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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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取調べ可視化試行「一部だけ、無意味」…志布志元被告ら不満の声(読売・鹿児島)

取調べ可視化試行「一部だけ、無意味」
 …志布志元被告ら不満の声

 警察庁が3日、容疑者の取り調べの過程の一部を録音・録画(可視化)する制度を試行すると発表したが、2003年の県議選買収無罪事件(志布志事件)の元被告らからは不満の声が上がっている。元被告らは、取り調べの全過程の可視化を求めており、「一部だけの可視化は無意味」と批判している。

警察庁の発表では、試行の対象となるのは裁判員裁判の対象となる死刑・無期にあたる重大事件のうち、容疑者が強要や誘導されることなく、自発的に自白したかどうかの「自白の任意性」が公判で争われそうな事件。取調官が自白内容を容疑者に読み聞かせて、間違いないか確認する場面に限定して録音・録画するとしている。

 志布志事件で395日間拘置された元被告の県議中山信一さん(62)(志布志市)は「こんな可視化ならしない方がまし」と切り捨てる。事件では任意捜査の段階から強圧的だったとされており、中山さんは「自白させるまでの強引な捜査が問題で、任意捜査の段階から可視化しなければ意味がない。警察庁のやり方は、警察に都合のいい場面だけ証拠として利用しようということ」と指摘する。

 同事件で元被告の代理人を務めた山口政幸弁護士は「裁判員裁判対象の事件だけ録音・録画するというが、それでは志布志事件のような公選法違反事件は対象外になってしまう。これでは、再び同じような冤罪(えんざい)が生まれてもおかしくない」と話していた。

(2008年4月4日 読売新聞)


関連記事
【鹿児島県議選「踏み字」事件】 警察庁指針でも冤罪は防げない…元被告ら「可視化必要」
【企画・連載】 藤本明札幌弁護士会会長<5>(2006年7月7日)
【愛媛】 冤罪生まぬ捜査期待 (2008年3月24日)
【鹿児島県議選「踏み字」事件】 連載「見込み捜査」<下>「密室聴取 自白強要の温床」
【富山】 警視庁、取調べ一部録音・録画 全面導入望む声も (2008年4月3日)
日弁連の「可視化」とは隔たり 取り調べの録音・録画実施
2008.4.3 11:08【MSN産経ニュース】
 1次捜査権を持つ警察の取り調べの録音・録画開始が、3日の国家公安委員会に報告され正式に決まった。実施されるのは一部の事件での調書読み聞かせ部分などだけとなり、全過程の録音・録画で「可視化」を求める日弁連などとの意見の隔たりは大きい。

 吉村博人警察庁長官は、一般的に取り調べの録音・録画について「目的は2つある」と説明。不当な取り調べがないか監視することと、裁判員裁判で自白の任意性を立証に利用することだが、今回の一部録音・録画で目指すのは後者だけ。前者は、捜査部門以外が取り調べを監視する新たな施策で実現するとしている。

 これに対し、日弁連の「可視化実現本部」事務局長の秋田真志弁護士は「自白を強要されている場面を見つけるための可視化なのにナンセンス」と指摘し、今後も全過程の録音・録画を求めていくとしている。

------------------------------------------------
■旧ブログ時代から、再三「可視化」は、とりあげてきた。とりしらべ過程全体が録画・録音化され、裁判の証拠資料として保存されなければ、警察当局の編集作業(ごつごう主義的な「つまみぐい」)をさけられるはずがない。
■警察は、なにもわかっていないか、わかっていないフリをしているか? まあ、後者だろう。冤罪を問題視する弁護士や過去の被疑者(警察権力による被害者)たちが、信用するはずがない。


●「ニセの可視化(警察庁による「取り調べ適正化指針」)
●「強盗事件は、「おとり捜査」の対象なのか?
●Googleニュース検索「可視化
●『取調べ可視化 最前線
●旧ブログ「可視化」関連記事
●旧ブログ「志布志」関連記事
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埼玉県警:虚偽証言強要の疑い…供応買収事件、19人に

 統一地方選の埼玉県深谷市議選で二十数人を飲食接待したとして、市議の永田勝彦(67)と妻文恵(64)の両容疑者が公職選挙法違反(供応買収)容疑で埼玉県警に逮捕される事件があり、毎日新聞が接待を受けたとされる住民に聞いたところ、取材に応じた20人全員が「会費を支払った」と証言した。うち19人は「『会費は払っていない』という調書に署名させられた」と話し、中には、朝から晩まで連日聴取されたり、「払ったと言っているのはあなただけ」と言われたケースもあったという。県警が取り調べで虚偽の証言を強要していた疑いが浮上した。

 ◇深谷市議選・選挙違反
 両容疑者の勾留期限は28日で、さいたま地検の処分が注目される。

 県警発表によると、両容疑者の逮捕容疑は市議選告示前の2月中旬、深谷市内のレストランで、支持者二十数人に、票の取りまとめなどの選挙運動をする報酬として1人当たり数千円相当の飲食を提供したとしている。

 県警は4月下旬から出席者を任意で事情聴取し、「会費はなく、全額を市議側が負担した」として今月8日に両容疑者を逮捕。実際に提供された酒食の代金は1人当たり約4900円とみられる。

