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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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いまだに「現役」をやめない「反進化論」教育(アメリカ)

■少々まえの記事だが、これは「現在進行形」といってよかろう。■


米ルイジアナ州、
「反進化論」に教育の自由を認める法律を制定


【Technobahn 2008/6/28 19:01】米ルイジアナ州議会は27日、一部の議員から提出されていた「反進化論」にも「教育の自由」があるという判断の元で小中学校などの義務教育機関が「反進化論」を授業で取り上げることを許可する「ルイジアナ州科学教育法Louisiana Science Education Act )」を可決、制定した。
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反進化論1

 法律では「公立の義務教育機関は教育委員会の定めに反しない限り、科学的な批判精神を養うことに務めなければならない」とした上で「教育にあたっては『進化論』『生命の起源』『地球温暖化』『ヒトのクローン』などに各分野に関しても例外なく反対、賛成の意見を交えて議論をさせること」とし、進化論をいわゆるチャールズ・ダーウィンが提唱した「ダーウィニズム」の立場からのみ教えることは正しい教育方法ではない、との判断基準を示した。

 この法案の審議にあたって米国最大の学術振興財団となる全米科学振興協会(AAAS)が反対の姿勢を示したが、ルイジアナ州議会では「反進化論」に教育の機会を与えないことは「教育の自由」の大原則に反することになるとして、法案を通過させた

 米国では、人間や宇宙は「知性的な存在者(=キリスト教の神)」によって設計されたものだとするいわゆる「インテリジェント・デザイン(ID)」と呼ばれる考えを持つ人が多く、進化論を学校教育の現場に導入することを反対したり、教えるのであれば、インテリジェント・デザインと進化論の両方を平等に教えるべきだ、と主張する人が近年になってから大きな影響力を持つようになっていた。


■これが例外的ではない状況は、おなじサイトから。


米フロリダ州教育委員会、
 限定条件付きで「進化論」の指導を認める判断


【Technobahn 2008/2/20 23:14】進化論を学習現場で教えることの是非に関して検討を続けてきた米フロリダ州教育委員会は19日、「進化に関する科学的な説(scientific theory of evolution)」として教えることを条件に進化論を州内の学校教育の現場で教えることを認める決定を下した。
画像を拡大する
反進化論2

 米国では、人間や宇宙は「知性的な存在者」によって設計されたものだとするいわゆる「インテリジェント・デザイン(ID)」と呼ばれる考えを持つ人が多く、進化論を学校教育の現場に導入することを反対したり、教えるのであれば、インテリジェント・デザインと進化論の両方を平等に教えるべきだ、と主張する人が近年になってから大きな影響力を持つようになっていた。

 これまでフロリダ州では、学校教育で生物の進化を教える際には「進化(evoution)」という用語ではなく「歴史による経過を経て(change over time)」という用語を用いることが義務付けられていたため、今回、「進化に関する科学的な説」という限定条件を付けながらも「進化」という用語を学習現場で用いることを認めたことは大きな進歩となる。

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フロリダ州は半歩前進、ルイジアナ州は おおきく後退とみえるが、要はフロリダ州も、これまでの、そして現在の知的ふんいきの程度がしれるというもの。■創造論が、科学教育のなのものとに おしつけられていいなんて発想は、狂信的な原理主義でしかない。進化論生物学がどんなに「不完全」であろうと、「創造論」「のたぐいの狂信、「インテリジェント・デザイン論」「創造科学」など、知的詐欺・疑似科学のたぐいと一緒にされたのでは、たまらない。
■一部にせよ、こういった 狂信的な連中が世界政治をにぎりつづけているというのは、おぞましい。■アメリカによる一極支配がおわりをつげるというのは、その後の混乱を予想しつつも、中長期的にはいいことのはずだ。それを否定したら、「影の学問」(ダグラス・ラミス)によって支配される「宇宙船」みたいな、とじた秩序を肯定するということ。■その意味では、大戦争さえおきなければいいといった世界観でとらえる、「パクス・ロマーナ」「パクス・ブリタニカ」「パクス・アメリカーナ」といった歴史哲学は、ロコツな欧米中心主義史観だね。


●ウィキペディア「進化論裁判


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テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

タグ : 影の学問 ダグラス・ラミス 創造論 インテリジェント・デザイン

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コメント

ダーウィンも「種の起源」を発表するとき、何年も躊躇し、
その間緻密に証拠を集めていたそうですね。
もちろん、保守的なキリスト教界関係者からの猛反発をおそれてのことです。

そういえば、ちょっと話はそれますが、ダーウィンと手紙のやりとりもある「昆虫記」のファーブルも、
若い女性の前で植物の受精について講演したためにカソリックの保守派から嫌がらせにあい、家も追い出されたとか。

アメリカの一部では、これらマルクスの同時代人たちを迫害したのと似た情勢があるのですね。
ソビエト帝国の崩壊を予言した小室直樹はアメリカはキリスト教プロテスタントの原理主義の国と指摘しました。
アメリカかぶれの友人の言動のほか、今回のこちらの記事を拝見しても、
改めて「当たっているなぁ」と思わざるをえません。

「窓の学問」と反動

ワタリさん、お元気ですか?

