■「
石原産業:猛毒ホスゲン製造届けず 放射線産廃汚泥も搬出(毎日)」の追加情報。『中日新聞』から。
ホスゲン「元副工場長が指示」
石原産業が報告書
2008年5月20日 朝刊
石原産業(大阪市)は、四日市工場(三重県四日市市)で化学兵器の原料にも使われる有毒ガス「ホスゲン」の製造などが無届けだったのは「当時の佐藤驍(たけし)副工場長(70)の指示だった」とする報告書を県に提出していたことが分かった。
佐藤元副工場長は、産廃のフェロシルトを土壌埋め戻し材と偽って不法投棄した事件を主導したとして、昨年12月の名古屋高裁判決で懲役2年の実刑が確定している。
県によると、ホスゲンの製造過程で出る一部のガスを大気中に放出しながら、大気汚染防止法で義務づけられた県への届け出をしていなかった問題で、県から求められた経緯を説明する今月13日付の報告の中で「当時の佐藤副工場長が不適切な判断をしたため」と説明した。
関係者によると、佐藤元副工場長は2004年7月に建設したホスゲン製造設備の責任者。本紙の取材に、同社幹部の1人は「(主力製品の1つだった)農薬の製造能力を上げようということで取締役会で計画を承認したが、元副工場長から無届けについて説明はなかった」としている。
佐藤元副工場長が退職した後の06年10月の内部点検で無届け製造が判明し、生産を中止した。その際、四日市工場の幹部らは「『ホスゲンの名前を表に出せば地元住民の了解を得るのに時間がかかる』という元副工場長の意向で届け出をせず、国などには『化学物質を混合したもの』とうその報告をした」と説明したという。 同社は一連のフェロシルト事件を主導したのは佐藤元副工場長と主張し、会社ぐるみだったことを否定。今回も「佐藤元副工場長の主導」とする同社だが、実際に無届けを指示したことを示す書類はないという。
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■「
杉本裕明『赤い土・フェロシルト―なぜ企業犯罪は繰り返されたのか』」のなかでも、インタビュー記事であかされているが、フェロシルト事件当時の最高幹部たちは、「
当時の佐藤驍(たけし)副工場長(70)の指示」にきづかなかった道義的責任は感じるけど……という論法で、「しらぬ存ぜぬ」の責任転嫁に終始している。■でもって、フェロシルト大量投棄事件の公判で佐藤驍被告がわ弁護人が、あんなに巨額の資金をうごかすことを、本社の決済なしですますことは不可能で、佐藤被告の独断・暴走説には、ものすごいムリがある(本社幹部は、当然認識していた)という主張をしたが、これは、刑をかるくしたいという 動機による デッチあげではないとおもう(
「石原産業が産廃不法投棄 元取締役らを告発」?)。■
きのう紹介した『週刊現代』の反中国記事の水準なら、「石原産業の最高幹部は事実を全部認識のうえ、積極的に違法行為をやらせていた!」といった みだしか?(笑)
■その意味では、今回の石原産業がわの反応は、まさに「想定内」(笑)。■当時の社長ら幹部の立件をこしくだけでみおくった津地検幹部、佐藤もと副工場長がわの主張を無視した津地裁の裁判長の責任は実におもたい。これから、石原産業がわは、あじをしめて、全部佐藤もと副工場長の独断・暴走説で、にげまくるだろう。「
黒シール事件」でもわかるとおり、部下に責任転嫁してにげまくるのは、定番なんだから。
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テーマ : 環境問題 - ジャンル : ニュース
タグ : フェロシルト 石原産業 ホスゲン 企業倫理 産業廃棄物 不法投棄
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