プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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しのびよる疾走者の恐怖=自転車の「とおりみち」8

■旧ブログ:自転車の「とおりみち」シリーズのつづき。といいたいところだが、実際には、睡眠不足のうえに 大量の雑務をこなしたための疲労で、まとまった文章がかけそうにない。■なので、今晩、ひさしぶりに あじわった さむけを、おもいだしながら、みじかめのを…。

■旧ブログがシリーズ化したのは、電動アシスト自転車の功罪という文章だった。■そこでは、中年のオバさまたちに、かなり意地わるな視線で、つぎのような文章をかいた。

……
■高齢者や育児中の層が、電動アシスト自転車で移動することは、なにも問題ないし、むしろ「福音」といってよい。■しかし、「時速24km以上では補助はなくなる。外国から日本国内に輸入される電動アシスト自転車の多くは、こうした制約が科せられていないものが」おおいといった記述を逆によめば、高齢者でも時速20キロ以上を簡単にだせてしまうことを意味する。■このような「アシスト」をえた中高年が道交法の趣旨というか、良識をわすれて疾走することになれば、元気な自転車のり(中年女性にもたくさんいるが)の現在の横暴に、あらたな参入者がくわわるということになりかねない。
■つまり、「自分たちは障碍者に準じた存在として、電動アシストを利用している」という明確な自覚がない層は、いわゆる「シニアカー」や「電動車椅子」などとちがって、「はしる凶器」になる危険性がでてきたのだ。……

……
「わかいころの自転車感覚で歩道の真ん中を疾走すること」は、充分ありえる。■実際、「この層の身体能力・認識能力では、急に歩行者とでくわしたときに、ケガなしですむことは、まずありえまい」といった速度で、「くだりざか」の歩道の疾走する中高年男女は、めずらしくない。■「電動アシスト自転車」の利用者のばあいは、さらに、ゆるい「のぼりざか」でさえも時速20キロ前後で前方の歩行者に急接近ということになる。ハラナは、おともなく、急接近してわきをすりぬける中年女性の「電動アシスト自転車」に、ハッとさせられることが、急にふえたと感じる。■身の危険と、歩道環境がさらに悪化したこと、両方で問題を感じる。

■もちろん、一見もっとも危険なのは、わかい男性たち、とりわけ中高生男子の暴走である。おそらく、高齢者をはねとばす重大な人身事故の大半も、かれらが主役だろう。■しかし、ハラナ自身は、一度も人身事故をめにしたことがない。つまり、かれらの一見無謀で危険きわまりない「暴走」ぶりは、かなりの程度、「有事対応」の「想定内」なのだとおもわれる。■しかも、かれらが「電動アシスト自転車」歩道でのりまわさないかぎり、「のぼりざか」を、きもをひやすような速度で、おいぬいていくようなことは、ありえない。■そういった、なみはずれた脚力のわかものは、トレーニングなどで、ヘルメットをかぶって車道をロードレーサーなどで疾走しているはずなのだ。■そのような競技者系は、歩道などにまずあがらないし、あがっても紳士・淑女的に、メリハリのついた安全運転にきりかえるだろう。■そうでない元気なわかものは、少々いきをきらしながら、サドルからこしをうかして、ゆっくりと のぼってくるものだ。■両者とも、危険なことはない。

■ハラナが、中高年の「電動アシスト自転車」の利用者の増加を心配するのは、①オトもなく背後から急接近する車両が、「のぼりざか」でもあらわれたこと。■②その利用者のおおくは、不意の「であいがしら」という遭遇や、前方の歩行者の予想外のコース変更、歩道にひそんでいた予想外の障害物などに即応できるような、身体能力・判断能力をもちあわせていないだろうこと。■③「のぼりざか」という自然の障碍ゆえに、自転車移動をあきらめていた層が歩道通行を前提に大量に参入し、歩道の過密さ・安全水準を急速に悪化させかねないこと。■④従来自転車移動をあきらめていた層は、これまでも充分危険な走行をくりかえしてきた中高年層より、一層身体能力・判断能力でおとり、しかし「電動アシスト」という助力によって、処理能力以上の移動能力をもつという、危険性をかかえていること、である。
■高齢者の自動車免許に準じた、歩道内での安全対策を講ずるべきだろう。

■歩道は、自転車のものではない。自転車は、窮余の一策として「まがり」しているにすぎない。体力・判断能力に自信があるものは、車道の危険性を冷静に判断しつつ、なるべく車道にでるべき存在だ。■対して、中高年、とりわけ「電動アシスト自転車」にてをだしたい層が、歩道をとおるのは、いたしかたない。■しかし、本来歩行者に「そこのけ、そこのけ」がゆるされない身分である以上、「ちいさく」なっているべきだ。
……

-------------------------------------
■この文章は、2年ちかくまえの文章なのだが、意外に電動アシスト自転車はふえた印象がない。当然、当時は非常に心配だった急増にともなう危険増大も、おきていない。■どうも、価格が一定以下にはさがらないために、比較的裕福な層しか、てをだしていないようなのだ。■そして、「中の上」ぐらいのオバさまがたが、おのりになるということは、それなりに 「うしなうべきもの」をおもちなわけで、はしたない のりかたは、なさらないと(笑)。おかげ、わきをすりぬけられて、「ヒヤッ」とすることは、ごくマレにしかおきない。

