プロフィール

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

裁判員制度の致命的欠陥 (その2)=<裁判員裁判>強姦致傷→強姦で起訴 被害女性の意向で回避(毎日)

■先日かいた「裁判員制度の致命的欠陥」の関連記事。


<裁判員裁判>強姦致傷→強姦で起訴 被害女性の意向で回避
5月25日2時31分配信 毎日新聞

 南日本で今年、女性が性的暴行を受け、けがをした事件で、検察側が被害者の意向に沿い、裁判員裁判の対象となる強姦(ごうかん)致傷罪でなく、裁判官だけで審理される強姦罪で容疑者を起訴していたことが、被害者側関係者の話で分かった。昨年8月には別の強姦致傷事件で、被害者側が裁判員裁判で審理されるのを避けるため示談に応じ、容疑者が起訴猶予処分になっていたことも判明。専門家からは性犯罪を裁判員制度の対象から外すべきだとの指摘も出ている。

 性犯罪被害者が裁判員に被害などを知られるのに不安を訴え、容疑者がより軽い罪で起訴されたケースが明らかになるのは初めて。

 法定刑に死刑か無期懲役がある罪は裁判員裁判の対象となる。強姦致傷罪は「無期または5年以上の懲役」だが、強姦罪は「3年以上の有期懲役」で対象にならない。

 被害者の相談を受けた弁護士らによると、強姦罪での起訴となった事件では、女性が顔見知りの男に暴行され軽傷を負ったとされる。女性は、検察官から強姦致傷事件は裁判員裁判で審理されると聞かされ、「裁判員の中に、知人や今後かかわりそうな人がいるかもしれない。被害者と分かるのは絶対に嫌だ」と訴えた。検察側は女性の意向を酌み、強姦罪で起訴する方針を示したという。被告の男は、裁判官だけによる裁判で実刑判決を受け、控訴している。

 一方、別の事件で示談に応じた被害女性は、元交際相手から暴行され負傷したとされる。元交際相手は強姦致傷容疑で逮捕されたが、被害女性は検察官から裁判員裁判になると告げられ、「プライバシーに配慮するが、守られるかどうか絶対とは言えない」と説明されたという。

 当時は東京地裁で第1号裁判員裁判が開かれた時期で、詳細が報道されていた。女性の不安は大きく「一般市民の裁判員に事情を知られたくない」と示談に応じ、元交際相手は起訴猶予となった。

 2件ともに容疑者は被害者の知人。相談を受けた弁護士は「加害者が顔見知りだと被害者が特定される可能性が高まり、不安はより大きくなる。泣き寝入りしないためにも被害者が裁判員裁判か裁判官裁判か選べるシステムを検討すべきだ」と指摘した。【長野宏美】

【関連ニュース】
<関連記事>裁判員制度1年・市民の判断は:/3 性犯罪事件とプライバシー
<関連記事>性犯罪:市民団体が裁判員制度評価「プライバシー配慮を」
<関連記事>見えない傷:性犯罪と裁判員裁判/上 被害者と加害者
<関連記事>見えない傷:性犯罪と裁判員裁判/下 否認事件での証言
<関連記事>質問なるほドリ:裁判員、辞退の割合は?
最終更新:5月25日2時31分

--------------------------------------------
■前回は、裁判員にえらばれてしまった層のかかえこまされるリスクについて とりあげたが、当然、原告というか、刑事事件の被害者にも、裁判員制度は、ハイリスクな制度だ。■とりしらべ過程自体が「セカンドレイプ」となりかねないことが、弁護士周辺からずっと問題視されてきたのだが、加害者の気配・存在感を意識しながら、検察官・裁判官などのまえで状況を反復させられることは、3度目の精神的屈辱なわけである。そこに、被害者の関係者が裁判員にまぎれこむことを完全に回避できるのか? 地裁が 基本的に地域のものであり、裁判員と被害者が職住いずれかで接近していることは充分予想できたわけで、やはり制度的欠陥というほかない。まえから指摘されてきたことだけど。

■でもって、殺人事件等の重大犯罪だけでなく、性犯罪も、女性をはじめとして、裁判員となることが精神的重圧になるひと、トラウマになりかねない層が当然予想されるし、第一、異性である男性が裁判員としてはいりこむこと自体、被害者が男性(たとえば少年)のばあいだって、いやなはず。■裁判にふみきったんだから、ふっきれたんだろうというのは、感覚マヒした連中の発想。
スポンサーサイト

テーマ : 刑事事件・裁判関連ニュース - ジャンル : ニュース

タグ : 安全 警察

<< 新型インフルエンザ騒動の怪47=元厚労省新型インフル対策推進室メンバー座談会(日経メディカルオンライン) | ホーム | 【転載】 高江座り込み住民弾圧裁判5/26(水) (辺野古浜通信) >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。