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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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地震の加速度、国内観測史上最大を記録…中越地震超す(読売)

■「「もんじゅ」直近に活断層(赤旗)」「美浜原発直下に活断層 揺れ想定修正「もんじゅ」も(朝日)」など、いわゆる、大地震の「ゆれ」問題。■直接には、「柏崎刈羽原発の地震の「揺れ」、想定を従来の5倍に引き上げ(読売)」の続報。

■今回の「岩手・宮城内陸地震」関連でとりあげる新聞記事も、また『読売』から。


地震の加速度、
 国内観測史上最大を記録
  …中越地震超す

岩手・宮城内陸地震
 防災科学技術研究所は15日、岩手・宮城内陸地震が起きた時、震源から最も近い岩手県一関市内の観測地点で、揺れの瞬間的な強さの指標である最大加速度が4022ガル(ガルは加速度の単位)を記録していたことを明らかにした。

 国内の地震で、4000ガルを超える加速度が記録されたのは初めて。これまでの記録は2004年10月の新潟県中越地震で観測された2515・4ガルだった。

 加速度は、上下、水平方向への地盤の動きを基に計算されるが、同研究所によると、水平方向の動きよりも上下の動きが激しかった。

 今回の地震は、断層が上下にずれる逆断層型で、観測点が震源の直上付近にあったことから、断層の上下方向の動きで激しい縦揺れに見舞われた結果、極めて大きな加速度が記録された可能性があるという。

(2008年6月15日22時07分 読売新聞)
■「ロコツな原発ヨイショの大メディア(読売のばあい)」でとりあげたとおり、『読売』グループは、基本的に原発推進派にくみしてきたはずだ。■広瀬隆東京に原発を』だったかには、『読売新聞』社長などだけでなく、『朝日』など、ほとんど主要な新聞社の社長さんたちが、原発推進の組織になをつらねていた記憶がある。だから、読売系だけじゃなかったんだとおもうが、「ロコツな原発ヨイショの大メディア」でさえも、こういった報道は、さけられないということだとおもう。
■でもって、4000ガル強ってデータは、原発の耐震基準を2000ガルをはるかにうわまわる数値にまであげた最近の東電の想定が、ほとんど合理性がないことを立証してしまった。■というか、政府当局や電力各社が毎回くりだす「想定」とやらが、単に住民・国民をなだめすかすために こしらえたものにすぎなくて、科学的根拠(シミュレーション科学などもふくめた)をもとにした、充分なユトリをみこんだ数値でなどなさそうだ、という疑念を再確認することになったわけだ。

■いたましい震災が これだけくりかえされ(実際、数年とおかずに 震度6前後の震災がおきてきた)、その規模が再確認されても、なおエネルギー自給だの、エネルギー安全保障だのといった、体制維持にしがみつく関係者の神経が理解できない。■こういったばあいを なかば期待しているかのように、自衛隊の地力の再確認しようとする勢力がみえるのも、信じがたい。
■震災のデータは、詳細かつ総合的に蓄積していくとともに、それをもとにして、「震災は、いずれ自分たちのところにもふりかかってくるものだ」という想定で、政官財など公的責任をおうべき各部門は、対策をすすめねばならないはず。■原発の耐震問題をどうするのか、自衛隊を敵国からの攻撃といった、具体的リスクとはとうていおもえない「想定」にそってではなく、現実的に数年ごとに世界各地でおきる震災や水害などへの災害救助組織へと実質移行するためには、どう構想をたて予算措置を講ずるのか、…等々、かんがえるべきことは山積しているとおもう。しろうとめにかんがえただけでもね。
■毎度指摘したとおり、新幹線・東名高速道など日本経済の大動脈そばの浜岡原発の「有事想定」が、具体的にシミュレーションされているんだろうか? 実際にはあって、それを発表したら、世間がパニックになることが充分「想定」されるから、いいだせないんじゃないか? ■それは、財政破綻とならんで、着手しなければならない最重要課題のはず。しかも、前者が、いそいでもしかたがなく中長期的かつ抜本的にかんがえねばならないのと対照的に、後者は、さきおくりが全然できない(なぜなら、あす おきてってふしぎじゃないんだから)課題だということ。
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テーマ : 地震・天災・自然災害 - ジャンル : ニュース

