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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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自衛隊災害派遣中にゴルフ接待 守屋容疑者、沖縄米軍ヘリ墜落翌日も(中日新聞)

■一週間ぐらいまえに、NHKニュースあたりがあつかったネタで、あたらしいことはなさそうだが、一応はりこんでおく。■『中日新聞』の記事から。

自衛隊災害派遣中にゴルフ接待 守屋容疑者、沖縄米軍ヘリ墜落翌日も
2007年12月19日

 防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)から、約360万円のわいろを受領したとして、収賄容疑で18日、再逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)。国防の根幹を担う「大物次官」は、丸抱えのゴルフ旅行などで接待漬けとなり、危機管理意識はすっぽり抜け落ちていた。

 多数の死者が出た2003年夏の台風10号。北海道日高地方の大雨被害のため、自衛隊は同年8月9日に災害出動した。泥まみれの隊員が復旧に尽力する中、防衛事務次官に就任したばかりの守屋容疑者は、「山田洋行」の宮崎容疑者から夫婦でゴルフ旅行接待を受けていた。

守屋問題
 自衛隊が日高地方に災害出動した同日、守屋夫婦は、同じ北海道の北見市にある「北見ハーブヒルゴルフクラブ」で接待を受け、翌10日も同市の「北見カントリークラブ」でゴルフに興じる。

 新潟、福島両県が局地的な集中豪雨に見舞われた翌04年7月にも、自衛隊は災害出動。夫婦はこの間も、「ANAダイヤモンドゴルフクラブ」(北海道)と「隨縁カントリークラブ恵庭コース」(同)の2カ所のゴルフ場を回っていた。

 翌8月、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学敷地内に米軍ヘリが墜落、炎上する事故が起きた。付近の住民を巻き込めば大災害になった可能性もあり、地元で猛反発が起きた。外務政務官が急きょ現地入りするなど、政府は対応に追われる。

 ところが、守屋夫婦は事故の翌日、宮崎容疑者とやはり九州に2泊3日のゴルフ旅行に出発。「大村湾カントリークラブ」(長崎県)、「武雄・嬉野カントリークラブ」(佐賀県)でそれぞれゴルフ接待を受けた。

 イラク復興支援時も例外ではない。航空自衛隊の先遣隊がクウェートに出発したのは、03年12月26日。守屋夫婦は宮崎容疑者の丸抱えで翌27日、ゴルフ旅行に“出発”した。「伊都ゴルフクラブ」(福岡県)や「二丈カントリークラブ」(同)でゴルフ接待を受けた。

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守屋前防衛事務次官の個人的な資質だけでなく、そういったわがままぶりを容認した防衛庁(当時)の体質双方を問題視するのが通常のうけとりかただろう。■たとえば、つぎのような記事(おなじく『中日』)もみのがせないし。

守屋枠は月数十万円 秘書課が裏金を管理・配分
2007年12月17日

 防衛省が年間約1億6000万円の報償費を裏金化していた問題で、防衛商社元専務からの収賄容疑で逮捕された守屋武昌容疑者が防衛事務次官当時に「次官室」枠として毎月少なくとも数十万円の裏金を分配されていたことが判明した。複数の防衛省・自衛隊関係者が16日、明らかにした。

 関係者によると、防衛相、副大臣、事務次官各室など首脳レベルの裏金は大臣官房秘書課が管理、配分してきた。守屋容疑者が次官に就任するまで次官室枠の裏金は毎月20万円前後だったという。守屋容疑者が次官になってから「増額された」との証言もある。

 防衛省は前防衛次官汚職事件と裏金づくりの表面化を受け、2008年度予算分から報償費の裏金化を取りやめる方向。ただ防衛省全体で少なくとも数千万円に上るプール金が裏口座にあるとされ、どう処理するかが焦点だ。防衛省は裏金問題で内部調査を始めたが、裏金づくりは多数の関係部局にわたり、組織ぐるみの裏金工作の実態をどこまで把握して公表するかは不透明だ。会計検査院の検査と予算の単年度消化のため大量に作成してきた架空領収書も過去5年間だけ保管しているとされ、それ以前の裏金工作の調査は事実上不可能との見方が強い。

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■基本的にまちがってはいないだろうが、これは、「殿様元気で留守がいい」という、現場の現実であるともいえそうだ。■官邸にとどまって指示をだすことなく新潟県中越沖地震の被災地に人気とりだけのためだけに、現地いりしてしまった安倍前首相とか、9・11テロの報をうけたブッシュ大統領の無能ぶりなどの例をみてもわかるとおり、「殿様」は現場にとって、ときに「無用の長物」「有害無益」な存在でしかない。

■旧ブログで何度もかいた「日本軍を災害救助隊に編成がえせよ」という主張とかさなるが、なまじ「戦力を否定した憲法下での軍隊」というねじれた位置づけにある組織だからこそ、出動要請や出動命令が面倒になるわけで、いっそ戦争能力をもたない救助・救援組織を本気でかんがえた方がよかろう。■そのばあいだって、最後方で人事や予算配分にしかたずさわらない私服組なんてのは、現場のパフォーマンス実態の最適化の黒子に徹するべきなんで、「最後方の私服組が、最前線の制服組よりエラい」なんて倒錯は、すぐにあらためるべきだろう。
■「現場にはりついていると、視野がせまくなって、冷静な大局的判断ができない」なんて、ウソつくなよ。現場をしらず、現場のことなんぞにほとんど関心などない「最高指揮官」なんてのは、単なる税金のムダづかいだ。実際、守屋前事務次官のやらかしたことの相当部分はムダだろう。防衛庁が防衛省に昇格しただの、うちわの省益に関して豪腕をふるったなんてのは、全然公益への貢献なんかじゃない。

■ちなみに、防衛省のトップ層に「沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学敷地内に米軍ヘリが墜落、炎上する事故」とかに対する危機管理能力を期待する方がまちがっているぞ。■なにしろ、米軍基地の敷地外のはずの沖縄国際大学は事故直後治外法権になり、沖縄県警など、自治体は全然てだしをゆるされなかった。■国家権力が治外法権を公認しているんだから、同盟国の不祥事などの危機に対して対応できっこないんだよ。
■だから、「防衛省」「平和省」なんて名称は、さっそくやめて、「米軍下請け省」とか「米軍日本課(局・部)」とか、カンバンをかけかえる必要があるだろう。


●「沖国大がアメリカに占領された日
●「沖縄は基地を拒絶する
●「軍事植民地としてのニホン/オキナワ
●「日米地位協定と沖縄 1
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