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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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チベット問題でなにも主張しないことを媚中と非難するひとたちが、「思いやり予算」を媚米といわない不可解

■ともかく「同盟国アメリカ」を「国是」とかんがえている自民党をヨイショすることが基調の『産経新聞』。つぎのような社説をかくことは、ある意味「お約束」。社内に見解の相違はあれども、愛読者層をうらぎれないし、マーケティング上も、『朝日』『読売』など同業者をライバルとして差異化しないといけないし…(笑)。

【主張】思いやり予算
 残念な参院否決と民主党

2008.4.26 02:37

 在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)に関する新たな特別協定が参院本会議で否決されたものの、衆院議決を優先する憲法規定により承認された。

 これまでの特別協定は3月末に期限が切れ、4月1日から予算の根拠となる協定に空白期間が生じていた。昭和53年度の制度導入以来、初めての事態だ。空白はようやく解消されるが、米国の日本に対する信頼が損なわれたことを重く受け止めるべきである。

 日本は日米安保条約第6条で米軍に対し、施設・区域の使用を約束している。駐留経費が米軍による施設・区域の安定的な使用を確保し、日米安保体制の運用を円滑にしているのである。

 その意味できわめて残念なのは、参院で民主党などが新協定を反対多数で否決したことである。条約承認案が国会で否決されたのは、衆参両院を通じて現憲法下では初めてだ。

 この参院の判断は、参院の存在意義と役割をめぐる論議に発展することが避けられまい。

 参院議長の諮問機関である「参議院の将来像を考える有識者懇談会」は平成12年、「良識の府」「再考の府」の機能を活性化するなどの意見書をまとめたが、そうした方向を今回、自ら否定したといえなくはない。

 民主党の反対も、政権を目指す政党なのかどうかをめぐる疑問符を生じさせた。

 日米安保体制の根幹である新協定への反対は日米同盟を否定したともいえるからだ。安全保障をめぐるこうした国内の分裂は、内外に誤ったメッセージを送ったことになるだろう。

 参院本会議で民主党議員は「駐留経費負担が適切かどうか検証し、見直す点は見直すべきだ」と反対討論を行った。

 新協定の期限は3年間であり、労務費などを現行水準に据え置く一方、光熱水費を3年間で計8億円削減する。協定に基づく今年度の負担総額は1438億円にのぼる。今回、米側が一層の節約努力を行うと明記されたが、民主党の指摘のように無駄遣いは許されない。今後、日米は包括的に見直すことで一致しており、国民の理解を得る努力が必要だ。

 同時に日本の防衛に生命を賭する米側への配慮も欠かせない。窮地に立つ同盟国を思いやる心が同盟の絆(きずな)を強めていくからだ。
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■しかし、「媚中」などと、日本の一部のアジア観・対アジア姿勢を非難するひとびとは、うえのような 「売国的」な姿勢を「媚米」などと非難することはすくないようだ(一部は、自覚的なようだが)。■どうも、二重の基準があるとしかおもえない。

■中国産ギョーザ問題については、日本国内での意図的注入の線が非常に濃厚で、中国にせめをおわせようという論調や当局の姿勢こそ問題であることは、再三のべてきた【日記内「ギョーザ」関連記事】。■今回のチベット暴動への中国当局への猛攻撃も、「北京五輪チベット騒動の深層(田中宇の国際ニュース解説)」で紹介したとおり、欧米の謀略をしってかしらずでか、中国包囲網の一環を積極的にになっている、日本国内の左右両派たち。■きづかないなら愚鈍で無責任にすぎるし、きづきつつやっているなら、売国的な悪党というほかない。中長期的に漢民族が国際社会と融和する線で軟着陸するしかないことは自明であり、それは日本列島住民の福利厚生・安全保障に利することはあきらかなのに、それと逆行するような攻撃姿勢だからだ。■ハラナがこの日記で一貫して、チベット擁護をしてきたのと、日本国内の論調が微妙というより、論拠が全然ちがうことは、注意して記事を比較すればわかるとおもうが。■たとえば、つぎのような「サンプル」と、よく比較してもらいたい(笑)。【リンク省略】

