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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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社会人入学3割切る=法科大学院の08年度入試-文科省(時事)

■「志願倍率6・8倍に低下 定員割れ46校、法科大学院(共同)」の補足記事。

2008/05/25-14:48
社会人入学3割切る
 =法科大学院の08年度入試-文科省

法科大学院



 2008年度の法科大学院入試で、国公私立全74校の社会人入学者が前年度比12.2%減の計1609人となり、入学者全体の29.8%にとどまることが、文部科学省の調査で25日までに分かった。社会人の割合の減少は4年連続で、3割を切ったのは初めて。
 文科省は「法科大学院修了者が対象の新司法試験は合格率が下がっており、職を持つ人たちが入学をためらう要因になっているのでは」(専門教育課)とみている。
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■「考えさせるニュース」に分類したのは、別に、この記事がかんがえさせられる質のものだからではない。■文部科学省など、関係部局の「ひとごと」意識と、それを「客観報道」しているフリをするメディアの無責任ぶり等々が、「かんがえこませる」質のものだからだ。
■①毎度、棒グラフ・おれ線グラフなどによる図解について、おなじツッコミをくりかえしているが、この記事のばあいも、棒グラフは客観的である一方、おれ線グラフには作為・悪意を感じる。■5わり弱→3わり弱、十数倍→7倍弱ってのは、たしかに激減だが、グラフのタテ軸があまりにはしょりすぎ。

■②「法科大学院修了者が対象の新司法試験は合格率が下がっており、職を持つ人たちが入学をためらう要因になっているのでは」って、文科省の官僚は、なに、ひとごとみたいな「ねごと」いっているんだ? それを、またタレながして、批判的検討をくわえないメディアは、なにをやっているんだ?■新司法試験は、最初のとしから、法科大学院修了者の人員と合格者数とのバランスが全然とれておらず、自信家の社会人以外にとっては、ハイリスク・ローリターンのまったくわりにあわない教育投資だった。■近年の動向をみてもなお、入学者が膨大にいつづけている点こそ、不可解な事態であることは、前回のべたとおり。むしろ、このグラフは、志願者数と志願倍率が、さげどまって、一定の安定をみている、とよむべきものだ。

■③いずれにせよ、常勤職をなげうって、あるいは休職してまで挑戦するような制度でないことは、当初からあきらかだったのに、志願者が激減傾向にないという巨視的構造がうかびあがった以上、社会人が激減なんて、全然重要でもなんでもない論点にスリかえる政治的意図は、一体なんだ? ■そんなことをして得する層は、どこだ?■それとも、社会人が激減してもなお、全体の志願者数・倍率がさがらない以上、フリーターなど不安定就労層や失業層が法科大学院に活路をみいだそうとしているということか? ■だとしたら、ますます「高学歴ワーキングプア」問題が、深刻化するよな? まったく、つみぶかい制度改革だ。


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