだらん。
■いや、〈400円カップめん〉だのと同様に、そんなことに ツッコミいれるのがナンセンス、なんていいたいんじゃない。全然正反対で、漢字のよみまちがい、なんてところに かみついている点で、徹頭徹尾ナンセンスな攻撃だと。日本の文化障壁・機能障害の典型例が自覚できていないメディアの体質をうきぼりにした、ということが要点。
■あのさ。「
未曾有」とか「
踏襲」って、必要な表現か? 「かつてない」「ひきつぐ」ぐらいで、充分じゃない? このての漢字表現を わざわざつかおうという神経がよくわからん。■そんなに 「せのび」しないと、かっこがつかないといった劣等感でもあるのか? ■「ヒンパンに」は、よくつかうかもしれないが、「ひっきりなしに」「しょっちゅー」「しばしば」で、いいような気がする。
■というか、スキャナーとかで コピーしないかぎり、よめない漢字は、自分がよむ原稿につかわないだろう。■そうなると、こういった あいさつ文を、だれかが代作し、しかも その よみかたなどを確認しないで、棒よみしていることになる。■そのこと自体の方が大問題だろう。
■もちろん世間は、そのへんの事情はみすかしたうえで、「官僚が当然視したがゆえに確認などするはずがない漢字表現を、プリンスとよばれるような家計の世襲議員が よめないのは、あまりに なさけない」って点に、幻滅、ないしは、攻撃材料をもとめているんだろう。
■まあ、自分がよみまちがえるはずがない漢字表現を、他人が公然とまちがえているさまをみせつけられると、その逸脱行為が、気になって気になってしかたがないんだろう。
■しかし、こういったイジメの心理や、不安とはか、みんな広義の漢字コンプレクスの一種だ。自分たちが、ながいあいだ集中力をかたむけて ようやく はずかしくない水準にまで到達できた漢字駆使能力を、あざわらうかのように、あっさりと逸脱され、しかもそれが反復されるとなると、とたんに、半生をかけた精進の意味がぐらついてくるんだとおもう(笑)。■安倍もと首相やアッソー首相の「日本語力」をみせつけられれば、「こんな学識でも一国の宰相にたどりつけるんだ(≒ソレニ ヒキカエ、オレワ コンナニ ガクシキガ アルノニ、ゼンゼン ヒョーカ サレテナイ。プンプン)」てな、複雑な心理ね(笑)
■いずれにせよ、リラックスした酒場での会話なんぞでは絶対つかわないような漢語表現をありがたがり、ちりばめると、あいさつや演説がエラくみえる、みたいな やすっぽい 権威主義こそ、はずかしい。要は、内容のスカスカぶりを かくしたいから、金メッキかぶせるってことね。そんな やすっぽいメッキなんて、すぐはがれるって。そんな偽装工作して、どうなるわけ。そういった やすっぽい姿勢こそ、品性・知性をうたがわせるわけだ。
■それにしても、「ザンキに たえない」といった慣用句を どこで しいれたのかわからないが、実に不適切な使用をやらかした もと首相。自分が、そんなオト(「ミゾユー」「フシュー」)を しょっちゅー発声していないはずなのに、自覚がないのは、どうかしている。「ミゾユー」なんて ことば、みあたらないし、「腐臭」「俘囚」なんて、ほかの同音異義語との関連性わかっているとは、おもえないしな。■「おれ、そんな風に言っているかなあ」などと、自覚がないのも、ヘン。自分の発声に自覚をもてよ。
■とはいえだ、成蹊大学と学習院という、おぼっちゃま大学をでた
世襲議員だけが、こういった非難をあびるというのは、単にギャラリーの劣等感という問題とか、首相らの
文化資本といった問題だけでは とけないような、なにか 水面下の巨大な氷山みたいな かくれた矛盾があるのかもしれない。
■ともあれ、こういった水準でもりあがること自体、
“漢字という障害”をみおとし、みずからの
“漢字コンプレックス”を自覚しない、空疎な優越感だし、ここに 攻撃性をみせてしまう点で、野党議員はもちろん、メディアの水準のひくさが露呈していると、いえそうだ。
テーマ : 日本文化 - ジャンル : 学問・文化・芸術
タグ : 漢字
なにがいいたいのか不明な記事
2008/12/15
麻生漢字誤読の不思議。お坊ちゃん育ちで、「あら、ひどいけがね」なんて言われるようなけがをしたことがないのかなぁ、、、。
