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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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原爆傷害調査委員会(ウィキペディア)

原爆傷害調査委員会(げんばくしょうがいちょうさいいんかい、Atomic Bomb Casualty Commission、ABCC)とは、原子爆弾による傷害の実態を詳細に調査記録するために、アメリカが設置した機関である。

施設は、広島市の比治山の山頂に作られた。カマボコ型の建物である。

ABCCは調査が目的の機関であるため、被爆者の治療には一切あたることはなかった。

1975年、日米共同出資の放射線影響研究所に改組された。


外部リンク
用語集:原爆傷害調査委員会(ABCC) (放射線影響研究所)
ABCCの設置 (平和記念資料館)
ABCC (原子力百科事典 ATOMICA)
被爆地ヒロシマにおける放射線影響研究所の役割
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■最新号の『図書新聞』1面には、産婦人科医である河野美代子氏へのインタビュー記事が「被爆地広島に全共闘の旗が翻る」と題して掲載されている。■その一節を転載。

 …私は、最終的に医学部を卒業にする時に産婦人科に行ったのは、被爆の染色体異常など遺伝の問題をやりたいと思ったからなんです。で、産婦人科に入って染色体研究所に入ったんです。そして、たくさんの人の染色体検査をしました。そういう中で、戦後、被爆者はとてもたくさん流産したと知りました。それから不妊の方も多くいらっしゃいました。卵巣が、または精子の機能がなくなってしまうということですね。で、被爆二世の染色体の検査をすると、個々に、ものすごい異常な染色体の実例があるんです。表現形としては、人としては普通だが、染色体に異常があり、その孫である三世に異常が出るというケースには、何人も出会いました。そういう人たちと今もつきあいがあったりします。
 戦後、広島にはABCCという、アメリカの原爆後遺症の研究所というのが、比治山の山の上に立てられました。アメリカから研究者たちが来て、被爆者を調べていった。原爆はまさに人体実験でしたもの。子どもたちの私たちをも調べに来ましたよ。ジープが学校に来ると、私たちは今度は誰が呼ばれるか震え上がったわけです。ある時は、背の低い子ばっかりが呼ばれました。ある時は、双子ばっかりが呼ばれました。ジープに乗せられていくわけですよ。帰ってきた子がみんなものすごい暗い顔をしてるんですよ。でも、みんなお菓子もらってくるんです。他の子は「いいな、いいな、お菓子もらって、【以下、2面】何があったん」と聞いても、言わんのです。ABCCは被爆者を丸裸にしていろいろ調べるんじゃという、怖い話が広まりました。それと子どもまでも調べられるというね。私は、医者になって初めてABCCが出している英文の論文を読みました。調査報告はあるんですよ。でも、日本語では一切発表していません。ずべてアメリカい向けての論文なんです。被爆二世の男性の中にはクラインフェルターという染色体異常なんですけれど、それが確かに多いという論文もありました。ああそうだったんだということを、医者になって知りました。日本の中では、被爆が人間にもたらすものについて何も教えられなかったのです。
 現実生活の中では、たとえば私が河野と最終的に結婚しようとした時に、河野の親が河野に、広島の女性で、原爆の影響はどうなんだと言われたということを、後になって聞かされましたね。彼自身、一切私には聞かさなかった。結婚そのものに反対だったから、その理由が被爆だということだったのかもしれません。

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■『夕凪の街 桜の国』同様、被爆者・被爆二世がどういった体験をもっているか、かぶるのは当然だ。もともと、水俣病と同様、地域内で弱者を差別する構図も普遍的な構造がやはり生起した。まして、広島市外の人間が被爆者を先入観をもってみる意識は、ごく当然の産物。しかし、「唯一の被爆国」などと、日本を特別視しがちな自己意識と矛盾することは、あきらかだ。

■それはともかく、単に原爆症ほかの症例研究のためだけに診察し、被爆者にはいっさい還元しなかったという、この搾取的・人体実験的発想は、すごい。■ナチスや日本軍関係者などがおこなった人体実験思想は、ちゃんとアメリカ合州国というグロテスクな実験国家にひきつがれたのだった。
■太平洋でのおびただしい核実験も人体実験をかねていたし、ましてやアメリカ本土でも人体実験をおこなった国家権力のこと、極東=極西の野蛮国の住民など、一部のエリート以外、考慮する対象でなどなかっただろう。■ナチス・ドイツ倒壊直前3月、ドイツによる原爆製造の可能性がなくなった、「マンハッタン計画」は無意味化したはず。事実、その内部委員会による「フランクレポート」は、6月「日本に対する原子爆弾の無警告での使用に反対」していた。ドイツは降伏している。政府は、アメリカ軍将兵の上陸作戦での犠牲数+日本国民の犠牲者数>>>被爆者数という、いのちの計算(と、対ソビエトとの冷戦=パックス・アメリカ=ソウィエティカ構築という国際戦略)によって、人体実験を正当化した。


●「マンハッタン計画 プルトニウム人体実験 The Plutonium Expreiment
●ウィキペディア「マンハッタン計画
●ウィキペディア「フランクレポート
●「最初の原爆の投下目標

●ブログ内「夕凪の街 桜の国」関連記事
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タグ : 被爆 人体実験

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