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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「領土問題」という虚妄

■また、学習指導要領がらみで、「竹島=独島問題」とやらが浮上しているようなので、旧ブログ時代の関連記事とからめて、最低限整理しておく。■『毎日』の先日の記事から。


クローズアップ2008
:学習指導要領解説書、
  初の記載 「竹島」玉虫色

 14日公表の中学校新学習指導要領の解説書が初めて竹島問題に触れ、竹島(韓国名・独島)が日韓間のキーワードに再び浮かび上がった。日本政府は国内世論をにらみ全く触れないわけにはいかず、支持率低迷に悩む李明博(イミョンバク)政権には譲歩できない問題だ。内政問題と向き合いながらどう折り合いをつけるか。両国政府は重い課題を抱えた。

 ◇日本政府、探った妥協点
 当初方針だった「我が国の固有の領土」のニュアンスをにじませたい文部科学省。前政権の対日対決姿勢から転じた李政権を刺激したくない外務省。「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違がある」という表現に落ち着いたのは、両省協議の結果、必然的な「落としどころ」だったようだ。

 文科省は(1)学習指導要領の前回改定(98~99年)以降、国会で質問が増えた(2)05年3月の「竹島の日」条例制定を受けた要望が活発化した--を理由に「竹島明記」の必要性を強調。新要領の「我が国と郷土を愛し」との新たな記述も竹島問題にこだわらざるを得ない背景となった。

 07年改定の韓国の学習指導要領解説が竹島について「私たちの領土の一部であるにもかかわらず、日本が継続的に国際紛争に訴えようとしている」と明記している点も強硬論を後押しした。

 これに対し、外務省は日韓関係の安定を最優先した。6カ国協議で03年以降中断していた日米韓の打ち合わせが復活。拉致問題を含め北朝鮮政策での日韓連携が可能になった。外務省幹部は政府内の調整について「国内から弱腰と言われようと日韓関係を悪化させないことに力点を置いた」と説明する。

 文科省にとって教委関係者らに解説書を示す説明会を14日に設定したのは「サミットを終えた後で、外交への影響を最小限にする」(幹部)という意図だった。ただ、李大統領が9日、北海道洞爺湖サミット会場で福田康夫首相に憂慮を伝達。韓国国会が11日、領有権を明記しないよう求める決議を採択すると、文科省も韓国に配慮した「玉虫色の表現」に傾斜せざるを得なくなった。

 それでも抑えられない韓国の反発。「課題を乗り越えた未来志向の関係構築」(外務省幹部)という思惑が奏功する保証はない。【加藤隆寛、鵜塚健】




 ◇支持低迷、引けぬ韓国
 「日本の領有権主張は韓国の主権を傷つける挑発だ」。解説書が配布された直後の14日午後3時ごろ、与党・ハンナラ党の幹部7人がヘリで竹島に到着し、「独島守護」の横断幕を掲げて声明を読み上げた。7人の中には李明博大統領の兄、李相得(イサンドゥク)議員の姿もあった。李議員はこれまで日韓のパイプ役を果たしており、表舞台で対日批判をするのは大統領の強い不満を反映したものとみられる。

 柳明桓(ユミョンファン)外交通商相も14日夕、重家俊範・駐韓日本大使への抗議の場で、日韓報道陣のカメラを前に握手もせず座った。解説書に竹島の領有権主張を記述する方針との報道が出た5月中旬、重家大使に抗議した際には厳しい雰囲気でも握手をしたが、今回はその余裕すらなかった。

 5月の抗議の際、「外相レベルで抗議をした場合、次のカードは駐日大使召還しかない」と慎重論が強かったが、大統領が押し切った。当時は米国産牛肉反対デモが広がりつつある時期で「大統領が竹島を売った」という根拠のない怪情報が流され、外圧に弱いというイメージの払しょくを迫られていた。

 「歴史問題を提起したくない」と就任前から明言していた大統領だが、米韓牛肉摩擦で支持率が20%前後に急落した状況では、竹島問題で冷静な対応を呼びかける力はない。北朝鮮の観光地・金剛山で韓国人が射殺される事件に11日の国会施政方針演説で触れず、対話を呼びかけたことにも「国民の気持ちが分からない大統領」との批判が再燃している。

 14日夜、100人を超える韓国市民がソウルの日本大使館前に詰めかけ、建物に卵を投げつけるなどの抗議行動を展開。李政権は国内世論の動向を見ながら当面は厳しい対応を続けるとみられる。【ソウル堀山明子】

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 ◆竹島(韓国名・独島)をめぐる動き◆

1905年 閣議で「竹島」と命名し、日本領土へ編入決定。
    島根県が所属所管を告示韓国が日本の保護国となる
    第2次日韓協約締結

  10年 日韓併合条約調印

  52年 韓国が海洋主権宣言(李承晩ライン宣言)で竹島
    領有を主張

  53年 島根県が竹島を調査し、領土標識設置

  54年 韓国が警備隊常駐を開始
       政府が竹島問題の国際司法裁判所への付託を
    提案。韓国側は拒否

  65年 日韓基本条約調印。竹島問題は「紛争
    処理事項」として先送り

  96年 韓国が竹島に接岸施設建設を発表

  99年 新日韓漁業協定発効

  04年 韓国が竹島の図柄の切手発行

  05年 島根県議会で「竹島の日」制定条例成立

  06年 竹島周辺水域の放射能調査、日韓共同実施で合意

  08年 文部科学省、学習指導要領解説書に「竹島」を明記


==============

 ■中学校学習指導要領解説(改定版)■

 (略)…。<また>、我が国は四面環海の国土であるため直接他国と陸地を接していないことに着目させ、国境がもつ意味について考えさせたり、<我が国が正当に主張している立場に基づいて、>当面する領土問題や経済水域の問題などに着目させたりすることも大切である。

