■右翼の一部は、あきらかに政治屋であり、ロコツに「敵の敵は味方」的に ひよりみ主義に はしることは、漢民族周辺の少数民族への加担とか、敗戦後の対米姿勢、ソ連解体後の対ロシア姿勢にロコツであると、再三のべてきた。■以下の、「醜悪」な文章も、ごく例外的とはいえ、この日本列島の政治意識の一端を象徴している。賛同する市民も、100万人レベルではおさまらないかもしれない。
「台湾の声」【八月六日】広島の「赤の広場」
E-Magazine User 2010/08/09 11:04
【八月六日】広島の「赤の広場」
西村真悟の時事通信より転載
昨八月六日、広島を見てきた。
平和公園は、「赤の広場」だった。
この広場で、毎年八月六日、コミンテルン日本支部と中国共産党の期待をいっしんに受けて、我が国の内閣総理大臣と広島市長が如何にアホかを世界に発表する。
本年も、発表した。
その発表場所には、「安らかにお眠りください、過ちは繰り返しませんから」という言葉が石に刻まれている。
この前にくる総理大臣と広島市長は、過ちを繰り返しっぱなしだ。
唯一の被爆国だから、非核三原則を堅持し、アメリカの核の傘から離脱する、だと。
公衆の面前で、恥ずかしくないのか、馬鹿も休み休み言え。
広島の「赤の広場」にこの発言が流れた本年は、中国共産党の高笑いが特に大きく響いていたことだろう。
この場でしゃべった総理大臣が、中国共産党の核爆弾は、友好友愛の核であるという前提で勝手に武装解除宣言をしているからである。中国からは大歓迎。日本人からは想像を絶する無責任。
さらに、アメリカは、苦笑いして首を振ったことだろう。
何故なら、この総理、アメリカの核の傘はもう無いのに、まだ有ると無邪気に思いこんでいるからである。この馬鹿は、アメリカの大統領が、ロサンジェルスが核攻撃を受ける危険を冒して日本を守ると未だ信じている。
こともあろうに被爆地において、この二つの間違った前提で、大まじめにしゃべる者を何と言えばいいのだろうか。
アホもしくは馬鹿としか言いようがないではないか。
六日の午後、この愚者の祭典が終わった後の被爆地を歩いた。
原爆ドームの横で、核廃絶の署名運動をしている一団がいた。また、川の向こう岸ではインディアンの衣装を着た数名の男が太鼓をたたいて奇声をあげて踊っている。何故、マイクで大音響の奇声を被爆地で流しているのか、感覚が分からない。
また公園内には、腕に安もんの入れ墨をした毛唐が女の子を連れて歩き回っている。そして向こうの原爆資料館の前あたりでは、赤旗が乱立しマイクのアジ演説が響きわたっている。
その喧噪の中で、多くの人々が静かに並んで馬の鞍型の慰霊碑に合掌していた
。
その慰霊碑を暑さにうな垂れた花輪が取り巻いていた。正面は、例の○○の総理大臣や衆参議長や各県知事の花輪。側面は、日本共産党や左翼系労働組合の花輪。
この「赤の広場」と化した地に、嘗て住んでいて被爆し亡くなった人々のことを偲んだ。この方々は、
昭和天皇が終戦の詔書で「敵ハ新タニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ、惨害ノ及フ所真ニ測ルベカラサルニ至ル」とある如く、天皇が「無辜」と呼ばれた人々である。
この方々は、自分たちの死が、このような左翼の祭典に利用されていることを知れば、いかばかりご無念であろうか。
この祭典こそは、慰霊碑の碑文にあるように、自分たちが「無辜」ではなく過ちを犯し悪いことをしたので原爆が落ちたという東京裁判史観・自虐史観のうえに繰り広げられているからである。
即ち、この碑文つまり東京裁判史観こそは、無辜に過ちを犯した者という冤罪をかぶせることによって、無辜である自分たちに対する原爆使用を容認しているからである!
