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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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婚活に疲れ切った人が集まる病院とは?「婚活疲労外来」の気になるケアプラン(ダイヤモンド・オンライン)

婚活に疲れ切った人が集まる病院とは?「婚活疲労外来」の気になるケアプラン
ダイヤモンド・オンライン8月11日(水) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合

 「婚活ブーム」が到来して久しい。しかし婚活は、理想の相手に巡り会い、合意に至るという結果が得られなければ、際限のない出会いを繰り返さなければならない。いわば、終着点のない漂流が続くとも言える。

 さらに婚活とは、人生を懸けた一大勝負でもあるだけに、相手から断られると、全人格を否定されたような失望感を味わうことさえある。そのため、その活動のさなかに疲弊し切ってしまい、心身の不調をきたす人も少なくないというのだ。

「拒絶」に対する不安、恐怖、抑うつの症状が現れ、ネガティブな思考に陥ったり、他にも過敏性大腸炎のような疾患を患うこともあるという。

 そういった症状に対し、専門的なメンタルサポートを行なっているクリニックがあるのを、ご存知だろうか。精神疾患全般を治療する河本メンタルクリニック(東京都墨田区)がそれだ。「婚活疲労外来」という診療外来が、本当に存在するのだ。

 この外来のスタートは、昨年12月。もともと同クリニックには、うつ病患者が多かったのだが、婚活の動向によって病状に揺れが起こることがわかり、同院は「医療的な受け皿が必要」と考えた。

 そこで、「婚活疲労外来」の開始に踏み切ったのだが、患者には生活全般において「ネガティブな認知」に陥る症状が多いほか、とりわけ夕方に寂しい感情が強く出現する「悲哀感」などの症状も多いそうだ。

 担当するのは、当医院の顧問を務める小野博行医師。1984年、東京大学医学部医学科を卒業後、東京大学医学部附属病院分院神経科に入局。うつ病の臨床研究・治療のエキスパートとして、かつて東京芸術大学の保健管理センターに勤務し、准教授を務めたキャリアも持つ。ちなみに、河本メンタルクリニックの河本院長は東大分院神経科時代の後輩に当たる。

 同クリニックには他にも、「離婚後うつ病サポート外来」や「ネガティブ・スパイラル外来」といったユニークな診療分野もある。保険診療のほか、自費診療も行なっているので、「精神科への通院を他者に知られたくない」と考える人にも安心だ。

 このように、様々な情報や価値観が錯綜する現代において、人の心を癒す精神科医の存在は、ますます重要なものとなるだろう。配偶者にまつわる様々な営みの中で、かくもシビアな精神的混乱をきたす時代。こういったクリニック外来の出現は、現代の「生きにくさ」を強く象徴する現象とも言えないだろうか。

(田島 薫)

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過労うつなど 労働災害系への対応や、産前産後の女性への 心理的ケア・サポート、美容整形身体醜形障害への 心理的ケア・サポートはもちろん、不妊治療に ともなう 心理的ケア・サポートも、もっともっと、人材・予算が さかれないと、まずいだろう。■その点でいえば、「婚活ブーム」などは、メディアと、一部の研究者が 過剰にあおりたてた不安の産物=集団ヒステリーであって、個別に 対応をくりかえしても、あまり意味がないとおもう。


「少子化の原因は非正社員の増加のみにあらず。未婚者を増加させる社会構造の変化にある」――東京大学・佐藤博樹教授インタビュー ← ■分析も対案も まったく凡庸。だけど、問題の所在を整理するうえでは、実に有益。

①「今増えているのは「常用非正規」のほうで、これが全体の9割を占めている。…経営環境の「不確実性」が増大するなか、企業は中長期的な見通しが立たないと、正社員を雇えなくなった。彼らは、いざというときに雇用調整が難しい正社員の数を、できるだけ絞り込もうとしている。そして人手が足りなくなった分を、常用型の非正社員で補っているのが現状だ。景気の良し悪しとは関係なく、これは継続的なトレンドとなっている」
②「なぜ非正社員は結婚が難しいのか?
 大きな理由の1つに、女性が男性に求める年収の水準が高すぎて、男性とのミスマッチが起きていることが挙げられる。今は経済環境が悪く収入が伸びないため、女性はなおさら夫に高収入を求める傾向が強い。これでは、非正社員の男性はなかなか結婚相手を見つけられない。
 もう1つは、「結婚はしても子どもができると生活が成り立たない」と考えて、結婚に踏み切ることができないカップルも少なくないことだ。夫婦共に非正社員の場合では、産前産後休業や育児休業を取得して、仕事を継続することが難しい職場環境も、結婚や出産を躊躇する大きな要因」


