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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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長期保存向きのメディアは? 大事なデータの上手な保存法(R×Rランキンレビュー)

HDUSBメモリDVD
2010.06.17
長期保存向きのメディアは? 大事なデータの上手な保存法

 業界大手のソニーが生産終了を発表したことで、30年近い歴史の幕を実質上おろすことになった3・5インチのフロッピーディスク(FD)。1枚のディスクに約1・4MB(2HD規格)という容量は、今では何とも心もとない限りだが、発売当時は「百科事典(のテキスト)が1枚に収まる!」なんて売り文句があったほど魅力的なものだった。

 ところで。こうした記録メディアの進化を見ていると「今、保存しているデータも、いつかは読み出せなくなるのでは?」と不安に思う人もいるだろう。確かに、現在FDドライブがあるパソコンを探すほうが難しいことや、メディア自体が劣化・故障することを考えれば、永久保存したいデータは、定期的に新タイプのメディアに記録し直す、という処置をとるのが賢明だろう。

 ただし、その際に注意しておきたいのが、データを記録するメディアの選び方だ。まず、長期保存用にもっとも不向きなメディアがハードディスク(HD)。日常的に使うHDの場合、3~5年程度で故障するともいわれている。続いて不向きなものが、USBメモリSDカードといった、フラッシュメモリ型のメディア。意外と知られてないが、フラッシュメモリ型のメディアは、データの読み書き回数に限界があるのだ。となると、残るはCDやDVD、ブルーレイなどの光学系メディア。こちらは確かに、HDに比べれば長期保存に適している。汚れをよくとり、直射日光の当たらない、適温で適度な湿度を保った環境であれば、100年程度の保存が可能、といわれている。

 最後に。写真やテキストデータの長期保存法として、もっとも実用的なテクを紹介しておこう。それは、プリントアウトして実体化しておくこと。プリンタや紙の質にもよるが、デジタルデータと違い多少劣化しても内容の判別ができるし、なによりハードの進化と無縁、という点が強力な強みとなる。電子書籍の時代到来とはいえ、保存に関してはまだまだ紙に一日の長があるのかもしれない。
(石井敏郎)

記録メディアの歴史
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■ふるいところでは、うでどけい、電卓、あたらしいところでは、ケータイだが、技術革新のはやさは驚異的。■しかし、重要な点は、そういった加速度的な「進歩」が、こころや カラダの しあわせには直結していない点だ。すくなくとも、収納能力がふえるほど、整理・取捨選択がヘタになるように、記録媒体の能力を加速化させればさせるほど、ヒトの整理能力はおちそうだ。

■それと、数百年といった次元でいうと、紙という素材が意外にしぶとい記録媒体だということ。
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コメント

役割を終えた、FD

記事を拝読しました。パソコンが普及し始めたころは、フロッピーディスクを随分使いました。本当にお疲れ様でしたといいたいところです。

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