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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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全国学力調査の利用方法3(大阪府民などの反応)

橋下徹大阪府知事の「失言」騒動の続報。■MSN産経の特集シリーズ(「橋下府政」の一部)記事から。


【橋下改革第2弾、学力テスト
  あなたの意見は?】(12)
    『くそ』発言の波紋

2008.9.18 15:56
 「市長であっても教育には口を出しにくい」「われわれも同じジレンマを抱えている」。全国学力テスト市町村別結果公表をめぐり、17日に行われた橋下徹大阪府知事と府内16市長との意見交換会では、知事の主張に同意する声が大勢を占めた。
 ただ一人、知事を厳しくいさめたのは貝塚市吉道勇市長。「『くそ教育委員会』などの言い方は市町村教委に挫折感を与える」
 会合後の定例会見で吉道市長の指摘について問われた橋下知事は「批判は重く受け止めるが、挫折感は味わってもらわないと…。もっと教委にも頑張ってほしい」と訴えた。
 吉道市長と同様、一連の橋下知事の発言について《どうしても「上から目線」を感じてしまう》というのは府内の30代の母親。
 《改革の姿勢は評価できるし、学力テストの点数を市町村ごとに出すことにも賛成です。ただ、知事の主張は「強者の言い分」にしか聞こえないことが多い》



 昨日紹介した府内の中学校教員(47)も同じ意見だ。
 《橋下知事は負けたら悔しいから頑張るタイプだと思います。でも、すべての人が自分と同じであると思うのは危険です。負けたら勝負しなくていいところへ逃げるという人間もいるのですよ》

 教育委員会のあり方や教育課題について積極的に発言し、府民を巻き込んだ議論を起こしている橋下知事の功績は評価されるべきだ。ただ、批判の対象となっている教育委員会や教員を「追い込む」だけでは、知事が目指す改革は受け入れられないのではないかとも思う。
 さて、橋下知事の訴えを踏まえ、さっそく大阪府柏原市教委が学力テストの正答率を公表することを決めた。今後、他の教委の判断に影響を与える可能性は大きい。市町村別データ公表の是非について、さまざまな意見を紹介してきた今回の「風」も、そろそろまとめに入りたいと思います。(松)



■このシリーズの前便も。
【橋下改革第2弾、学力テストあなたの意見は?】(11)同じ自治体 違う成績
2008.9.17 11:51

 「教育委員会にいる教員出身者が市町村別の成績を出したがらない。自分たちが責められるのがイヤだからだ」。全国学力テストの結果公表をめぐり、大阪府の橋下徹知事はこう主張しているが、違った理由から反対する先生もいるようだ。府内の中学校教員(47)からのメール。
 《私が勤める中学校は全国平均よりはるかに高い正答率を収めています。しかし、それはわが校の教師が他校より優れているからではありません。落ち着いた雰囲気の、教育に関心の高い地域にあるからです》
 ただ、同じ地域の前任校はまったく様子が違っており、《熱心な先生がどんなに頑張っても、教室に生徒をつなぎとめることすらままならなかった》という。
 両校での勤務経験を踏まえ、この教員は《これらをひっくるめた自治体単位の成績を公表して何の役に立つのか分かりません》と訴える。
 それなら学校別の成績を公表すればいいという意見もあるだろうが、府内の母親(35)は《悪い成績の校区が一目瞭然(りようぜん)になるのは問題》という。
 《大阪の保護者は家を買うとき、地域にある学校の雰囲気や学業の状況を気にして、できる限り情報を集めます。所得の高い家庭が成績の悪い地区を避け、その結果税収が減り、教育に充てる財源がなくなる…。公表されればこんな悪循環が起きないか心配です》
 知事の主張のように競争を是とするにしても、評価にさらされる教員たちは、必ずしも同じスタートラインに立っているわけではないのかもしれない。
 橋下知事は就任以来、折に触れて学校視察に出向いているが、冒頭の教員はこんな不満をメールにつづった。《ほんのわずかの滞在で浮かれた子供たちにちやほやされるだけでなく、荒れた小中学校を時間をかけて見ていただきたい。教師の努力を、地域を、家庭を、じっくり見ていただきたい》
(松)

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■ほらほら、いわんこっちゃない。現場のヒトは、ちゃんと本質をみぬいている。「教師の力量・熱意とかでは、どうにもならない次元で生徒の学力が規定されている」って。■だから、いったじゃない。現場教員に責任転嫁するな、って。
■保護者が属する経済階層。その背景となる、祖父母世代の経済階層や学歴水準。これらと居住地は、わかちがたくむすびつき、生徒の学力とたかい相関をもってしまう。■一部の人種主義者・差別主義者が「遺伝だ」って、きめつけるような、「学力(≒学校文化との相性)の継承」がおこなわれる、っていう普遍的な教育社会学的構造を直視しない、学力調査なんて無意味だし、そんなデタラメな調査にもとづいた、予断を強化するだけの結果利用は、エセ調査の悪用でしかないし、そんな基盤にそった「アメとムチ」政策は、単なる格差拡大の助長という、悪政そのものだろう。


●日記内「橋下徹」関連記事


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コメント

ある学習塾の関係者から聞いた話です。
彼はある塾のチェーンになっている複数の教室で教えています。
中でも裕福で教育熱心な親の多い地区の子のほうが、軒並みテストの点が高いそうです。
その地区は県内でも一番目か二番目くらいの高級住宅街。
塾のほかにも習い事教室や公認会計士など難関資格開業者も目立ちます。県知事の家もあります。コンサート・ホールにも繁華街にも近いです。

