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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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沖縄語を伝える(朝日)

■つきがかわるまえに、上旬の記事を転載しておく。

<窓>沖縄語を伝える
2008年09月03日

 存続の危機にあるウチナーグチ沖縄語)をなんとか若い世代へ受け渡したい。沖縄キリスト教短大などで非常勤講師を務める親富祖恵子さん(51)の念願だ。今春から「沖縄文字」を用いたユニークな授業を始めた。
 沖縄語は発音が独特なので、「しゃ・しゅ・しょ」などと2文字のかな文字を組み合わせて表してきた。だが、本来は1音節1文字が望ましい。そこで独自のくふうを加え、わかりやすい表記を模索して「沖縄文字」を86年に考案したのが船津好明さん(72)だ。
 船津さんは「文字に著作権はありません」と沖縄文字の普及を願う。船津さんとともに東京の「沖縄語を話す会」で活動する国吉真正さん(71)は約4年前、ハングルやロシア文字のように、沖縄文字をパソコンで入力できるようにするソフトを開発した。
 授業では、学生が簡単な文章をパソコンでつくる。「五感を刺激すると頭に入りやすい」として、文章を入力する時は声を出させる。「くぇ、くぇ、くぇ」などと、まるでヤンバルクイナのような声を発しながら、学生たちがパソコンに向かう様子はほほ笑ましい。
 かつては親富祖さんも沖縄語をほとんど話せなかった。「ウチナーンチュ(沖縄人)としてのアイデンティティーは、母語が話せて初めて完結するものだと思う」という言葉に思いがこもる。方言には昔の人の知恵や歴史が詰まっている。ぜひ守り抜いてほしい。

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■関連する、以前の記事も。


ウチナーグチ話せるように PCで沖縄文字学習
『琉球新報』2008年7月22日

沖縄文字の例
沖縄文字の例

 日本語の50音だけでは表せない豊かな音を持つ沖縄口(ウチナーグチ)を、若い世代に正しく伝えたいと、沖縄キリスト教短期大学などで非常勤講師を務める親富祖恵子さん(51)が「話すための沖縄口」の教育法の研究、普及に努めている。ことし4月からは新たに、沖縄独特の音を一文字で表す「沖縄文字」をパソコンでも使えるようにした国吉真正さん(71)=神奈川県=の協力を得て、授業でもパソコンを用いた授業を始めた。
 従来は「お前」を沖縄口で表記するのに「っやー」「っいゃー」など、仮名2、3文字を組み合わせて表記しなければいけなかったが、これらの表記法では、沖縄口を知らない人にとってはどこまでが一音か分かりにくく、読み間違いが多かったのだという。
 沖縄独特の音を分かりやすく表記したいと1986年に、船津好明さん(72)=東京都=が一音を一文字で表す「沖縄文字」を考案。「てぃ」「とぅ」など沖縄独特の27の音を、大小2つのひらがなを組み合わせて一音一字の文字にしている。これらに旧漢字の「ゐ」「ゑ」の2文字を加え、50音と合わせると、沖縄口をより正しく伝えやすいという。
 この沖縄文字を、より多くの人に使ってもらいたいと、船津さんと共に「沖縄口を話す会」(東京都)で活動する国吉さんが約4年前、市販の外字文字導入ソフトを用いて、沖縄文字をパソコンでも使えるようにした。国吉さんは「導入すれば沖縄文字でメールのやりとりもできる」と語った。
 親富祖さんは「パソコンを使った沖縄文字の学習は、五感を刺激するため、非常に効果的に頭に入る」と強調する。「若い人にはウチナーグチを一番身近な言語と思って学んでほしい。自分のアイデンティティーは、母国語が話せて初めて完結するものだと思う。多くの人が、話せるようになって、話せる場をつくってほしい」と願いを込めた。
沖縄文字導入ソフトを使ってウチナーグチを学ぶ学生
沖縄文字導入ソフトを使ってウチナーグチを学ぶ学生

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■ウィキペディア「沖縄方言の表記体系」などをみるかぎり、正書法の合意をとること自体、結構たいへんのようだ(「沖縄方言の表記体系」って項目の呼称自体が、かなり問題あるけどね。これって「日本語の一部」って、うたがわない表現として、でているし)。列島内部の方言差もあるしね。■いや、はなせる共同体(言語学者が「はなしことば共同体」とよぶネットワーク)を維持すること自体たいへんだろう。ウチナーヤマトゥグチは自生的にいきのびるだろうけど。

■旧ブログ「比嘉清『うちなあぐち賛歌』(三元社)2」などで紹介したとおり、かく運動はタイセツだ。■盲人たちのように、はなしことばで いきぬくひとびとがいる一方で、民族性・地域性を維持する運動のためには、かきことばの自律がどうしても重要になると。権威主義的な心理もからんで、運動の中核・よりどころとしてもね。
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テーマ : 文明・文化&思想 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 正書法 日本語

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