プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四川大地震:日本医療チーム、活動終え帰国へ(毎日)

四川大地震
:日本医療チーム、活動終え帰国へ

日本医療チーム

四川大学華西病院の医師らに感謝の意を述べる
国際緊急援助隊医療チームの田尻和宏団長
=成都の華西病院で2008年6月1日午前11時20分ごろ、
神澤龍二撮影


 【成都(中国四川省)神澤龍二】中国・四川大地震で日本政府が派遣した国際緊急援助隊医療チーム(23人)は1日、成都市の四川大学華西病院での医療活動の任務を終えた。5月22日の活動開始以降、救急治療や看護を行った被災者数は延べ約1000人。2日夜、帰国する。

 華西病院の石応康院長は1日、「素晴らしい技術を示してくれた。崇高な精神と多大な貢献に感謝したい」と謝意を述べた。

 田尻和宏団長は1日会見し、「活動は順調で、大きな成果を出せた」と話したが「現地情報の掌握が足りなかった」と述べた。

 チームは救急外来患者約250人を治療、被災者約200人を看護。レントゲン撮影した患者数は延べ600人に上った。

毎日新聞 2008年6月1日 22時45分(最終更新 6月1日 23時14分)

----------------------------------------------------
■「被災地への対応にみる中国共産党政権の判断の是非をめぐって」でもかいたことだが、①ガレキのしたから救出することが、第一。しかし、これが なかなか おもうようにならない。現地にすみやかにいくだけで、タイヘンだし。■②つぎに、72時間といった被災からの短期間のあいだに救出し、トリアージ等によって重傷者をすくうのが、また効率よくやるのが、タイヘン。■③日本でも阪神淡路大震災のような大被害を経験してはじめて、国家的な対応策が整備されるという、現実があることなどだ。
■まずは、おつかれさまでした。
■しかし、それにしても、のべ1000人程度の患者にしか てをさしのべられないというのは、あまりに かなしい現実だね。■問題点を指摘する記事を、『朝日新聞』からひろっておく。

日本医療チーム、四川での活動終了
  活動のあり方に課題

2008年06月01日20時42分

 中国・四川大地震の被災者救援のため、成都の四川大学華西病院で活動していた日本の国際緊急援助隊医療チームが1日、11日間の活動を終えて撤収した。対日好感度アップには貢献したが、協力のあり方には課題を残し、2日帰国する。

 医師ら23人が乗り込んだ日本チームは、テントを病院の敷地内に設営して事務所とし、院内では集中治療室や人工透析室などで中国人スタッフに協力。滞在中に外来患者250人と入院患者のべ280人の治療をした。

 骨盤損傷の恐れがある患者を担架から台に移すときの方法を教えたり、胸の張りを訴えていた出産直後の女性に日本式マッサージをするなど、日本ならではの細かい心配りが好評だった。扇風機や花束などの差し入れが届き、「ありがとう」と声をかけていく人も多い。

 だが、被災現場での活動を想定していた日本にとって、大病院での活動は当てはずれだった。中国側の要望を知ったのは現地入り直後。被災地用に持ち込んだ機材の一部は使われずじまいだった。

 対照的なのがドイツのチームだ。中国側と事前に綿密に打ち合わせ、都江堰(とこうえん)市の病院計約1千床が使用不能になったことを把握。現地入りは日本より3日遅れたが、放射線科や手術室、自家発電設備など、病院を丸ごとつくれるほどの機材を持ち込み、実際に120床を備えた野外病院を50時間余りで完成させた。

 ドイツが派遣したのは医師2人と技師ら計約10人だけで日本の半分以下、現場は中国人の医師や看護師に任せた。

 ドイツチームを視察した日本人スタッフは「日本は現地入りを急ぐあまり調整不足だった」
と残念そうに話した。(成都〈中国四川省〉=阿久津篤史、浅倉拓也)

----------------------------------------------------
■緊急を要する緊急援助隊の第一陣はともかく、第二陣にあたる医療チームは、じっくり調整作業をすべきだっただろう。トリアージなど、救急医療のような切迫度ではなく、今度は量(診療・治療対象人員)と回復のメドとか現地スタッフへのひきつぎなど、中長期的展望にかかわる救援なんだから。■このヘンは、自衛隊とか欧米各国、あるいは各種NGO・NPO(「国境なき医師団」)などが蓄積しているはずの、ロジスティクス後方支援兵站)の抜本的導入、「ペシャワール会」のような現地スタッフの啓発・自立化運動のような方向性がとわれるような気がする。

■ドイツ・チームの「野外病院」の設備等が、その後どうなるのか わからないが、ノウハウが現地当局に継承されるなら、この直後の医療活動や、今後同様の事態に即応する際の重要な経験となるはずだ。■日本のチームは、職人芸をみせたことで、充分意味があったとはいえ、量的な次元・中長期的な次元で 充分な活躍ができたか微妙だからこそ、「残念」というセリフがでたのだろう。■もちろん、ドイツ・チームとの比較対照の経験は、今後良薬としていきるにちがいないが。


●Googleニュース検索「医療チーム
●Googleニュース検索「緊急援助隊
●「校舎倒壊で父母ら集まる、手抜き工事に当局批判渦巻く(読売)
スポンサーサイト

<< よくわからん「後期高齢者医療制度」【追記あり】 | ホーム | 写真と図で知るクラスター爆弾(毎日) >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。