【週末読む、観る】
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】
毒ギョーザとJT株

2008.2.17 09:35

 毒餃子を輸入販売した「ジェイティフーズ」の親会社「JT」の株が、事件発覚2日前の1月28日に急落した。終値は前週末比4万8000円安の56万2000円で約1割近い、異常とも言える下落率だった。

 各誌、今週も「中国毒餃子事件」がトップだが、ここに目をつけたのは『アサヒ芸能』(2月21日特大号)だけ。「『毒餃子テロとグリコ・森永事件』戦慄(せんりつ)の酷似部分!」は『アサ芸』、久々のヒットだ。

 〈兜町関係者の間では、「JTの事件発表を知った内部の者か関係者が、自分の株を売り払ったか、カラ売りを仕掛けたインサイダー取引」と噂(うわさ)され、実際、証券取引等監視委員会が調査に乗り出してもいる〉

 〈事件発表直後もJT株は下がり続けた。下がり始まる前からカラ売りを仕掛けた者がいれば、この局面で大きく資産を増やせたはずだ〉

 昭和59年のグリコ・森永事件では犯人の知能犯、かい人21面相が、「株の急落で大儲(おおもう)けした」とも囁(ささや)かれた。〈(今回餃子に)毒を混入させた者が、やがては下がるであろうJT株を、ひそかに仕込んでいたとすれば……〉

 経済ジャーナリストの解説。

 〈「国外の株を扱う中国の証券会社に口座を開設すれば、日本の株はたやすく買えます。それに、『天洋食品』か、流通業者に勤めている者がいれば、餃子が日本に届く時期も把握できますから、あとは毒を混入するだけです。協力者が数人いれば可能」〉

 推理としては実におもしろいのだが……。

 『週刊ポスト』(2月22日号)「媚中派グルメ福田は我関せず!『ニッポンの食の安全より胡錦涛来日優先』の“大罪”」。〈日本中が騒動の渦中にあった2月2日の土曜日、福田首相は貴代子夫人と連れ立って東京・南青山のイタリア料理店に現われ、ディナーを楽しん〉だという。

 対応の鈍い福田総理、毒餃子などまさに他人事(ひとごと)なのだろう。

(『WiLL』編集長)


■ともあれ、血税とオキナワなど軍事植民地を「ささげもの」として、従順に提供しつづける、この「売国奴」の列島は、「憂国」による「正論」が世論の「おおどおり」に定着しないものだろうか?


●ウィキペディア「思いやり予算
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きんようぶんか特集「貝枝五郎もマンガを読む!」

