プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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チベット旗、毛沢東がお墨付き…ダライ・ラマが秘話明かす(読売)

■チベット問題が、北京オリンピックの聖火リレーとからんだこともあって、「旗」のことは、少々かいた(本ブログ「チベット 旗」関連記事)。

チベット旗、毛沢東がお墨付き
 …ダライ・ラマが秘話明かす

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ダライ・ラマ14世
16日、ドイツ・ボーフムで記者会見する
ダライ・ラマ14世(松本剛撮影)



【ボーフム(ドイツ西部)=森千春】ドイツ訪問中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は16日、ドイツ西部ボーフムでの記者会見で、チベット亡命政府のシンボルである「チベット旗」に毛沢東がお墨付きを与えていた、との秘話を紹介した。

 この旗について、中国当局が、「チベット独立」を求める証拠として敵視するのに対し、ダライ・ラマは共産中国建国の偉人である毛沢東を引き合いに出して擁護した形だ。

 ダライ・ラマによると、中国軍のチベット進駐後の1954~55年、北京に長期滞在して毛沢東と会談を重ねた際、毛沢東はチベット旗について、「中国国旗に加え、(チベット旗も)使い続ければよい」と助言したという。

 ダライ・ラマは「毛沢東は、私を息子のように扱い、私は彼から多くを学んだ」と振り返り、会談の通訳が今も北京で健在であるとの情報を披露した。

 中国は50年代、ダライ・ラマを共産主義体制に取り込んでチベット支配を確立する政策をとっていた。

(2008年5月17日11時11分 読売新聞)
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■「役者やのぉ…」と、拍手をおくりたくなる。■しかも、ローコスト・ハイパフォーマンスとはいえ、あとあじわるさが、ほとんどのばあいにつきまとう、某国の将軍さまとは、おおちがい(笑)。
■権威がおちたとはいえ、大ロシアでのレーニンさまとは、おおちがいで、現政権の共産党は、神格化されてきた毛沢東の威光を全否定できるような正統性をかちえていない。先日、紹介したとおり、今回の聖火リレーの国内ルート自体が、毛沢東指導下の共産党軍の「大長征」の再現なんだから(「日中交流千数百年」)。■所詮、革命第二・第三世代で、カリスマ性など全然ない中国共産党の集団指導体制の面々とくらべたばあい、よくもわるくも「役者が一枚うわて」(笑)。
■こういった聖俗かねそなえたカリスマ・リーダーを、そこそこ評価してしまうのは、ある意味、ハラナ自身、くたびれているせいだろうけどね(笑)。閉塞感が、あまりに、ひどい。■しかし、きのうかいたように、被災地の救援活動を地道につづけるようなひとびとの誠実さ、責任感にこそ、本当は希望のみなもとだ。ダライ・ラマのような、希代の役者に やられてしまっては いかん。反省
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テーマ : チベット問題について - ジャンル : 政治・経済

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コメント

毛沢東より人気のあった周恩来のイメージさえ一部ではくずれているそうですが…

『サンデー毎日』の「インサイド中国」や、某国立大学の中国研究者が2005年か2006年に明かした情報によれば、毛沢東より人気のあった周恩来のイメージさえ一部ではくずれているそうですが…まだ根強いのですね。あくまで、そうしたイメージの崩壊は一部の層にとどまっているのでしょう。もちろん、人というのは一人の個人のなかでさえも一枚岩ではないので…
長期的には歴史が判断するとしても社会を意図的に進歩的にすることには意味があると思うので言論活動をしているのですが、毛沢東であれ周恩来であれ、カリスマのイメージの崩壊の度合いをつかみそこねるのは、タカマサさんも懸念するように、希望的観測をしてしまう心性にあるのでしょうね。注意せねばなりますまい。

カリスマ信仰は、権威主義ということ

■周恩来(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%81%A9%E6%9D%A5)氏のカリスマ性が一部とはいえ、うすまっているなら、おいわいをいうべきでしょう。■しかし、問題は、多数派が、毛沢東を権力犯罪者として冷静に批判できるほど、当地で歴史的清算がおわるのが、だいぶあとらしいこと。「どうでもいい」派と、「極悪人」派と、…いろいろあれど、それらは冷静な歴史的清算ではありません。「神格」派よりは、ずっとマシでしょうが。

■アニメの戦闘ものも、総じてカリスマ・イメージを卒業できていませんよね。

耳にいたい話です…

はずかしながら私自身も、周恩来さんは真に無私の人格者であるように、長らく素朴におもっていました。単純な精神構造をはじるのみです。

■アニメの戦闘ものも、総じてカリスマ・イメージを卒業できていませんよね。

この点はアニメオタクとして耳にいたい話です。いや、まあ『機動戦士ガンダム』シリーズのシャア=アズナブル(キャスバル=レム=ダイクン)のキャラクター性は突出していましたので、彼に関する評価として、心情としては共感してくれる人がすくなくないと思うんですが。
植民地独立運動の正当なリーダーでありながら、クーデターのせいで砲弾のとびかう前線に立たねばならず、自分のパイロットとしての腕前の向上にだんだんと限界を感じていきながら、おまけに妹さんを気づかう必要性にもかられるという…
(たぶん『宇宙戦艦ヤマト』シリーズにおけるデスラー総統や、もしかしたら横山光輝版『三国志』の曹操孟徳にヒントを得たのかもしれない、とはいえ、かなり洗練されたキャラクターであることはうたがいえまい)