■反応くださったということは、絶不調ではないということですよね。なによりです。

■ダーウィンの『種の起源』は、わかて研究者ウォレスの急追がなかったら、もっと発表がおくれていた可能性があります。ウィキペディア「チャールズ・ダーウィン」の「進化論の公表」には、その経緯がくわしくかかれています。
■また、ご指摘のファーブルの件も、おなじくウィキペディア「ジャン・アンリ・ファーブル」の「経歴」の項にも、「1863年、アヴィニョンのサンマルシャル礼拝堂で市民を対象に「植物はおしべとめしべで受粉をする」という原理を説明するも、参加者のほとんどが女性であった事から大きな非難を浴びた。その後政界や教育界からの圧力により、彼は教壇を降りることとなる。この事件には独学で名を成したファーブルへの妬みや、文部大臣デュリュイへの宗教界からの意趣返しの側面もあったとされる。」という記述がみられます。

■いかに、当時のキリスト教会が、近代社会のなかで反動的だったかが、よくわかります。これは、おなじ「影の学問」とはいえ、ガリレオ・ガリレイの地動説が弾圧されたのは、意味あいがちがうでしょう。■まあ、「当時地動説を唱えるものはすべて異端とされ、それによって科学の発展が阻害された、という考えがされてきた。しかし現在、ガリレオは昇進などをめぐるトラブルから罠にはめられ、でっちあげの偽裁判で有罪判決を受けたのではないか、と指摘されている」(ウィキペディア「ガリレオ・ガリレイ」)といった、おもしろげなネタもあり(笑)、真相は、科学史家の先生方にやっていただくほかありませんが、バチカンは、いまだに、わるあがきをやめていないようです(同上「ローマ教皇庁の対応」)。

■しかし、問題は、こういった自然科学についての科学観なんぞよりも、人文・社会科学での俗論が横行してやまないことだとおもいますね。■血液型性格分類とか、マイナス・イオンとか、疑似科学をたたくのはいいんですが、人文・社会科学での疑似科学は、イデオロギー性もからんで、なかなかただされません。歴史修正主義者とか性差別主義者の方が学校現場でつよかったりして(笑)。

『軍事のイロハ』(別宮暖朗・並木書房)

という本がありますが、これも「人文・社会科学での俗論」ですかね?それなりに妥当である気もしますが。

「9わり」ただしければ、それでいいか? という問題では…。

貝枝さま

■いつもありがとうございます。
■「バカな戦争をさせない88の原則」という副題は、ダテではないとおもいます。その意味で、不誠実とはいいません。■ただ、軍事学のしろうとのハラナでさえも みぬけるような欺瞞があります。
■事実確認という意味では、空理空論のまま理想をかたって、体制を批判しているつもり(あるいは、そういった演出)の、社民系・左派系の戦争論より、よっぽど信頼性はたかい。■だけど、重大なウソをまぎれこませている(てもとにないんで、ここでは具体例は、あげられませんが)。それが悪意なのか無自覚(=イデオロギー的偏向)なのか、それはわかりません。しかし、「ともかく軍隊は必要不可欠」という「公理」みたいな原点から出発することをうたがわない御仁たちは、軍事史における、避難民の現実を過小評価しているなど、致命的な欠陥を自覚できていない。要は、「オレたちが、まもってやっているんだ。つべこべいうな」式の、ブレない前提だけで議論がすすむ。■いや、地政学やら、現実的な軍事的・政治的「制圧」という次元では、これらの記述の大半がただしいかもしれないけど、それらオトコの論理がとりこぼす現実が全然反映されていない。■おそらく、別宮さんとか、自衛官あがりの論者にとっては、イラク戦争や沖縄戦での被害者なんぞ、どうでもいい「現実」なんだとおもいますが、われわれ反戦思想にたつ層には、全然なっとくがいかない。■平和運動を敵視する発言を、あたかも現実主義の当然の帰結のようにかたたいましたしね。平和運動がイデオロギーの一種にほかならないことは事実として、戦争を当然視する政治や政商(死の商人)たちの利害を擁護する論理がイデオロギーでないはずがない。そういった自覚がない点で、かれらは、自分たちが冷静だと、すっかり、よっぱらっている。
■で、表題ですけど、「9わり」ただしいと、読者のおくは、全部ただしい、って、だまされがちじゃないですか? その意味で、批判精神がある読者はともかく、その自信のない層にとっては、非常に危険な書物だろうと。■あ、ちなみに、ネット右翼諸君とかには、必読書ですよ。痛烈な逆説的言論『若者を見殺しにする国』をかいた赤木智弘さんみたいな人物の真意をわからずに、ともかく、自分のみたされない暴力性を、他者への暴力としてしか表現できない層にとっては、軍事的リアリズムとはなにか?を明確にしている点で、実に有意義な書物です。■挑発的にいうなら、「戦争やれやれ、って、自分たちの徴兵の可能性もわきまえずに、わめくんなら、『軍事のイロハ』ぐらいは、わきまえて議論たてろよな」と。■軍事オタクのみなさんにしても、一旦有事のばあいに、日本軍(自衛隊)の後方がどうなるのか、われわれ非戦派に、なっとくできるような説明責任をおっているという自覚がほしいものです。国税を巨額に消費するし、当然人命が犠牲になるんですから。