タグ : 震災 リスク想定

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コメント

原発震災ネタ

『科学』(岩波書店・2009年1月号)には「著しい過小評価が容認された柏崎刈羽原発の想定地震」という記事があります。9~17ページです。その結論部は以下のとおり。

国民や社会の安全のためではなく、企業の経営の論理に奉仕して、ギリギリのコスト削減の理屈を追求するようなことは、科学研究に携わる者のやるべきことではない。過去のそのような専門家の振る舞いこそが2007年柏崎刈羽原発被災の真の原因であった。この教訓がまったく活かされていないのは残念なことである。
最後に、新潟県の小委員会の親委員会である技術委員会は、早急に本報の論点を検討・確認したうえで県知事に助言し、知事は、県民の安全と安心のために、保安院に対して、中間報告書の見直しと東京電力への基準地震動再検討の指導をおこなうように、要求すべきであろう。

ごくまともな論評だとおもいますが…

■どうして、各メディアは ほとんど タレながし記事に終始するんでしょうね? まあ、ウィキペディア「中国製冷凍餃子中毒事件」などみても、当局・マスメディアの論調はもちろん、あたかも客観的記述を演出しようとしている編集者たちも、「毒餃子事件報道を検証する」(原田和明 http://archive.mag2.com/0000083496/index.html)など、一連の疑念に全然こたえる水準にないままです。■かれら編集者が、よんでいないはずがないのですが、やはり、ウィキペディアなどもふくめて、情報統制に躍起なネット右翼ほかの策動をうかがわせます。■まして、原発震災のリスクをかかえる、この領域については、ひたすら問題の隠蔽に終始するというのが、日本列島の基本姿勢になるのでしょう。「直視したくない問題は、ないことにする」…。原発問題にかぎらず。

■財政破綻や対米追従路線など、巨大な問題が山積する日本列島ですが、つごうのわるいデータは社会全体でかくしとうそうとする。大衆は健全なジャーナリズムが機能していると、よっぱらったまま…というのは、まさに「ハイパー独裁」(田中宇)のさいたるものでしょう。

オール電化に対抗 石油・ガス会社が切り札 家庭用燃料電池


『毎日新聞』1月29日号2ページより

「柏崎刈羽原発の停止命令解除へ」という記事があります。その結論部は以下のとおり。

柏崎市の会田洋市長は「運転再開とは別の話だが、機能に問題がなければ淡々と解除する」と答えた。

『科学』(岩波書店・2009年3月号)は

ダムおよび水問題の特集のようで、それ自体もとりあげるにあたいするとおもうのですが257~260ページには「首都地下に潜むプレートの断片と地震発生における重要性」という記事があります。
みぎ、おしらせまで。

2月号のつづき?


たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎アドバイザー、運営委員、応援する人へ

3/11第1回たんぽぽ舎20周年記念実行委員会に
ぜひご参加下さい。

日 時:3月11日(水)19:00~21:00
場 所:たんぽぽ舎
名 称:たんぽぽ舎20周年記念実行委員会
内 容:1.これまでの討議状況
     ●5/23(土)13:00開場13:30~20:00
      全水道会館にて
     ■内容
      記念講演:地震列島に55基もの原発(仮題)
      リレートーク、20年史映像上映、小冊子、
      懇談会…など
    2.内容の豊富化、具体化について
      多くの人の討議が必要、
    3.財政方針と財政担当者が必要。

以上のような段階ですので、多くの方の参加を得て、
20周年記念事業を成功させたいと思います。

今後の実行委の予定は、

第2回3月25日(水)20:00~21:30(経産省行動後)
第3回4月8日(水)19:00~21:00
第4回4月22日(水)20:00~21:30(経産省行動後)
第5回5月13日(水)19:00~21:00


よろしくお願い致します。


  たんぽぽ舎      たんぽぽ舎は、月曜~土曜-
             13:00~20:00のオープンです。
             日曜・休日は、お休みです。
   〒101-0061
   東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
   TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
   HP http://www.tanpoposya.net/

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