ところで、実在の人物としてアドルフ=ヒトラーのカリスマ性って今のところどうなんでしょうね?公式の謝罪をすくなくとも建前としては行ったのがドイツであり、その点が日本とは違うのでしょうが、「ネオナチの武闘派の危険性は日本のウヨク以上である」という指摘を某ドイツ人からききました。ゲルマン民族の物語の求心力とヒトラー個人の求心力は別個に考えねばならないのでしょうが。

価値相対主義ネタ

タカマサさんの以前の書き込みで、ヒトラーの『わが闘争』を出版禁止にしている旨を読んだようなきがします。また、ドイツがナチスの軍服やナチス式敬礼を禁止していることもきいています。ですが、そもそもそうした禁止がはらむ危険性はないのでしょうかね?以前私はこのブログでポルノの定義が曖昧であるので、肖像権と児童労働を根拠に立論すべき、と主張しましたが(それに性的自己決定権もふくめるべきだったな)、それと同様にナチス的なものを禁止することの危険性をどう評価すべきでしょうかね?ご意見をいただければ幸いです。

カリスマ小論

■シャア・アズナブル(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB)という架空の人物が「ひとたらし」であることは、ガンダムをまったく享受しない人物にも推察できます。クールな思想家としての戦士・政治指導者は、まさに理想のカリスマでしょう。■しかし、社会学周辺の知識にふれてしまった人間としては、「そういった美化自体が、みずからの無力感の投影物」という、冷静さをしいるこえを無視できません。「ファンタジーがわからない無骨もの」といわれようと、「かっこいいキャラにひかれる心性の防衛機制はなにか?」という反射的な防衛反応をやめるわけにはいきません。

■『我が闘争』については、ウィキペディアで、つぎのような記述がありますので、ご参考まで。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%88%91%E3%81%8C%E9%97%98%E4%BA%89&oldid=19136137#.E7.8F.BE.E5.9C.A8
現在
著作権は2015年12月31日に終了する。ドイツ法に基づき、バイエルン州政府はドイツ連邦政府とドイツ国内で本書の複写あるいは印刷を不許可とすることで合意している。

このように、ナチスを弁護する議論が法規制されているドイツでは出版が禁止されており、一般人は見ることができない(古本か外国版を入手するしかない)。

またヒトラーの自殺後、彼の残した文書の中からその続編が見つかったという。これも、『ヒットラー第二の書』、『続・我が闘争』と銘打たれて翻訳、刊行されている。

なお日本では、今日でも訳書が刊行されており誰でも入手することができる。


オンライン書店の対応
1999年にサイモン・ウィーゼンタール・センターは、Amazon.comやBarnes & Nobleのような大手インターネット書店が『我が闘争』を販売していることを報道した。公の抗議の後、両社は同書の販売停止に合意した。その後、2006年現在、Amazon.com、Barnes & Nobleともに英訳版『我が闘争』を購入することができるようになった。


■当地を調査したわけではないので、単なる憶測にすぎませんが、ネオナチが強固に政治力を発揮できる強烈な人種主義的土壌がなくなっておらず(あるいは、旧東ドイツの政治・経済的経緯ゆえに、人種主義的土壌が再強化され)、求心力をもちえるシンボル全部を封殺しないと、とんでもない結果をうむという政治判断があるのではないでしょうか? ■その意味では、所詮単なるポーズで右派をきどるだけの連中がはびこれる日本列島とは、次元がちがうのだとおもいます。■要するに、日本列島では、『我が闘争』の完全日本語訳版を図書館に陳列しかしだしをゆるしても、大した政治性をおびないけれども、かのちでは、厳重なとりあつかいがかかせないと。■英語版であれば、学歴等もからんで、直接の「ガソリン」にはならないから、アマゾンでうれるのでしょう。

メディアはメッセージである(マクルーハン)

という名言がありますが、以前「ここが変だよ日本人」というテレビ番組で、日本の軍服オタクのなかで、特にナチスの軍服をもっともカッコイイと感じている人をスタジオに呼んで、ナチス的なものを規制することに賛成する在日ドイツ人と討論をさせたという企画を思い出しました。もちろん、その軍服マニアは「ナチスの軍服が一番カッコイイと思っているだけで、ナチスの行為を礼賛するわけではない」と主張しており、その人自身はたぶんうそをついていなかったのだと思うのですが、「ドイツではその軍服という格好だけで犯罪になる」と反論するドイツ人との間の意識の格差は、タカマサさんがおっしゃったような政治力学あるいは雰囲気のちがいゆえのすれちがいだったのでしょうね。テレビ局としてはそうした政治力学あるいは雰囲気の違いを意識的にか無意識的にか、視聴者には明かさないままその2人にイデオロギー対立をさせたのでしょうけれど、そしてそれはそれで視聴者にうけたのでしょうけれど、両国の雰囲気の違いとその違いにふれないまま討論というショーがつづくことの恐ろしさは、いまここででもあらためて書いておく意義があるように思われます。

