プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

医療現場での用語のいいかえ

■関連記事が、数紙であがっているが、とりあえず図表がある『朝日』を転載。


病院の言葉、分かりやすく
 国語研「説明の手引」

2008年10月22日1時52分
  
 国立国語研究所(東京都立川市)の「病院の言葉」委員会は21日、患者にとって難しい医療用語を分かりやすく説明するための手引の中間報告を発表した。意見を募り、来年3月に最終報告を出す。
患者にとって難しい医療用語

 計140語を取り上げた。(A)患者に知られていないので、日常用語に言い換える(B)患者は言葉は知っているが理解が不確か(C)患者にも大切なので普及させる、という三つに分けた。

 典型的な57語については、簡単な説明から、時間がある時の詳しい説明まで3種類の説明を提案した。よくある患者の誤解や、患者が知りたい点、効果的な言葉遣いをするための注意点なども記した。

 例えば、B分類の「メタボリックシンドローム」については、医療従事者以外には、単に太っていること、腹回りの測定値で決まることといった誤解が多く、「メタボ」などと笑い事にしている人も多い、と指摘。危険な病気につながる可能性のある状態だと理解してもらう必要がある、としている。

 委員会は委員長の杉戸清樹同研究所長、医師や看護師ら医療従事者、患者団体代表、コミュニケーション学の専門家ら24人がメンバー。昨年10月から医師や看護師ら約1650人、医療に従事していない約4280人を対象に調査を重ね、問題点と解決策を探った。

 12月1日までホームページ(http://www.kokken.go.jp/byoin/)などで意見を公募する。寄せられた意見を踏まえて最終報告をまとめ、医療現場や医師・看護師教育の現場での活用を呼びかける。(大岩ゆり)


■『MSN産経』『北海道新聞』も、具体的で わかりやすい。

難解な医療用語
 言い換え57案ピックアップ
  国立国語研究所

2008.10.21 18:27

 難解な医療用語について、患者に分かるような言い換えを検討していた独立行政法人「国立国語研究所」は21日、よく現場で使われているのに誤解されがちな57の用語の言い換え案をまとめ、中間報告として公表した。今後、医師や患者の意見を反映させて、来年春には全国の医療現場で使用できる手引きとして刊行する予定だ。
 研究所では昨年秋以降、インターネット上で、医療関係者約1600人や患者約4200人を対象に、医療用語の重要度や認知度をアンケート。重要ながらも認知度や理解度が低い57の医療用語をピックアップした。
 提案によると、生活習慣病につながる「メタボリックシンドローム」は「内臓の脂肪がたまって、病気を引き起こす状態」とした。肥満と混同し、腹回りの値(男性85センチ以上、女性90センチ以上)で決まるとの誤解が目立ち「血圧、中性脂肪、血糖値の2つ以上が高いという基準がある」との説明も求めた。
 「寛解」を「症状が落ち着いて安定した状態」と表現。「腫瘍(しゅよう)マーカー」を「がんがあるかどうかの目安になる検査の値」とした。
 さらに、「セカンドオピニオン」という言葉を取り上げて「別の医師の意見」などと分かりやすい説明を加えている。
 同研究所の杉戸清樹所長は「医師は難しい用語を意外と簡単に使ってしまっている。本当に患者が理解しているかを、立ち止まって見つめ直してほしい」と話している。



「ショック」誤解は47%
 理解に溝ある病院用語
(10/21 17:58)
 国立国語研究所の病院の言葉調査では「ショック」を「急な刺激」の意味にとるなど、市民が誤解していたケースが浮かび上がった。難解な用語を使う医師も依然として多いことも分かった。

 調査はインターネットで実施、100語について一般市民約4300人に(1)言葉自体を知っているか(2)その意味を知っているか(3)誤解していたことはないか-を聞いた。

 「ショック」は94%の人が知っていたが、そのうち「血圧が下がり、生命の危険がある状態」と正確に理解していたのは43%。47%の人が、普段使うイメージから「急な刺激を受けること」と誤解しているか、過去にそう思っていたと答えた。

 「貧血」を「立ちくらみ」、「合併症」を「偶然に起こる症状」と誤解したり、日常で使う意味と混同したりしていることも目立った。

 国語研が実施した医療関係者約1600人への別の調査では、一般の認知率や理解率が低かった「対症療法」といった言葉をそのまま使い、具体的な説明をしていないとの答えも多く、調査に当たった医師らから「予想以上に遅れている」との声が出た。

-------------------------------------------
■旧ブログ「外来語の社会学」などでもとりあげた、国立国語研究所の「言い換え」案シリーズである。■わるいことではない。医療関係者にかぎらないが、当事者をおきざりにした専門職至上主義が、これら「術語」に端的にあらわれているんだから。「顧客第一主義」にたつんなら、いいかえは必須だ。■しかし、あげられた案をみるかぎり、ながったらしくて実用にたえないとおもう。かきことばでの使用は、いいんじゃないか。ただ、診察室などでの説明に、こんな ながったらしい呼称は、定着しないとおもう。患者たちが普通におぼえられる ながさにおさえることも、当事者第一の原則のはずだ。
■まあ、中間報告なんだから、意見をひきだす「たたき台」としては、いいのかもしれない。


■あと、「メタボ」などは、概念自体が学説上あやしいんだから、説明をこらすこと自体が「砂上の楼閣」かもしれんよ。
スポンサーサイト

テーマ : 医療・健康 - ジャンル : ニュース

タグ : 医療用語 国立国語研究所 病院用語

<< 最大の疑問に答え示さず 海自の中間報告(中国新聞) | ホーム | タリバン:自爆「6割が身体障害者」カブール大准教授(毎日) >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。