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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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全国学力調査の利用方法

■なにかと、お上品な言動がめだつ橋下大阪府知事のネタ。■「橋下改革第2弾、学力テストあなたの意見は?(産経)」の関連記事。

橋下知事、ラジオで「クソ教育委員会」
  学力調査巡り


asahi.com(2008年9月7日22時1分)

 全国学力調査の市町村別の結果を公表するよう主張する大阪府の橋下徹知事は7日、同府箕面市であったラジオの公開生放送で「あのクソ教育委員会のメンバーが、過度な競争が生まれるという理由で発表しない」と発言した。

 橋下知事は放送後も、報道陣に対し、公表・非公表の市町村教委によって来年度の予算編成で「差をつける」と述べた。一例として、府が年間30億円負担し維持する公立小学校での35人学級編成について、非公表の教委に「費用は出す必要はない」と主張。「府がつける予算は府の判断、責任でやる」と話した。

 「クソ発言」などについて、府教委の綛山(かせやま)哲男教育長は「ひとつの言葉だけとらえてああだこうだというのもいかがなものか。公表させるための知事一流のやり方だろう。次に知事に会うときに真意を確認したい」と話した。

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■①前回もかいたとおり、そして社会学者の先生方が再三のべてきたとおり、学力格差は、現場の先生の能力・努力の差ではなくて、経済格差が原因だろう。■経済格差の問題をゴマ化すような姿勢、現場に責任転嫁するような政治家は、卑劣なんじゃないか?
■②学力格差の原因はともかくとして、学力格差情報が、保護者を動揺させ、私学へなだれをうつとか、越境入学とか、さまざまな混乱が予想されることは以前から指摘されてきたし、実際そうなっているようだ。■だとすると、そういった混乱を前提に、あえて数値結果を公表する正当性が具体的にしめされねばならない。「住民がしりたがっているのだから、情報開示は当然」というが、地域格差が拡大したばあいの責任は、だれがとるのか? それとも、地域格差が拡大するのは、市場原理同様、甘受すべきだという、無政府主義なのか?
■③最大の問題は、成績がよかった地域、ふるわなかった地域に対して、どう予算配分するかだ。■まさか、よかった地域には「ごほうび」、ふるわなかった地域には罰として減額といった、アメとムチ政策をするつもりじゃなかろうね。いや、アメリカなどの野蛮な新自由主義教育政策は、それをやっているからね。■すじ論からいえば、ふるわなかった地域に対してこそ、てあつい予算配分と人員配置、よかった地域は、「うまくいっている」以上、放置、ってのが、当然の結論のはずなんだが…。■だって、そうないかぎり、「格差はひろがれば、ひろがるほどいい」って、アメリカ的野蛮を当然視するような、野蛮な思想信条ってことなのだが、それでいいの?
■でもって、そういった野蛮な思想信条を「競争原理」とかいって指示する住民の民度と、理解していいのかな?

■東京・大阪という、日本列島を代表する大都市圏の選挙民の心理ってのは、不可解だね。強者がますます特権を行使し、外国人もふくめた弱者は、ドンドン搾取・きりすて…って、人生哲学なんだろうか?■「美しい国へ」、どこぞの政治家がかたっていたよね…。

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テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

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コメント

問題ある発言の連発だよね。

橋下知事、学力テストをめぐる発言“トーンダウン”
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/176739/
09/08 12:12更新
 大阪府の橋下徹知事は8日、全国学力テストの市町村別データの公開、非公開によって市町村の予算配分に反映させるとした発言をめぐり、「考えて整理したい」と発言した。前日には「くそ教育委員会」と言い放つなど強硬姿勢を見せていた橋下知事だが、“トーンダウン”する形となった。

 この日、報道陣の取材に応じた橋下知事は、「予算執行権をちらつかせて市町村の裁量を狭めるのは、知事が目指す地方分権に反するのでは」との質問を受け、「住民や首長が(データを)開示していいと思っているのに、教育委員会が非開示と判断できるのか」としたうえで、自らの発言については「確かに問題があるかもしれないので、ちょっと考えを整理して、また会見で意見を言いたい」と述べた。



「オカンに怒られた」 橋下知事「くそ教委」今後は封印
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/176965/
11:32更新
 大阪府の橋下徹知事は9日、全国学力テストの市町村別結果公表に消極的な市町村教育委員会などを指した「くそ教育委員会」との発言について、記者団に「以後は使わない」と述べて封印する意向を示し、その理由を「オカン(母親)にこっぴどく怒られた」と説明した。ただ、発言自体は「自分としてはそういう意識だ。撤回はしない」と明言した。