京都でも、親が塾に行かすかどうかで全然小学校から成績が異なるとのアクティビストの報告もあります。

学力テストなんて意味ないというご意見には賛成です。
橋下府知事は今の学校やテストに合った、たいへん優秀な人です。ラグビー経験もあり、単なるがり勉でもありません。文武両道の優れた人です。
そのため、なぜ自分が成功したのか、冷静に振り返る機会をかえって失ったのでしょう。
いったん旧制中学・北野高校にも行くと、ほとんどみな東大とか京阪大、一番ビリが関関同立みたいな世界らしいです。
そのためかえって視野がせまくなって、選抜としての成長・学力伸張・進学とは、誰かを落ちこぼすことだというシステムが見えづらくしまったのかもしれません。
知事のやり口は、不利な条件だったり自信のないものには、ただの圧力でありストレスでしかありません。

わたしは労働世界の住み心地を少しでもましなものにして、低学歴・低学力とされた者が地獄に落ちない職場を自分たちで作りたいと思います。
なおそこに含まれる労働法の学習については、子ども時代、自由になりたくて校則を熟読したというエピソードをもつ橋下知事にもご理解いただけると思っています。

多選しても腐敗臭がただよわない政治家、多選以前に 品性に疑問がのこる政治家

最高齢、最長在職の貝塚市長引退 83歳「市民として発展に協力」

 大阪府貝塚市の市長を10期40年務めた吉道勇さん(83)が10日、任期満了で引退した。全国の市長で最高齢、最長の在職期間だった。就任は大阪万博が開かれた1970年。市役所の会議室に集まった職員を前に、吉道さんは「40年間で総理大臣が23人もかわった。今後は一市民として貝塚市の発展のため協力したい」と感慨深げに話した。

 公害問題の解決や情報技術(IT)、食品企業などの誘致に力を入れた市政を振り返り、「市長一人が仕事をするわけではない。みなさんがそれぞれの部署で努力した結果がこの街」と強調。「私のような古だぬきが居座っていては志のある人が出てこない」などと、時折ユーモラスな表現を交えて語りかけた。

 その後、玄関で花束を受け取り「多少不満はあるかもしれないが、私は10期40年間みなさんの負託におおむね応えてきた。これから元気で酒を飲めるのは無上の喜びです」と笑いを誘い、職員や市民の大きな拍手に包まれ、笑顔で市役所を後にした。

 12日からは吉道さんの下で副市長を務めた藤原龍男さん(57)が市長に就任する。

2010/02/10 23:01 【共同通信】

こちらの多選は…

青森・鶴田町長 全国最多10選 実績評価と批判交錯

 1日投開票が行われた青森県鶴田町長選で、現職の中野〓司氏(80)が新人候補を破り、10度目の当選を果たした。豊富な経験や強いリーダーシップ、独自の施策などへの評価が、全国の現職首長では最多選となる10選につながった。一方、票差はこれまでで最少。長期政権に対する批判票が対立候補に流れたともみられるだけに、今後、どう町政を運営していくのかが注目される。

 当選から一夜明けた2日、中野氏は当選証書授与式に出席した。選挙戦の疲れも見せず「高齢多選批判はあったが、町民が支えてくれた。町政の総仕上げをしたい」と抱負を語った。
 中野氏の10選の歩みは表の通り。1974年に現職の4選を阻んで初当選。その後前回まで、4回は無投票。選挙戦になっても、対立候補に最多で6300票以上の差をつけるなど圧勝してきた。
 津軽地方のある県議は中野氏の強さについて「強いリーダーシップがあり、議会との関係も良好だった。国会議員や首長、県議も親の代からの付き合いで、中央や県との太いパイプを培ってきた」と説明する。
 9期36年の間には、個性的な施策を展開してきた。1期目は当時珍しかった国際交流を進めた。94年には町内に日本一長い木造橋を開通させ、2004年には早寝早起きと朝食の大切さを呼び掛ける「朝ごはん条例」を制定した。
 町は95歳以上の高齢者に毎月2万円を支給。09年度は約50人が対象だった。100歳になると24金の金メダルが贈られる。財政難から同様の祝い金を廃止する自治体は多いが、中野氏は「お年寄りは大事。中止はしない」と言い切る。こうした姿勢に「中野さんは、お年寄りの人気が高い」と言う町民は多い。
 一方、長くやっているとほころびも出てくる。昨年の五所川原市との合併協議は途中で取りやめとなり、批判を浴びた。
 迎えた今回の選挙。経験を強調し、町議の大半の支持を得て組織戦を展開した。相手候補の元町議加賀谷忠栄氏(56)は「トップダウンによる手法」と中野町政を批判した。結果は選挙があった8年前に7537票だった得票は5112票になり、相手候補に471票差にまで詰め寄られた。
 地元の主婦(55)は中野氏の功績を評価しつつも「(10期は)ちょっと長いかな。加賀谷さんに入った票の意味をしっかり受け止めてほしい」と注文を付けた。

(注)〓は堅の土へんが手

『河北新報』2010年08月03日火曜日

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■まあ吉道勇前市長(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E9%81%93%E5%8B%87)とくらべるのは、ムリか…。■もっとも、いくつかの市では、議会と市長がはげしい たたかいをくりかえしていて、混迷をふかめているから、それよりは いいんだろう。

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