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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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生活保守主義としての「食の安全」意識とナショナリズム30

■「生活保守主義としての「食の安全」意識とナショナリズム29」のつづき。■ただし、いつもの、『世界の環境ホットニュース[GEN] 』のシリーズ「毒餃子事件報道を検証する」ではなく、『朝日』の記事。


天洋食品ギョーザ、
 中国で中毒 現地混入濃厚に

2008年8月6日11時14分

 中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国国内で回収された製造元・天洋食品(中国河北省)のギョーザを食べた複数の中国人が、有機リン系農薬成分メタミドホスによる中毒症状を起こしていたことが6日、政府関係者の話で分かった。警察庁は中国側に詳しい情報を求めるとともに、同成分が現地で混入された疑いが高まったとみている。

 関係者によると、この情報は7月の北海道洞爺湖サミット直前に、外交ルートを通じて日本政府に通知され、外務省から警察庁に伝えられていた。流通経路などは中国公安省が調べている模様で、警察庁は北京五輪の閉幕を待って、中国側との捜査協力をさらに強める構えだ。

 天洋食品製ギョーザは中国国内の市場でも出回っていたため、日本での中毒が発覚した1月末以降、中国国内でも回収された。詳しい経緯は不明だが、6月中旬に回収品を食べた複数の中国人が中毒症状を訴えた。症状が重い人もおり、メタミドホスが原因と特定されたという。

 日本側のこれまでの捜査では、吐き気や下痢の中毒症状の被害を受けた千葉、兵庫両県の計3家族が食べた問題のギョーザや、関西地方のスーパーなどから回収された主に包装袋の外側が汚染されていた商品のほかに、新たな汚染は見つかっていない。



 具材からはニラの残留検疫基準の6万倍を超える同成分が検出されている。「包装袋の外側から染み込むとは考えられない量」(警察庁幹部)として、同庁は日本での流通過程で混入された可能性は極めて低いと断定している。

 一方、中国側は、実際に流通する状態と近い条件で行ったとする浸透実験で、大部分の袋の外側から同成分が中に浸透したと主張。従業員55人の事情聴取結果などから「工場での混入の疑いはない」としていた。

 日中捜査当局はこれまで、捜査や科学鑑定の専門家による情報交換会議を4回開催したが、双方の見解の溝は埋まらなかった。その後も四川大地震の発生や北京五輪警備などの影響もあり、両国間の捜査協力に目立った進展はない。警察庁は同成分の鑑定などで協力に応じる構えだ。

◆政府「中国当局が捜査中」とこれまで公表せず

 政府高官は6日、中国政府から情報が伝えられていたことを認めたうえで、公表していなかった理由について「まだ中国の捜査当局が捜査している」と述べた。外務省幹部も「事実が確認できたら日本に正式に伝えてくることになっている」と説明。「日中双方とも『国内では混入していない』と言ってきたが、違った話が出てきた」と指摘した。

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■おなじく、『朝日』の関連記事。

中国外務省、ギョーザ中毒認める
 天洋食品かは回答せず

2008年8月6日19時40分

 【北京=峯村健司】中国製冷凍ギョーザの中毒事件に関連して、中国国内で回収された製造元の天洋食品(中国河北省)のギョーザを食べた中国人に中毒症状が出たことについて、中国外務省は6日、朝日新聞の取材に対して、「中国内でも6月中旬、ギョーザによる中毒事件が発生していた」と認めた。しかし天洋食品の製品かどうかについての回答はなかった。

 中国外務省は「中国政府は事件を極めて重視しており、現在、中国公安省が全力を挙げて捜査している」と回答した。事件が発生した場所や被害者数については「捜査中」として答えなかった。

 公安省はこれまで「中国側での薬物の混入はない」として、事実上捜査を打ち切っていたが、真相解明に向けて動き出す可能性がある。しかし、外交筋は「北京五輪が終了するまでは、捜査の進展は期待できない」として、早期の解決には否定的な見方を示した。

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■これで、日本の当局はもちろん、中国不安をあおりたいメディアは、万々歳だろう。■実際、各媒体は、ものすごい量で報道している模様。

■しかし、「毒餃子事件報道を検証する」シリーズであきらかにされた、各県警・警察庁・メディアが、あやしげで矛盾にみちた言動をくりかえした事実はきえない。
■もうしばらく、注視していこう。

■それにしても、北京オリンピック開催との時期がうますぎる。■中国当局が、わざわざこの時期にリークするはずがないし、なぞがおおすぎる。
■中国国内で、呼応するうごきがあるのかな? たとえば、日本での毒物混入騒動を利用して、反政府的なうごきをする勢力があるとかね…。

■ちなみに、『朝日』、社説もかいてしまったからね。責任おもいよね。

中国ギョーザ
 ―事実を国民に公表せよ


 真相解明が立ち往生していた中国製冷凍ギョーザの中毒事件について、驚くような事実が報道で明らかになった。日本で事件を引き起こしたメーカーのギョーザを食べた中国の人たちも、中毒症状を起こしていた。

 原因をめぐっては、日中双方が自国で混入された可能性は低いと主張し、平行線をたどっていた。それが中国でも中毒事件が発生し、日本で検出された有機リン系農薬成分メタミドホスが原因と特定されたとなれば、中国国内で混入された疑いが濃厚になる。

 中国政府も国内での中毒の発生を認め、「全力で捜査している」との談話を発表した。

 事件は食の安全にかかわるだけに、日本国民の対中感情を冷え込ませ、日中関係に深刻なあつれきを生じさせていた。中国は捜査を急ぎ、一日も早く事件の全容を解明して公表してもらいたい。

 それにしても、である。

 この事実が7月の洞爺湖サミットの直前に外交ルートを通じて日本政府に伝えられていたのに、国民には一切知らされなかったことが理解できない。

 福田首相は「わが国の捜査当局と情報交換している状況だ。どういう状況か今申し上げるわけにはいかない」と述べたが、この弁解も納得できない。ことは人々の命にかかわる問題である。政府はただちに事実を公表すべきだったし、いまわかっていることをきちんと説明すべきではないか。

 ギョーザ事件は、洞爺湖サミットの際に開かれた日中首脳会談でも取り上げられた。首相が捜査協力の継続を要請し、胡錦濤国家主席は関係部門に捜査を加速するよう指示している、と回答していた。

 この時点で、首相は中国でも中毒症状が出ていたことを知らなかったのだろうか。知らなかったとしたら、とんちんかんなやりとりだし、知っていたとしたら、何らかの配慮から事実を脇に置いて、当たり障りのないことだけを言ったことになる。

 中国側の対応にも疑問がある。中国での中毒の発生を日本政府に伝えた際、公表しないように求めたのか。そうであったとすれば、なぜか。

 もし中国が北京五輪への悪影響を恐れ、ギョーザ事件の事実の公表を遅らせようとしていたとするなら、それは考え違いだ。都合の悪い情報を進んで公表した方が、日中間の信頼の回復に役立つからだ。

 くさいものにふたをするのではなく、原因の究明に熱心に取り組む誠実な姿勢が望まれる。そうしたことを日本政府も中国側に説くべきだった。

 福田首相は五輪開会式に出席のため8日に訪中し、胡主席と会談する。両首脳は事件の全容解明と公表を急ぐことをきちんと確認すべきである。



●ウィキペディア「河北省食品輸出入集団天洋食品工場
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タグ : ナショナリズム 真理省 1984年 警察 安全 食品

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