 出席者の相談を受けた白井正明弁護士らによると、会合には両容疑者のほか28人が参加し、事前の案内文には「会費3000円」と記されている。両容疑者も「会費を集めた」と容疑を否認している。

 毎日新聞が28人を個別に取材したところ、20人(うち2人は家族)が応じた。20人全員が会合当日または事前に会費を払ったと県警に説明したが、うち19人は主張が受け入れられず、聴取の1~5日ほどで「払っていない」との調書に署名したという。残りの1人は「会費を払った」と主張し続けているが、聴取は延べ12日に及んだ。

 「家計簿に会費の支出を書いていたのに、信じてもらえなかった」「子供を呼び出そうかと言われた」など、強引さを批判した。

 白井弁護士は「捜査側の想定した事実に適合しないと聞く耳をもたず、強引かつ執拗(しつよう)な取り調べで事実に反する供述調書が作成された」と批判し、18日付で県警に抗議文を送った。抗議文では、鹿児島県議選を巡る選挙違反事件で12人全員の無罪が確定した志布志事件に触れ「志布志事件に匹敵する事犯。可視化(録音・録画)による取り調べのやり直しを求める」としている。

 県警幹部は「休憩をとるなど適正な取り調べを心がける中、時間がかかった面はあった。住民がそう言って(否認して)いるから捜査はおしまい、というわけにはいかない」と話す。別の幹部は「着手(永田市議の逮捕)前に住民から話を聞き、ほぼ全員が『会費はなかった』と認めた」と話した。

 永田容疑者は4月24日に投開票された同市議選に無所属で出馬し当選。3期目。

 ◇供応買収◇
 投票や選挙運動の報酬として有権者に飲食などを提供する行為。公職選挙法は、3年以下の懲役・禁錮か50万円以下の罰金を科すと定め、接待を受けた側も対象になる。金額に関する規定はない。過去には、一部の会費を支払った場合でも実際の飲食費との差額分が罪に問われたケースもある。

毎日新聞 2011年5月26日 2時37分(最終更新 5月26日 3時17分)

埼玉県警:「うそ言えば帰れると思った」…証言強要の疑い
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110526k0000m040152000c.html
……

公選法違反容疑の市議夫妻を釈放…虚偽証言問題
読売新聞 5月27日(金)16時16分配信

 埼玉県深谷市議らが公選法違反(供応買収)容疑で逮捕された事件で、さいたま地検は27日午後、逮捕された永田勝彦市議(67)と妻(64)を処分保留で釈放した。

 支持者らを飲食接待したとして逮捕されたが、任意の事情聴取を受けた支持者側から「飲食代を払ったのに、『払っていなかった』とする虚偽の証言を強要された」として埼玉県警などが抗議を受けていた。

不当な調べ訴え町会議長自殺 福岡・川崎町

 28日午後1時半ごろ、福岡県田川市の林道に止めた乗用車内で同県川崎町議会の森元秀美議長(67)が倒れているのを田川署員が発見、死亡が確認された。車内に練炭の燃えかすがあり、県警は自殺とみている。公選法違反事件に絡み県警から連日、任意で事情聴取を受けていた。遺族によると、証言強要など不当な取り調べを訴えるメモが自宅に残されていた。

 県警は内部調査を実施、捜査に問題がなかったか確認するとしている。

 県警は4月の町議選に絡み、約10人に計数万円相当の食事を提供したとして、公選法違反の疑いで森元議長の支援者2人を25日に逮捕。森元議長から25~27日に事情を聴いた。

 遺族によると、メモは自宅の電話横に置かれ「取り調べ中に突然、私の口を上下に引き裂くような暴力的な事になり本当に怖かった」「毎日毎日が苦しい。証言強要を繰り返し、事件に結び付けようとしている」などと記されていた。取調官の名前も書かれていた。

2011/05/29 00:27 【共同通信】

<福岡>川崎町議長が自殺 選挙違反容疑で聴取「苦しい」
毎日新聞 5月29日(日)7時13分配信

 福岡県川崎町議会(定数17)の森元秀美議長(67)=7期目=が28日、同県田川市の車中で練炭自殺を図ったとみられ、死亡したことが県警などへの取材でわかった。森元議長の支援者2人が今月25日、4月の町議選で有権者に飲食接待をしたとして公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕され、これに関連して森元議長も27日まで連日、任意で事情を聴かれていた。

 発表などによると、森元議長は28日午後1時半ごろ、田川市猪国の林道にとめた車の中でぐったりしているのを、家族の届け出で捜索していた田川署員が発見。病院に救急搬送したが、同2時半すぎに死亡が確認された。外傷はなく、死因は一酸化炭素による中毒死。車内には練炭入りの七輪3個があった。

 森元議長の家族によると、同日午前9時ごろ、佐賀市に住む長男らに「ちょっと来てくれ。疲れた」などと電話があり、不審に思った家族が警察に相談、行方を捜していた。

 森元議長はこの日も午前10時から同署で事情聴取を受ける予定で、自宅の電話機の横にあったメモ5枚には「証言強要くりかえし、事件に結びつけようとしている。また今日も10時から苦しい」と書き残されていた。さらに特定の刑事を名指しし「取り調べ中に突然、私の口を上下にひきさくような暴力的な事になり、本当にこわかった」とも記されていた。

【荒木俊雄】

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