プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

イランへ「脅し使えなくなった」 英戦略研部長 (産経)

■親米保守というより、新米右派というべき媒体『産経新聞』が、つぎのような記事を配信する意義はおおきい〔リンクはウィキペディアにきりかえ〕。


イランへ「脅し使えなくなった」 英戦略研部長
2007.12.5 19:19
 米国務次官補代理として大量破壊兵器拡散防止(PSI)構想に携わった英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)のマーク・フィッツパトリック部長は4日、産経新聞に、米国家情報評価(NIE)イラン核兵器計画は4年前に中断されたとしたことで、「軍事攻撃の脅しは使えなくなった。ブッシュ政権はウラン濃縮活動を停止させるため圧力強化を望むだろうが、追加制裁も難しくなった」と述べた。発言要旨は次の通り。(ロンドン 木村正人)

               ◇

 通常NIEは機密扱いだが、今回、イランの核兵器計画の評価が大きく変わり政策決定への影響が避けられないため、広く知らせることが大切だとの情報機関の明確な意思決定に基づき公表された。リークではない。政治的意図もないと思う。

 イラン軍事関係者が核兵器開発停止についての不満を誰かに漏らすのを米情報機関が傍受したもので、他の情報で補強されている。イランのニセ情報に踊らされている恐れはない。国際原子力機関(IAEA)はスパイも傍受も電子情報収集も行えず、確度ではNIEの方がはるかに高い。

イランが2003年に核兵器計画を中断したのは2つの圧力が原因。第1に、IAEAが対イラン非難決議案を採択、国連安全保障理事会も制裁を決議するよう欧州連合(EU)が圧力を強めていた。第2に、米国がフセイン政権打倒のためイラク戦争を始め、イランは次は自分の番かもしれないと恐れた点がある。

 新情報でも出てこない限り、軍事攻撃の可能性はない。攻撃の脅しを外交のてこに使えなくなったブッシュ政権はイランを説得する別の選択肢を考えるべきだ。イランのウラン濃縮活動は継続しており、早ければ09年までに核兵器製造に必要な高濃縮ウランを調達できる状況に変わりはない。

 NIEは圧力が効いたことを明らかに示しており、米政府は濃縮停止のため圧力強化を望むだろう。ロシアや中国はNIEを協調的な手法が有効だとの根拠とみなし、3度目の安保理制裁決議は困難になった。米国が独自制裁を続ける一方、限定的にせよイランがIAEAへの協力を拡大するのが次善の策だと多くの国が結論付けるだろう。



「イラン核兵器開発中断」米大統領なお圧力 「武力行使」は後退
2007.12.5 09:29

 【ワシントン=山本秀也】米情報機関は、安全保障上の重大な懸念となってきたイランの核兵器開発が「2003年に中断された」との判断を示し、核兵器開発が継続中としてきた情報判断を修正した。4日記者会見したブッシュ米大統領は、核拡散の危険などを挙げて「イランは過去、現在、未来ともに危険だ」とイラン当局への圧力維持を訴えたが、「第3次世界大戦」の懸念まで挙げて論じてきた対イラン武力行使の選択肢は、この情報修正で根拠を失ったかたちだ。

 米情報機関は、イラクの大量破壊兵器に関する情報評価を誤り、ブッシュ政権を開戦決断に導いた苦い経験がある。4日付の米主要紙は、同じく誤った情報判断をもとにイランへの武力行使が決断される可能性があったことを論じたが、ブッシュ大統領は「(情報機関への)改革が機能した証拠だ」として、批判をかわした。

 3日摘要が公表された「国家情報評価」(NIE)は、イランの軍部が同政府の指示で03年秋まで核兵器開発を進めたことを「確信」する一方、国際圧力の下で、開発継続が政治、経済、軍事的に高くつくとのイラン当局の決断で、計画が同年のうちに、中断されたとの判断を打ち出した。

 これは、核兵器開発に対するイラン指導部の「決断」を指摘した05年の情報分析を転換する内容だ。今回のNIEは、今年半ばまでの情勢で「開発再開の動きがみられない」とした。

 ただ、イランがウラン濃縮活動の継続によって、10~15年に兵器開発に必要な高濃縮ウランを獲得する可能性には、改めて警鐘を鳴らした。

 ホワイトハウスで記者会見したブッシュ大統領は、「この報告はイランが(核兵器開発の)計画をもち、それを中断していることへの警戒信号だ」と述べ、政権の持論となってきた対イラン高圧姿勢は修正しない考えを表明した。

 とりわけ、イランが核兵器開発の技術を獲得している現実を挙げ、これが核拡散につながる事態に強い警戒感を示した。

 ブッシュ大統領は、イランの核武装が「第3次世界大戦」を招くといった刺激的な表現で、この10月にも強硬論を繰り返していた。軍事オプションを示唆する姿勢は弱まったかたちだが、国連決議に反するウラン濃縮などの核開発継続への追加制裁をめぐる議論を米側はなお維持する構えだ。

 AP通信によると、NIEの原本は100ページに上る詳細なもので、ブッシュ大統領は11月28日に説明を受けていた。情報機関高官は、同通信に対して、2年前の分析公表段階では、03年の開発中断を察知できなかったと説明していた。

-------------------------------------------
■しかし、ブッシュのおっさんが、これでへこたれるはずがない。


イランは依然として危険=ブッシュ米大統領
2007年 12月 5日 11:32 JST
 [ワシントン 4日 ロイター] ブッシュ米大統領は4日、米政府の国家情報評価(NIE)ではイランが2003年に核兵器開発を中止していたとされているものの、同国は依然危険であるとした上で、引き続き国際的な圧力をかける必要性を強調した。

 大統領は一貫して、イランが核兵器を製造しようとしていると主張していたが、NIEの分析でこの見方が覆されたことについて、米国の信頼性が打撃を受けることにはならないと反論した。

 大統領はホワイトハウスでの記者会見で「イランはこれまでも現在も危険である。核兵器製造に必要な知識を得れば将来も危険になる」と述べた。

 イランに対する軍事行動の可能性については「すべの選択肢がテーブルに上っている」と述べたが、イランの核開発問題の解決では外交努力を続ける方針を示した。



イラン大統領、米NIE評価で自国の核開発の「勝利」と
テヘラン(CNN) 米情報機関が3日、イランが2003年に核兵器開発を中止し、同国の脅威を当面、後退させた「国家情報評価」(NIE)最新版を公表した問題で、イランのアフマディネジャド大統領は26日、イランの核開発の「勝利」と宣言した。

訪問先の同国西部イーラム州からのテレビ演説で表明した。イランの核開発問題で米国がこれまで示してきた主張が「安っぽい諜報(ちょうほう)」に基づいていたものであることを見せ付けたと述べた。

ブッシュ米政権はイランの核開発は軍事転用を狙っていると主張。イランは民生目的と反論してきた。イランは国連安保理の決議を無視してウラン濃縮を続行、安保理常任理事国5カ国とドイツは米国の働き掛けで3本目の制裁決議の検討に踏み出している。

ただ、NIEの新たな評価は、この決議の取りまとめ作業に影響する可能性がある。


この中でブッシュ米大統領は4日、NIE評価に関連し、イランが依然、国際社会にとって脅威であると強調。イランが核兵器製造に必要な知識を保有している限り、国際社会にとって脅威であり、今後も脅威になると主張した。




スポンサーサイト

<< 「道具」じゃなくて、凶器でしょ(大相撲のリンチ体質) | ホーム | トヨタ社員の過労死が名古屋地裁で認められる(不条理日記) >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。