社団法人倫理研究所ってどうよ?


「倫理研究所」関連情報

●ウィキペディア「倫理研究所」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%AB%E7%90%86%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

●教えて! goo「実践倫理宏正会は宗教団体ではないのですか?」(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1382398.html
ルーツは徳光教という新興宗教です。これが戦時中
弾圧されて解散させられて、戦後高校野球で有名な
PL教と(社)倫理研究所に分かれて再興しました。
倫理研究所が宗教法人でなく社団法人を選んだのは
戦時中の弾圧があったからだと思います。
どちらの団体も穏健な団体で問題無いのですが、
(社)倫理研究所から分派した実践倫理宏正会は、
宗教ではありませんがカルトです。


■が、しかーし…

「倫理研究所」の検索結果-『カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記』(http://d.hatena.ne.jp/kamayan/searchdiary?word=%CE%D1%CD%FD%B8%A6%B5%E6%BD%EA
  つまり、日本会議は、自らの姿を隠そうとしているのであり、そのことは、上の7で、同会議の構成員であるキリストの幕屋の女性たちが大量参加したことを指摘したが、この事実のうちに明白に表れているように思う。当日の集会参加者のうち、女性(全体参加者の約3割)の半分ないしそれ以上という数字は、185人前後ということである。男性の信者には髪形などの特徴がないため見分けられないが、この団体は男性の方が女性の人数を上回っていることから200人前後とすると、合計400人以上の参加があったことになる。これは、1200人余のうち3分の1を意味する。

  約3分の1を動員をした団体の関係者が、民間教育臨調の役員に1人も名前を出していないことは異様であろう。むしろこの事態にこそ、宗教団体を注意深く隠そうとする統率と自制を見るべきである。そのことは、表3の末尾に(財)モラロジー研究所理事長・廣池幹堂と(社)倫理研究所理事長・丸山敏秋が載っていることからも、間接的に立証される。すなわち、この2団体は、宗教の影響を受けながらも宗教法人の形をとっておらず、財団法人や社団法人の形態をとる修養団体として、自ら宗教団体でないことを強調してきた経緯がある。後者は、「朝の集い」(朝起き会)の実践などで知られており、表4にあるように日本会議の構成員でもある(47、51)。そうした事情からみて、彼らなら役員に名前を加えても、宗教団体でない、と言い訳がたつ。細心の注意を払って宗教団体を隠し通そうとしているのである。

  では、なぜ日本会議の名前を表面から消すとともに、宗教者や旧軍・自衛隊関係者だけは隠す必要があったのだろうか。考えられる第一の理由は、教育基本法を改悪する意図を隠すためであろう。教基法の改悪は、平和憲法の改悪の前段として計画されているが、改憲を正面から打ち出さず、子供たちの荒廃などを理由に教基法改正の必要性を説く方法をとってきた。今、旧軍関係者を表面に立てるならば、世論の激しい抵抗が起こるという判断があると思われる。…



●旧ブログ「倫理研究所」関連記事(http://www.google.com/search?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=%81h%97%CF%97%9D%8C%A4%8B%86%8F%8A%81h+site%3Ahttp%3A%2F%2Ftactac.blog.drecom.jp%2Farchive%2F&btnG=%8C%9F%8D%F5&lr=



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