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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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年金問題は、記録モレだけじゃない

■きょうの参議院予算委員会での水岡俊一議員の質問でとりあげられた問題を記録しておこう。■先月の『毎日新聞』の記事。

年金問題:年金滞納解消、やっぱり不正 社保事務所、改ざんに証拠資料
 ◇93万→11万円、給与減額させ圧縮

 滞納した厚生年金保険料を圧縮するため、社会保険事務所が主導して、保険料の算定基準となる標準報酬月額(給与の水準)を少なく改ざんしたことを示す資料を毎日新聞は入手した。また、具体的な手口を東京都内の会社社長が証言。93万円だった給与を11万円にすることで支払う保険料を約230万円安くし、滞納分を相殺していた。社会保険庁はこれまで、こうした不正を否定してきたが「物証」によって裏付けられた形だ。【野倉恵】

 ◇経営者が実名で証言

 こうした社保事務所主導の不正は、保険料の徴収率を維持するために行われ、特に厚生年金は天引きのため「徴収率100%を前提に、事務所間の競争があった」(元職員)とされる。

 証言したのは、東京都千代田区の設計コンサルタント会社経営、相馬稔さん(52)。相馬さんの会社は95年、10月分の保険料などを滞納し、麹町社保事務所で一部を分割払いすると伝えると、職員に「一括で払えないなら厚生年金から抜けて」と言われた。社員と相談し、数日後に脱退を伝えると「滞納分は社長の報酬を減額して充てる。書類は作っておく」と説明された。

 同11月30日、社保事務所へ行くと、当時月93万円だった自身の報酬を94年7月まで1年4カ月さかのぼり11万円に訂正した「標準報酬決定通知書」が作られていた。この改ざんにより会社が支払う毎月120万円程度だった保険料は約14万円減って、計約230万円圧縮され、滞納分が相殺されたとみられる。

 この書類は複写式だが、控えは直接赤ペンで書かれ、筆跡は社長のものとは明らかに違っていた。また、実際の報酬は、当時の税務書類や決算報告では下がっていない。

 さらに、社員全員が厚生年金を脱退したことを示す「資格喪失確認通知書」も作られていた。社保事務所からの呼び出しより1日遅く出向いたため、書かれていた日付を自筆で訂正し、押印した。

 その後、相馬さんも社員も国民年金に入り、規模を縮小して仕事を続けた。厚生年金の加入義務はあるが、一度も指導はないという。相馬さんは「分割払いして加入し続けたかった。社保庁はこうした不正を認めるべきだ」と話す。現在は別の社保事務所に勤める当時の担当者は「話すことはできない」、東京社会保険事務局は「書類の作成代行はしたことがあったようだが、当時の資料がなく分からない」としている。

毎日新聞 2008年3月16日 東京朝刊
年金問題:給与水準改ざんの会社社長、
 民主会合で証言 社保庁は「調査中」


 滞納した厚生年金保険料を圧縮処理するため社会保険事務所主導で標準報酬月額(給与水準)を改ざんした問題で東京都内の会社社長、相馬稔さん(52)が1日、民主党の会合で証言した。社保庁側は会合で「事実なら適切な処理ではない」としながらも「この件は調査中。担当者に事情を聴く」と述べるにとどまった。この問題では、会計検査院も東京社会保険事務局を調査する方針だ。

 相馬さんの会社は95年に保険料を滞納したため、麹町社保事務所職員から脱退を促された。「社長の報酬を減額して充当する」と言われ、93万円だった自身の給与を1年4カ月さかのぼり11万円にする手続きをした。相馬さんは「これが社保事務所のシステムと思った。私だけの経験でないと思う」と述べた。

 議員側からは「国民年金の不正免除と同じ。全国調査すべきだ」との指摘が相次いだ。【野倉恵】

毎日新聞 2008年4月2日 東京朝刊

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■どうみても、氷山の一角だろう。■でもって、国会で答弁していた役人・大臣たちは、だれが対応したか、担当の役人を個人として特定している。だが、まだちゃんと事情聴取していないということにして、ごまかしていた。ありえん。■組織ぐるみ、そして、全国的というか、社会保険庁全体で、組織的にやっていたとしかおもえない。
■つまり、だれが、この社長さんに、こんなトンデモな対応をしたかが、全部わかりきっている。いらべなくても。だから、だれが 担当したかは、かれらにとってどうもいいことなのだ。

■わすれないでおこう。役人たちは、「この逆風さえしのげば、どうせわすれる」という、普遍的経験則にそって、時間かせぎしているだけだ。■メディアは、『毎日』以外なぜ、さわがない。政党は『民主』以外なぜ、ツッコミをいれない? 共産・社民はどうした?
■波状的に、そして しつこく、いつまでも、くいさがろう。■フェロシルトや、岐阜県庁裏金事件は、そうやって、権力が屈服した。

■ちなみに、「民主党」をちょっとだけみなおした。だが、あんたたちは、社民・共産より、巨大な野党として、充分な質問時間をかかえていたな。資金も豊富だよな。■だったら、アリバイ的に、自民と茶番をやらかすな。政争の道具として、こういった大問題を利用するな。


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