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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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点字情報を振動で 携帯電話を使って伝達(朝日)

■先日の『朝日』の東京版の記事。

点字情報を振動で
 携帯電話を使って伝達

2008年05月08日


 目が見えず耳も聞こえない「盲ろう者」が、携帯電話で情報交換できるシステムを、練馬区に住む視覚障害者の長谷川貞夫さん(73)が筑波技術大学の教授らと開発した。点字の情報を相手に振動で感じさせてやり取りするというもので、全国に約1万3千人いるといわれる盲ろう者にとって、通訳を介さずに意思の疎通ができることは画期的だという。
(中野真也)
点字情報を振動で1

パソコンを操作する長谷川貞夫さん。
文字入力には点字と同じ6個のボタンを使用する



点字情報を振動で2

2枚の丸い板をそれぞれの手に持つなどして振動を感じることで、
情報のやり取りができる


 長谷川さんは病気で視力を徐々に失い、20歳で完全に失明した。東京教育大(現筑波大)付属盲学校を卒業し、31歳のときハリやマッサージの教員として同校に赴任。そのかたわら、ボランティアの助けを借りながら、通常の文字と点字を相互に変換する研究に独自に取り組んできた。かなと数字とアルファベットだけだった点字から、独自に「漢字を表す点字」を考案したほか、視覚障害者用のワープロやパソコンの開発などにも携わった。

 仙台市の社会福祉法人「ありのまま舎」が、障害を持ちながら社会で活躍する人を表彰する「第10回ありのまま自立大賞」の「自立支援功績賞」にも選ばれ、5日に表彰されたばかり。

 今回新たに開発したのは、市販されている携帯電話とほぼ同じサイズの箱形の機器。これに直径1・5センチメートルほどの振動する丸い板2枚と携帯電話をつなげることで使用できる=写真。発信者が携帯電話のボタンを押して点字の情報を入力すると、受信者は2枚の小さな丸い板の振動を通じて点字の情報を受け取る仕組み。

 点字は、一つの文字をヨコに2個、タテに3個の合計6個の点で組み合わせて表す。長谷川さんは携帯電話の1、2、4、5、7、8の六つのボタンを、6個の点に置き換えて点字を入力できるようにした。

 入力された点字一文字は3段に分かれる形で、受信者に3回の振動で伝えられる。2枚の板は点のある場合は長い時間、点の無い場合は短い時間振動することで区別できる。「ここが最も工夫した点」で、一文字を伝えるのにかかる時間は約1秒という。

 長谷川さんは、19世紀前半にともに発明された「点字」と「モールス信号」を結合できないかと30年以上前から構想を持っていた。「ここ十数年の情報技術の進化にもかかわらず、盲ろう者にはその恩恵が少ない」との思いから、振動で点字の情報をやりとりする実験に研究者らと取り組み、4年前に成功していた。

 今回開発したシステムの商品化のめどは、まだ立っていない。だが、全国盲ろう者協会(千代田区)の事務局長・塩谷(しおのや)治さん(64)は「盲ろう者が情報交換するとき、通訳を介することで、個人的なこともすべて言わなければならない問題があった。携帯電話を使い、直接イエス・ノーが通じるだけでもメリットは大きい」と普及に期待する。

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■原理的には単純なものなのだとおもうが、これもコンピューター技術の進展のおかげ。すごい時代になったものだ。■今後は、石川准さんのように、当事者としてバリバリ技術革新の先端をになう人材がそだっていくんだろう。
■それはともかく、厚生労働省や経済産業省、文部科学省あたりは、当然商品化のための公的助成をおこなうべきだとおもうんだが…。こういった領域は「市場にまかせる…」では、まずいはずだ。市場規模としては おそらく ちいさすぎるし、しかし 予算措置としては 財政に負担をかけるとはおもえないし…。


●「人間の新しい文字情報チャンネルとしての2点式体表点字システム」『障害学会第4回大会』(立命館大学)
●ウィキペディア「点字
●ウィキペディア「モールス符号
●ウィキペディア「盲ろう者
●ウィキペディア「福島智
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テーマ : バリアフリー、ユニバーサルデザイン - ジャンル : 福祉・ボランティア

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コメント

点字ネタ

『一騎当千』(ワニブックス)というマンガ(『三国志』のパロディ)の3巻33ページに程普(ていふ)という人物が点字で書かれた小説をよむという描写があります。いちおう点字つながり、ということで。

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