■やはり、依然として、「ヒヤッ」とさせられるのは、時速30kmは優にこえている「暴走自転車」だ。■さかみちでも時速20kmぐらいの猛者(ヘルメットをかぶったロードレーサー)たちは、車道を時速40km以上で疾走しているから、実に安全。■しかし、したは中高生から(ときに小学校高学年から)、うえは60前後の「紳士淑女」たちまで、ようは、幼児・学童と高齢者以外の老若男女の一部は、確実に歩道を爆走・暴走する道路交通法違犯の常習者だ。

■いや、ハラナ自身、道路交通法はしばしばやぶっている。片手運転はしょっちゅうだし、カサもさす。歩道を徐行運転なんぞも、こんでいないかぎりしない。酒気おび運転なんてザラだ(笑)。■しかし、ベルとチャリチャリならしたり、オトもなく しのびよって、つむじかぜのように歩行者のわきをとおりぬけたりはしない。■というか、ハラナの自転車には、チャリチャリならす装置がついていないし、つける必要など感じない〔「自転車のベルの存在理由は?=自転車の「とおりみち」3」〕。■ベルをならして 歩行者にどかせるとのか、機械オイル不足で、ブレーキがギーギーなる状態は、うるさいだけでなく、運転者の品性をうたがわせる行動であって、あれをやらかす「紳士・淑女」たちの神経には???だが、そういった オトの暴力をやらなけば、あるいは、物理的にケガをさせるような衝突をしでかさねばいいかといえば、そうではなかろう。「オトもなく しのびよって、つむじかぜのように歩行者のわきをとおりぬけた」だけで、充分な精神的暴力だ。
■いやぁ。「ヒヤッ」とするというより、「ゾッ」と、せすじがこおるぞ。■ハラナは中年のくせに、体力っていうか、耐久力には ちょっとだけ過信ともいうべき 自負がある。自転車で、不意に うしろからつっこまれても、しにはしないだろう。おおけがは するだろうが、一応うけみはとるだろうし(学生時代やっていた武道は、このときだけは役だつ)、てもつけずに、顔面ダイブなんてことは、絶対ないと自信がある。■しかし、しょってる ノート・パソコンやデータは、パーだな。こまめに、メモリーやらウェブ上に重要なデータを全部外部化していない ズボラな ハラナのばあい、それで数か月分の努力が水泡に帰したりするだろう(汗)。■あるいは、ぶらさげていた清酒や泡盛やワインは、悲惨な高音を発しながらクラッシュするだろう。■こんなの、「弁償」っていったって、意味ないわけだ。だって、かんがえてもみろよ。①数週間はいたむだろう全身、②もうけっしてもとにもどらないデータと、かえばそれで復旧にはならないパソコンの さまざまな蓄積、③疲労・ストレスの 発散と、ひそやかな ゆうげの たのしみである、アルコールが、象徴的に こな微塵にくだけちる 気分のわるさ。……
■疾走する歩道暴走自転車部隊たちは、ハラナが急に 半歩みぎに 路線変更する、って事態はかんがえなんだろうか?■それでも、絶対によけきれる、って絶大で、ゆるぎない自信があるのだろうか? 到底そうは おもえないんだな。

■とかいているうちに、引用以外だけでも結構な分量になってしまった(笑)。

●「自転車の「とおりみち」」(旧ブログ「シリーズ」初回) 
●「慣性の法則/制動距離/強者の論理」 (02/24)
●ウィキペディア「日本の自転車
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事故発生らしい…

電動アシスト自転車、モーター止まらず転倒事故
7月30日18時52分配信 読売新聞

 自転車大手「ブリヂストンサイクル」が製造販売した電動アシスト自転車で、ペダルを踏むのをやめてもモーターが回り続け、乗っている人が転倒してけがをする事故が起きたとして、消費者庁は30日、消費者に注意を呼びかけた。
 同庁によると、事故が起きた自転車は「アシスタファイン」。今月6日、埼玉県の70歳代女性が、モーターが回り続けるのに驚き飛び降りた際、転倒し骨折した。
 同じ電動部品を使用するヤマハ発動機「PASスマイル」、宮田工業「グッドラック」も含め、同様の重傷事故がほかに7件起きており、3社は2007年5月から、計22万台をリコール(無償の部品交換)しているが、約9万3000台が未対応のままだという。

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■ハラナがいだいた危惧は、あくまで、いい気分になってしまう、潜在的「暴走族」の問題だった。■つまり、モーターが誤動作して、暴走するといった事態は想定していない(笑)。これは、意外に深刻な問題かもしれない。「電動アシスト」を必要と感じる層というのは、脚力・持久力だけではなくて、反射神経なども、いまいち感があるからこそ、購入を決断するわけだ。脚力・持久力・反射神経をかねそなえた、たとえば中高生のオニイチャンたちには心配無用な課題を、電動という動力で加勢しようという システムであることは、あきらかだ。■ということは、機械が誤動作したときの、瞬時の対応も、絶対にうまくいくはずがない。ヘンなたとえかもしれないが、心臓ペースメーカーなみに、誤動作を防止する必要があるような気がする。それができないなら、「アシスト」なんて、すべきじゃない。■だって、技術が便利なら、みんな たよるにきまっているし。

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「北京と東京 自転車で走り比べると…」(加藤徹)=自転車の「とおりみち」9

■旧ブログからつづく、自転車の「とおりみち」シリーズ。「しのびよる疾走者の恐怖=自転車の「とおりみち」8」のつづき。 ■中国文学専攻...


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