 その際、「北方領土が我が国の固有の領土であることなど、我が国の領域をめぐる問題にも着目させるようにすること」(内容の取扱い)とあることから、北方領土(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)については、その位置と範囲を確認させるとともに、北方領土は我が国の固有の領土であるが、現在ロシア連邦によって<不法に>占拠されているため、その返還を求めていることなどについて、的確に扱う必要がある。<また、我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れ、北方領土と同様に我が国の領土・領域について理解を深めさせることも必要である。>


 ※<>部分は変更個所

毎日新聞 2008年7月15日 東京朝刊

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■日韓併合と帝国日本の解体(1910~45)と、1950年代には、ミゾがある。■それと、近年の「竹島=独島問題」は、1990年代からだが、そこに 飛び石のようにはさまっている 1965年も、さきおくりだった。
■要するに、「竹島=独島問題」ってのは、日韓両政府が、気合をいれたくない話題なんだが、内政問題がらみで浮上し、メンツ上 気合をいれているようなフリをしないと、いけないという、つらい状況がつづいていると。実に不毛。

■ウィキペディアの最新版(「竹島(島根県)」)の「1952年、当時の大韓民国大統領李承晩が自国の支配下にあると一方的に宣言し、現在も韓国側が武力による占有をしている」も、日本のナショナリズムからの「一方的」な記述であることに、全然自覚がないことがわかる。■何十年も実効支配をゆるしておきながら、「不法占拠」されていると、未練がましく いいつのる、日本の右派たちも、みぐるしい。「北方領土」とおんなじだなぁ。不毛なレコンキスタ運動。


■「朴正煕大韓民国大統領は「独島問題は、韓国には譲れない一線だし、日本にも譲れない一線のはずだ。それならば、韓日友好の妨げになる無人島など爆破してしまえ」と述べている。また、日本の伊関佑二郎外務省アジア局長が韓国側に対して、「竹島は無価値な島。日比谷公園位の大きさしかないんだから爆破して問題を無くしてしまえばいい」と同じ様な事を述べたと言う記録が残っている」(ウィキペディア・同上)といった記述は勉強になるし、パク・チョンヒ大統領等の見識のたかさが うるわしい。■日韓両国の右派諸君は、まともに 反論してみなさい。


●「竹島問題の整理
●「「反日感情論」論(その2)
●「北方領土問題という幻想
●「「必修科目の履修漏れ」その3
●「現代思想の悪用(韓国論・論)
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タグ : 竹島 独島 ナショナリズム レコンキスタ 領土問題

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コメント

『日本から一番遠いニッポン』(東海大学出版会)

というネタを紹介します。著者は三山喬という人で値段は2940円です。

『世界』(岩波書店)9月号に

「竹島」記述に表れた文科省の右傾化(20~24ページ)という記事があります。結論部は以下のとおり。

竹島記述を公表した翌日の七月一五日付朝刊の中には、記述を「文科省の悲願」とした報道もあったが、これまで論じた通り、その指摘は間違いである。むしろ竹島に関する記述が文科省の「念願」や「悲願」であった方が、ある意味においてはまだ健全だったといえまいか。政権や各省の目指す方向と違えば見向きもされないのに、合致した途端に最大限利用されるパブコメのもつ恐ろしさも浮上した。とはいえ、問わなければならないのは、時の政権の指向やパブコメで急激に方向転換する文科省の姿勢であることは間違いない。(24ページ)

『毎日新聞』(9月16日号)10ページには

タカ派だけど名前がハトな、某大政党の患部もとい幹部が、毎日新聞の取材に答え「北方領土問題を私のライフワークとしてやりたい」と発言したむね、のべられています。
「ハトヤマ」炉で…もとい露でなじみ、とのことですので、その影響力を利用して、「北方領土」を四島一括してアイヌ民族に返還することをライフワークにしてくれ鳩●山さん!

KKK新聞より

竹島抱える隠岐の島町、外国人参政権「反対」意見書採択
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100422-00000504-san-pol
だ、そうです。

アイヌ民族にはなにをしたのか、しっかりわすれている

ヤマト人たちの末裔ですね。

●きっと、「外国人参政権をあたえたら、大量に移民がやってきて、定住をはじめる」→「自分たちが少数派になって、選挙で劣勢になる」→「チベット亡命政権のように、『高度の自治』とかいいだして、事実上の独立国家になってしまう」→…といった「悪夢」がチラつくんでしょう(笑)。●以前すんでいたスペイン系入植者たちの末裔が「帰還」しはじめたら、少数派に転落すると、「公用語は英語」などと州法をかえた、カリフォルニアの連中とおなじ発想です(もちろん、スペイン系移住者以前から数千年くらしていただろう 先住民族のことなんざ、カケラも関心はありません)。

●竹島は、はやく爆破しましょう。バカをくりかえさないためにも。

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