一九七七年、ソビエトのヨーロッパに向けて実戦配備された中距離核弾頭ミサイルSS20に対抗してNATOがパーシング!)核弾頭ミサイルを実戦配備しようとしたときに、ヨーロッパにはそれに反対する「反核市民運動」がわき起こった。しかし、ソビエト崩壊後に判明したことは、この「反核運動」が、ソビエトが仕組んだ工作によって起こされていたということである。
よってこの広島の「赤の広場」の行事も、我が国に対して核弾頭ミサイルの照準を合わせて実戦配備している国の工作によって成り立っている。
「赤の広場」の偽善と喧噪から離れ、広島城内の護国神社に向かった。しかし、午後六時からの「ふたたび、ヒロシマの平和を疑う!」集会開会の時間が迫ったので、護国神社参拝をあきらめてリーガロイヤルホテル広島の会場に入った。
この集会は、日本会議広島が主催して、昨年に引き続き八月六日に開催された
。
講師は、昨年に続き「危険人物」の前航空幕僚長の田母神俊雄さんである。
田母神さんの講演に先立ち、「赤の広場」の式典では読まれない「もう一つの平和宣言」が朗読された。
その次に、札幌医科大学教授で、初めて中国のシルクロードにおける核実験から生じたウイグル人七五万人殺害という大惨害を摘発した高田純氏の緊急提言がなされた。
この「もう一つの平和宣言」こそは、若い女性の清き魂からほとばしる凛とした声によって読見上げられた尊い日本人の魂の叫びとして会場に響いた。
この宣言は、「ここに眠る皆様に謹んで申し上げます」と始まり、「六五年前のあの日、火事を避けて太田川の河原で見た現実はこの世のほかの風景でした」と続いた。
そして、被爆20日後の記録にある、誰も泣かず、感情を抑え、黙って死んでいった人々や、水を飲み握り飯を頬ばってはっきりと名を告げて息を引き取った少年勤労学徒の情景を述べたうえで、「あなた方はどんな貴族よりも高い精神の中にいたのですね・・・原爆はあなた方の心にまで届かなかったのです。私たちはそれを誇りとします。」と死者に呼びかけた。
そして、「宣言」の最後は次のように結ばれた。
「私たちはまだ、あなた方に『安らかに眠ってください』といえる資格がありません。
今の私たちには、世界と溶け合った古の心に源流をもつ、その賞賛すべき高い
精神を必ずしも受け継いではいないからです。
しかし、私たちは忍耐を持って理不尽な死を迎える直前、『兵隊さん、仇を取ってください』と言われた人のことを忘れません。
あなた方は今もなお、私たちと共にあります。どうか見守ってください。あなた方の高き心が私たちの精神に満たされたとき、そして継続する努力が日々の平和を繋ぐことができたとき、私たちの仇討ちは終わります。
その暁には、改めてあなた方に申し上げるでしょう。『安心してお休み下さい。過ちは繰り返させませんから』」
宣言の文章の格調の高さと、朗読された若き娘さんの魂の清らかさが心に響いた。
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)---------------------------------------
■事実誤認や ごつごう主義的な取捨選択・歪曲等、自覚的できていない対米従属への屈辱感と追従意識とか、いちいち指摘・批判はしない。時間のムダだから。
■しかし、この気色わるい「亡霊」のようなイデオローグを、すこしも ゆるぎなく論破できる人物がどのぐらいいるだろう。さほど、おおいとはおもえない。■この卑劣で品性のかけらもない政治屋は、弁護士資格をもち、過去には何度も国会議員として、議場で暴言をはいてきた。要するに、かれの知性を、市民の弁護活動に適当であると、法務省等がみとめたのであり、選挙民が自分たちの政治意思を代表する人物として大量投票したのであり、そして、いまだに、すばらしい人士として、このように 配信する政治団体があるという事実は、厳然としてのこる。■こういった人物を育成したのが、戦後民主主義だったという、無残な現実を直視しなければならない。最近のわかものが、格差社会のなかで絶望して右傾化したとかいわれるが、それはことの真相の一面でしかなくて、こういった人物は、脈々と再生産されてきたのである。