動画リテラシー(読解力)

■人類学の講義などでは、実際に演習につかうようですが、ビデオから、なにがよみとれるか? って課題は、かなりおもたいものですね。■でもって、性別とか民族とか属性がちがうと、それが直感的によみとれるとか…。
■でもって、その番組のやりとりに、ヘタなテロップ解説なんざついたときには、めもあてられないし。微妙ですね。■みきってしまえている人物がディレクターにはいっていて、うまく編集作業したうえで、「タネあかし」できればいいんですが、それじゃ、リセや大学の演習ですし(笑)。

中国がらみのオカルトネタ

『サンデー毎日』(6月1日号)の「インサイド中国」(42ページ)は自身を専門としているとおぼしき中国の大学教授が、地震そのものに関する事実の分析はするどいのに「中国では地震が大きな起きると、不吉なことが起きるといわれています」と「厳粛な顔で」言った旨が記述されていました。ついでに『人民日報』のダメダメぶりも記述されています。(って、それはふだんの「インサイド中国」の範疇だな…)
『サイゾー』(5月号)は買いそびれて読んでいないのですが、スピリチュアルやUFOをめぐる言説の流れが描かれているようですので面白そうです。
いや、漫画やアニメやゲームにドップリはまったうえに、日本在住でありながら周恩来神話をながく信じていた私が偉そうに説教する資格はないことは認めますが、それにしてももう少しメディアリテラシーというか第三者的な視点を身につけた人間が増えないものかと…特に社会に広範な影響力をもつ人の場合は…

訂正

一行目の「自身を専門」は「地震を専門」のまちがいです。漢字に意味などないとはいえ、読みにくいかもしれないので訂正します。

カリスマ分析のネタとしてどうぞ

下記の「しろはた」における「ガンダムキャラクターランキング(福井啓治選手)」をご覧下され。いや、あくまでカリスマ分析のネタという使用法しかないでしょうけれど。

http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/news/fight017.htm

志井和夫人気にちなんでネタを提案

『毎日新聞』5月21日夕刊2ページに日本共産党党首・志井和夫氏のネット上での人気ぶりがふれられていました。本人は「ネットの可能性は大いに開拓したい。でも、やっぱり一番は中身。中身抜きでテクニックうんぬん、ではありません」と答弁している。
それはそうですし、党首がプロパガンダもになわねばならないわけではないんでしょうけど、党全体としてはもう少しテクニックに比重をおけないものでしょうかね?そもそも私は前から言っているんですが、何といっても社民党と連携すべきという気がしますので、福島瑞穂党首ともども東京大学出身ということですので2人を主人公にして、江川達也の『東京大学モノローグ』…もとい『東京大学物語』的な伝記漫画を描く…とか。

「この場所でなおかつこのタイミングで私がこの質問をさっきの質問に続いてのべたら、首相は●●というだろうが、▲▲派は野次を飛ばすかもしれない。しかし■■社のいきのかかった連中は『敵の敵は味方』と判断して応援してくれるかもしれない…(0.001秒)」という計算をしている志井さんをネット版のマンガで見てみたいものだ…って、それじゃまるで悪者みたいだな。

社民と共産がむすべれば、それは日本は、かわるでしょうが…

現状ではムリそうですね。■第一、貧困層に焦点をあてるなら、むかし松本清張氏がやろうとしたように、公明党と共産党の共闘さえ可能なはずです。でも、これもムリ。■そして、これら困難さの背景には、社民・共産の支持層が、教員だの公務員だの中産階層で、ワーキングプアの実感とズレた生活感覚をもっていることを、みすからされているからでしょう。反失業層のわかものは、こういった「かっこだけ左翼」の偽善・カラまわりをゆるさないし、信用しないでしょう。■そして、志井・福島両氏ら、両党の首脳部クラスが、この問題を真剣に自分の問題をとらえられないうちは、なんにもはじまらないし、これまでの長期低落傾向を挽回できません。そして、おそらく、おふたりには、これらことの本質がみえていない。「若者に仕事を」とか、コピーつくったって、ダメなんですよ。失職するはずのない層に支持されるようなオジサン政党が、ホントにプアーなわかものに信用されるはずがない。

ダライ=ラマ氏の派閥の比率

チベットにいき、反ダライ=ラマ派にも会ったというひとに、ダライ=ラマ氏の派閥の比率について質問する機会があったのですが、そのひとによればおおむね90パーセントくらいがダライ=ラマ派だそうです。
もしかしたら85パーセントか95パーセントとか、厳密にいうと90きっちりではないでしょうが、70パーセントとかいうことはないそうです。
彼の地の政治的風潮をしるための参考までにどうぞ。

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