「国家は拡大や縮小はするが消滅させることはできない」という書評をかく一方で(『エコノミスト』8.19号83ページ)、「佐藤優がマンガを読む!」(『週刊金曜日』8.8号64~5ページ)という書評もかいている、さとう=まさる(佐藤優)氏にちなんで、わたし貝枝もマンガをネタに書評をかくことにしよう。(しかし「『花の応援団ごっこ』をして遊んでいた」(『紙の爆弾』2008年2月号79ページ)佐藤優氏がマンガをよんだからといっておどろくにはあたいしないだろうに、国賊アカ雑誌もとい硬派ジャーナリズム『週刊金曜日』の、なんとわきのあまいことよ。あるいはそれも佐藤優氏のカリスマのなせるわざか?)
とはいえ、わたしの場合はあえて、上記の『週刊金曜日』の書評で「漫画を利用して、民族排外主義(ショービニズム)を煽り金儲けをする輩」(65ページ)とよばれるにあたいするかもしれない作品をあげることにしよう。
まず、町田ひらく氏の『あじあの貢ぎもの』(一水社)という、題名からしてヤバげな作品集(短編集)だ。だがしかし、この作品集は、(町田氏のほかの作品もそうだが)ある種のヤバさ(ジェンダーやファロセントリズムや残虐さ)こそあるものの、その題名ほどに日本国ナショナリズム(および親米ナショナリズム)をふくむ作品はおおくはない。というか「オニゲノム」(113~128ページ)という一作品だけだ。しかも、大日本帝国の旧軍人がしめすエゲツナサに共感する視線ではなく、むしろつきはなした視線でえがかれており、ある意味いさぎよい。
いさぎよいといえば、さとう=しゅうほう(佐藤秀峰)氏の『特攻の島』も「尊皇の大義」(1巻14ページ)や「皇国三千年の危機」(同41ページ)という単語を明記している点においては、ある種のいさぎよさがある(だからといって「よい」わけではないが)。
また、おおぐれ=いと(大暮維人)氏の作品は、以前も「いままでよんだなかで、もっとも気もちわるかったマンガ」(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-353.html)としてとりあげたが、ヤマタイコクのヒミコをモデルにした『火魅子伝』(角川書店)は、その題名がしめすとおり、同氏の『天上天下』や『FIVE』以上に国粋主義的(ナショナリスティック)だ。そして国民国家(ネーション)を正当化する根拠が、「たましい」のような超自然的な概念ではなく、一見生物学っぽい概念である「血筋」(159ページ)である(対象的に、上記の『特攻の島』では「血はつながらなくとも」(1巻70ページ)という発言がある)という点も、イデオロギー的であるといえよう(ただ、この作品は原案が舞阪洸氏というひとであり合作であるため、どこまでが大暮維人氏自身のイデオロギーの反映かは不明であるということは、つけくわえておこう)。
とはいえ、わたしがこれまで好意的にとりあげた作品のなかにも、ある意味興味ぶかいかたちでナショナリズムがえがかれている場合もなくはない。そうした傾向も指摘する方が、より公平であろう。
まず、技来静也氏の『拳闘暗黒伝セスタス』(白泉社)は、そもそも舞台が古代ローマ帝国であるので現代社会以上に強烈なナショナリズム(現代社会よりはるかにせまい時間および空間に対する帰属意識)があらわれている。ただ、これは物語の舞台設定上、無理もないことだ。
つぎに、一番好意的にとりあげてきたと自分では記憶している、くろがね=けん(玄鉄絢)氏の『少女セクト』だが、本筋ではなく1巻175ページの登場人物紹介で、ビンディ(ひたいにつけるかざり)をつけている人物について「インド人の血は一滴も流れていない」という説明をくわえているところは、血統幻想にもとづくナショナリズムといえるだろう。
また、くめた=こうじ(久米田康治)氏の『さよなら絶望先生』(講談社)の14巻112ページでは「日本人は古来より結果より過程を重んじるものじゃないですか!」という本質化がおこなわれている。
そして、大暮維人氏の作品と比較して評論してきた、しおざき=ゆうじ(塩崎雄二)氏の『一騎当千』(ワニブックス)では、11巻の20~21ページにおいて、それまでの『三国志』の世界観から「日本」の伝説である「三種の神器」を物語上の重要な構成物とする世界観につながっていくのである。さらに、14巻の122~3ページにおいては、原作の『三国志』ではもものはなを背景にした場面(桃園のちかい)を、さくらのはなを背景にしてえがいている点など、おそらく「日本」を意識してのことと推測される。そして、そのように「日本」を象徴するはなとしてさくらをえらぶという選択がイデオロギー的であることは『国家主義を超える』(阿満利麿・講談社)の「桜のイメージ」(18~25ページ)がしめすとおりである。
しかしながら、やはり『一騎当千』が、「おおきなものがたり」をえがきながらもジェンダー・ファロセントリズム・血統イデオロギーと、ほぼ無縁である点は、塩崎雄二氏と大暮維人氏の根本的な価値観のちがいをしめしているようにおもわれる(あえていうなら、『一騎当千』の主人公である孫策と、その母である呉栄のあいだの奇妙なおやこ関係は、イエ社会のイデオロギーにちかいかもしれないが、しかしそこにおいても血統を正当化の根拠にする様子はみられなかった)。

ただ、わすれるべきでないのは、下記の記事にあるように、そもそもメディア全般が紙媒体から電子媒体へ、そしてネットワーク型になってきていることであろう。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/akihabara/?1218599085

http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/4240dbb7758abc2087c253338d01c84f

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