■公立学校では、制度上不可能にちかいだろうが、「
新しい歴史教科書」「
わが闘争」などと同様、こういった事実誤認・歪曲にみちた 悪質な文書を素材として、徹底検証する 歴史授業があって、しかるべきだとおもう。■実際には、私立学校にも、こういった蛮勇というか、批判するための素養と勇気をもちあわせた教員は、ほとんどいなさそうだ。そして、それは、ほかの教科と同様、すべて、教員養成課程としての大学教育の水準の現実なのである。
■かりに左派の相当部分が「愚者」であるというにしても、それは、右派がとなえるような、ニセ科学としての地政学にもたれかかった エセ現実主義に賛同しないからではない。自派の政治利害のために、偽善・欺瞞を、延々さきのばしにして、火中の栗を一向にひろわないことによって、ジリ貧傾向の ドロぬまに ズブズブハマりこんでいる現実から、めをそらしていることだろう。■それは、愛国や国際連帯をうそぶきながら、自派の政治利害をカムフラージュしてきた、右派・保守派と、ちょうど対称形をなしている。おたがいが、カガミにうつった ふたごなのである。■両派に距離をおいた層の一部はきづいている。単なる左右アレルギー層は、ダメだけれど。
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メディアの品格と読者層の知性
産経 2010.11.13 21:55
APEC開催に合わせ、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)が13日、尖閣問題などで中国政府に抗議するデモ行進を横浜市内で実施した。神奈川県警によると、会議が取り上げる貿易自由化などに反対するグループも含め、市内ではこの日、計9団体が集会やデモを実施。約4千人が参加したが、大きな混乱はなかった。
「頑張れ日本」のデモに先だって行われた集会では、多くの日の丸が掲げられ、「中国の拡張政策」に反対する意見が聞かれた。集会後、参加者らは横断幕やプラカードを掲げ、「尖閣を守れ!」などと訴えながら約3キロを歩いた。
埼玉県富士見市の男性会社員(44)は妻(35)とともに参加し、「(中国漁船衝突の)映像流出の原因は政府。政治が間違った方向に行くのを見ているだけではなく、国民の意思を示したい」と話した。
↑ あたかも、4000名が「頑張れ日本!全国行動委員会」と同様に反中国的意識をもったデモ隊だったようにきこえるが、デモの実態は、以下のとおり。貿易自由化に反対する左派系や農業関係者など、反中国とは基本的に無関係なグループが、連合することなく、別個にデモを展開しただけではないか?
右派勢力のさわぎかたの方向性が、あたかも正論であるかのように喧伝するメディアと、これに疑問を感じとれない購読者層。
APEC横浜:厳戒の市内で4000人デモ /神奈川
APEC首脳会議に合わせて、APECに反対したり、尖閣諸島や人権問題を巡り中国に抗議するグループなどが13日、横浜市でデモや集会を実施した。県警によると、9団体計約4000人が参加。厳しい警備態勢が敷かれ、市内には物々しい雰囲気も漂った。
自由貿易の拡大に批判的な市民らでつくる「いらない!APEC横浜民衆フォーラム実行委員会」は、市中心部をデモ行進し、約500人(主催者発表)が参加した。「貧困を作り出すAPECはいらない」などと声を張り上げ、会議場のパシフィコ横浜の間近を通る場面も。市民団体「『いらない!APEC』神奈川の会」の宮崎俊郎さん(49)は「首脳にアピールできた」と話した。
在日チベット人と支援者らでつくる「在日チベット人コミュニティ」も同市中心部をデモ行進し、138人(同)が参加。「チベットに自由を」などと訴えて回った。【木村健二、吉住遊】
毎日新聞 2010年11月14日 神奈川版
↑ と同時に、全国紙が1紙だけでしかも地方版にしか紙面をさかないこと、APECに反対する市民が結構いることをしらせたくないのか? それとも、中国に政治手的配慮をしているのか? 右派も右派だが、リベラルもねえ。
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