誤読についてはいくつもあって、それをあげつらうのはもはや食傷気味。あまりやり過ぎるのはこちらの人間としての品性をおとすのじゃないかと思います。
そうは言っても、どうにも気になるのもあって、一番興味深いのは、怪我を「かいが」と読んだことです。
「あら、ひどいけがね」「痛いでしょ、このけが、一体どうしたの」とか、普通、幼稚園に入るより前に、つまり、漢字なんて覚える前に、「けが」が何を意味するのか、実際のその痛みとともに音としての言葉自体を覚えるのじゃないでしょうかね。
元厚生次官などの襲撃事件関連のインタビュー中に言っているので、いわゆる青あざになったり、骨折したり、血が出たりする、いわゆる一般的に意味するところの「けが」を念頭にしながら「かいが」と言っちゃってる訳です。これが実に不思議です。
乳母日傘のお坊ちゃん育ちなので、「あら、ひどいけがね」なんて言われるようなけがをしたことがないのかなぁ、、、。
※この、麻生の読み間違いに問題に関して、調子に乗ってあまり矮小な取り上げ方をすると野党に対する反感を掘り起こす可能性もあるとみてます。
※失読症、難読症、識字障害、読字障害について。先日クローズアップ現代だったかな、NHKでもやったいました。国際的にも注目されている日本人青年デザイナーがやはりこの識字障害であることが本人のインタビューとともに紹介されていました。下記Wikipediaの記事中にもあるように、この障害は「映像・立体の認識能力に優れていると言われ、工学や芸術の分野で優れた才能を発揮している者も多い。」と言うことが知られているようです。政治家は言葉が商売道具なので麻生氏の場合には非常に問題があります。しかし、それにしても今回の麻生氏の例が元で小学生の間で読み間違いを「太郎ちゃん」と言ういじめがあったなんてニュースを聞くとなんともやり切れないですね。失読症、難読症、識字障害、読字障害についての認識が広まるきっかけになればそれなりの意味もあるのかも知れませんが、。
ディスレクシア(英語:Dyslexia、ディスレキシアとも)とは学習障害の一種である。失読症、難読症、識字障害、読字障害ともいう。特に幼少期に見られる[要出典]。1884年にルドルフ・ベルリン(Rudolf Berlin)によって報告され命名された。…
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■「読字障害」とかにも一応の知識があり、ウィキペディアまで引用しつつ、麻生批判に、漢字の誤読をもちだす筆者の真意は いかに…。??? 「麻生漢字誤読の不思議」とかいうが、こんな くだらない点に いまだにこだわりをすてられない人士たちの 粘着度こそ「不思議」なんだが…。
■ちなみに、いまごろ、「首相に学力(常識)がない」だのといってみたり、「支持率」とやらをさげたりする大衆は、かれのような人物をえらんだ自民党を延々とえらびつづけてきた責任をとるべきだろう。それこそ自業自得だ。民度そのものだよ。そういった自己責任を すっかりわすれて、いまごろ ぶうたれるってのは、どういった了見なんだ。これも知的障碍として、サポートが必要ということだろうか? ■しかし、「民意」全体をささえる支援組織なんてのが、あるはずがなかろう。それこそ、「バスにのったまま、バスをおそうとする」とか、以前も紹介した「ミュンヒハウゼン男爵が自分の髪を引っ張りあげることで底なし沼から脱出したエピソード」(「ミュンヒハウゼンのトリレンマ」)みたいな、原理的に不可能な相談だ。
異文化理解は、むずかしい(笑)
中国対日観:日本語の漢字の読みはチョー難しい
009/03/05(木) 00:44
中国誌「新世紀週刊」はこのほど、「日本人にとっても漢字の読み方は難しい」と紹介する記事を掲載した。ほとんどの漢字で読み方が1種類しかない中国と違い、日本語ではひとつの漢字に多くの読み方があることが普通で、日本人もしばしば間違えると記した。
麻生首相(写真)が漢字の読み方をしばしば間違えたことは中国でも大きく報道された。中国人にとって、一国のリーダーが漢字の知識に乏しいことは、ほとんど考えられないため「能力的に問題があるのでは」との見方も広まった。