③「収入や雇用機会が安定している正社員が結婚・出産しやすいかといえば、そうでもない。大企業のホワイトカラーでも、未婚者が増加傾向にある。つまり、未婚化を促進している要因を、非正社員の増加だけで説明できるものではない」

④「結婚していても子ども持つことや、あるいは2人目の出産を躊躇しているカップルでは、妻が仕事と家庭の両立に悩んでいる場合が多い。働きながら子供を生んで育てる女性も増えているが、「保育園が足りない」ことや、「夫が長時間労働で子育てにかかわらない」ことなどが、出産を選択する際の壁になっている」

⑤「顕著なのが「未婚化」と「晩婚化」だ。日本は結婚しないと子どもを生みづらいし、結婚しても出産の時期が遅くなれば、1人は子どもを持てても、2人目の出産の可能性が低くなる」

⑥「80年代後半以降、職縁での結婚は減り続けている。理由の1つは、女性総合職が増えて、女性が継続就業を志向し、働き続けるようになったためだ。退職と新規採用による以前のような男女の継続的なマッチングの機会として、職場は機能しなくなった。…職場の人間関係は「仕事だけ」のドライなものへと変わった。セクハラやパワハラが問題視されるようになったこともあり、「部下の恋愛や結婚など個人的な領域には干渉しないほうがよい」と考える上司も…
…80年代前半まで日本人の多くが結婚できたのは、実は積極的に出会いを求めていたからではなく、職場が出会いの機会を作り、上司や先輩が結婚を後押ししてくれていたからだった。それが今や、職場は男女の出会いの場ではなく、結婚を後押ししてくれる人もいなくなった。結婚に関する社会的な年齢規範もなくなった。…
 最近の若者の「コミュニケーション能力」や「人間関係構築能力」の低下も、男女の出会いや恋愛のへの移行を難しくしている…
 こうした結果、本人が会社の外に積極的に出て男女の出会いの機会を探し、自分で相手を選択し、自分で結婚の時期を選ぶことが求められるようになった。
 しかしそうした行動には、時間とコストがかかるだけでなく、精神的な負荷も大きく、それができない人が少なくない」


⑦「未婚化の背景には、地縁・職縁結婚に代わる新たな出会いの場が生まれていないことがある。にもかかわらず、未婚者の多くは「いつかよい相手に出会えるだろう」と考え、社会構造の変化に気がついておらず、危機感を感じていない」←■デタラメ。感じているから、あせって「婚活」に はしっているわけだし。

⑧「「子ども手当て」にせよ「公立高校無償化」にせよ、現在の少子化対策は、主に結婚しているカップルを対象にしている。…しかし、夫婦の出産や子育てを手厚く支援して子どもの数が増えても、一方で未婚者が増え続ければ、少子化は解消しない。また、保育サービスの拡充が遅れていることも問題だ。…前述のように、より深刻な問題は「未婚化」のほうだ。現在の政策ではそれにほとんど対処できないため、少子化対策としては不十分だ。
 とはいえ、結婚するか否かはあくまでも個人的な問題であり、政府や自治体が政策的に関与できる部分が小さいことも事実だ。未婚化対策における政策の革新が求められる点」
←■要するに、フランスのように、婚姻関係にない、シングル・カップルが 不安なく育児できる制度ができればいいという、本質的問題を、なぜか さけている、実に保守的な認識。

⑨「日本でこのまま未婚率が上がり続ければ、将来「単身社会」が到来することになる。そうなれば、配偶者も子どももいない単身者は、1人で両親の介護に忙殺されることになるだろう」←■デタラメ。「両親の介護」を 「一人っ子」が になうという結果と、ある個人が 配偶者・コドモをもたないという結果とは、因果関係上、なんら無関係。■前者は、社会の福祉水準の ひくさが 少子化と 介護の個人的負担というかたちで 一個人へと矛盾が凝集する構造の産物であり、後者は、さまざまな理由で、性的パートナーをもたない(もてない)とか、養子をとらないなどで、家族を形成できない構造の産物である。■両者を ごっちゃにすることは、因果関係がない諸現象が同一空間に混在するという現実を分析できずに、あたかも同一現象であるかのように誤解している証拠。東大で社会科学を講じている研究者も玉石混交であるという無残な現実の証拠ともいえる。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

タグ : 安全

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コメント

こんばんは~
ハラナ・タカマサさん、はじめまして。

へ~そんなのあるの全然知りませんでした!

でもこんな方法をもあるということを記事で紹介していますので、
よろしかったら見に来てください^^

心を込めて応援します。

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