 橋下知事は母親から「ちょっと行き過ぎだ」「子どもに悪影響を与える」と怒られたことを明かし、「表現方法はうまく考えます」と述べた。

 また、テスト結果を開示しない市町村に予算をつけないとした発言は「(市町村の)首長に確認して協議したい。おかしいと声があるのに命令するのは分権の趣旨から外れるかもしれない」と修正した。

読売 関西発 から

学力テスト結果、大阪府内9市町が「非公表」の意向
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080910-OYO1T00133.htm?from=weekly

 大阪府の橋下徹知事が全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の市町村別結果の開示を求めたのを受け、府教委は10日、府内の全43市町村教委の教育長らを集め、自主公表を正式に要請する。うち大阪市など9教委は、読売新聞の調査に「現時点では公表しない方針」と説明。残る教委も「検討中」などとして、公表に慎重な姿勢をみせている。全市町村がそろって公表することは難しい状況で、橋下知事と市町村教委の溝は深まりそうだ。

 「区、学校単位での公表に広がりかねない」として、非開示の方針を示すのは大阪市教委。ただ、平松邦夫市長は「公表すべき」との立場を明らかにしており、永井哲郎・市教育長は「教育委員会で最終的に判断する」と含みを残した。

 町内に中学校が1校だけの岬町教委は「学校別の結果を公表するのと同じ」と主張する。泉佐野市教委は「テスト実施の際には、非公表を前提に学校現場に説明している。急な方針転換は難しい」として、3日、「公開しない」との方針を市内の小中学校に伝えた。

 ほかに非公表の意向を示したのは、藤井寺、大阪狭山、摂津、高槻、島本、河南の各市町教委。「市町村の序列化につながる」などを理由に挙げた。

 「検討中」などと回答した残る34教委も、ほとんどが公表に消極的だ。堺市教委の石井雅彦・学校教育部長は「1回の平均点、それも国語と算数だけで、学校や市が評価されはしないか」と危惧(きぐ)する。箕面市は倉田哲郎市長が市教委に公表を要請しているが、担当者は「国や府が責任をたらい回しにしている」と指摘する。

 一方、橋下知事は各教委に対する“圧力”を強めている。5日の記者会見では「市町村単位で発表したぐらいで、何が過度な競争か」と序列化論議をけん制。その後も「要請を無視されるような府教委なら解散すべきだ」「公表か非公表かで(市町村への)予算を決めさせてもらう」と揺さぶりをかけている。

 市町村別の成績を巡っては、公表を求める動きが広がっている。秋田県の寺田典城知事は、市町村が開示しない場合、自らの責任で公表する方針を表明。鳥取県の平井伸治知事は、公表した市町村に教育予算を手厚く配分する考えを示す。

(2008年9月10日 読売新聞)

『朝日新聞』(教育) から

橋下知事「学力調査の市町村結果、公表すべし」
http://www.asahi.com/edu/news/OSK200808300112.html
2008年8月31日
 大阪府の橋下徹知事は30日、同府貝塚市で開かれたシンポジウムで、文部科学省が29日に結果を発表した全国学力調査で大阪府が昨年に続いて下位だったことに触れ、市町村ごとの結果を公表するよう府教委に「指示する」との意向を示した。文科省は「過度の競争を招く」として、都道府県教委に対して、市町村や学校別の結果を公表しないよう通知している。

 橋下知事は子育てをめぐるシンポでのあいさつで、大阪の結果低迷の一番の問題点として、市町村ごとの結果が公表されず、府民の目に触れないことを指摘。「市町村の教育委員会は甘えている。結果が表に出ないから」と話した。ただ、学校別の結果の公表については、「競争になる」と慎重な考えを示した。

 そして、「調査結果はみなさんのもの」として、市町村に情報公開請求をしてチェックするよう会場に呼びかけた。

 橋下知事は週明けに府教委側に電子メールで「指示」する考えを報道陣に明らかにした。

 ただ、教育委員会は中立性を守るために首長から独立した合議制の機関で、首長の指揮・命令は直接は及ばないとされている。府教委の幹部は「指示ではなく、『要請』の形で届くだろう。だが、文科省の通知は重い」と話している。

 鳥取県では、市町村別と学校別の結果を非開示とした県教委に7月、県情報公開審議会が「開示すべきだ」と答申。しかし、県教委は07年、08年度の結果について「序列化が進み、点数至上主義を招きかねない」といった学校現場の意見を尊重し、開示を見送った。(春日芳晃、小河雅臣)

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