「新世紀週刊」は、日本人にとって漢字を正しく読むことは難しいと紹介。その理由として、読み方の多さを挙げた。ひとつの文字に音読みと訓読みの2種類があるだけでなく、音読みにも「唐音」、「宋音」、「呉音」など数種類が存在。「人」という字の場合、状況に応じて「ひと」、「じん」、「にん」などと使い分ける必要があり、「一」にいたっては7種類も読み方があると主張した。
同記事によると、日本人は人名などでは読み間違いに比較的寛大で、有名人の場合には自分の名が間違って発音されても、「そちらが覚えやすければ、かまわない」と、気にしない場合すらある。
記事は、漢字検定試験にも触れた。同試験の隆盛は、就職に有利になることもあるが、ITなどの普及で漢字を使う機会が減少したことが、かえって漢字検定への情熱を高めたと紹介。主催する漢字能力検定協会が公益団体として不適切な金の使用をした疑いで政府の調査を受けたが、その背景には日本人の漢字に対する関心があり、英語検定以上の年間290万人が受験するまでに成長したため、利益が容易に出せる事業になったと分析した。
また、日系企業で働く中国人幹部の話を紹介。「中国が嫌いだったり誤解する日本人もいるが、そんな彼らも漢字や日本文化の基礎の一部が中国から伝わったことを、ためらいなく認める」、「多くの漢字を使いこなす中国人に接して、日本人は感嘆する。日本人社会では、漢字をよく知る人が、尊敬されるからだ」などの見方を記し、日本人は漢字に対して畏敬の念を持っていると論じた。
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中国人の多くは日本語で漢字が使われていることを知っているが、読み方がきわめて複雑であることは、あまり知られていない。「かな」について、以前は漢字をくずしたり一部を借用するなど、起源が漢字であることは、あまり知られていなかったが、数年前に韓国で「かたかなの起源はハングル」との説が発表されたことがきっかけで、中国国内で「起源は漢字」とする文章が多く発表されたことで、知られるようになった。(編集担当:如月隼人)
同志あり
・http://b.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20090305#bookmark-12387455 から。
■漢字表記全部に、ふりがながふってある記事。ここの欄には反映できないので、()にいれた。
ミゾユウのわれらバカのハタをかかげゆく
http://autonome.blog7.fc2.com/blog-entry-90.html
覚え書き | 2009.03.04 Wed 18:05
内閣(ないかく)いらんという立場(たちば)から「ないかくだとう」に賛同(さんどう)したけど、アートワークには賛同さんどうしない。
首相(しゅしょう)が漢字(かんじ)を読よめなくて、なにが悪(わる)いの? めぐまれた生活(せいかつ)をおくってきたのに読(よ)めないから? でも、こういう教養主義(きょうようしゅぎ)は、おれ、いやだ。
貧乏(びんぼう)のせいで字(じ)が読(よ)めなくたっていいじゃないか。目(め)が悪(わる)くて字(じ)が読(よ)めなくたっていいじゃないか。教育(きょういく)をうける機会(きかい)にめぐまれていたはずなのに「落(お)ちこぼれた(落(お)ちこぼされた)」っていいじゃないか。教養(きょうよう)のない人(ひと)が首相(しゅしょう)になってもいいじゃないか。おれが首相(しゅしょう)になってもいいじゃないか。人(ひと)を「ばか」にするな。いや、「ばか」でなにが悪(わる)い。それなら、おれらみんな悪党(あくとう)だ。悪党(あくとう)はみんな、未(み)曾(ぞ)有(ゆう)、だんこ支持(しじ)!
でも、麻生(あそう)首相(しゅしょう)とその内閣(ないかく)には賛同(さんどう)しません。ねんのため。
http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20081129/1227911399
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